重量挙

【重量挙】第42回東日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会 覇権奪回へ見えた課題

第42回東日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会
2014年7月5日(土)~6日(日)
上尾市スポーツ総合センター

全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会(インカレ)の前哨戦とされる今大会。これまで対抗戦の出場経験がない選手が多く起用され、インカレに向けて各自の力を試す場ともなった。法大は2つの階級で優勝者を出すも、本番で実力を出し切れない選手が目立ち、今後の課題が明確となった。

20140707 weightlifting 01
自己新記録での優勝に笑顔の赤松(中央)

試合結果

団体成績

大学名順位総得点
日大 優勝 162点
中大 2位 126点
早大 3位 120点
法大 4位 107点
日体大 5位 104点
明大 6位 91点
平成国際大 7位 55点
立大 8位 40点

個人成績(丸数字は順位)

選手名階級順位総得点スナッチクリーン&ジャークトータル
山城聖也 69kg級 5位 13点 91kg⑤ 122kg④ 213kg
黒佐 仁 62kg級 7位 8点 95kg⑦ 130kg⑤ 225kg
平仲浩也 85kg級 優勝 22点 130kg③ 162kg① 292kg
新海裕輝 8位 5点 116kg⑧ 150kg⑥ 266kg
赤松哲郎 94kg級 優勝 24点 135kg① 171kg① 306kg
金城吉永 6位 9点 121kg⑤ 146kg⑦ 267kg
奥瀬大輔 105kg級 6位 10点 128kg⑥ 163kg⑤ 291kg
比嘉翔矢 +105kg級 3位 16点 125kg⑤ 175kg③ 300kg

戦評

 出場8選手中5選手が対抗戦初出場となった今大会は「得点に執着しないで対抗戦をした」と平良朝順監督。主力選手にはさらなる成長の場を、初出場の選手 には経験を積ませるという意図の下に選手たちを起用した。インカレを見据え、対抗戦の場でいかに力を発揮できるかが問われた。

 初日の軽量級は全体的に成功率が悪く、記録に伸び悩む選手が多く見られた。スターターは56kg級の山城聖也(キャ4)。当初出場が予定されていた及川 佳将(キャ1)よりも調子が良かったことを買われ、補欠からの出場を果たす。クリーン&ジャーク(以下ジャーク)では2本目までを順調に成功させるも、自 己ベスト記録更新が懸った3本目の125kg。クリーンまでは形をつくるもそこから踏ん張り切れず失敗。表彰台には及ばなかった。二番手は対抗戦初出場と なった62kg級の黒佐仁(文2)。しかし、スナッチは2本目に失格を取られると3本目も挙げられず、ジャークも最初の1本の成功のみに終わるなど、成功 率に課題が残った。
 85kg級には平仲浩也(法3)と新海裕輝(キャ2)が出場。新海も黒佐同様、ス ナッチ、ジャークともに最初の1本のみの成功に終わり、悔しい結果となった。平仲はスナッチで3位とやや出遅れるもジャークで巻き返し、4月の全日本学生 選抜大会に続く優勝を飾る。だが「今は自分のベストが出せないで(優勝)できてしまっている感じなので、しっかりベストを出して優勝したい」と決して満足 した様子を見せることはなかった。今後はより確実性の高い試技が求められる。

 2日目は重量級の選手たちが奮闘を見せる。特筆すべきは94kg級に出場した赤松哲郎(キャ2)。今年度はここまで出場した大会いずれも2種目制覇の完 全優勝を果たしているが、どちらも全く同じ記録での優勝。記録の伸びが課題となっていた。スナッチでは前大会までと同じ135kgを2本目までに成功させ ると、目標としている140kgに3本目で挑戦するも失敗。しかし、ジャークは2回目の試技までに優勝を確定させると、最後の試技では6kgと大幅に重量 増加した171kgを設定。これを見事成功させ、ついに念願の170kg越えを達成した。「ジャークは調整がばっちりだったので、挙がると信じてやった」 と腕の力を強化し、自信をつかんでいたという赤松。同階級の実力者・大井雅治(中大)に16kgという大差をつけての優勝となった。ジャーク、トータルで 自己新記録を更新し、表彰台の最も高い位置から笑顔をのぞかせた。

 赤松と同じ94kg級の金城吉永(文2)はけがの影響もあり、本来の力を出し切ることできず6位に終わる。続く105kg級では、奥瀬大輔(法2)が表 彰台はならずも自己ベストを更新した。特にジャークでは公式戦で初めて160kg台を成功。トータルの記録を5月の全日本選手権から9kgも伸ばし、今後 に期待を抱かせる内容となった。+105kg級の比嘉翔矢(人2)は両種目ともに最初の1本の成功に終わるも、3位で表彰台へ。ジャークでは他と圧倒的な 差で1、2位を占めた日大の選手と競い合う場面も見せた。しかし、練習では挙げられた180kg台を挙げられず2位の選手にトータルで35kgの差をつけ られ、上位との差を痛感する結果となった。

 「日頃練習でやっていることができないというのは悔しい」と平良監督が語るように、練習時の重量を本番では成功できない選手も多かった今大会。本番の雰 囲気にのまれず力を発揮できるかどうか、メンタル面も課題だろう。また、昨年インカレ王者の日大は、主力選手が数多く出場し多くの階級で表彰台に輝く。 162点という圧倒的な得点で優勝を飾った。日大に対抗するためにも、各選手が自己新記録を上げていくことが必須だ。
 明るい材料もある。本人が監督に志願し出場が決まったという平仲、赤松が実力を出 して優勝。「平良、平仲、赤松の3本柱を軸に軽量級にも頑張ってもらいたい」と、平良監督は今回は温存したエースの平良勇祐(営3)とともに、チームの核 になるよう期待を述べた。彼らが今後、安定した試合を展開すれば対抗戦で確実な得点源として期待ができる。
 インカレまでに残された時間は約5ヶ月。前半の大会を終え、取り組むべきことは見えた。覇権奪回を目指す法大の戦いはこれからが本番だ。(熊谷優)

監督・選手のコメント

平良朝順監督

―大会の総括をお願いします
4位ということでしたが、個人(の結果)はともあれ団体戦なので3位にはなろうかな と、メンバーを交換したときには思っていました。そういうことからすると、目標としていた結果よりは悪かったと。軽量級でもう少し成功率を良くしないとい けなかったなと思いますね。ですがその中でも今日(2日目)の階級で優勝して自己新記録を出した選手もいたので、そういう点では良かったと思います。

―2年生を多くメンバーに起用されていましたが
5月の個人戦が終わった時点で、東日本対抗戦は11月の対抗戦に向けて監督としては テストしたいと伝えました。出てもらいたい選手を使いましたし、いきなり本戦(インカレ)で(対抗戦を)経験したことのない選手を起用するとなると少し心 配だったので、この機会を“テスト”としました。やはり全日本インカレがメインで、それに向けて色々試したいこともありましたので、そういうことで起用し ていました。日大が強いのはもう分かっていましたが、メンバーを交換した時点で中央も良い。早稲田、明治、日体とは接戦になるなと思いました。得点に執着 しないで対抗戦をしているので(団体結果については)仕方ないと思います。その代わりに試した選手があまりうまくいっていなかったり、うまくいったりで。 うまくいかなかった方が多いですね、起用した選手の成績が思うようにいかなかったです。監督としてはそういうような意向があって使ったとしても、選手とし ては大きな大会だし緊張もしたんだろうなと思います。(今後)やることも鮮明に見えてきたので、そういう意味では良かったです。部員も4位だったからと いって落ち込んだりもしていないと思いますが、逆に言えば発奮材料にしてほしいですね。温存した選手もいるわけですし、(結果を)無駄にはしたくないで す。それなりの意義はあったと思います。ただ、日頃練習でやっていることができないというのは悔しいですね。調子が良くて、練習場で自己新記録出した選手 もいましたし、もう少し(本番で)挙げても良さそうなのが挙げられなかったというのは反省しないといけないです。もっと日頃の練習で力をつけて、日大のよ うな戦い方とまでは言いませんが、自分のベスト記録を(本番で)挙げるというのは試合で有利に運ぶということになりますので、あと5か月でなんとしても学 生たちと相談しながら力づけをして、自己ベスト記録を引き上げていくということをしたいです。

―優勝した平仲・赤松両選手について
平仲については4月の選抜で優勝していましたしこの大会は出なくていいとなりました が(本人が)出たい、と。(スナッチ)140kg、(ジャーク)170kgをリベンジしたいと言っていたので、じゃあやろうと。練習では目標記録をクリア していたので今回はうまくいくかと思っていましたが、なかなかうまくいかなかった。対抗戦は点取りゲームなので、1番になったことは、記録は置いておいて 良かったですね。赤松についても4月、5月と優勝しましたが、彼も自分の中で140と170というのを意識していたものの、それが2つの大会ではできな かったので、「なんとしてもやりたいので出させてください」というので「じゃあいいよ」と。本当は94kg級の他の選手を試したかったのはありましたが、 エースをさらに盤石のエースに育てる、力の弱い選手を引き上げるのもそうですが、強い選手を押し上げるというのも試合にはあります。核となる選手がいると 周りも心強くなりますしね。そういう意味では、赤松は今回スナッチの140kgを失敗しましたけども、本人としては手ごたえがあったと言っていました。 ジャークについては自己新記録を出したので、今回で大分手ごたえをつかめたかなと思います。あと5kgずつぐらい挙げてほしい。力があるので、エースに なってほしいですね。平良、平仲、赤松―この3本柱を軸に、軽量級にも頑張ってもらいたいです。あと+105kgの比嘉と今回出ていない山本。彼らも奮起 しないと日大には逆立ちしても勝てそうにないので、5か月間の過ごし方ですね。勝てない相手だったら最初からやらなきゃいいですけど、絶対どこかにチャン スがあると思います。

―今回の大会は、力のある選手をさらに伸ばし、チャンスを与えた選手に自信をつけさせる、という2つの意図で臨まれたということでしょうか
(後者には)伸びてほしいし、雰囲気を味わってほしい。これだけやっても雰囲気にの まれて力を発揮できないというのはこれまで何度もあったので、そういう意味では東日本ではインカレで(出場の)可能性がある選手を用意して、慣れさせる。 なおかつ、調子が良ければ自己新記録を出して自信をつけさせる。そういうような場に私としては設定していました。繰り返しになりますが、東日本では何が何 でも勝とうという設定はしていないので、(順位は)そんなに気にしていないです。ただ、“テスト”といえ負けるというのは学生たちにしたら悔しいことで、 じゃあそこで何をするかというのを今回でつかんでくれていたらいいなと思います。

―今後に向けて
今日までの前半を振り返って反省点を反省します。インカレに向けて、基礎体力をまずやって、5か月間しっかり頑張って今年のインカレは奪還したいと思います。
 

山城聖也

―今日の試技を振り返って
全部で4本挙げることができたので、成功率を挙げることができたという点においては良かったです。しかし、勝負どころの一本を取れなかったので、そこは今日反省しなくてはいけない部分であったと思います。

―スナッチについて
他の選手が88㎏で終わっていたので、まずは確実に点数を取るためにスタートを1㎏ 下げて挑みました。前大会ではスナッチで記録なしとなってしまったので、フォームを修正してきました。自分の中ではそういった取り組みがいい感じに仕上 がってきています。今日はいつも取れていなかった3本目も取れたので、自分のこれまでの取り組みがいい方向に進んでいることを確認できました。

―ジャークの最後の試技は惜しくも挙げられませんでしたが
最後の125㎏は、これまでの試合で何度か挑戦している重量なのですが、今までは立 つことができなかったんです。でも今日はしっかり立ててジャークまで持っていくことができました。最後に少し焦りが出てしまって失敗してしまったのが悔し いです。あの場面で取れていたら、トータルでだいぶ上の順位に食い込むことができたので、もう少し練習していかないといけないと感じました。

―試合前に意識していたことは
監督に指定された重量を挙げるためにその先の重量のことなどは考えず、目の前の1本に集中するようにしました。

―前の大会を終えてから、新たな取り組みなどはされていますか
フォームの改善です。補強を伸ばして基礎力を高めたり、フォームを補うための種目などを取り込んでいます。これまで自分は持ち上げるときに思いっきり後ろにそる形だったのですが、知人から「フォームが(自分に)合っていない」と言われて、足でしっかり支えて上に持っていくというやり方に変えたら、すぐに良い結果が出ました。今まであまりセットで取れなかった重量もとれるようになりました。

―今日のコンディションはどうでしたか
今日は悪くなかったです。

―今回は大会前の調整がうまくいったということでしょうか
今回は僕は補欠という形で、及川が代表として出る予定でした。でも、1週間前になっ て及川よりも自分のほうが調子が良かったので、急遽出場することになりました。1週間前に代わったので、調整らしい調整はあまりしていなのですがむしろそ れが良かったのかもしれません。あまり意識しすぎずに試合を迎えることができました。

―今日見えた課題は
勝負の1本の場面をしっかり決めることです。そのために普段の練習で重い重量を挙げて自分に自信をつけていきたいです。

―試合前に意識していたことは
監督に指定された重量をしっかり挙げるために、目の前の1本に集中しました。

―前大会を終えてから変えた取り組みなどはありますか
フォームを直したり、補強を伸ばしたり、練習種目を増やしたりしました。今までは持 ち上げるときに思いっきり後ろに反る挙げ方をしていたのですが、知り合いの方に「そのフォームはお前には合っていないんじゃないか」と言われて、直しまし た。反るのではなく、足でしっかり支えて挙げるという形に変えました。変えてからすぐに結果が出てきて、今までセットで取ることができなかった重量もすぐ に挙げられるようになりました。

―練習種目を増やしたということですが、具体的には
練習の時には5~8セットのメニューをみんなこなしているのですが、個人戦が終わってから、この大会までの間は倍の練習をこなしてきました。

―今後の意気込みをお願いします
前大会の結果が悪すぎて、今回のレギュラーを及川を取られてしまったのですが、そういう状況からなんとか巻き返して、奪い返せたので良かったです。今後は監督にもっとアピールして信頼してもらえるように、普段からの練習でしっかり高重量を取っていって力をつけていきます。
 

黒佐仁

―今日の試技を振り返って
いつも試技の時に肘が曲がるのですが、その癖を意識しても直らなかったので、やはり 練習からもっとそのことを意識してやらないといけないと思いました。減量の仕方も悪かったと思います。全体的に体が重かったですね。コンディションは悪 かった訳ではないですが、力不足だと思います。

―久々の公式戦出場となりましたが
団体戦ということで個人戦とは違う雰囲気で緊張しました。聞こえる声援とかも個人戦に比べて多くて、良い感じでした。

―今大会で得た収穫や課題は
やはり種目の練習を今までの何倍もすることがこれからの課題です。

―今後の抱負を
全日本のインカレに出場できるように頑張っていきたいと思います。
 

平仲浩也

―今日の試技を振り返って
また最悪です。本当に悔しいですね。スナッチではベスト的にはすごく上なので、当た り前のような重量をまた落とすという。最近ずっとこういうのが続いているので、自分の中でもどういった練習をしたらいいのかも(悩んでいて)、色々改善し て強くはなってきていますが、それが試合に出せないという感じで不甲斐ないです。もう少し良い試合をしたいなというのは前から思っていますが、それができ ないので「どうしてなのか」と思う試合でした。

―悩んでいる中でアドバイスを求めたりなどは
色々な人に聞いていて、昨日の夜も監督さんに電話するくらいです。どういったモチベーションで臨んでいったら良いかとかを聞いたりしていたので、自分の中では「(今回は)いけるかな」と思ってもまたこのような結果になってしまったので、だめですね。

―今年に入って2度目の優勝となりました
嬉しいですけど今は自分のベストが出せないで(優勝)できてしまっている感じなの で、しっかりベストを出して優勝したいです。東日本なら優勝できていますが、西にすごい人がいるので、(自分の)ベストを出してもギリギリ勝てないと思う ので、その人に勝つためにも東(の大会)でもその人と戦っているイメージでやっていきたいなと思いますが、ベストを出しても勝てないのにベストを出せな かったらボロ負けという感じなので、今はインカレまでにその人に勝てるようなモチベーションと練習をしたいです。インカレで優勝しないと本当に勝ったこと にはならないので、今までの優勝も嬉しいですが、インカレで優勝という形にしたいのであまり喜べないですね。(西の大学の選手というのは)金沢学院大学の 久米選手です。自分の高校の先輩ですが、全日本でも表彰台に上がるほどの強さなので、その人を倒せれば自分の中でも道が開くかなと思うので、インカレで勝 ちたいという気持ちはずっとあります。でもこのままだと勝てないので、本当に頑張らないといけないです。

―スナッチの3本目を挙げれば2種目制覇でした
そうではありますが、1本目を取れていないので。1本目を取れた方が監督さんも強い 戦いができると思うんですよ。要は(1本目を取れないと)相手に合わせるような試合になってしまうので、やはりスナッチで差を付けるために3本ともしっか り取っていかないとと思います。今回3本目を取っていたとしても(2位と)1kg差です。(1本目が取れていれば)2本目で(他の選手より)1kg上に いって、3本目で差を付けるという試合になるので、楽な試合にするためにもスナッチで1本目を取りたいという気持ちはあります。

―ジャークの最後は成功していればトータル300kg越えでしたが、今そのあたりは意識されていますか
あまり今回は意識していませんでした。前回までは300kgを越えたいとすごく思っ てやってはいましたが、300kgを取っても正直あまりレベル的には嬉しくないですね。久米さんは全日本のときに失敗を重ねても(トータル)308kgと かなので、勝つには309kgを目標に置きたかったです。

―今後に向けて
相当考えないと試合で安定感が出てこないので。昨年はお盆休みのときに沖縄で昨年の 4年生たちと一緒に練習をして、重量挙が強かった人に色々教えてもらって(その後)インカレでも良い結果が出たので、今年も沖縄でしっかり考え直していき たいと思います。そこで一から練習のリズムとかもつかんで、東京に戻ってからも試合につながるというのをずっとやろうかと思います。沖縄で考え直します。

 

新海裕輝

―今日の試技を振り返って
ふがいない結果に終わってしまって悔しいです。

―スナッチについて
1本目の記録だけしか残せなかったので、悔しいです。そのあとの重量は取らなければいけない重量だったのですが、取ることができなくて非常に残念です。

―ジャークについて
最初に150㎏を挙げられたことは良かったです。2本目で失敗してしまったのですが、しっかり切り替えて最後の1本に挑んだのですが、2回目を同じような失敗の仕方になってしまいました。自分でもどうしてかよくわからないです。

―今日のコンディションは
試合前から全然挙がらなくて、調子が悪かったです。なんとか切り替えようと思って、調子がいいと自分に思い込ませようとしたのですが、だめでした。

―調子が悪かった理由として考えられることは
3月から5月くらいにかけてはどんどん成長していたのですが、最近は伸び悩んでいて調子の波が下降気味なので、そのギャップに苦しんでいます。

―大会前まではどのような練習を中心に行っていましたか
スクワットを中心に取り組んでいたのですが、それが影響してひざを少し痛めてしまいました。この前の大会より、自分が納得できるまで練習できませんでした。

―今後の課題は
けがをせずに練習を続けられる体を保てるようにしていきたいと感じました。

―今後の意気込みをお願いします
今大会がふがいない結果に終わってしまい、サポートしてくれた方たちに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。期待に応えるためにも今回の悔しさをばねにして、これからさらに頑張っていきます。
 

赤松哲郎

―今日の試技を振り返って
前の試合も調 整とかはいつも悪かったんですが、今回は(それが)ばっちり決まって自分にも自信がついたので、今日はいけると思っていました。スナッチの方は練習を詰ん でいなかったので思った通りにはななりませんでしたが、ジャークは調整がばっちりだったので挙がると信じてやったら、自己新記録を出すことができました。 いつもより体調も良くて体もばっちりだったので、今回は挙がるなと思っていました。

―ジャークでは目標とされていた170kg台を成功させましたが
それは結構嬉しいです。いつも何かしらやっても取れなかったので、今回取ることができて良かったです。

―2位と16kgと差をつけましたが
思ったより大井さん(中大)が挙がらなかったので、あとは自分の試技をするだけでした。自信を持って挑めたので今回は良かったと思います。

―今年はここまで記録の伸びがあまりありませんでしたが、今回は記録を更新してでの優勝です
自分は腕の力が弱いので、前回の全日本個人が終わってから(練習を)積んできて、段々腕の力がついてきました。クリーンはできてもいつもジャークの方が挙がらなかったのですが、ジャークのさしの強さが上がってきて、自分の自信につながりました。

―今後に向けて
今回はスナッチで140kgを取れませんでしたが、手ごたえは今までよりかは良いので、来月までに練習中で確実に取れるようにして、インカレまでには今よりも10~15kg上(の重量)を取れるようにしたいと思います。
 

金城吉永

―今日の試技を振り返って
勝負どころで取れなかったので反省しないといけないです。

―初めて対抗戦を経験して
初めて団体戦ということで戦い方がこれまでと違ってぎりぎりの戦いだったので、難しかったです。厳しかったですね。

―いつもより記録が上がらないように思えましたが
ベストの(記録より)かなり下で、ジャークも20kg以上も下でした。できて当たり前の重量だったので、調子が悪かったですね。けがをしてしまって(調子が)挙がっていないので、治して次に頑張りたいです。

―今後に向けて
11月のインカレで試合をしたいので、けがをしっかり治して、赤松に負けないようにやっていきたいと思います。

 

奥瀬大輔

―今日の試技を振り返って
ジャークは自己新記録を取ることができましたが、対抗戦なので6本(全て)成功でき なかったのが悔しいです。スナッチの2本目で感覚的には軽かったんですが、しっかり我慢してスナッチを引くことができなくて失敗してしまって、本当ならば 2本目で成功して3本目を130kg以上やらせていくというのが監督さんの予定だったのですが、2本目で落としてしまってそれができなかったのですごく悔 しいです。

―対抗戦ということでこれまでと違った戦いになったと思います
初めて団体戦に出させていただいたんですが、個人と違って自分のやりたい重量をやる というだけでなく、個人のときももちろん大切ですが、1本1本の試技に対する重みが違いました。点数を1点でも多く取るというのが団体戦の重要なところで すが、先程言いましたように2本目で落としたというのが、取りこぼしてしまったのが悔しいです。

―前回の大会より記録が大きく伸びました
5月の大会のときはジャークで自分のベストを取れなくて少し低い結果に終わったので、トータルは前回より9kg上を取ることができました。ですが、やっぱり6本成功できなかったのが悔しいというのが一番あります。

―何か特別に取り組まれたことはありますか
自分の弱点であるジャークで、クリーンは軽くてもさしで失敗してしまうので、それを しっかりやっていったり、足をもっと余裕を持てるようにバックスクワットをしました。ただ重たいの(重量)をやるだけではなく、どこを使っているというの を意識して、他には上体のトレーニングをたくさんやりました。

―ジャークが弱点とのことですが、その中で3本成功したというのは
少しは慣れてきたのかなと思いますが、まだまだ3本目もぎりぎりでした。今日の3本目でやった重量を次の大会ではスタートにできるくらいに、上体と下半身を交互にやっていきたいと思います。

―今後に向けて
今の段階では(インカレに)選ばれることは多分ないと思いますが、まだ可能性はなく はないので、練習を詰んで対抗戦に選ばれたいです。今年の目標はスナッチ140kgのジャーク170kgですが、もっと早い段階でできるようにしたいで す。そうすればきっと選ばれると思うので、けがをしないように頑張ります。
 

比嘉翔矢

―今日の試技を振り返って
今日はだめでしたね。1本ずつの成功だったので、全然だめでした。

―初めての対抗戦に臨んで
団体では1位にはなれないと思っていましたが、予想以上に点数が取れなくて悔しいですね。

―3位という結果について
 まぐれ3位みたいな感じですね。

―スナッチ、ジャークともに1回ずつの成功だったが、コンディションの方は
(コンディションは)良かったですが、力みすぎたかもしれません。

―日大の1、2位の選手に対しての印象は
元から強いのでジャークだけでも最後に絡めればいいと思っていましたが、全然だめでした。

―ジャークの2回以降185㎏に挑んだのは、上位の選手に対抗しようという意図があったのでしょうか
挙げられたら結構良いなと思っていましたが結局失敗してしまって。挙げられなかったら意味がないですね。(180kg台は)練習ではできましたが、試合ではできなかったです。

―今後に向けて一言
やっぱり試合に弱いですしスナッチとかもまだ弱いので、強い選手とも絡めるようにしたいです。

 

フォトギャラリー

  • 20140707 weightlifting 01自己新記録での優勝に笑顔の赤松(中央)
  • 20140707 weightlifting 02補欠からの出場となった山城
  • 20140707 weightlifting 0362kg級の黒佐
  • 20140707 weightlifting 04平仲(中央)は今季2度目の優勝
  • 20140707 weightlifting 0585kg級に出場した新海
  • 20140707 weightlifting 06金城は思うような結果が残せなかった
  • 20140707 weightlifting 075月の大会から記録を伸ばした奥瀬
  • 20140707 weightlifting 083位に入った比嘉
 

 

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