重量挙
 
 

【重量挙】第60回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会 3日目 わずか2点及ばず、2年連続準優勝で終幕

第60回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会
2014年11月28日(金)~30日(日)
さいたま市記念総合体育館

優勝の可能性を残して迎えた大会最終日。法大は+105kg級のエントリーを、けがにより山本翔也(法4)から比嘉翔矢(人2)に変更。自身も負傷を抱える中健闘し3位入賞を果たした。しかし、総合得点で日大に2点差と僅差で優勝を奪われ、悲願の日本一奪還を果たすことはできなかった。

敗退が決定し、うなだれる比嘉

試合結果

個人成績

選手名階級成績総得点スナッチクリーン&ジャークトータル
山城聖也 56kg級 記録なし 2点 91kg⑦ 0kg 0kg
雨宮賢 62kg級 3位 19点 114kg② 142kg③ 256kg
篠原航平 69kg級 2位 20点 120kg② 152kg② 272kg
平良勇祐 77kg級 1位 24点 134kg① 167kg① 301kg
平仲浩也 85kg級 2位 21点 140kg② 164kg② 304kg
赤松哲郎 94kg級 1位 24点 146kg① 175kg① 311kg
木野英 94kg級 3位 17点 131kg③ 170kg④ 301kg
比嘉翔矢 +105kg級 3位 16点 136kg⑤ 180kg③ 316kg

総合成績

順位大学名得点
1位 日大 145点
2位 法大 143点
3位 九国大 125点
4位 中大 115点
5位 金学大 83点
6位 日体大 73点
7位 明大 70点
8位 関大 54点
9位 平国大 33点
10位 立命大 20点

戦評

 優勝の可能性を十二分に残して迎えた大会最終日は、日大が2人の選手が出場する105㎏級から始まった。スナッチでは、同階級国体2位でジュニア日本記録を持つ田中(九国大)が実力を発揮し、2位の日大持田に20㎏差をつけて1位。クリーン&ジャーク(以下ジャーク)もこのままの流れで続くと思われたが、持田が圧巻の試技を見せこの差を逆転し、体重差でまさかの1位。トータルでも同様に体重差で制し、合計23点を獲得する。もう一人の渡辺こそ10点にとどまったが、なによりこの活躍が勢いを日大にもたらしてしまった。法大としては、傾きかけた流れが一気に奪われたといえるだろう。

 そして迎えた最終+105㎏級。法大は山本翔也に変わり比嘉翔矢が出場。優勝へ向けてのプレッシャーがかかる中で比嘉はスナッチの1本目を成功すると、順調に2本目も成功する。しかし3本目の141㎏を挙げることができず、種目5位に沈む。ジャークでは最後の望みにかけて奮起し、1本目で180㎏を成功させ種目3位を確定させる。その後は185㎏、186㎏と、種目2位を目指し負傷を抱える中で果敢に試技に挑むが失敗。一方日大は村上が圧巻の6本成功、ジュニア新記録樹立で完全優勝し、多田もそれに続く21点獲得で得点を伸ばすことになった。

 そして結果発表。続々と大学名が読み上げられ、法大は最後から2番目にその名が告げられた。2点差での2位――。圧倒的な差をつけられての敗戦だった昨年と違い、最後の最後まで可能性が残っていただけに選手たちの悔しさは一入だ。

 今大会をもって、4年生は法政大学重量挙部を去っていく。失格で終わってしまった山城聖也(キャ4)。直後の62㎏級で悪いムードを断ち切り、チームに光をもたらした主将の雨宮賢(営4)。大けがを負い十分な調整が行えない中で大健闘した木野英(文4)。そして、出場できない悔しさを持ちながら、セコンドとして必死に比嘉を支えた山本翔也。彼らの意志は後輩たちが伝統共に引き継いでいくだろう。
 「日大に3連覇はさせない。来年こそは日本一を奪還する」。大会後、平良朝順監督はこう語った。ここから一年間、悔しさをかみしめる日々が続くだろう。4年生たちの悔しさを晴らすため、そして、再び法大が頂点に立つため。法大リフターたちの戦いは早くも始まっている。(佐藤康平)
 

監督・選手のコメント

平良朝順監督

―大会を振り返っての感想を
初日の56㎏級での失格がすべてですね。結果的には1位の日大と2点差の2位ということで大接戦に見えますが、最後の+105㎏級ではどうしても越えられないような日大の2枚看板がいたわけですし、そこまでに決められなかったことが原因だと思います。+105㎏級では比嘉が最後ジャークで逆転できそうな形になりましたが、やはり最初の階級が大きかったです。対抗戦は8人の戦いですが、そこで一人失格させて7人になってしまったのではやはり難しい状況でした。

―(56㎏級の)山城選手の調子はどうでしたか
悪くなかったです。ジャークで(スタート重量を)125㎏に本人が設定してきて、試合展開の中で123㎏に変えようかなとは思いましたが、他の選手の進行状況的にあそこで125㎏を上げられれば上位が確定した場面だったので、監督の私が欲をかいてしまいましね。采配ミスといえると思います。選手の調子がどうというよりも、あそこは下げて余裕を持たせてからやってもよかったなと。練習では130㎏を挙げていますし、減量も多くはなくそれで調子を落とす選手ではないので、よもや失格になるとは考えていませんでした。対抗戦ならではの緊張感ですかね。学生の時から40年間、何回やっても感じますね。すべて終わってからの結果論となってしまいますが、あそこで流れをつかもうと125㎏からにしたのは私の一番の采配ミスでした。

―雨宮選手は今年学連主催の大会初出場で好成績でした
賢(さとる)には、東日本の対抗戦が終わったくらいに「自分が62㎏に階級を下げたら(インカレ出場は)ありますか」といわれたんですね、4年生の木野がけがで出場が絶望的になったこともあって。69㎏級では勝てる見込みはありませんでしたが、一つ下げたら通用する成績ですので「十分あるよ、監督として非常に頼もしい」、と伝えました。4年生で、キャプテンでもありますし、私としても心強い選択をしてくれました。彼はキャプテンとしてチームもまとめてくれましたし、初めての対抗戦で結果も出してくれました。密かに優勝は狙っていたので最後の一本は残念でしたが、減量もあった中でよくやってくれました。

―69㎏級では篠原選手が健闘しました
彼は夏ごろ、膝の痛みもありどうしようかというくらい調子が悪かったんです。補強をしようにも一番肝心なスクワットができませんでしたし。それでも国体あたりから復調してくれました。膝が良くなったこともありますが、夏の時期を考えるとよく頑張ってくれたなと。まだまだ先のある選手ですし、来年再来年と期待したいと思います。活躍してもらわないと困る選手ですね。

―平良選手、平仲選手という二人の3年生についてはいかがですか
平良については本人も中大の笠井君相手になんとか一矢報いたいと思っていました。69㎏級の国体王者ですが、本人がしっかりと練習を積んでいたことを重量挙げの神様が見てくれていたんだと思います。S2番C&J‐2番‐T2番の計算がすべてトップの24点になったことで、2日目は一気に流れが乗りましたね。85㎏の平仲は去年は3番で今年は2番で、去年の記録も上回りましたが、練習で170㎏こなせているC&Jで168㎏で終わってしまったのは残念ですね。もう少し技術的な面で成長が必要だと思います。来年は彼も最終学年ですしぜひ優勝してもらいたいですね。

―94㎏級では赤松選手が圧巻の試技を見せました
彼については言うことはないですね。学生では敵がいないので、今後は現状に慢心せず全日本でナショナルの代表になるくらいの高い目標を見据えてほしいと思っています。昨日も少し彼とも話しましたが、超エリートとまではいかなくとも、その場で使ってもらえるくらいの選手になれる存在です。

―木野選手は怪我明けの中で17点とチームに大いに貢献しました
あの(対戦)メンバーの中で3番‐4番‐3番という結果は、一番練習がつめる夏に3か月練習ができなかったにもかかわらず素晴らしい成績でした。彼には怪我がわかった時に「木野、3年半ご苦労様。対抗戦は出れないけど、サポートを頑張ってくれ」といって、彼も口では「はい」といいましたが、心の中では「(ケガに)負けるものか」という気持ちがあったんでしょうね。3か月後に再診して怪我(ヘルニア)は完治していなかったんですが、彼はやると決めて医者に止められて言うのに練習をつづけました。最終調整も十分にできなかったですが、本番でやってくれましたね。練習でベスト近くは出していましたが、元々ベストというのは好調の時に出すものですし、あの状態で出していたのはすごいと思います。今回一番頑張ったのは木野です。

―非常に温和な方だが、内に秘めるものは強かったのでしょうか
本当にそうですね。大会の最後に挨拶していましたが学連の委員長で準備から全部やっていたんですよ。「(木野)英!早く帰って休め!」と私が言っても「はい!」というだけで真面目に仕事しているんですよね。そういう面も素晴らしい選手でした。彼も重量挙げの神様が微笑んでくれたんだと思います。総監督が昨日彼に「無理せず各1点ずつ取れればいいじゃないか」といっていましたが、本人は練習で予定通りの重量をやっていたんですよね。自分の言ったことに責任を持っていたんだと思います。試合の流れでジャークのスタートを下げ、2本目も低めで進んだ中で最後170㎏に挑み、OBの方たちも「木野はコンディション的に難しいだろ」と思っていたんですが、見事にあげてくれましたね。今年のインカレでは木野英の頑張りがありました。赤松はもちろんですが、彼の活躍というのは大きかったですね。

―最後の出場選手となった比嘉選手は悔し涙を流していました
本選手は山本翔平なんですが、彼がけがで。本当は今日の計量まで悩むつもりでしたが、調整の段階で厳しそうなのが見て取れたので、比嘉で行こうかと山本に話したら、彼も「僕もそう思っています」といったので。比嘉自身もベストコンディションでなく、最後の一本を挙げられませんでしたが、彼もよくやってくれたと思います。今年の+105㎏級は日大のワンサイドゲームでしたね。昨年までは法政のものだったんですが。今後もなかなか難しい状況が続くと思いますが、来年以降の成長に期待したいと思います。

―来年に向けては
85㎏級の新海は今回出ていませんが、出場していれば3位相当の記録は出せていました。105㎏級の奥瀬も3位か4位に食い込める実力者です。山城が点を取れなかった分や、雨宮・木野の部分をカバーすることは十分に可能だと思っています。(新入生に関しては)なかなか苦戦しましたね。最近は新興大学が設備面や資金面で力を入れていますし。それでも高校年代で結果を出している選手が入学します。新しい選手たちが、今の1~3年生の刺激にもなると思います。4月からは対抗戦を今年以上に意識させて、必ず日大の3連覇を阻止し日本一を奪還します。
 

比嘉翔矢

―山本選手の代わりに出場されました
もともと山本さんがレギュラーでしたが、記録が同じくらいだったのでメンバー決めのときはどちらが出るかまだわかっていませんでした。最終日の前に決めるということで、自分の方が調子よかったので出ることになりました。

―山本選手に何か声をかけてもらったりしましたか

1年間も一緒に練習してきたので今回セコンドについてもらい、「調子いいから大丈夫」などと色々な声をかけていただきました。

―比嘉選手に優勝がかかっていましたが、プレッシャーは
そういうのもありましたが、正直スナッチもジャークも順位が何位だかわかっていませんでした。監督さんがから伝えられる重量をとことん挙げてやろうと思っていたんですが、スナッチとジャークの三本目を成功できなかったことが悔しいですね。

―初めてのインカレでした
本当に最初から何が起こるかわかりませんでした。最初の山城さんが失格しましたがその後先輩たちが挽回してくれたので、その流れで自分も取ろうと思っていました。悔しいですね。

―今日の試技を振り返って
スナッチは調子が良くて2本目は自己新記録が取れました。3本目で141kgを監督さんから伝えられて、自信とか気合は入っていたんですけど、実力が足りなくてできませんでした。ジャークに関しては、アップ中に膝のけがが痛くなってきていました。それでもいつもやってきている重量でしたし、186kgは自己ベストより下なので出来ると思ったんですけど、成功できず悔しいです。

―監督から何かアドバイスは
絶対できると言われていて、力だけは有り余っていたのであとは気合だけだと思ったんですけど、実力が足りなかったですね。

―1年間を振り返って
今年1年は出場できる大会全てに出ました。怪我もあり、その間は練習がまともにできないこともありましたし、今回直前に合宿をしたときもコンディションがどんどん悪くなっていきていました。大丈夫かなとか思っていたんですが、先輩たちが「お前ならできる」みたいに声をかけてくれたのでここまで来れたと思います。

―4年生に向けて
1年間ありがとうございました、ですね。

―今後に向けて
けがをまず治します。出場する大会も選んで、最終的な目標は対抗戦なので、そこにに調子合わせていきます。今度は絶対負けないです。
 

4年生のコメント

雨宮賢主将

―インカレを終えた率直なお気持ちは
本当に「終わったな」という感じです。2点差というのは傍から見たら小さいかもしれませんが、大きいですね。1点でも負けは負けなので素直に認めます。向こう(日大)の方が強かったです。

―昨年日大に負けて、この1年間はそのリベンジといった思いをもって過ごしてこられたと思います
自分の中で「やってやる」、「今に見てろ」と、そのことだけを思っていました。昨年のことを本当に思いだしながら自分の中では常に練習してきました。それでもまだまだ思いが足りませんでした。毎日練習の際に1分間黙想して昨年の悔しさを忘れない、先輩たちの悔しい思いを受け継いで無念を晴らす、という気持ちを忘れなければ、その積み重ねで勝てると信じながらやっていました。

―スタートのミスを全体で本当によくカバーして戦いました
確かに最初の失敗は痛いです。ですが、それがあったからみんな奮起して頑張ったというのもありますし…でも何とも言えないです。

―チームが奮起したという点で、雨宮選手が掛けた言葉は何かありますか
自分は言葉を掛けたとかは特にないですが、(出番がミスをした56kg級の)次の試合だったので「俺が取り返してやる」と思いました。結局3番でしたが、自分が(ジャークの最後の)1本を取っていれば3点献上できて1点勝っていたので、結果論ですが、あの1本は自分の中では結果的には悔やまれます。

 ―他の選手も仰っていましたが、雨宮選手の試技でチームの流れは変わったと思います
そう感じてくれたならそれはそれで良いですしありがたいです。何か感じてもらえれば本当に嬉しいです。

―多くの選手が表彰台入りを果たして力を出し切りました
そうですね。2日目は怒涛の表彰台入りでしたし、特に木野は腰をヘルニアで痛めてまともに練習ができず一時期はどうなるかと思ったんですが、本当によくやってくれました。あいつはよく頑張りました。

―4年生の頑張りに加えて2・3年生の活躍も目立ちましたが、後輩の活躍についてはいかがですか
最後の比嘉はかなりプレッシャーを懸けてしまったと思うので、そこは自分たちが前半楽して挙げさせることができなかったのは本当に申し訳ないと思っています。ただ良い経験をしたと思います。彼自身悔しい思いをしたと思いますし、また次が楽しみです。

―4年間を振り返って
本当に色々なことがありました。1、2年のときは先輩方に優勝させて“いただいた”という感じでした。自分は本当に見ているだけで優勝してしまったので、上級生になるにつれて自分が頑張らないと勝てないということが分かってきて、4年生は最後に頑張らないといけないという責任感はあったので、少しは全うできたのかなと思っています。

―今年は自身が出場し、これまでのインカレとまた違うものがあったと思います
懸ける思いは多分違いました。最初で最後でしたし、4年生で初めて減量で選ばれて、学連主体の試合は一度も出ていませんでしたし。まさしく“ダークホース”でした(笑)。監督さんもよく自分を選んでくれたと思いますし、その決断に感謝したいです。

―同期の存在については
あんまり馴れ合う感じではないので基本的に4人は自由で、でもやるときはやる、と。試合になると結束力は一番強いんじゃないかと、自分はその点に自信を持って言えます。

―今後競技と関わっていく予定はありますか
悩んでいますが、続けるならとことん上を目指さないといけないので、本気で覚悟を決めてやりたいと思っています。もしやらないならきっぱりとやめて、第二の人生をやっていけたらと思います。多分続けるとは思いますが。

―今年の結果を見てさらに法大が今後強くなっていくのではと感じました
そうですね。結局負けておいて後輩に後を託すというのは正直つらいですが、やってくれると信じてOBとして応援していきたいと思います。

山城聖也

―インカレは惜しくも2位でした
日大との点数差は2点で、自分が失格していなければプラス10点はあったので、自分の試合が大きく響いてしまいました。そのせいでみんなに負担をかけてしまい、本当に後悔し切れない試合になってしまいました。

―自身の試技後は、チームメイトがカバーしてくれました
みんなが自分の試合で流れを悪くしてしまった分を次の雨宮から流れをしっかり変えてくれて、2点差で収まったと思います。躓いてしまって申し訳ない気持ちと最後まであきらめずに頑張ってくれて、ありがとうという気持ちがありますね。ほとんどみんな予想通り、予想以上の記録・順位を出してきた中で、自分がああいう形になってしまったのは本当に申し訳ない気持ちですね。

―自身の試技後、チームメイトからはどのような声をかけられましたか
自分の中では試合が終わったことが信じられなかったのですが、みんなは責める言葉を一言も言わないで「あきらめずに頑張ろう」と言ってくれたので、いいチームメイトに恵まれたなと思います。

―昨年のインカレでも同じ2位という結果で悔しい思いをしました。そこからの1年間は
自分はメンバーにすら選ばれなかったので、とてもそこで悔しい思いをして1年間頑張ってきました。順調に記録も伸ばしてきた中で去年よりも強いチームが作れたという自信があって、去年は点数差も全然なくて確実にいけるとは思っていたので、本当に自分の結果さえ出せればという点だけですね。

―法大での4年間を振り返ってみて
自分が高校の時には予想も出来なかったような4年間で、本当に法政でしか経験できないこともいっぱいしてきましたし、監督さんに誘ってもらえて本当に感謝していて、最後の試合で恩返しをしたかったのですが、出来ずに申し訳ない気持ちです。それでも自分をここまで育ててくれたことには感謝しています。これから後輩たちの活躍を期待したいと思います。

―同期の4年生については
同期は1年生の時から苦しい時期もあったのですが、みんなで支えあってきました。ずば抜けた選手はいなかったですが、力を合わせて、仲が悪いということもなく、一致団結出来た同期でした。最後に4年生全員レギュラーメンバーに選ばれたのは自分たちの中では大きくて、出来れば全員で出て全員で結果を残して優勝したかったのはあるので、そこは悔しいです。この4人とはこれからもずっと付き合っていく関係になってくると思うのですが、4年間同じ合宿所で過ごしてきたので家族のような存在でもあるので、人生において今後も大きな支えになってくれると思います。

―雨宮選手は主将として今年1年間チームを引っ張り、またインカレにも初出場でした
最初のころは、引っ張っていけるようなタイプではなかったので不安はあったのですが、時間がたつにつれて「雨宮がキャプテンで良かった」と最後に思えるようなキャプテンになってくれたので、彼は本当にすごいと思います。試技では、法政のキャプテンらしい試技をしてくれて、とてもかっこよかったです。

―法政での4年間を踏まえて、今後の抱負は
卒業したら地元に戻って、競技をある程度続けていくつもりです。それで出身校のほうで練習させてもらって、後輩を法政に行かせてあげられるように指導を含めてやっていきたいと思っています。ウエイトが好きで大学まで来てやっていたので、ウエイトの良さも広げていきたいと思っています。法政での4年間は人生の中で大きな財産になると思うので生かしていきたいです。また法政が活躍し日大にも勝てるように、優勝し続けられるチームになって欲しいので今後も応援していきたいと思います。

―最後に後輩へ一言お願いします
今回は本当に申し訳ないことをしたのですが、みんな自分たちにできることをやってきて記録もしっかり伸びて来年につながる結果を残してくれたと思います。自分たちにできることを精一杯やって、もっともっと強い法政をつくっていって、来年こそは日大に勝ってもらいたいです。

木野英

―インカレを終えた心境は
清々しい気持ちでいっぱいです。でも、結果で見ると1位の日大とは2点差だったので悔しい思いもあります。

―学連委員長を務めてどうでしたか
昨年引き継いだので初めてのことばかりで不安もありましたし、大変でした。特に最後のインカレは一番大きな大会で失敗は許されなかったので、インカレ前は精神的に苦しみました。そんな苦しんだ大会でもあった今回のインカレでしたが、「学連委員長を務めていても、選手として出場することができる」ということを他の方たちに見せられたことは大きいです。

―4年間を振り返って
すごく楽しくて有意義な時間を過ごせました。

―昨日はご両親も大会にいらっしゃっていましたが
試技が終わってからは「すごく良かった」と声を掛けてもらいました。6月初頭にけがをしてしまったときに、両親には電話で「インカレには間に合いそうにない」と伝えていました。でも僕自身、なんとしてでもインカレには出たくて、最後にその思いで出ることができました。結果も残せることができたので本当に良かったです。

―今後競技は続けられますか
まだ確定ではないのですが、続ける方向でいきたいと思っています。

―後輩へのメッセージをお願いします
今年はすごく強いチームだったと思います。今回出場した4年生は3人でしたが、その3人が抜けたとしても、他のみんなで補えると思っています。残る後輩たちにはあきらめずに強気で頑張ってほしいです。

―同期へ対する思いは
同期には本当に4年間良くしてもらいました。「本当にありがとう」と伝えたいです。
 

山本翔也

―比嘉選手が代わって出場となりました
腰のけがを抱えていまして、それが悪化してもう治らないと分かったので、調子のよい比嘉が代わりに出ることになりました。彼とはいつも一緒に組んでいたのでアドバイスを伝えて送りました。インカレ初出場で本当によくやってくれたと思います。

―今大会をふりかえって
チームがトップに立った当初よりもまとまりがでてきたかな、と感じる部分があります。これがチームなんだなと思いました。本当に自分たちについてきてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。

―個人としては最後のインカレでしたが
無理をしてでも出たかったと思いますが、自分が無理をして出たところでチームに迷惑がかかってしまうので、1番点がとれる人が出た方が良いですからね。

―4年間を振り返って
厳しいこともありましたが、学ぶことが多く、重量挙の選手としても人間としても成長できた4年間でした。1番最初に出場した東日本インカレはとても印象に残っています。失格になってしまい、高校とは違う大学の厳しさを知った大会だったので。

―同期、そして後輩に向けて
思っていることを各々が言い合うような仲だったので、けんかもしましたが仲良くやってこられて本当にありがとうと言いたいです。後輩たちには「自分たちについてきてくれてありがとう」ということですね。そして「来年の全カレこそ優勝できるように、また明日から頑張っていってください」と伝えたいです。

―法大重量挙部の良いところは
練習中もお互い声をかけあってともに伸ばしていける環境であるところですね。

―平良監督はどんな方だったか
部員のことを一番に考えてくれていて、自分の身を削ってでも部員に尽くしてくださる方でした。本当に尊敬しています。

―競技は続けられますか
続けないです。ケガもありますが、就職の関係で続けられないかなと思っています。

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