重量挙

【重量挙】第61回全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会 新海が大学初の優勝を飾る!

第61回全日本学生ウエイトリフティング個人選手権大会
2015年5月8日(金)~10日(日)
大阪府羽曳野市はびきのコロセアム

 大阪で開催された今大会。多くの選手が苦戦する中、85㎏級の新海裕輝(キャ3)が6本の試技を全て成功させ、見事初優勝を飾った。

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新海は試技を全て成功させての優勝!

試合結果

個人成績(丸数字は順位)

選手名階級順位スナッチクリーン&ジャークトータル
黒佐 仁 62kg級 4位 100kg⑨ 136kg③ 236kg
篠原航平  69kg級 5位 120kg④ 155kg⑤ 275kg
 大城翔吾 77kg級 10位 115kg⑩ 143kg⑩ 258kg
 平仲康太郎 77kg級 13位 110kg⑮ 142kg⑫ 252kg
笠間祐樹 77kg級 15位 108kg⑰ 140kg⑮ 248kg
新海裕輝  85kg級 優勝  130kg③  165kg①  295kg
 金城吉永 94kg級 5位 130kg④ 158kg⑥ 288kg
奥瀬大輔 105kg級 3位 137kg① 165kg⑤ 302kg
永田健介 105kg級 10位 120kg⑨ 150kg⑩ 270kg
島袋滉平 105kg級 記録なし 155kg⑧
比嘉翔矢 +105kg級 3位 135kg③ 190kg① 325kg
 

戦評

  1日目、62kg級には黒佐仁(文3)、69kg級に篠原航平(文3)が出場。黒佐が4位、篠原が5位と両者不本意な成績に終わる。

 2日目の77kg級には大城翔吾(営2)、笠間裕樹(キャ4)、平仲康太郎(文1)の3人が出場するも、それぞれ試技の失敗が目立ち、大城の最高順位の10位にとどまる。
 しかし、85kg級で新海が抜群の試技を披露する。スナッチ・ジャーク共に「大学になって初めて」という6本全てを成功させる試技で自身初優勝を飾った。今回の優勝に対し「いつも通りやればできると思っていた」と言う新海。練習で自信がついてきているという新海の今後の活躍にも目が離せない。
 94kg級には金城吉永(文3)が出場。スナッチで自己ベストを挙げ、波に乗るかと思われたが、ジャークで2,3本目を連続で失敗。惜しくも5位に。

  最終日には105kg級の奥瀬大輔(法3)、+105級の比嘉翔矢(人3)がそれぞれ3位で表彰台を獲得。それぞれ成功率に課題を残すも、全体的に低調な成績に終わった大会の中、今後へ期待を持たせる試技を見せた。
 
 平良朝順監督が「良いのがたった1人しかいなかった」と評するように、新海以外の選手の成功率の低さが目についた今大会。次の全日本大学対抗戦前で唯一の団体戦である、東日本大学対抗選手権大会では、個々の成功率が団体戦勝利へ大きな鍵を握る。それまでにどれだけ個々の成功率を上げられるかが勝負の明暗を分けることになるだろう。「やるべきこと」をきちんとこなし、団体戦に臨むことを期待したい。(荒木翔太)
 
 
※Webの掲載が遅れたことをお詫び申し上げます。
 

監督・選手コメント

平良朝順監督

 ー大会の総括をお願いします
良いのがたった1人しかいなかったということで、日頃のやっていることが如実に表れたかなと思います。反省の多い大会だったということで、今大会に出た選手も(全日本大学)選抜に出た選手も早いうちに秋の対抗戦に向けてやるべきことがわかったと思います。新海は独り立ち出来た感じがしたので、そこが収穫ですかね。
 
ー新海選手は試技を6本成功させ、優勝しました
練習から、本人は練習内容に不満があったようですが、重い重量で成功する確率が高くなってきていたので、今回はいけるかなと思っていました。スナッチも優勝がかかってなければ、135kgをやらせたかったんですが、堅く130kgを取っていれば、128kgでも勝てると思ったので優勝のために堅い試合をしました。最後のジャークも思いっきりやれば160kgも自己新記録を狙えたかもしれないですが、トータルで300kgを狙わせたかったですが、それよりも勝つことが大前提だったので。奥瀬も比嘉も見た目は荒っぽい試合でしたが、この試合は勝つか負けるかだったので新海は5kg落として、比嘉の場合は逆転をかけて10kgアップしました。まだ1発逆転の力はついていないとわかったのですが、12月の対抗戦に間に合えば良いのでしっかり準備をして、良い結果が出るように頑張ってもらいたいです。
 
ー次の大会に向けて
次は団体戦なのですが、蓋を開けてみると、やるべきことが多い割には期間が短いので、ちょっと詰め込まないと厳しいのかなと思いますね。
ただ本人たちが1番悔しい思いをしているので、何とか次間に合わせて、格好がつくようにしたいと思います。日大は強いですが、もちろん優勝を狙います。
 

85㌔級 新海裕輝

 ー見事優勝しましたね
嬉しいです。
 
ースナッチ・ジャークを6本成功させての優勝はとても大きかったのではないですか
そうですね。自分は6本成功は大学になって初めてで、久しぶりに6本成功できて良かったです。
 
ー今回6本全て成功できた要因は
練習で自信がついたことだと思います。いつも通りやればできると思っていたので、練習通りにやれたことが1番大きいと思います。
 
ー以前は成功率をあげることが課題と話されていましたが、克服しつつありますか
この試合では結構良かったですね。
 
ージャークではスタート重量を落としましたが
あれは黒木選手(九国大)などが155kgでスタートしていたので、1kg増しでスタートして確実に勝利をつかむためにやりました。
 
ー練習での調子は良かったのですか
調子も試合に向けて良くなってきてました。今年の3月くらいに腰を怪我していたのですが、そこから体幹あたりを鍛えて腰を直していたら、どんどん調子が良くなってきました。練習面も充実していました。
 
 ー昨年の公式戦の記録に比べると、記録が大きく伸びていますね
公式戦は去年のこの試合の記録(T275kg)が自分のベストだったのですが、練習ではそれよりも重い重量でやっていたのですが、なかなか試合で結果が出ないでいました。「力はついているのに、なんで出来ないんだろう」などいろいろ考えて、練習面も変えました。具体的には、今まで練習で重いのを触らなかったのですが、徐々に練習で重いのを触るようにしたら、試合での安定感も出てきました。
 
ー今日の試技では2位、3位の選手との競り合いの中で、6本成功させました。団体戦に向けて良いアピールになったのではないですか
確かにそうですね。でもあまり誰が何kg挙げたとかは考えないで、いつの通りの自分でいることしか考えてませんでした。ずっと同じフォームで(試技が)でき、力みもなかったことが6本成功につかがったと思います。
 
ー今年は部全体で例年以上に団体戦を意識して、個人戦に臨まれているということですが
監督自身もそう話されていて、今日の試合でも言われていました。個人戦でも団体戦を意識して戦っていったら12月の本番(全日本大学対抗戦)も良い感じになるのでは、と思います。
 
ー今日の試合を踏まえて、今後への意気込みをお願いします
今回このように結果が良かったですが、他の大学の人もまた強くなると思いますし、出場していない選手もいます。この記録に満足せずにもう1ランク上にいけるように、頑張っていきます。
 

77㌔級 大城翔吾

 ー試技を終えての感想は
スナッチでスタート重量を下げたのですが、1、2本目を落としてしまって、3本目をようやく取れたのですが、ベストと程遠くて悔しかったです。
ジャークで自己新を取ろうと挑んで、しっかり3本を取れたことと、自己新を取れたことは良かったです。
 
ースナッチ、ジャーク共にスタート重量を落としたのは
1週間前に体調を崩したので、今回監督さんに下げろと言われました。ただ調子自体は良かったです。
 
 ー順位(10位)については
納得いかないです。
 
ー次へ向けての意気込みをお願いします
スナッチとジャークがまだまだなので、しっかり練習からもっと高重量を触って自己新を出して、先輩に追いつけるように頑張りたいです。
 

94㌔級 金城吉永

 ー試技を振り返って
最初、スナッチが上手くいったかなと思ったのですが、ベストの130kgが取れて「あとはジャークだ」となった時に1本しか取れなかったので、勝負所で弱かったのかなと思います。
 
ー調子はいかがでしたか
調子自体は良くも悪くもなく、普通でした。
 
ー試技で失敗が続いてしまった要因は
脚力不足ですね。鍛えないといけないですね。
 
ー今年は法政大として「団体戦を意識する」ということを目標にあげていますが
雰囲気は他の大学よりいいかもしれないですが、今回の結果は全体的に悪かったので。やはり結果がついて来ないとダメなので。反省して、次の大会では失敗のないようにしたいです。
 
ー最後に個人の今後への意気込みをお願いします
東日本対抗戦に出て、団体で優勝するための準備をしていって、全日本にもつなげていけたらなと思います。
 

105㌔級 奥瀬大輔

 ー今日の試合を振り返って
前回の全日本選抜よりも記録的には高い重量を取れたのですが、ジャークは自分のベスト近くの記録を取れませんでした。
(試技の)2本目、3本目っていうのが勝負するところなので、そこで取れないというのは自分が勝負強くないというのを周りに印象付けてしまったと思うので、そこでもっと高重量を挙げられるように努力していきたいです。
 
ースナッチの137kgは1位でした
今回はすごい強い選手が出ていなくて、日本大学の(多田)選手もけがをしていてあまり調子が良くなかったので。結果的には1位になれたんですが、トータルで負けたら意味がないので、そこは反省です。
 
ー次の大会への意気込みを
今日の結果では(東日本インカレの)メンバーに選ばれない可能性が高いですが、2ヶ月間で記録を上げれば対抗戦にも出させてもらえると思うので、しっかり練習を積んでいきたいと思います。
 

+105㌔級 比嘉翔矢

 ー今日の試合を振り返って
ダメでした。
 
ースナッチ・ジャーク共に1本目しか挙げられませんでした
スクワットなどの補強面が全然できていなかったですね。膝を痛めていたので。練習不足が響きました。
 
ージャークでは2、3本目に逆転のために200kgに挑戦しました
2位は必要なかったので。1位を取るためですね。195kgまでは練習でも軽くできていたのですが、200kgは触るのもやったことがなかったです。
 
ー今大会で何か課題は見つかりましたか
補強をもっとやらないといけないと思いました。あと200kgに触れたのは良かったと思います。
 
ー今大会、チーム全体的に成績が良くありませんでした
インカレでは挙げられる本数が勝負になってくるので、次の大会では1人最低でも5本以上挙げられるようにしたいですね。
 
ー今後への意気込みをお願いします
下級生に野中がいるので、負けないのは当たり前なのですが、上の選手にも勝てるように頑張りたいと思います。
 

 

 

フォトギャラリー

  • DSC 0205新海は試技を全て成功させての優勝!
  • DSC 0124安定感の光った新海
  • DSC 0151クリーンでは堂々1位の比嘉
  • DSC 0137奥瀬はスナッチで1位
  • DSC 0228雄たけびをあげて重量を挙げる金城
  • DSC 0036大城は惜しくも10位
  • DSC 0012悔しい試技となった永田
 

 

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