重量挙

【重量挙】第13回全日本学生ウエイトリフティング選抜大会 2階級で完全優勝を飾る!

第13回全日本学生ウエイトリフティング選抜大会
2016年4月23日(土)~2016年4月24日(日)
埼玉県上尾市スポーツ総合センター

法大からは3選手が出場した今大会。77kg級の篠原航平(文4)、+105kg級の野中雅浩(キャ2)は2位以下に大差を付け優勝。85kg級の新海裕輝(キャ4)も調子が上がらない中でも準優勝し、充実の結果で大会を終えた。

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有力選手不在の中、確実に優勝を決めた野中

試合結果

個人成績(丸数字は順位)

選手名階級順位スナッチクリーン&ジャークトータル
篠原航平 77kg級 優勝 138kg① 166kg① 304kg
新海裕輝 85kg級 準優勝 125kg④ 164kg① 289kg
野中雅浩 +105kg級 優勝 155kg① 200kg① 355kg
 

戦評

 初日は77㌔級に篠原のみが出場。余裕を持った試技でスナッチは130㌔、134㌔、138㌔を3本とも成功。クリーン&ジャークでも161㌔、166㌔を順調に成功させる。「優勝が決まったら結果を狙いにいこう」という言葉通り、3本目では大会新記録となる172㌔に挑んだが、これは惜しくも失敗。しかし6本中5本の試技を成功させ、課題だった成功率は向上した。3位となった昨年のインカレから、更なる進化を感じさせる大会となった。
 85㌔級に出場した新海は、昨年のインカレで課題となったスナッチで、またしても苦しんだ。1本目で125㌔を失敗し、2本目で同重量をなんとか挙げるも、スナッチでの成功試技はこの1本のみ。ジャークでは意地を見せ、164㌔で1位となったものの、逆転優勝を狙った171㌔は挙げることができず万事休す。トータルで1位と6㌔差の2位に終わった。
 +105㌔級の野中は、目標としている村上英士朗(日大)がアジア選手権大会のため棄権。野中の独壇場となった。スナッチでは自己記録更新を狙った160㌔は挙がらなかったが、ジャークでは平良朝順監督が「リフターとして魅力がある」と語っていた200㌔を挙げ、ジャークとトータルで自己記録を更新。見事優勝を飾った。
 中心選手の卒業により、昨年と比べ戦力ダウンがささやかれる法大だが、今年度最初の大会で優勝者2人という充実した内容。4年越しの悲願であるインカレ制覇に向け、順調な滑り出しとなった。(阿部暁野・小島雄太) 

監督・選手コメント

平良朝順監督

ー今大会全体を振り返って
3人出て優勝したのが2人、準優勝が1人で順位だけ見ると良かったと思います。野中も初めてですが、篠原も学生チャンピオンになったのが初めてなので良かったかなと。野中については村上(日大)がアジア選手権でいない中、順当に勝ってくれて良かったです。篠原も大分力付いてきて、他大学の選手からも篠原さん良いですねと言われるような存在になってきたと思います。これで、篠原、赤松、野中という3本柱が徐々にできてきているかなと。

ー2位に大差を付けての優勝でしたが
試合前から勝てるであろうという予想のもとで試合に臨み、なおかつうちは成功率良く、2番以下の選手たちの成功率が悪かったので、試合としてはやりやすかったです。

ー優勝した2選手の記録について
満足しています。記録の競技ではあるのですが、今大会はまずタイトルを獲る、その次に記録という話をしていて。その通り、順位については申し分なく、記録も篠原については290kgから304kgと14kgアップしているので、良かったかなと。他大学を警戒させるには充分の記録だったと思います。野中については、練習のベストに追いついたという感じですが、練習でやっているのを、試合でもやるというのはたいしたものだなと思います。欲を言えば、206kg挙げて、大会新記録で花を添えて欲しいところでしたね。

ー新海選手について
彼はけが気味で補強種目ができておらず、急ピッチで仕上げてきたので試合に出ると厳しいかなと。昨年より記録が下がっているのはその点ですね。彼は体調管理、一生懸命やってはいるのだけど、練習時間を増やして欲しいと思います。

ー棄権した赤松選手について
アジア選手権の補欠に選ばれていて、本選手がけがをして、急きょウズベキスタンの方で、アジア選手権を戦っています。出場すれば負けはしなかったでしょうが、1、2番の九州国際大の2選手については赤松に相当な勢いで猛追してきていると。しっかり発破かけて、年末の対抗戦では絶対負けないようにしていきたいです。

ー昨年出場された奥瀬選手の出場はありませんでした
けがでエントリーしなかったです。2週間後の個人戦へ万全を期すという意味で今回はエントリーしなかったです。

ー個人戦に向けて
インカレで3年連続2番になり、取り組んできたことが今大会で表れてきて、今回出ていない選手も今までやってきたことが間違っていないということを認識したと思うので、2週間調整していけばなんとかなるという思いで見ていたと思います。優勝狙えるものは優勝、そうでないものは3位入賞、その次は自己記録を狙うという風なスタンスでやってくれると思います。

ー12月のインカレに向けて
インカレに向けて1年間やっていて、今大会で篠原、野中一本立ちできそうだということで、3本柱でなんとか雪辱したいと。今年勝たないと優勝しないで卒業してしまうので、それだけは避けたいと思います。

77㌔級 篠原航平

 ー試技を終えて
自分はいつも毎年毎年成功率が悪いと言われているのですが、今回の試合はどちらも1本目を落ち着いて取ることができました。ジャークは結果的に2本になってしまったのですが、5本という成功率でぼちぼちだったかなと思います。

ー今大会の目標はありましたか
まずは優勝することと、優勝を決めたら記録を狙いにいくという感じでした。それで最後172㌔挑戦したんですけど、最近あまり調子が良いわけではなかったので、ちょっと重かったというのが正直な感想です。

ーとても落ち着いて取り組んでいる印象でした
4年になって、上級生として、下級生の見本になる試技をしなければいけないですし。そういう責任とか。練習も4年が引っ張っていく形でやっているので、自分がこんなところで不本意な試技はできないなと思って。そんな気持ちでした。

ー予定よりスタートの重量を下げましたが
あまり調子が良くなかったのと、もちろんスタートの重量は練習で挙げてたのですが。レベル的にあまり高い重量でなくても戦えたので。そこは失敗をしないように。しっかり成功率の高い試合をするために、ちょっとだけ下げました。

ー冬の間に取り組んだことは
冬の間は主にスクワットトレーニングをしていて、冬場のトレーニングの成果が、2月か3月にスクワットが15㌔伸びたという形で出て。それで試技の方もだいぶ力がついて、うまく噛み合ってきたかなと思います。

ーインカレと比べると記録が大きく伸びました
4年として、下の階級にも強い選手がいるので、自分の階級では自分がインカレで24点取るというのが最低条件だと思っているので。それに向けてもっともっとトレーニングをして。まだまだこんな記録では戦えないと思うので。しっかり24点とれるまで、力をつけて頑張りたいと思います。

ー新入生について
今年の1年は力があって、練習も盛り上げてくれているので。凄く頼りになるというか、期待しています。

ー大学ラストシーズンです。意気込みを
自分たちの目標はインカレでの団体優勝です。まずはそこに向けて。4年中心となりますが、それに向けてみんなで頑張っていくと共に、個人としてはやっぱり団体優勝に貢献するために24点を取ること。それと世界大会とか国際大会を目指してやっていれば自ずと力はついてくると思うので、世界を目指して今年はやっていきたいなと思います。

85㌔級 新海裕輝

 ー本日の試技を振り返って
あまり良くない試合でした。スナッチの1本目で落としてしまったことで、まともに試合もできなくて、今年成功率を上げていこうとチームで話しているのに、3本しか挙げられず全然だめな試合でした。

ースナッチの1本目について
練習でも良いイメージではなく、あまり調子も良くなくふわふわした状態で試合に臨んでしまったので、こういった感じにはなるなとは思っていました。

ー原因は
考えすぎるところが自分にはあるので、練習を変えていかないといけないと思います。

ージャークについて
試合前の練習を見てこのくらいかなと思います。試合前の練習がいかにできるかで試合も変わってくると思います。ジャークでは171㌔は失敗してしまいましたが、単純に重いだけで、168㌔くらいならいけたと思っているので、ジャークよりスナッチが課題だと思います。

ー準優勝という結果について
あまり良くないです。今回3人出ていて、昨日篠原が優勝して、自分も優勝しないといけない位置にいるので、それを確実に取れなかったのは申し訳なかったです。

ー記録の目標は
記録より順位を狙っていて、順位が良ければ記録も良くなると思っていました。

ースナッチの1本目を取れていれば、優勝も見えたと思います
そうですね、そこをしっかり取らないとだめですね。

ー今後の試合予定は
来月の全日本選手権にエントリーしていて、その後に東日本インカレになると思います。そこでは今回の反省を活かして、今日より良い順位を取りたいと思います。

+105㌔級 野中雅浩

 ー本日の試技を振り返って
スナッチ2本、ジャーク2本、試合ベストは更新できて、練習ベストと同じ重量ができたので、良かったかなと思います。

ー村上選手(日大)が棄権された中での試合でしたが
特に記録を意識して、今回はスナッチ160㌔、ジャーク206㌔をやろうと思ってて、記録のことを考えていたんですけど、大会記録を見たら160㌔の205㌔で、自分が狙ってる重量と一緒だったので、ちょっと最後のジャークは手を伸ばして206㌔まで挑戦してみました。

ージャークでは遂に200㌔が挙がりましたが
同じ階級でもっと重い重量を挙げる人がいるので、インカレまでには、ジャークも210㌔、215㌔くらいまで伸ばしたいですね。

ー前回挙がらなかった200㌔が今回挙がった要因は
全日本ジュニアが終わって、ちょっといろいろ試行錯誤して、フットも少しだけ調整して、調整したら簡単に挙がるようになってきて、そこが良かったかなと思います。

ー前回目標とおっしゃっていた206㌔に挑戦されましたが
次やったら試合で挙がるかなと思いました。

ー今日見つかった課題は
最後3本目で決められなかったので、今まで通り練習を積んで、セカンドのところからのスピードとか、高さとかを出せるように頑張っていきたいと思います。

ー今後の試合予定は
5月に行われる全日本選手権に出る予定です。その後7月に世界ジュニアがあります。

ー次の全日本選手権に向けて意気込みを
今年の全日本選手権はリオ五輪の選考会なんですけど、自分は五輪の出場権はないので、五輪を狙っている人たちに一生懸命ついていきたいなと思います。

フォトギャラリー

  • DSC 009992 R力選手不在の中、確実に優勝を決めた野中
  • DSC 00722 Rジャークでは200kgと自己記録更新
  • DSC 00892 R大会新記録となる206kgは惜しくも失敗
  • DSC 00322 R準優勝の新海
  • DSC 00102 Rスナッチでは1本のみの成功に終わった
  • DSC 00273 R171kgを失敗し優勝を逃した
  • image32 R6本中5本成功という高い成功率で優勝の篠原
 

 

 

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