【重量挙げ】東日本大学対抗戦 団体3位入賞も...インカレ連覇へ暗雲

東日本大学ウエイトリフティング対抗戦
2013年6月29日(土)、30日(日)
上尾市スポーツ総合センター

春に行われた個人戦の2大会を終え、いよいよ12月に行われる全日本大学対抗戦への前哨戦ともいえる、東日本大学対抗戦が行われた。貴重な団体戦の舞台であり、この大会で好成績を収め、インカレへ照準を合わせていきたいところだったが…

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105kg級優勝の山本

試合結果

対抗戦結果

大学名順位総得点
法大 3位 128点

個人成績

選手名階級成績総得点スナッチクリーン&ジャークトータル
山城聖也③ 56kg 準優勝 20点 93kg② 124kg② 217kg②
篠原航平① 69kg 4位 17点 116kg③ 146kg③ 262kg④
平良勇祐② 77kg 5位 12点 120kg⑤ 150kg⑤ 270kg⑤
平仲浩也② 85kg 3位 18点 123kg③ 155kg③ 278kg③
木野 英③ 94kg 準優勝 18点 130kg⑤ 168kg② 298kg②
赤松哲郎① 94kg 5位 13点 131kg③ 151kg⑥ 282kg⑤
柴田幸大④ 105kg 6位 6点 126kg⑨ 166kg⑥ 292kg⑥
山本翔也③ +105kg 優勝 24点 137kg① 177kg① 314kg①

戦評

12月に行われるインカレの前哨戦となる今大会。昨年は団体3位という優勝候補としては物足りない結果で終わってしまった。今年はさらに上位を目指すも同じく3位に終わり、課題の残る結果となった。
大会初日、56kg級ではスターターとして山城が出場。トータルで自己ベストを更新し準優勝。いい流れで次に繋げる。続く69kg級に出場した1年の篠原は、ジャークを一本しか成功することができず4位にとどまる。77kg級には階級を上げてから不調が続く平良が出場。スナッチで肘が曲がったことで二本連続で失格を取られてしまい、出遅れた結果5位となる。85kg級の平仲は3位入賞を果たすも、成功率の低さが課題となった。
大会最終日、94kg級には赤松、木野が出場。ジャークの失敗が響き、赤松が5位に沈むも、木野が準優勝。105kg級では柴田が6位に終わるも、最終階級の+105kg級で山本がみごと完全優勝を果たした。
法大は団体3位。優勝した日大とは37点差、2位の中大とは1点差という悔しい結果で終わった。しかし、今大会では課題が見えた。個々の力が安定すれば法大はさらに強いチームに成長できるはずだ。今大会での悔しさを糧に、12月のインカレでは法大が王者に返り咲いてくれることを信じてたい。(面田 沙彩奈)

試合後の選手のコメント

山城聖也(キャ3)

―今日の試合を振り返って
昨年と比べてかなり「試合らしい試合」が戦えるようになったので、成功率が上がって、結構自分のベストに近い重量を試合で触れるようになったので、昨年に比べれば大分良くなってきたかなと思います。

―表彰台で嬉しそうな表情を見せておられましたが、表彰台に登られた感想はいかがですか
今回のトータルが試合での自己ベストを更新できたのでそれは嬉しかったんですけど、年下の選手に1キロ差で負けてしまったのはちょっと悔しかった部分もありました。 

―5月の個人戦はけがで棄権されましたが
あの時は個人戦の前の選抜大会で結果がふるわなくてちょっと焦ってしまって、練習をやりすぎて自分の体の調子を見きれなかったという点でけがをしてしまいました。そのけがあったので、体のケアとかもしっかりやってきたのが、今回の結果につながったのかなというのはあります。

―今大会は団体戦ですが、ご自分のチームでの役割というのは
スターターだったので失敗をしないようにしなくてはならなかったんですけど、スナッチの1本目で失敗してしまったのは、56kg級のスターターとしてあまり良くなかったと思いますが、ジャークの3本目で何とか良い形で締めくくれたのが、次につなげられたかなと思います。

―スナッチの3本目を挙げた後、吠えていましたが
正直あれ(スナッチの3本目の結果)で順位が変わってきていたので、取ったときに安心したのが出たと思います。

―今のチームの状態はいかがですか
全体的に見てそこまで悪くはないので、みんなが自分の力を出し切れば、結構上の順位に入れるかなと思っています。

―インカレに向けて
3度目のインカレということで、まずしっかりメンバーに選ばれて、そこで実力を充分に発揮して、団体優勝に向けてスターターとしてチームを盛り上げていけるような選手になっていきたいなと思います。

篠原航平(文1)

―個人選手権から階級を下げての出場でしたが
減量があったんですけど、そんなにアップしてる間は減量の影響は感じてなくて、スナッチ、ジャークの一本目失敗してしまったので、そこは悔しいです。

―階級変更は監督からの指示でしょうか
そうですね。77kg級ではまだ戦えないっていうことで。

―試技全体を振り返って
とりあえず6本取れれば点数がしっかり取れると思ってたんですけど、スナッチの一本目は緊張してしまったのもあって失敗してしまって、そのあと2本目3本目取ったのは良かったんですけど、ジャークの1本目も失敗してしまったので、そこはよくなかったです。

―スナッチの1本目を落とした後、気持ちの切り替えが出来たということでしょうか
そうですね、出来たと思います。

―ジャークは1本のみの成功となってしまいました
一本目ちょっとさしが甘くなってしまって、プレスアウト(上に上げた時に肘を曲げてしまう反則)を取られてしまって、あれが取っていれば153kg取れてたかもしれないので、あそこでちょっと力を使ってしまいました。気持ちの面でももう一本上げれたのにと思ってしまって。

―試合目の調子から見て、この結果についてどう考えていますか
6本取っていれば今回だったら2番に入れてたんで、成功率が悪いなと。練習の時はスタートも取れてて、調子も上がってたんですけど、試合では力を出せませんでした。

―今後への課題は
今回成功率っていうのが課題で、個人戦の時から言われてたんですけど、やっぱり失敗する確率が高いので、しっかり今後の練習で失敗しない練習をしていきたいと思います。

平良勇祐(営2)

ー今日の試技を振り返って
最初は調子が悪かったんですけど、プラットホームに上がるとすごい軽かったです。調子は良くなったんですが、肘がピクッとしてしまって1、2本目簡単なことで失敗をしてしまったのが悔しいです。ジャークのほうは練習から調子が良くて、アップや1本目の150kgでも良かったんですけど、154kgになったらクリーンができても立てなかったのはまだ力不足かなと思います。

ー不調からは少しずつ抜け出せていますか?
はい。ちょっとは改善されてきてるんですけどまた前と同じ結果になってしまって…。少し改善してるといっても結果が同じだと周りはまだ改善されてないと感じると思います。ジャークにおいては力不足でした。練習はしてるんですけどまだ立てないというのは(練習が)足りないんだと思います。

ー課題であるスナッチは今日はどうでしたか?
いつも150kgという重量は持ち上げられるんですけど、その次の2本目の重量で立てないってことは、やっぱりそれ以上の練習をもっとやっていかないといけないと思います。

ー69kg級から77kg級に階級を上げてしばらく経ちますがどうですか
69kg級の頃はずっと同じ記録だったんですけれども、その記録でも通用してたとこがあって。でもやっぱ階級を上げてみると1年生の頃はいつも3番以内に入っていたのが、4番だったり7番だったり、今回も5番になって。体重もまだ72kgしかなくて、相手の選手はみんな76kgとかあって、やっばり体重から増やして並んでいかないといけないと思います。

ー今日見えた課題は?
毎回おなじことばっかり言ってるんですけど、本当に全日本大学対抗戦まで時間がないので、まずはひとつひとつ。一番課題なのはスクワットなのでもっと重い体重でセットを組んで脚を強くしていこうと思います。

ーインカレに向けての決意をお願いします
全日本大学対抗戦で結果を出すために1年間やってきてるんで、いままでの大会では結果がでてなかったんですけど、次は自己新記録を取って、より順位が上がるように頑張っていきたいと思います。

平仲浩也(法2)

―今日の試合を振り返って
最悪です。団体で取らなければいけない点数、取れる点数を全然取れないんで。結果としてはダメダメで、0点中の0点、最悪です。

―具体的に目指していた数字は
スナッチもジャークも2番目、トータルも2番目という形で終わりたかったんですけど、最初に発表しているスタートの重量でも出れないですし。状態も上がっていなかったんで、ジャークは上がったんですけど1本しかとれなくて、勝負ができないという……全然試合になっていないというか。 

―スナッチのスタートを下げたのは、ご自身の調子や、監督と話し合われた結果ですか
スナッチはいつも練習では5kg刻みで挙げているんで、(練習で)120kgを触ってこっち(会場)で125kgを挙げているんですが、結局こっちでも(125kg)を取れなかったので、監督さんがそれだったら118kgから始めよう、と。

―今大会、85kg級は比嘉選手は出場されず、平仲選手のみの出場となりましたが
比嘉さんは絶対2番になっているのでその穴埋めというか、比嘉さんが取る重量を自分がしっかり取れれば上にいけるかなと思ったのですが、全然取れなかったので、すごく申し訳ないと思います。 

―個人戦が終わってから団体戦に向けて調整した点は
団体戦は監督さんが勝たせてくれるので、試合の流れを見てこの重量で出れ、と言われたときに絶対出れるようにしないといけないんで、今回自分がこの強さのレベルまできて、結局監督さんも、じゃあこのスタートでと言ったんですが、結局調整では上がってこなくて。調整ミスですね。個人戦から調整がダメだったので。

―インカレに向けて
メンバーには入りたいと思っていますし、比嘉さんと一緒に表彰台に上がりたいと思っているので、それまでに力をつけないといけないですし、またベストも取れずに終わる試合もしたくないので、そのあたりをもっと意識高く、直すようにしたいです。

木野 英(文3)

―試合の感想
今回は始めての東日本大学対抗ですごい緊張したのもあったのと、試合前に手首を痛めて不安もあったんですけど、調整がうまくいつてなかったと思います。

―スナッチの3本目の失敗の原因
3本目の132kg取れていれば自己新記録だったので、力んでしまったかもしれないです。

―クリーン&ジャークについて
元々自信があったのであとは1番になるっていう気持ちだけでいて、174kg取れれば自己新記録だったんですけど、絶対できると思っていて…。詰めが甘かったと思います。

―団体戦でしたが、自分の役割について
今回は点を取らなければならない立場だったんですけど、スナッチで自己新の132kgとっていればもう少し点も入ってチームを活気づけられたんじゃないかと思います。団体戦なので自分の役割としてはしっかり点を取りたかったです。

―2位という結果について
だいたい予想ではそう(2位)だったんですけど、1位の人とも離れていますし、西日本に1人強い人がいるので、その人に負けないようにもう少し力をつけないといけないと思います

赤松哲郎(文1)

ー今日の試合をふりかえっていかがですか。
成功率が悪かったので、満足がいくものではなく悔しいです。

ー2回目失敗で3回目重量増加した理由をお聞かせください。
休む時間がありましたので、順位を狙いにいきました。監督からもそのような指示がありました。

ージャークでも2回目失敗後3回目重量増加しましたがどのような狙いがありましたか。
清水選手の試技のあと、トータルで良い順位をとれるようにという狙いです。

ー不安はありましたか。
クリーンとって自信を持ちましたので、ジャークは何も考えず挙げました。

ー5位の結果についてはいかがですか。
最後のジャークがとれていれば上の順位でしたので悔しいです。

ー次の大会に向けて一言お願いします。
ジャークで失敗して悔しいので、自信を持って臨めるよう、ジャークの練習を中心にしていきたいです。

柴田幸大(文4)

ー今日の試技をふりかえって
今日はスナッチ、ジャーク共に試合前は調子良かったんですけど、スナッチ1本しか取れなくて点が取れなくて、ジャークも自己ベストは出てたんですけど自己新が取れなくて反省の多い試合でした。

ー具体的に調子はいかがでしたか
調子は試合の2週間前に自己ベストを狙えるぐらいの調子でした。自己ベストが(スナッチが)130と(ジャークが)166で(今日の試技では)出来なかったんですけど、2週間前に(スナッチが)131と(ジャークが)167を触れたので、それの調子を考えるとやっぱり悔しい試合だったと思います。

ーなぜ今日の試技でうまくいかなかったのか自己分析を
スナッチは試合前に130キロ以上取れてなかったので、練習に出来ない重量は試合でも出来ないんだなと痛感しました。ジャークは自己ベスト以上だったというのがあるんですけど、168は全然できる重量だったので、しっかりこれから練習して積んでいかないと全日本インカレに間に合わないので、しっかり積んで行こうと思います。

ー今回は6位という順位でしたが
順位はあんまり考えて無かったです。

ー今後の課題は
こないだの大阪の個人戦でも試合での成功率が悪くて、今回も試技6回あるんですけど、その中の(スナッチ)1本と(ジャーク)2本の合計3本しか取れなかったので、やっぱり試合の成功率が悪いと6番という順位になってしまうので、試合での成功率を上げるために練習でいかに失敗しない練習をするかというのを考えながらまたやっていきたいです。

ー迎える最後のインカレに向けて意気込みを
まずしっかりやっていかないとメンバーに選んでもらえないと思うので、メンバーに選ばれるべくしっかり練習を積んで自己ベストを伸ばしていかないとインカレは出れないので、インカレに出れて点を取れるようにこれから練習を積んでいきたいです。

山本翔也(法3)

―優勝おめでとうございます。今日の試合をふりかえっていかがですか。
全体的に試合前緊張していましたが、集中することができました。

―調子はいかがですか。
最近はぼちぼちですね。

―スナッチで2回目失敗の後、連続試技となった時のお気持ちをお聞かせください。
 ここで、自分のベスト記録のなかで成功しないことは良くないと思いました。 監督、セコンドに言われた重量を挙げられない限りは全日本インカレでは使えないので。

―スナッチ、ジャーク両方で1位通過だったことについて
べストライン(=ベストのなか)の記録なので、とって当たり前だと思っています。

―全日本個人でジャークは記録なしでしたが、不安はありましたか。
日々の練習で克服していますので、特にありません。

―どのような気持ちでジャークに臨まれましたか。
スナッチ同様、言われた重量を挙げるという思いです。

―今日のジャークの出来はいかがですか。
あまりよくなかったです。玉城さんと比べてスピードが足りないというのが課題です。

―玉城選手が補欠に回ったのはなぜですか。
フレンドシップの大会で、調整が間に合わなかったからです。

―玉城選手の代わりに出場することで、プレッシャーは感じましたか。
プレッシャーはありませんでしたが、代わりに出るからには1位をとらなければ、という思いがありました。

―インカレに向けてどのような練習をしていきますか。
フォームの修正、基礎体力アップです。

―基礎体力アップのための具体的な練習をお教えください。
スクワットやデッドリフトを中心に行います。

―意気込みをお願いします。
玉城さんといっしょにとって、3連覇したいです。

フォトギャラリー

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    69kg級で出場した篠原        自己新記録で準優勝の山城       復活に期待したい平良

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    団体戦デビューの赤松       木野は個人選手権に続き入賞!       課題の残った柴田
 

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