【重量挙げ】東日本学生新人選手権 赤松が大会新!今後に期待高まる2種目制覇!

第10回東日本学生新人選手権大会
2013年9月13日(金)~15日(日)
日本大学生物資源科学部体育館

東日本学生個人選手権と並行して行われたのは、各大学の1、2年生が出場することが出来る東日本学生新人戦。常勝軍団法大重量挙げ部の未来を担う選手たちが、躍動した。

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表彰台で笑顔の赤松

試合結果

個人成績

選手名(丸数字は学年)階級成績スナッチクリーン&ジャーク トータル
黒佐 仁① 69kg級 棄権  
篠原航平① 77kg級 棄権  
新海裕輝① 85kg級 棄権  
赤松哲郎① 94kg級 優勝 134kg① 163kg①   297kg①
奥瀬大輔① 4位 113kg③ 137kg④   250kg④
比嘉翔矢① 105kg級 記録なし 115kg② 0kg   0kg
島袋滉平① +105kg級 優勝 115kg① 155kg①   270kg①

赤松が大会新記録を樹立!3選手が公式戦デビュー

東日本学生個人選手権と同時開催となったこの大会は、10月に行われる全日本学生新人選手権も見据え、多くの新人選手権が行われる予定だった。だが怪我や東京で行われる国民体育大会の調整などで、69kg級の黒佐、77kg級の篠原、85kg級の新海の3選手が棄権。黒佐と新海の公式戦デビューは、次回以降に持ち越しとなった。
 その中で最初に登場したのは、94kg級の赤松。5月の全日本学生個人選手権、6月の東日本大学対抗戦と、入学以来着実に公式戦の経験を積んできた新人が、圧巻の試技を披露する。他の選手を大きく上回る125kgでスナッチの1回目を成功させると、大会の新記録を掛けた130kgでの2回目は失敗したが、ここでさらに自己新記録となる134kg級に重量を増やす。この強気な姿勢が見事に当たり、試技を成功させて従来の記録を7kg上回る新記録を樹立した。クリーン&ジャークでもこの勢いは止まらず、2回目で新記録となる155kgを成功させると、3回目の試技でこれも自己新記録となる160kgを成功させ、スナッチ、クリーン&ジャーク、トータルの3種目全てで自己新記録を出す素晴らしいパフォーマンスを見せた。同階級の個人選手権の成績と比べても、トータルで2位に入る記録であり、12月の全日本大学対抗戦へ、大きな期待を抱かせるものになった。同階級からはもう一人、奥瀬も出場。こちらはスナッチ、クリーン&ジャークともに1本のみの成功と、やや不本意なデビュー戦となった。
 一方、悔しい結果に終わったのが、105kg級の比嘉翔。スナッチは2度の成功で2位につけたが、クリーン&ジャークでは成功することが出来ず、トータルでは記録なしに終わった。また、+105kg級では島袋が出場。出場したのは全体で島袋一人のみだったが、2種目ともに2度成功させるまずまずの試技を見せ、優勝。現役の玉城や山本等、法大の主力を担う選手を多く輩出してきた階級で、今後は先輩達の後を継ぐ選手になることが期待されるだろう。
 10月には全日本学生新人選手権も行われる。1、2年生の若い力の中から、今大会の赤松のような存在感を見せる選手たちが出てくれば、将来的には勿論、12月の全日本大学対抗戦の展望も明るくなってくる。 (田中宏樹)

試合後の選手のコメント

赤松哲郎(キャ1)

―優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

―今のお気持ちは
良い感じで出来たのでほんと良かったです。

―スナッチで大会新と自己新出されましたが
調子は良かったので大会新記録を狙いにいきました。

―なぜ2回目の130kg失敗から3回目に134kgにしたのですか
もともとやっている重量はもっと上なので本来の目的の重量を挙げて(大会新を)狙っていくという作戦をとりました。

―それはどのようにして決めましたか
監督さんと自分の意思で挙げていきました。

―ジャークでも大会新と自己新を更新されましたが
ジャークも大会新と自分の自己新を狙いにいきました。

―今大会の調子は
そうですね。調子はよかった方ですね。

―好調の理由は
2週間前にスナッチの方で自己新記録をとれたので、そのままの流れでジャークも一緒に、まぁジャークはそんなに挙げられてないんですけど良い調子で挙がっていきました。

―今後の課題は見つかりましたか
2ヶ月後のインカレに向けてまだまだ記録が足りないので自分の記録を上げてインカレで戦えるような選手になっていきたいと思います。

―初のインカレですが
1年生から出られるのは珍しいというか、難しいので1年生で狙えるような選手になって1つでも順位を上げて得点を多くとりチームに貢献したいと思います。

―今後に向けて
スナッチはあがってきてるんですけどジャークがまだ低いのでこれからもジャークを徹底して練習していきたいです。
 

奥瀬大輔(法1)

―今日が公式戦デビューでしたが
まず1本1本で終わってしまったっていうのが、監督やセコンドの玉城さんに非常に申し訳ないという気持ちです。調整は、スタートの日は調子が良かったんですけど、後で手首を怪我してしまって、そこで技術面があまりよくなくて、これからもっと課題があると思うので、あとジャークの2本目で立ちくらみを起こしてしまったのは、凄いもったいないことだと思うので、あそこでしっかり取れるように、もっと練習していきたいです。

―緊張はありませんでしたか
緊張自体はなかったんですけど、やっぱり調整でもっといい形で上げてくれば、良い結果で試合に臨めたと思うので、そういった面で試合での上げ方があまり得意ではないので、もっと精神面も鍛えていきたいです。

スナッチでは最初の試技を失敗してしまいましたが
最初の1本目を取れないのが2、3本目に繋がると思ったので、そこは最初にしっかり取れる選手になりたいです。

―クリーン&ジャークについては
1本目でせっかく流れを持ってきて自己新記録を狙えるチャンスをもらったんですけど、クリーンにやっぱり余裕がなかったので、持った時に立ちくらんでしまったので、そこが課題です。2本目失敗しても3本目でしっかり挽回できるようになりたいです。

―現在の自己記録を教えてください
スナッチが117、ジャークは141ですね。

―同学年の赤松選手が大会新記録で優勝しましたが、刺激になりますか
刺激しかないんですけど、高校では彼のほうが上ではあったんですけど、そこまで差がないと思ったんですけど、大学に入ってからの生活が彼とは違う所があるので、自分に合った方法で先輩のフォームを見たり、彼自身の試技を見て、自分の刺激にしていきます。

―今後の目標は
10月の全日本新人選手権で表彰台に上がれるように、1日1日取り組んでいきます。

比嘉翔矢(人1)

―今日の試技を振り返って
スナッチは大学入って初めてベストの3kg下まで行けました。ただジャークの方がボロボロでしたね。

―それぞれのベストは
(スナッチが)118kgの(ジャークが)160kgです。

―ジャークは155kgを3回連続失敗してしまいました
減量の影響もありましたが、本当に不甲斐ない試合をしてしまいました。

―今後の階級は
まだ、検討中です。元々の持ち体重が110kgとかなので、どっちでもいける範囲です。超級の方がいいかなと個人的に思っています。

―初めての公式戦でした
今回はジャークの方がベスト記録を取れば大会記録だったので、狙いに行ったのですが。スナッチで2位の武田健に追いついてジャークでは越そうと思っていたのですが、それができなくて。ジャーク一本でもとれば2位に入れたのですが。勝負しに行って成功できませんでしたね。

―武田選手とは昔から知り合いですか
武田健は高校時代から知っていて、ライバルみたいなものですね。インターハイでも体重差で負けて、国体でも1kg差で負けて。今回はリベンジという形だったんですが負けてしまいました。全日本新人選手権はどの階級で出場できるかわからないですが、同じ階級になったらリベンジをしたいです。

―最近は調子が悪かったのか
体重を減らしていくにつれて、ジャークの方が上がらなくなってしまって。アップスタートの方で150kgできるようになったので大丈夫かなと思って155kgでスタートしたのですが、できなかったですね。

―今回は個人選手権と同時開催でしたが
レベルが高い先輩と一緒にやれたっていうのは大きな経験でしたね。やっぱり先輩方は強かったです。

―最後に課題と目標を
課題としてはスナッチがめちゃくちゃ弱いのでその強化を。得意だったクリーン&ジャークも下がってきたので、スタミナをつけてばてないようにしたいなと思います。今後は、武田健に勝つというのが目標なんですが、トップの多田にも追いつけるよう努力していきたいと思います。

島袋滉平(営1)

―試技を振り返って
大学入って初めての試合で緊張したというのもありました。けがのせいで調子が落ちているというのもありましたが、今回の試合は本調子とは程遠いですが、復調に向けてとしてはいいスタートが切れたと思います。

―怪我はどこを
左肩を、だんだんと良くなりつつはあります。高校のときからずっとですね。

―ベストの記録は
スナッチは125kgで、ジャークは160kgです。

―先輩方からは何か言われましたか
セコンドの玉城先輩などから、焦らなくていいよ、などリラックスできるような声をかけていただいて、試合にも良いメンタルで向かうことができました。

―試技後に監督から言われたことは
あのときも、頑張れと。鍛錬に励みなさいとのお言葉をいただきました。

―特に早急に取り組みたい課題は
スクワットを強くして、スナッチやジャークなどの種目別も強化したいです。後は本調子に戻すことですかね。まだ違和感があるので、補強で肉をつけていきたいと思います。

―最後に大学での最終的な目標を教えてください。
もちろん全日本大学対抗戦で団体優勝です。自分も法政大学の大砲になれるように励んでいきたいと思います。

フォトギャラリー

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   大会新記録で優勝!        94kg級で出場した奥瀬      記録なしに終わった比嘉翔       
 
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  +105kg級優勝の島袋 

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