重量挙
 

みんなで掴んだ全日本制覇!!!第57回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会

第57回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会

12月25日(土)

場所:磯子スポーツセンター

 昨日は主将・東門が優勝、平良が3位に入るなど上場のスタートをきった法大。最終日となった今日は94kg級で深澤、+105kg級で長谷川がそれぞれ優勝。また、105kg級で小林、+105kg級で玉城が3位に入るなどメダルラッシュとなり、今大会法大は個人で6つのメダルを獲得。団体では昨年優勝校の九国大に20点の大差をつけ二年ぶり17回目の優勝を飾った。大会二日間を通して、随所に法大の強さを見せつける結果となった。

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宙を舞う平良監督

試合結果

選手名・チーム名階級成績スナッチクリーク&ジャークトータル
法政大学 団体 優勝 130点
比嘉貴大 85kg級 7位 124kg⑦ 159kg⑥ 283kg⑦
深澤健志郎 94kg級 優勝 131kg③ 171kg② 302kg①
小林克己 105kg級 3位 135kg④ 179kg④ 314kg③
長谷川康 +105kg級 優勝 156kg① 200kg① 356kg①
玉城安剛 +105kg級 3位 151kg③ 177kg③ 328kg③

コメント

平良監督

‐優勝して今の心境は

勝てるとは思いつつも、大会は生き物なので、生身の人間がやることで大変ドキドキもしながらやっていたけど、結果的には20点の大差をつけて優勝したけど、やはり学生みんな頑張ってやってくれて感激でいっぱいですね。

‐大会全体の総括

日頃から練習してきた事が出来ていた選手と出来なかった選手がいましたけど、優勝のプレッシャーの中で良くやってくれていたのでまずまずですね。

‐深澤選手について

彼は大学入って初めて94kg級に減量しての出場で、はじめてのインカレチャンピオンだったので、監督の予想をはるかに上回る活躍をみせてくれました。

‐試合も接戦でした

そうですね。あれに勝てて105、+105と勢いがついたと思います。深澤の優勝は学生部員にとって本来の力を出せば勝てると思っていたんだろうけど、減量してるなかでの大会だったので未知数の部分があって、勝てて喜んだんじゃないかと思います。彼はもう半年前くらいから今日に向けてしっかりやってきたので、さすが4年の働きをしてくれました。最後の最後でとても良い働きを見せてくれました。

‐比嘉選手について

彼は高校チャンピオンで入ってきて、伸び悩んでいたんだけど、最近自己新を出してきて上向いてはきていたんですが、ライバルの選手たちがはるかにすごかったので7位には不本意だったのですが、役割は十分に果たしてくれたと思います。

‐小林選手について

小林も最近調子を上げてきていたので、本人も気をよくして大会に臨んでいたんじゃないかと思います。大会の情勢がわかってきたところでの小林だったのであの得点は良かったと思います。

‐玉城選手について

色々あって試合にはなかなか出られなかったのですが、2年生ながら予想通りの良い働きを見せてくれたと思います。

‐長谷川選手について

個人選手権で優勝して、国体では鈴木匠平選手(日体大)に負けたんですけど、今回はリベンジということで望んでいきました。まあ、うちの大砲という事もあり額面通りの働きを見せてくれました。最後も学生記録の211kgにも挑戦させてもらいました。この時、もし鈴木選手が201kgを挙げていたら個人優勝するために202kgでいくところだったのですが、彼は個人優勝よりも学生記録に挑戦してオリンピックに近づきたいという意志でいました。監督としても211kgいけるかなと思っていましたけど、重かったですね。チャンスがあれば、次回も211kgを狙って行きたいですね。

‐大会始まってから監督自身どのような心境で臨まれてましたか

期待と不安とが入り交じっていて、選手のみんなが良い順位になるとは限らないので緊張したりしていました。でも、本当に学生たちがしっかりとやってくれて良い大会になりました。

‐去年の準優勝から今日までの1年間は大変ではなかったでしょうか

部員の数が16名と少ないので、ひとりでも怪我人を出してはいけないという中で体調に関して栄養士さんのバックアップをいただいて、またOB会のバックアップもあり、当然選手の頑張りもあるのですが、関係者の皆さんのバックアップがあってできた優勝です。スポホウの皆さんもそうですが、本当に周りの人たちの声援が力になったのだと思います。

‐今回で引退する4年生について

彼らは2年生の時にも優勝しまして、昨年も勝てる勝てると言われたなか九国大に負けて悔しい思いで今回に臨んで、4年生は3人にかいないのですが、よくチームをまとめてくれて優勝してくれたと思います。本当に感謝しています。

‐主将の東門選手については

彼はユニバーシアードにも出ていて実力は見ての通りなので、チームをキャプテンとしてしっかりまとめてくれたと思います。インカレで優勝できたことが証明になったのではないでしょうか。 

94kg級優勝・深澤選手

‐目標通り個人で優勝したことについてどうですか

インターハイチャンピオンで入学してきて、それで入学してきたからには大学チャンピオンになるのがひとつ当たり前というか、そういうプライドを持って入ってきたんですけど、そんな簡単にできるような4年間ではなかったですし、本当に挫折ばかりだったので、今回初めて優勝できて本当に夢の中にいるようでした。実感がすぐには沸かなかったです。

‐今日試合に臨む前はどのような気持ちでしたか

目覚めもよく、東門が試合前にウォーミングアップが重くても軽くても気持ちだけは絶対持って、今日重いから駄目かなとかそういう諦める気持ちは持たないで本当に集中してやってこうという話があったので、試合前一番耳に残っていたのは東門のその話ですね。

重くても軽くてもいいから挙げろということを思いながらアップをしていました。

‐平良監督からはどんな言葉を貰っていましたか

「深澤、猛チャージだ」と言われていました。でもスナッチ終わった時から大分励まして頂きました。

‐特別指示はありましたか

スナッチを本数しっかりとれるようにと。ジャークは後からついてくるから、スナッチしっかり本数とれるようにという指示がありました。試合のポイントとしてもスナッチの2本目、3本目取れたのが自分の中でも良かったのかなと思っています。

‐昨日、東門選手が優勝したのを見ていてどういう思いを抱かれましたか

昨日というよりも去年試合に出られていなくて東門が2位でいい試合をして、東門がキャプテンになり東門とすごい差をつけられてしまったような気がしていて、自分の中では密かに東門より点をとるということが目標に考えていました。でも東門がスナッチ2位、ジャーク1位、トータル1位とったのを見てこれは無理だと思いましたけど。

(でも、それを見てよし自分もやってやろうというような気持ちはありましたか)

それはもちろん思いました。でも、東門は本当に一番練習していたし、今年一番チームのことも考えていたので試合の中からもそういうのが感じられたので、自分も頑張らなきゃという思いはありました。

‐ジャークの時に日大の本間選手が先に171㎏を挙げた時はどうでしたか

いや日大よりも中大の安江に勝つことを考えていたので日大がどうこうは考えていなかったです。スナッチで安江が140とって、153は失敗でしたが、調子良かったのでこのままでは終わらせられないと思っていたので。

‐スナッチ、ジャークの記録について

調整から考えれば妥当な記録です。高校時代からを考えてしまうと今まで自分に期待してくれたりとか指導してくれたりした人が皆が皆納得するような記録は残せなかったかもしれないですけど、1位を獲れたのでひとつのけじめというか、そのようなものは見せられたかなと思います。

‐減量は苦しかったですか

体重落とすの自体はそれほど辛くなかったですけど試合のジャークのアップで初めて足がつって水を沢山飲んで、さすってもらっていました。

‐昨年インカレに出場できなくて、1年間インカレのためだけの練習をしてきたと言っていましたが、その成果が今日発揮できたと思いますか

そうですね、試合展開も怖いくらいイメージ通りにできてスナッチ最低限130とれば、安江が140だから9㎏差だったらジャークでかえせるだろうと思っていたので、本当に思惑通りにいきました。トータル1位をとることに関してはですね、ジャーク1位とれなかったのは悔しかったですが。

‐4年間の集大成でしたが4年間どうでしたか

大学入って辛いこともあったけどそれを環境のせいにしたこともあるし、先輩とのことのせいにしたこともあり、ふてくされた時期もありましたが、4年生になってやってきて、これだけ面倒を見てくれるOBは法政だけだし、監督がこれだけ親身になってくれるのは法政だけだしそういうことを考えたら、本当に法政大学に入学して良かったなと今思います。

‐4年生の仲間に向けて

いつも、いつもごめんね、そしてありがとうですね。(3人の中でポジション的にも)

‐後輩に来年期待することは

今年よりも厳しい闘いにはなると思いますが、今の3年生には1年生の頃から団体戦に出たり、チームを引っ張ってきた選手が多いのでその経験を試合だけでなく練習にも生かして皆が伸びるようにしていけば優勝争いができるのではないかと思います。そこからは運もあるんでわからないですけど、スタートラインに立てるように頑張って欲しいです。

‐監督に向けて

高校の先生が割と厳しく指導される方でそれはもちろん自分にとってプラスになりましたが、大学の監督は自分が本当に調子悪い時もずっと優しく励ましてくれました。逆に調子が落ち込めば落ち込むほどその優しさがプレッシャーというか、あまり上手く受け止められないときもありましたが、それでもがみがみ言わないで温かい目で見てくれたのは一番監督の人間的な魅力だと思っているので、日本一の監督をしっかり日本一にできたのは良かったと思います。

‐重量挙げは深澤選手にとってどのようなものでしたか

これからも指導者として関わっていく気持ちはあるので、ウエイトリフティング全体でを総括することはできないですけど、選手としては良い思いもさせてもらったし、辛い思いはもっとさせられので・・・うーん自分の人生の一番辛かったことでもあるし、一番嬉しかったことでもありますね。 

+105kg級優勝・長谷川選手

‐今日の出来はいかがでしたか
(スナッチ)記録的にはベストだったんですけど、このインカレという場面でベストが出たということは、日頃の練習の成果が出たと思うので、調子は良かったと思います。
(ジャーク)211㎏まで挙げるつもりだったんですが、重量の壁に負けてしまったので、また来年の目標ですね。
‐結果についてはいかがですか
優勝という結果は、お世話になっていた最高のプレゼントになったと思うので、個人的には70点から80点くらいの出来だったんですけど、優勝もできてチームに貢献もできたかな、とも思うので、そういうことを踏まえて100点をつけたいと思います。
‐練習の感触はいかがでしたか
良い感じで練習が出来ていたので、自信がありました。
‐手首の痛みの影響はあったのか
一本目のスナッチを146㎏に下げたのも痛みがあったので、少し不安があったんですけど、一本取ってからは気持ちが高ぶって痛みが気にならなくなり、特に200㎏は自分のタイミングにぴったり合っていて、痛みをなく挙げることができました。211㎏もそのタイミングで行けるかなと思ったんですが、重量に負けてしまって、引いたときに傷みが出てきて、うまくできませんでした。
‐この1ヶ月の調整は順調でしたか
本当に順調でした。今までにないくらいの練習もできたので、万全な状態で臨めたと思います。
‐211㎏という記録に挑戦した場面では、緊張などはなかったのですか
プレッシャーは全く感じることなく、挑戦することができました。
‐同じ階級のライバルたちについては、どういった印象を持っていましたか
日体大の鈴木さんは、高校時代からライバルのような存在で、ずっと互いに競いあってきたので、鈴木さんがいてくれたから、スナッチでは156㎏、ジャークでは200㎏も挙げることができたと思っています。
‐法政がチームとして団体優勝を果たしたことについての気持ちを教えてください
単純に嬉しいですね。何よりも一年生から四年生までが全員で力を合わせて戦う、ということがチームのテーマだったので、それが良い形に繋がって、本当に良かったです。
‐四年生の先輩方について一言お願いします
東門さんと深沢さんは完全に、レギュラーとしても最高学年としてもチームを引っ張ってくれて、本当に尊敬しています。それに、大会に出ていない前田さんも、陰ながらサポートしてくれて、そうやってチームに貢献する姿を見せてくれたので、本当に最高の先輩たちだったと思います。
‐最後に来年に向けての意気込みをお願いします
最上学年で一番重量のある階級でもあるので、とにかく記録にこだわって、今年の自分に負けないようにがんばりたいです。

105kg級3位・小林選手

‐今日を振り返って

一か月前に怪我をしてけっこう不安だったんですけど、3位に入れてよかったです。

‐結果については満足していますか

もうちょっと上げられたら2番に入れたんじゃないかなとは思います。

‐やはりライバルの藤原選手は意識しましたか

はい。今回負けてしまって悔しかったですね。また同級生に高橋という選手がいるのですが、同じ階級の同級生のレベルが上がっているので、もっと頑張らないと勝てないなと思いました。

‐今回はどの様な意識で臨まれました

練習で右ひじが曲がっていたので、そのへんを意識してやりました。

‐監督からの指示は

言われた重量を上げていれば良いと言われていたので、言われたことをやるだけです。

‐今日の良かった点は

今回厳しい調整だったんですけど、それが今回順位として表れて良かったです。

‐来年に向けて

来年はとりあえず、この階級で200kgを目標に頑張っていきたいです。

+105kg級3位・玉城選手

‐団体優勝した今の気持ちを聞かせてください
本当に嬉しいです!1年越しで優勝できて嬉しいです。
‐以前、全部(スナッチ・ジャーク・総合)で3位を取りたいとおっしゃって、今回3位になりました。結果についていかがですか
自分が3位を取る予定だったので、目標にいったことは安心してます。でも(ジャークの)3本目を取ってたら、2番になれたので悔しかったです。
‐最後の階級としてどのような気持ちで臨みましたか
緊張していたんですけど、上の先輩が良い風吹かしてくれて思いっきりできて、3位取れて嬉しいです。
‐試合前、監督からはどのような指示がありましたか
「1本目しっかりとれ」って。自分的にはいけるって思ってたんですけど、1本目はやっぱ緊張して。でも1本目とってからはラクになりました。
‐スナッチは3本決めましたが、ジャークは3本目惜しかったですね
スナッチを3本取れたのはほんと嬉しくて、3本目は自己新記録で本当に嬉しくて。ジャークは正直もう体力が残っていなくて。もっと練習積まなきゃなと思いました。
‐2位の日体大の先輩(鈴木)に食らいつきたいということもおっしゃってましたが、いかがでしたか
多少は食らいつけたんで。スナッチはあっちが3本目取ったのでかなわなかったんですけど、ジャークは186取ってたら勝てたんで…。
-長谷川さんが1位を取ったことについてはどう思いますか

嬉しいですね、先輩が1位になって。でもいつまでも先輩ばかりが1位ではダメなので、もっと力をつけないとって思います。
‐今シーズン振り返っていかがでしたか
終わり良ければすべてよしですね!9ヶ月試合に出てなかったので不安だったんですけど、でも団体の先輩に優勝をプレゼントできて。あと、迷惑かけたOBにも優勝で貢献できて嬉しいです。
‐来期の抱負を教えてください
長谷川さんと2人でやるので、ワン・ツーフィニッシュできるように。まぁ、どっちが1位かはわからないですけど(笑)自分が1位になれるようにしたいです。あと、3年になって部を引っ張っていかなければならないので、先輩が強ければ後輩も強くなると思うので、背中で見せる先輩になろうと思います。 

85kg級・比嘉選手

‐今日の出来はいかがでしたか
スナッチ、ジャーク共に、万全でした。調子は良かったです
‐結果についてはいかがですか。
スナッチの二本目以外は、監督から言われたとおりの重量を挙げられたので良かったです
‐練習での感触はいかがでしたか
調子が良いのは感じていました。
‐法政のチームとしてはどうこれまでの流れをどう感じていますか
個人競技ではありますけど、みんなが団体のことを優先して行動しているんで、良いと思います。このままのペースなら(優勝も)行けると思います。
‐来年に向けて意気込みをお願いします
もっと監督に信頼してもらえるように。今回挙げた重量は軽かったと思ったので、まずは自分のベストを挙げることに挑戦させてもらえるようにがんばりたいです。

 

フォトギャラリー

  • zennihon2 1宙を舞う平良監督
  • zennihon2 2引退する4年生陣(左から深澤、東門、前田)
  • zennihon2 3実力を発揮し優勝した長谷川
  • zennihon2 4更なる飛躍の期待がかかる玉城
  • zennihon2 5初のインカレ個人優勝の深澤
  • zennihon2 63位に入った小林
  • zennihon2 785kg級で健闘した比嘉
  • zennihon2 8団体優勝を果たした法大
 

 

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