【重量挙】 全日本学生ウエイトリフティング選抜大会 新シーズン開幕! 各階級で優勝続出!!

全日本学生ウエイトリフティング選抜大会
2014年4月19日(土)、20日(日)
埼玉県上尾市総合スポーツセンター

昨年3連覇を逃したインカレから早4ヵ月ー。法大リフターたちの新シーズンが始まった。5月に行われる個人戦を見据えて臨んだ今季初の公式戦。結果は出場選手8人のうち4人が1位、2人が2位と幸先の良いスタートとなった。

見事優勝の平良

試合結果

個人成績

選手名階級成績スナッチクリーン&ジャークトータル
山城聖也 56㎏ 2位 90㎏② 120㎏③ 210㎏②
平良勇祐 77㎏ 1位 130㎏② 161㎏① 291㎏①
篠原航平 7位 115㎏⑧ 149㎏⑥ 264㎏⑦
平仲浩也 85㎏ 1位 128㎏② 168㎏① 296㎏①
赤松哲郎 94㎏ 1位 135㎏① 165㎏① 300㎏①
木野英 2位 125㎏③ 160㎏② 285㎏②
山本翔也 ₊105㎏ 1位 137㎏② 185㎏① 325㎏①
比嘉翔矢 記録なし 172㎏④

戦評

2日にわたり行われた今季初の公式戦。初日にまず出場したのは56㎏級の山城。スナッチ、ジャークともにスタートリストの数値よりも低い記録で挑んだ。クリーンは1本目のみの成功に終わり、出場3選手中の2位と好成績を残すことはできなかった。続く77㎏級に出場したのは平良と篠原の2人。昨年の不調から見事に復活した平良はスナッチをすべて成功させ、自己新記録となる130㎏をマークした。ジャークでは1本目で161㎏を挙げ優勝を確定させ、好調さを存分にアピールした。一方篠原はスナッチ2本、ジャーク1本の失敗が響き、表彰台圏外の7位に。大会2日目、85㎏級に出場した平仲はスナッチで2本の試技を失敗し出遅れるが、ジャークで168㎏を成功させ2位と1㎏差で優勝を掴んだ。94㎏には赤松と木野が出場。赤松はクリーン、ジャークともに3本目以外をすべて成功させ、スナッチ1位、ジャーク1位で完全優勝を果たす。木野は万全なコンディションではなかったものの2位につけ、法大が1位2位を独占。最後の₊105㎏級に出場したのは比嘉と山本。比嘉はスナッチで128㎏を挙げることができず、記録なしとなる。気持ちを切り替えて臨んだジャークでも2、3本目を成功できず、悔しさの残る結果となってしまった。一方、昨年のインカレで苦戦した山本は失敗をスナッチの2本目のみに留めて見事1位に輝いた。

 結果から見ると、エントリーした8選手のうち4人が優勝、2人が2位で、出場した階級をすべて制覇するという上々の滑り出しで今シーズン初の公式戦を終えることができた。しかし、内容を見ると成功率の低さや調整が不完全であったと感じる場面もあり、今後はさらに個々での課題の克服が必要となる。5月に行われる全日本個人選手権では、今大会に出場していない選手を含め全員で、メダルだけでなく記録を狙っていけるような大会になることを期待したい。インカレでの王座奪還を誓った彼らの今後の躍進に期待だ。(面田沙彩奈)

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―大会の総括をお願いします
8人エントリーしたうちの4人が優勝、4人が2位という結果からすると新年度の最初の大会としてはまずまずですね。今年は優勝を本気で狙ってきているので、そういう意味ではよかったと思います。しかし、記録や試合の展開を見てみると、今後の団体戦の優勝までは遠いという印象もあります。選手はそれぞれ今持っている力をそこそこ出してくれましたし、自己新を出した選手(平良)もいたので、そこは良かったですね。というのも平良選手は昨年不調で、そこから脱してくれたので、とても大きな収穫になりました。
 
―今後の課題は何でしょうか
成功率の問題と基礎体力をまだ一段アップしていかないとハイパフォーマンスにはつながらないので、3週間後に控えている個人戦が終わったら基礎からやり直す。基礎体力をアップしてから、また東日本対抗戦を迎える。その後もう一度基礎体力を上げるというように2段階に分けて今後は伸ばしていきます。個人戦までは調整ですね。
 
―次の個人戦へ向けての意気込みをお願いします
今大会では8人がエントリーして、個人戦では15人エントリーしていて今回に比べて少しハードルは低いのですが、15人の中には当然レギュラー争いに加わる者たちが出てくるので、そういう部員たちにはインカレを意識した試合の展開をしてもらいたいです。そういう意味でも彼らには多少無理をさせてでも自己新記録を狙わせたりしていきます。もちろん優勝や入賞を狙うことができる者はそれを優先にして、その他は自己新を狙っていくような展開で個人戦は戦っていきたいです。インカレのことを常に念頭に置いて1年間戦っていきます。
 

山城聖也(キャ4)

―今日の試技を振り返って
今日のアップの時間にうまく挙がらない状況になってしまったので、スナッチでスタート重量を予定していた重量より下げるところからはじめました。また、ジャークでも重量を下げて、2、3本目で予定していた重量に挑戦したのですが、取れないという結果に終わってしまったので悔しいです。最近出せる記録が変わっていないので、今後さらに練習をしていかないといけないなと思いました。

―試合まではどのような練習をされていましたか
補強を伸ばすということを意識して、種目もいつもやっていた回数よりも多くセットをこなしたりして、伸ばしていこうと考えていました。

―記録の伸び悩みはいつ頃からですか
1年生の終わりには、今日の試合で出した記録に触っていました。この重量でできるようになって2、3年目くらいになるので、そろそろ伸ばさないといけないです。

―うまく切り替えることはできましたか
そうですね。自分の中では切り替えたつもりだったのですが、結果には繋がらなかったです。

―次の個人戦へ向けて
時間があまりないので、補強を伸ばす暇とかはないのですが、できるだけ普段挙げている重量よりも重いものをセットしていって、種目にしっかりつなげていきたいです。そして、個人戦では自己ベスト、自己新記録に届くようにしていきます。

平良勇祐(営3)

―今日の試技を振り返ってください
3月ごろから調子も体重もよくて、この大会を標準にして練習に取り組んでいました。その大会で目標としていた優勝ができてよかったです。

―体重も規定ぎりぎりまで上げていました

今日も計量を何度も行いほかのどの選手よりも高い体重で臨めるようにしました。調整が上手くいってよかったです。

―スナッチでは130kgを記録しましたが公式戦では初ですか

初めてです、今までは125kgが最高だったので。練習でも触ったことのない重量でしたが、やってきたことを出せて取れたので本当に良かったです。ジャークは161kgで優勝が決まる状況だったのでそれをまず抑えて、その後は目標であった170kgに挑戦しましたが、連続試技だったこともあり達成はできませんでした。立つのはできますが、上げることができないということで、まだまだ技術が足りていないと痛感しました。しかし、課題だった足腰も少しづつ改善できましたし、非常に良い結果を残せたと思います。

―今後に向けて
次の大阪での全日本個人選手権まで一か月もありませんが、今日できなかったことを克服して、改めて目標を達成できるように頑張りたいと思います。

 

篠原航平(文2)

―今日の試技を振り返って
試合の前のスタートで一本目をとる練習があるんですけど、そのときにスタートすら触れないくらい調子が悪かったので、そのなかで1本目をスナッチとジャーク両方とれたのは進歩ではあったと思います。でもやっぱりその先の、2本目3本目がしっかりとれなくて。力がないわけではなくてやっぱり技術面が足りないので、そこがもう少しですね。

―今年度初の公式戦でしたが
初めてというのは関係ないのですが、とにかく1本目をしっかり取るってことを意識しました。昨年の試合はほとんど1本目を落としているので、その1本目を取るっていうことにまず集中していって、とりあえず取れて良かったです。でもやはり2本目3本目をとる技術が足りなかったですね。

―今日は77kg級での出場でしたが、階級については
次の個人戦は69kg級で出る予定です。今年の自分の目標でもあるのですが、国際大会に出場するために個人戦の69kg級で入賞を狙いにいって、世界大学選手権などの国際大会に出場することを狙っていこうかなと思っているからです。

―今後の課題と目標は
課題としてはやはり、自分はパワーは77kg級でも戦っていけるものが 平仲浩也(法3)

平仲浩也(法3)

―今日を振り返って
スナッチがダメ過ぎました。もしスナッチからジャークへいいイメージでつなげられたら、ジャークの1本目で勝負が決まるくらいの展開だったので、やはり1本目でスナッチを落としたりすると面倒くさい試合になるんだなと改めて感じました。まだ個人戦の段階でそれを感じられてよかったなと思います。自分たちの部は(全日本大学)対抗戦に照準を合わせてやっているので、そのことに今気づけたことが1番大きいです。

―今シーズン最初の大会としての手ごたえは
表彰台の一番上に立つのが最低限の目標だったのですが、スナッチの時点で(スナッチ1位と)10㎏差も離されてしまったので、自分の中のモチベーションが下がってしまい、「もしかしたら優勝ができないんじゃないか」と思ってしまいましたが、ジャークで挽回できたので最初の試合としては良かったんじゃないかと思います。

―トータルの重量は2位と1㎏差でしたが、やはりジャークの2本目を挙げられたことが大きいのですか
そうですね。あれで逆転ジャークでしたし、自己新記録だったので。練習では167㎏までしか挙げられなかったので、あそこで1㎏自己新が取れたのは大きかったです。また普通、重量挙げの選手は重さを160㎏、165㎏というように5㎏ごとでしか上げないので、あそこで(1本目から)8㎏上げて取れたのはすごく良かったなと思います。

―次の個人戦に向けての意気込みを
やっぱり試合との間が短い試合なのですが、今回自分は力を全く出しきれなかったので、そこで今以上の結果を出せたら、今回を挽回できると思うので、今の記録以上を出せるように個人戦は臨みたいと思います。また、調整方法も変えて、対抗戦までに安定した試合をできるようにしたいです。今は重たい重量を練習前にバンバン挙げられていて、自分でもすごく自信を持っていました。しかし、今日はスナッチのスタートで128㎏を失敗してしまいました。練習では130㎏を2,3回余裕でポーンと挙げられる日があったので、今日は試合でも自己新が出るんじゃないかと自信をもって試合に臨んでも、こんなにも体が動かないものかと実感しました。やはり自分が体調の良い日に(重量を)挙げられるのではなく、この日に挙げられれば試合でも挙がるという日を作って行こうと思います。"挙がる日には挙がる"ではなくて、"挙げられる日に挙がる"ように調整していきたいと思います。去年は対抗戦だけ安定していたので、安定した試合を監督さんやOBの方に見せて「こいつは大丈夫だ」と思われるようなキーマン的な存在になることが目標です。

赤松哲郎(キャ2)

-今日を振り返って
今日は優勝を第一に目指してやってきたので、優勝できて良かったです。でも試合前から目標にしていたスナッチ140kgとジャーク170kgにそれぞれ3本目に挑戦したのですが、どちらも取れなかったので悔しい思いはあります。いつも木野さんに負けていたので、「今日こそ勝とう」と思っていました。挙げた重量の結果は悔しいですが、優勝という形には喜べます。

-練習時の調子は
全日本ジュニアが終わってから全然調子が上がってこなくて、今回の調整も自分の中では全然上手くいってなかったのですが、試合で1、2本目が取れて安心して競技に臨むことができました。

-次の個人戦に向けての意気込みを
次の個人戦には中央大の大井さん(今回は欠場)が出ると思いますので、その人に1本でも食い込めるように頑張りたいと思います。

木野英(文4)

―今日を振り返って
ベストからは程遠かったです。1月の初めにけがをしてしまって、それが治ってからも体調を崩してしまい、体重が6㎏も落ちてしまいました。体重を戻すので精いっぱいで、本調子ではなかったのですが、1本は取れたので良かったです。

―2位という結果について
2位になれたことはうれしいのですが、後輩の赤松に負けてしまったのでそれが悔しいです。

初戦としてはどうでしたか
100点満点中10点とか20点くらいの評価でとても低いです。本当でしたらもっと高い重量から出場できたのですが、練習不足ということもありできませんでした。全日本の学生委員会の委員長もやっていまして、初めての大会で設営などもわからない面が多かったことも反省点の一つです。設営などの面も考慮した練習がまだ上手にできていなかったと思うので、調整不足でしたね。

―今後の課題は
これからは学生委員会の仕事をしながら試合に出ないといけないので、それをカバーできるぐらいの練習量にしていかないといけないこと、そして何よりもけがを絶対にしないということですね。

―今シーズンの目標は
最後のインカレで個人でも優勝して、法政大学を1位へ導きたいです。

山本翔也(法4)

-今日を振り返って
同階級の首位の選手が今回エントリーしていなくて、結果的にも相手の失敗を待つ形での優勝だったので、形は優勝していますが、全く満足はしていないです。

-今回の試技は失敗が1本しかなく、安定していたように思われました
そうですね。大学に入ってからは不安定な試合が続いていたので。今回は調整は全く上手くいかなかったのですが、しっかり気持ちを高めてやっていくことで良い試合運びが出来たかなと思っています。

-今シーズン最初の試合としての手応えは
去年の全日本大学対抗戦でお世話になった先輩に恩返しが出来ずに不甲斐ない結果に終わってしまったので、今年はなんとしても優勝して、先輩方やOBの方々にお世話になった気持ちを表したいなと思っていたので、優勝できてとても嬉しいです。

-今年は最上級生という立場ですが
最上級生ということで副主将を務めさせてもらっているので、自分だけでなく周りも見ていかなければならない立場だと思っています。今までの先輩方が築いてきた伝統を汚さないように、そして新しい法政の伝統を作っていけるように頑張っていきたいと思います。

-昨年まで+105kgの階級には玉城さんという絶対的な存在がいましたが
実は試合前のアップに行く前に玉城さんから電話をいただきました。調整が上手くできていなかったのですが、その電話も心の支えになりました。それが結構大きかったです。

比嘉翔矢(環2)

-今日を振り返って 
今日は全くダメでした。スナッチが1本も取れず、ジャークも取れませんでした。
 
-スナッチを3本失敗してしまいましたが、ジャークへのモチベーションは
先に3本失敗してしまい、監督、総監督さんもお前はジャークで180kgいけると言ってくださったので、ジャークで自己新を取ろうと思ったのですが、取れませんでした。
 
-次の個人戦に向けての意気込みを
今回不甲斐ない試合だったので、次は監督、総監督さんの期待に応えられるように頑張ります。

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   今回は不調に終わった比嘉        優勝の赤松と3位の木野        今後に期待のかかる篠原

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最上級生としての奮起に期待のかかる山城

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