重量挙
 

連覇へ好調な滑り出し!!!平良朝77kg級で優勝!!ウエイトリフティング全日本インカレ1,2日目

大会名:第58回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権大会

日程:12月7〜9日

会場:さいたま市記念総合体育館

 いよいよ始まった、第58回全日本大学対抗ウエイトリフティング選手権(以下インカレ)。重量挙げ部の今年度最後の公式戦かつ、最も重要な大会である。昨年17度目の優勝を飾った法大は、インカレ連覇の期待を背に戦う。

 その初日、重圧のかかるスターターとして56kg級に登場したのは、昨年に続く出場となった山城。「スターターとしての重圧があった」と語ったように、スナッチの1本目を落としてしまうなど全体的に波に乗り切れなかったものの、スナッチ、ジャーク共に何とかまとめトータル6位。総得点も10点と二桁に届き、まずまずの結果を残した。

 続く2日目には69kg級で平良勇が登場。大会前に腰に怪我を負い、状態は決して万全ではなかったが、スナッチでは3本全てを挙げ、2位に入る活躍を見せた。ジャークは1本の成功に終わったが、トータル3位で見事表彰台へ。初めてのインカレで、自らの役割をしっかりと果たした。

 また77kg級には4年生の平良朝と、新人戦85kg級で優勝した平仲が出場。平良朝はスナッチでは2本目を落とすも3本目を落ち着いて成功させ1位で折り返すと、ジャークは圧巻の3本連続成功。不調と語っていた大会前の不安を吹き飛ばし、スナッチ、ジャーク、トータル全てで1位となり、初の個人優勝を果たした。平仲はトータルでの表彰台は惜しくも逃したものの、スナッチは3本成功で2位に入るなど総得点は17点を獲得。平良勇と共に、1年生ながら堂々とした活躍を披露し、インカレ前半戦の原動力となった。

 最大のライバルと見られていた日大の躓きもあり、ここまで法大は連覇へ向けて、視界良好と見て良いだろう。しかし各階級で好調の平国大や昨年準優勝の九国大も含め、優勝争いはまだまだ熾烈だ。明日の最終日は各階級に多くの有力選手を揃えているだけに、各選手が大きな取りこぼしをせず、自分の役割を果たしていけるかどうかが、法大の優勝へのカギを握っている。(田中宏樹) 

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悲願の優勝となった平良朝

試合結果

選手名階級成績総得点スナッチクリーン&ジャークトータル
山城聖也 56kg級 6位 10点 90kg⑥ 123kg⑤ 213kg⑥
平良勇祐 69kg級 3位 17点 123kg② 145kg⑤ 268kg③
平良朝太 77kg級 優勝 24点 128kg① 160kg① 288kg①
平仲浩也 77kg級 4位 17点 125kg② 154kg④ 279kg④

コメント

平良朝(77kg級 優勝)

-スナッチの調子は

重かったんですけど、それでも1位が取れたので、嬉しいです

-ジャークの調子は

ジャークの方はアップから軽くて、何kgが来ても挙げられるような感覚だったので、上出来です

-調子が悪かったということでしたが

そうですね。ただ自分は体重が少なかったので、相手よりも1kgでも多く挙げられればいいと思っていたので、うまくまとめられたと思います

-ほかの選手の追い上げで焦りなどはあったか

全然ありませんでした。ジャークのベストは165なので、さすがにそこまでは来ないだろうと思っていましたし、楽にやれました

-同階級に出場した平仲選手について

1年ながら得点も17点くらい取って、彼とは高校も一緒なので、初めて一緒に試合をやれたので嬉しかったですね。あと3年間あるので頑張ってほしいです

-チームの雰囲気は

56kg級から順調に来ていて69kg級で完璧に流れが来た感じだったので、その流れを断ち切らないように、と。流れは凄いです。

-4年生として最後の大会だったが

最後の試合ということでやっぱり気合が入っていたんですけど、気合が空回りしないように、気合をプラスの方向に持っていけるように気を付けました。目標は、4年でパーフェクトの点数を取るということだったので、OBや先輩の方々が観に来てくれている前で達成できてよかったです。

-後輩に向けて

俺に続け!(笑)まあ、頑張ってほしいと思います

平良勇(69kg級 3位)

-スナッチを振り返って

本当に全日本新人選手権大会が終わって、その時に自己新記録も出て、凄い調子もよくてインカレは(順位が)2番にはいけるかなと思ってたんですけど。新人戦直後の練習の時に腰を怪我してしまって、病院でもヘルニアの一歩手前と診断され、練習も三週間は休めと言われて、残り1ヶ月だったんですけど。3週間あけたあとに痛みを気にしながらやったんですが。今日はスタートの重量も低かったんで、それで先輩方にも迷惑をかけてしまいました。結果的には3本とも成功できて、記録も123kgで二番に入れたので、少しは恩返しできたかなと思います。

-ジャークについて

ジャークの方も、スタートの145kgは怪我して以来触ったこともなかったので怖かったんですけど。ですがいままで先輩方に練習でやってきてるから大丈夫と言われて、励まされながらやりました。そうして自分を信じてやったら145kgがあがって。本当は148kgも、立つことができたら自分はジャークが得意なのでいけたと思うんですけど。怪我とか減量の影響もあって力が入らずできなかったっていうのは残念なところです。

-やはりコンディションはよくなかった

ケガといってもやらなければいけないものなので。ケガのせいばかりにするのは嫌なんですけど、実力的にもまだ力がないんで。来年は自分が、階級もあげようと思っているんで、点数をもっととれるように頑張りたいです。

-減量は厳しかったか

前回の新人戦が71kgで、そのあと72とか73まで行ってて減量は非常につらかったのですが、先輩方からもアドバイスを頂いて、栄養士の方にもお世話になりました。また色々なところから飲み物とかも支給して頂いて、そのお陰で体調もよく、万全な体制で望むことができました。

-今日の17ポイントという結果は

自分の予想は18点とされてて。絶対とれると思っていたジャークの2、3本目をとれてれば、あとの先輩方にも良い流れをつくれたと思うのですが、落としてしまって。スナッチが良かった分ジャークがとれなかったのが自分としては悔しいなという思いがあったんですけど、このコンディションで17点とれたことは監督にもよくやったと言ってもらえたので、そこは良かったのかなと思います。

-初のインカレでしたが総括を

初めての全日本大学対抗戦で、は練習でメンバーが決まるまでみんな切磋琢磨したりして、自己ベストをのばしたり。自分も一年生ですが、殆ど決まってるとは言われてたもののケガしてしまって。他の選手はケガもせず全力でいけるのに自分はこの状態で申し訳ないなと思いながらやっていました。それで結局自分がでて、結果17点という点数がとれたんでよかったです。

―4年生に向けて一言

4年生の方々には入学してすぐ仕事から練習のこと、生活面まで全部ご指導いただいたので。今日は本当は18点、出来れば20点とできるだけ多くの点数をあげたかったんですけど。でも先輩方がもっとやってくれると思うので、団体優勝に向けて17点なら結構いいと思いますし、あとは信じています。

―平良選手の今後について意気込みを

今回はケガをしてしまってこんな結果に終わってしまったので。来年は階級もあげようと思っているので、満点の24点をとれるようになって先輩方をサポートできるようになります。

山城選手(56kg級 6位)

-今日の試合を振り返って

練習の時から調子は上がっていたんですけど、スナッチの1本目落としてしまって、自分の中で乗り切れなかったです。3本目もしっかりと決めるべきだったんですけど、1本目と同じミスをしてしまって、修正出来てなくて、そこが響いたと思います。ジャークのほうは何とか3本目取れたんですけど、全体的に見てまだまだスターターとしての役割を上手く果たせなかったなと思います。

―法大のスターターとしてのプレッシャーはありましたか

そうですね、初日の最初っていうことで、自分の中で2年生としてスターターを任されるってところで、プレッシャーをある程度あったんですが、それを感じすぎてしまったのがスナッチの1本目の失敗に繋がってしまったのかなと。

―トータルの数字については

自分の実力のベストを出せればもっと上に行けたんで、満足は全然できないです。

―今回見つかった課題や収穫は

課題としては記録がまだまだ去年と同じ重量だったので、もっと重い重量が獲れるように練習を積み重ねていきたいです。収穫は去年の得点が一桁だったんですが、今年は二桁だったので、自分の目標点数には届かなかったんですけど、チームで予想してた点数よりはいい得点が取れてたので、そこは収穫ですね。

―残り二日どのようにチームに貢献していこうと考えていますか

自分の選手としての役割は終わったので、あとは裏方として残りの選手をいかにサポートしていけるかっていうところで、負担にならないようにしていきたいです。 

平仲選手(77kg級 4位)

-今日の結果を振り返って

中学生のころから平良(朝)さんと練習していて、今年(大学に)入学できてそれから「一緒に全日本で点数を取るぞ!」と決めていて、メンバーに入れてこの舞台に立たせてくださって、一緒にこうやって点を取れたということはすごく嬉しいです。

-初めての全日本の舞台はいかがでしたか

やっぱり他の大会とは違って、自分の出せる力を成功率とかそういう面につなげていかないといけないので、すごく緊張する試合でした。

-この大会での具体的な目標は

平良(朝)さんと一緒に(2人で上位)1、2番を取って団体戦の点数に45点を入れるという目標がありました。自分はスナッチ、ジャークで2位を取って、平良さんが1位で達成できる目標だったんですが、今回自分が(スナッチ)2位、(ジャーク)4位、(トータル)4位で17点しか取れなかったんですが、一応2人で40点以上取れて、最低ラインの目標は達成できたので嬉しいです。

-新人戦の85kg級から今回77kg級に階級を変更されました

入学当初、自分はまだ体重が全然少なくて73kgくらいしかなくて、 それから先輩方に色んなことを言われて体重をどんどん増やして、85kg級でまず新人戦などの大会に出て他大学を騙すというか、そういう形で自分がダークホースというか、他の大学をびっくりさせて点数をバッと取れるようにと言われていたので、そこでしっかり77(kg級)にきて(点数を)取れたので嬉しいです。85(kg級)で出た場合は(点数を)全然取れないんですが、77で取れたので良かったです。

-同じ1年生の平良(勇)選手の存在は刺激になっていますか

1つ階級は離れているんですが、自分とほとんど同じくらい重量を挙げてくるので、「下の階級のやつに負けないぞ」という気持ちで重量挙げができていることが、すごく良い刺激になっています。さらに、平良(朝)さんの弟ということで、中学校から一緒にやってきているライバルという仲なので、これからも刺激し合っていければいいなと思います。

-来年は平良(朝)選手が抜けて77kg級は平仲選手一人になりますが

来年自分は多分85kg級で、もう一階級をあげて全日本を狙いにいくと思うので、そのときはまた上の先輩の比嘉さんがいるので、その階級で比嘉さんを超えて全日本で一番になるぐらいの強い精神で、また、団体優勝を狙いにいければいいなと思います。 

 

フォトギャラリー

  • inkare1-1悲願の優勝となった平良朝
  • inkare1-2ジャークは圧巻の3本全て成功
  • inkare1-31年生ながら3位にはいった平良勇
  • inkare1-4ルーキーながら実力はトップクラスの平良勇
  • inkare1-5高い成功率でチームを引っ張った平仲
  • inkare1-6スターターとして流れを作った山城
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