硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球秋季リーグ戦 対東大展望

東京六大学野球秋季リーグ戦
2016年10月22日(土) ~
神宮球場

およそ2か月にわたるリーグ戦もついに最終カード。いまだ勝ち点のない法大は、同じく勝ち点のない東大と決戦に臨む。法大はここで勝ち点を落とせば実に69年ぶりの最下位に沈むだけに、絶対に負けられない。

miyadai
東大エース・宮台の登板はあるか

展望

  秋のリーグ戦もついに最終節を迎える。いまだ勝ち点のない法大は、ここで勝ち点を落とすと昭和22年春以来69年ぶりの最下位になってしまう厳しい状況だ。
 
  昨季3勝を挙げ大きく躍進を遂げた東大。エースの宮台康平は肩の不安からこれまで1試合の登板だが、エースの穴を埋めようと投手陣が奮起。サイドスローの三木豪が防御率3点台と好投を見せれば、ルーキー左腕小林大雅も強気の投球で神宮を沸かせている。ブルペンにも立大1回戦で抑えを任された柴田章吾や有坂望が控えている。また状態次第では宮台も登板する可能性が考えられる。法大戦で通算3勝を挙げているエースがマウンドに上がれば厳しい戦いを強いられるだろう。
 打線で好調なのは1番を任される下雅意拓哉。立大1回戦では5安打の固め打ちで打率.364と高打率を残している。この赤門打線のリードオフマンを封じることが重要になってくる。また、昨季ベストナインを獲得した桐生祥汰、不動の4番田口耕蔵が打線の中心を担う。チーム打率.215とリーグ最下位ながらも、慎重な投球が求められるだろう。
 
  法大の大きな課題に挙げられている投手陣。チーム防御率はリーグ最下位の6.28で投壊が続いている。だが、少しながら改善の兆しが見えてきた。慶大2回戦で熊谷拓也(キャ3)が6回3失点と試合を作ると、菅野秀哉(キャ2)も同3回戦では7回途中3失点と粘投した。リリーフ陣も慶大1回戦で無失点に抑えてサヨナラ勝ちを呼び込むなど、状態は上がってきている。特に三浦浩太郎(法4)は防御率1点台と抜群の安定感を保っており、火消し役を充分に担っている。また、内沢航大(キャ1)、新井悠太朗(営1)、髙氏祥太(文1)などの1年生も経験を積み、自信をつけている。1年間を通じて苦しんだ投手陣。来年の飛躍の為にも最後は好投でリーグ戦を締めくくってほしい。
  昨季3割打者を6人出した強力打線も今季は影を潜めている。チーム打率は.232と昨季リーグトップの.298に比べ低空飛行だ。慶大戦でサヨナラ打を放った柴田圭輝(文4)や小林満平(法2)などが好調を維持するも川口凌(人2)、大西千洋(営2)が1割台と大ブレーキ。昨季首位打者の金子凌也(キャ4)もけがから復帰後わずか2安打と本調子からは程遠い状態だ。そのなかでキーマンとなるのは中山翔太(人2)だ。2戦連発の早大戦から4試合無安打と眠っていたが、慶大1回戦で加藤拓から3号2ランを放つなど、その打棒が戻りつつある。東大投手陣にも持ち前の豪打をみせることはできるか。今季大きな飛躍を遂げた次代の大砲が勝ち点奪取へ大きな鍵を握っている。
 
   2季ぶりのBクラスが決まり、屈辱の秋となった法大。69年ぶりの最下位でさらなる屈辱を味わうわけにはいかない。だが、東大には3季連続で黒星を喫しており気を引き締めて戦わなければならない。未来の覇権奪還の為にも、目の前の1勝に貪欲に向かってほしい。それこそが「負けない野球」の大きな土台になる。(渡辺拓海)

予想オーダー 

 
東大

打順 位置 選手(学年=出身校)
  1  (8) 下雅意(4=甲陽学院) .364  0   0 
  2  (4) 桐生(4=西) .240  0   2 
  3  (6) 山田(3=桐朋) .121  0   0 
  4  (3) 田口(3=西大和学園) .235  1   3
  5  (7) 楠田(3=桐朋) .276  0   3
  6  (5) 山本克(4=聖光学院) .222  1   4 
  7  (2) 喜入(4=修猷館) .161  0   2 
  8  (1) 三木(4=県多摩) .000  0   0 
  9  (9) 宇佐美(2=桐朋) .200  1   1 

 

法大

打順 位置 選手(学年=出身校)   率
  1  (9)  小林(2=中京大中京) .294  0   1 
  2  (4) 相馬優(1=健大高崎) .217  0   2 
  3  (3) 柴田(4=東邦) .317  2   7 
  4  (5) 金子凌(4=日大三) .133  0   1 
  5  (7) 中山(2=履正社) .313  3  10 
  6  (2) 森川(4=桐蔭学園) .222  0   1 
  7  (6) 水谷(3=大阪桐蔭) .000  0   0 
  8  (1) 菅野(2=小高工) .200  0   1 
  9  (8) 大西千(2=阪南大) .182  0   3 

 

主な投手陣

東大

選手(学年=出身校)    回   防
三木(4=県多摩) 7  0  1  21 2/3  10 3.32
小林(1=横浜翠嵐)  0   2    22   8  6.14 
山本俊(4=西春) 5  0  0     5  5 3.60 
柴田(3=洛星) 7  0   2  14 1/3  10  8.16
有坂(2=城北) 4  0  2    12   9 7.50
宮台(3=湘南) 1  1   0     1   2 9.00 

 

法大

選手(学年=出身校)    回   防
菅野(2=小高工) 7  1  35 1/3   7  7.13 
熊谷(3=平塚学園) 7  1     27  19 6.33 
三浦(4=三重) 5  0      6   3 1.50
内沢(1=八戸工大一)  0   5 2/3   5  6.35 

 

フォトギャラリー

  • miyadai東大エース・宮台の登板はあるか
  • simogaiリードオフマンの下雅意は.364の高打率をマーク
  • kobayashiルーキーながら4試合で先発を任された小林
  • taguchi長打力を秘める主砲の田口
  • yamasyun東大史上最速右腕・山本俊
  • 001 R昨季ベストナインを獲得した桐生
 

 

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