硬式野球

【硬式野球】明治神宮外苑創建90年記念奉納試合 六大学選抜対東京ヤクルト 法大勢が躍動! 中山猛打賞!!! 柴田タイムリー!! OB大引も10年越しの連発は3ラン!!

明治神宮外苑創建90年記念奉納試合
2016年11月5日(土)
明治神宮野球場

10年ぶりに開催された六大学選抜対東京ヤクルトの一戦。先発星が4番山田から三振を奪うなど、大いに盛り上がったが東京ヤクルトが4回に6点を奪うなど、プロの意地をみせ、15安打12得点で圧勝した。法大からは4選手が出場し、中でも6番中山が3安打、途中出場の柴田が2安打1打点と大活躍。ヤクルトからは大引、西浦が出場し大引は10年越しの本塁打となる3ランを放つ活躍をみせた。

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つば九郎と話す選手達

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
ヤクルト 0 0 0 6 0 1 0 4 1 12 15 0
六大学選抜 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 9 1

(ヤクルト) 石山、◯原、岩橋、平井、村中、秋吉-中村、西田
(六大学選抜)星、小島、●澤田、竹内、柳、三木、田村、加藤-小藤、郡司
[本塁打] (ヤ)大引3ラン(4回=澤田)

 

打撃成績

打順位置選手123456789
1 (4) 吉田 3 1 0 一ゴロ   二ゴロ   中前安        
  4 小林 1 0 0               ニゴロ  
2 (8) 下雅意 2 1 0 空三振   右前安            
  H5 沓掛 2 0 0         中飛     空三振  
3 (9) 佐藤拓 3 0 0 一直   見三振   二ゴロ     空三振  
  9 田中 1 0 0                  
4 (3) 山本 2 1 0   中前打   投ゴロ          
  78  佐藤竜  1 0 0           一ゴロ      
  田口 1 0 0                 三ゴロ
5 (6) 石井 4 1 0   中飛   中飛   右前安     左飛
6 (D) 中山 4 3 0   左中間ニ   左中間ニ   三併殺打     ニ内安
7 (7) 大西 1 0 0   空三振              
  H3 柴田 3 2 0       左前安①     一ゴロ   右前安
8 (2) 小藤 2 0 0   空三振   二ゴロ          
  2 郡司 2 0 0             遊ゴロ    見三振
9 (5) 渡辺 1 0 0     空三振            
  H7 岩見 2 0 0         一邪飛   三ゴロ    
    35 9 1                  

 

投手成績

  球数 打者
2 18 6 1 2 0 0
小島 1 14 3 1 0 0 0
澤田 1/3 25 7 6 0 0 6
竹内 1 2/3 29 6 1 1 1 0
1 19 4 0 0 1 1
三木 1 12 3 0 0 0 0
田村 1 30 8 4 0 1 4
加藤 1 23 5 2 0 0 1
9 170 42 15 3 3 12

 

ベンチ入りメンバー

10 柳(明大4年=横浜) 29 小藤(早大1年=日大三) 13 岩見(慶大3年=比叡山)
11 星(明大4年=宇都宮工) 6 吉田(明大4年=佼成学園) 1 佐藤拓(立大4年=浦和学院)
18 加藤(慶大4年=慶應義塾) 15 渡辺(明大2年=横浜) 7 田中(立大4年=西南学院)
15  竹内(早大4年=松阪) 5 沓掛(慶大4年=慶應義塾) 8 佐藤竜(立大4年=國學院久我山)
19 小島(早大2年=浦和学院) 8 山本(慶大4年=South Torrance) 1 大西千(法大2年=阪南大)
10  澤田(立大4年=大阪桐蔭) 10 石井(早大4年=作新学院) 37 中山(法大2年=履正社)
18 田村(立大4年=報徳学園) 4 柴田(法大4年=東邦) 41 下雅意(東大4年=甲陽学院)
21 三木(東大4年=県多摩) 24 小林(法大2年=中京大中京)    
32 郡司(慶大1年=仙台育英) 3 田口(東大3年=西大和学園)    

  

戦評

 雲一つない空のもと満員の神宮で行われたこの試合。国歌独唱はさだまさし、始球式は現在はメジャーリーガーである青木宜親(現アストロズ)が務めた。まさに、ビッグゲームである。10年前にも開催されたこのカードは3対2でヤクルトが辛勝した。六大学選抜の先発は奇しくもヤクルトにドラフト2位で指名を受けた星知弥。初回、ヤクルトの1番は法大OBである西浦直亭(平26年卒)。注目の初球は149キロの直球、さらに146キロの直球で簡単に追い込むと最後は変化球を振らせ三球三振。2番上田剛史の打球は遊撃手石井一成が横っ飛びで好捕するも送球が間に合わず内野安打。ここで迎えるは今季.302の高打率を誇る3番川端慎吾。星の初球を捉えるも二塁手吉田大成の鮮やかな守備で併殺打に打ち取る。その裏、六大学選抜の攻撃はヤクルト先発の石山秦稚の前に三者凡退に終わる。2回、星は2年連続のトリプルスリーを達成した4番の山田哲人を迎える。星はすべて直球勝負。カウント2-2に追い込むと、最後は渾身の147キロの直球でに山田のバットが空を切り、24090人の観客を沸かせる。さらに鵜久森淳志、西田明央を打ち取り、星は2回無失点でマウンドを降りる。その裏、六大学選抜は1死1塁となり6番中山翔太(人2)を迎える。中山は甘く入った変化球を強振した打球は左中間を真っ二つに破る二塁打を放ち、2塁塁上でガッツポーズを見せた。1死二、三塁となり迎えるは大西千洋(営2)。しかし、石山の球を捉えられず空振り三振に倒れる。さらに、小藤翼も空振り三振に倒れ先制の好機を逃した。
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 3回表、マウンドに上がった小島和哉は比屋根渉に左前安打を打たれるも、中村悠平を二併殺打に打ち取る。投手戦と思われた試合は4回表に動く。オリックスからドラフト8位指名を受けた3番手澤田圭祐に対し1死から上田、川端の連打で1、3塁の好機を作ると4番山田にフルカウントからコンパクトに左中間に打たれ先制の適時打を放つ。さらに1塁側スタンドの傘の花は揺れ続ける。5番鵜久森に外角の変化球を泳ぎながらも左前安打を打たれると6番西田にも左前適時打を打たれ2対0となる。1死1、2塁で法大OBである7番大引啓次(平19年度卒)が甘く入った直球をフルスイング。レフトポール付近に飛んだ打球は満員のレフトスタンドへ着弾。10年前、法大のユニフォームを着て先頭打者本塁打を放った大引の3ランで、ヤクルトはこの回一挙6点をあげる。しかし、アクシデントがヤクルトを襲う。その裏、2番手原樹理は4番山本瑛大の打球が足付近に当たり一度ベンチに下がる。ヤクルトファンの悲鳴が聞こえる中、原は無事にマウンドに戻った。その後、2死となるがここで法大勢が躍動する。中山が直球を強振すると再び左中間を破る二塁打を放つ。次打者は大西千の代打柴田圭輝(文4)が打席に立つ。バットを折られたものの柴田の打球は三遊間を突破。今日は三塁ランナーコーチである青木久典監督が腕を回し続け、2塁走者中山は一気にホームイン。六大学選抜は1点を返す。
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 5回は4回途中からマウンドに上がった竹内諒がピンチを迎えるも川端を併殺打に打ち取るなど無失点に抑える。これ以上失点したくない六大学選抜の6回のマウンドは、中日ドラフト1位指名の明大エースの柳裕也。しかし、先頭打者鵜久森に四球を与えると味方の失策で1点を失う。7回は三木豪が登板。さらに、小林満平(法2)が二塁で出場した。東大のサブマリンは9番代打武内晋一に強烈な打球を打たれるも一塁手柴田がジャンプ一番で好捕。柴田が攻守で躍動する。8回は西武からドラフト5位指名を受けた立大エース田村伊知郎が登板。しかし、1死一、二塁から西田、途中出場の谷内亮太、2死後武内に適時打を浴び一挙4失点。11-1となる。その裏、小林はヤクルトの左腕村中恭兵と対戦するも二ゴロに倒れ、後続も三振に終わる。
 迎えた最終回。広島ドラフト1位指名を受けた慶大の絶対的エース加藤拓也は奥村展征から適時二塁打を打たれる。なんとか一矢報いたい六大学選抜は、ヤクルトを代表するクローザー秋吉亮から中山が執念の内野安打を放ちさらに柴田も「速すぎて球が見えなかった」と詰まりながらも右前安打を打つ。しかし、後続が続かずゲームセット。12-1。プロとアマチュアの差を痛感させられた試合となった。しかし、中山はプロの投手相手に猛打賞の固め打ち。柴田もマルチ安打を記録するなど六大学選抜の総安打数の約半数は法大勢が放ち意地を見せた。一流選手と戦うことができた選手の試合後の表情は皆明るく笑顔だった。今日得られたことを今後彼らは場所は違えどプレーで私たちに見せてくれるだろう。そして10年の年月を経て、大引のように創建100周年を迎える明治神宮外苑で今度はヤクルトのユニフォームを着て躍動する選手が選抜メンバーから現れることを法大ファン、いや六大学野球ファンみんなが望んでいる。(藤原陸人)

 

選手コメント

柴田圭輝 内野手

―今日の試合を振り返って
 プロはレベルが違うなと。その差を思い知りましたね。

―具体的に凄いなと思ったヤクルトの選手は?
 全員凄かったですが、川端選手ですね。凡打であっても、全てヒット性の当たりだったので、凄いと思いました。

―各メディアでは山田選手も取り上げられてましたが、実際に見てどうですか
やっぱりオーラが違いましたね。全員そうなんですけど、やっぱり違いましたね。

―ご自身が守る一塁手はヤクルトでは西田選手と武内選手が守ってましたが、彼らのプレーを見て思ったこと
 やっぱり体つき違うなと思いました。もっと自分も鍛えて大きくなろうと思いました。

―今日は4回に代打で登場しましたが、打席に立ったときの気持ちは?
 別にリーグ戦と変わらなかったです。ちょっとバタバタしましたが、ボール見たらいけないと思って、初球から思いきって振ることだけを考えました。

―後輩の中山選手も大活躍されましたが
法政らしさが出せて良かったなと思います。

―その中山選手が二塁打の後、ご自身のタイムリーが生まれましたが、振り返って
中山が作ってくれたチャンスだったので、なんとか返したいなと思いました。返せて良かったと思います。

―2本目の安打は球界を代表する中継ぎ投手である秋吉投手から打ちましたが
球が速すぎて、見えなかったです(笑)。

―プロの投手と戦ってみてリーグ戦の投手との違いは
投げミスが少ないなとは思いました。甘いボールが1打席に一球あるかないかくらいですね。

―満員のスタンドでプレーしましたが緊張はありましたか
 全然っすね。人が入って凄いなと思ったんですけど、リーグ戦の方が緊張しましたね。

―試合楽しみましたか
はい、かなり楽しめました。

―10年後また試合をやるときにヤクルトスワローズのチームで参加したいですか?
そこにいれたら最高ですけど(笑)。中々厳しいと思うんで、少しでも可能性があるように頑張ります。

―試合中ベンチにいるときは何をしましたか
 ベンチにいる人と楽しく話してました。いつもと雰囲気が違うなかで試合できて楽しかったです。

―特に話した選手は
 一緒にベンチにいた立教の田中、佐藤と慶應の岩見です。

―話した内容は
 大した話じゃないですよ(笑)。「本塁打狙うぞ!」とかくだらない話です。

―これから法大を引っ張る後輩たちに一言お願いします
 六大学という素晴らしい環境でやらせてもらえて、今日もヤクルトと試合を出来るという六大学で恵まれてることを噛み締めて、いっぱい練習してもらって法政優勝してほしいなと思います。良い思いをしてほしいなと思います。

―最後にご自身の意気込みを一言お願いします
 今後法政に負けないくらい自分も活躍したいなと。後輩たちに負けないように頑張りたいと思います。

 

大西千洋 外野手

 ー試合前の意気込みは
 プロ野球選手と出来るということでいいところを学べたらいいなと思って挑みました。

ープロ選手と戦ってどうでしたか
 ほんとにとにかく凄すぎて圧倒されました。

ー印象に残る選手はいましたか
 やっぱり山田哲人さんです。あと大引さんのホームランもすごかったです。

ー神宮球場の雰囲気は
観客の数などがいつもと全然違くて、違う場所のような気がして緊張しました。

ー法大打線も活躍しました
中山は同い年なのでまたこれから同じチームメイトとして期待できるなと思いました。

ー他大の選手との交流は
今年はオランダや日米に行ったのでたくさんいろんな選手と話す機会がありました。

ー今後の目標は
自分はベストナインや首位打者などタイトルがまだ取れてないので、そこを目指して頑張りたいです。


小林満平 内野手

ー試合を振り返って
 プロのレベルを肌で感じられましたね。

ーヤクルトの印象は
 チャンスのときの集中力がすごく、点差がついてしまってやっぱりプロはすごいなと思いました。

ー試合の雰囲気は
 初めて人がいる中でプレーできて、楽しかったです。

ー中山選手が大活躍しましたが
 まあ打つかなとは思ってたので、良かったですけど悔しいですね。

ー大引選手の3ランについて
 10年前にホームラン打ったので、こんな大事な試合でホームラン打てるのは、持ってるなと思います。

ーヤクルトの選手で印象に残った人は
 最後に出てきた秋吉さんのスライダーは今まで見たことなかったのですごいなと感じました。

ー自身の打撃について
 フォアボール取れそうだったんですけど、それじゃあおもしろくないので、打ちにいっちゃいました(笑)。

ー柴田選手の適時打について
 一番よくしてもらった先輩ですし、自分も圭輝さんと同じぐらい嬉しかったので、圭輝さんに向けてガッツポーズしました。

ー柴田選手と一二塁間を組むのは最後となりました
 試合前からずっと話してたんですけど、終わってみると寂しい気持ちが強いです。

ー来年の目標は
 チームが優勝するのが一番ですけど、優勝ともう一回ベストナイン取れるようにしっかり練習します。

ーファンにメッセージをお願いします
 ファンあっての六大学野球だと思いますし、たくさんの人が応援に来てくれるので楽しく思い切ってプレーできるのでまた来年もたくさん球場に足を運んでいただいてたらもう選手も頑張れると思います。

 

中山翔太 外野手

ープロ野球選手との試合でしたがどうでしたか
とても楽しめました。

ー今日は指名打者での出場で守備をせずに打席に入りましたが、難しさはありましたか
とくに無いですね。むしろ、より打席に集中できたと思います。

ー今日対戦した中で1番印象に残った投手は誰ですか
秋吉投手です。球のキレや間合いのとり方が全然違いました。

ーその秋吉投手からヒットを打ちました
普通にいっても打てないなと思ったので、何がなんでもくらいついてやると思って打ったらヒットになりました。

ー高校の先輩の山田選手とは会話はしましたか
試合前に、「よろしくお願いします」と。あと、二塁打を打ったときに「なかなかやるやんけ」と言われたので、「ありがとうございます」って返事しました。

ー山田選手と面識はありましたか
無かったですね。高校のグラウンドにたまに来ていたので、見たことはありました。

ー他大学の選手との交流はありましたか
今まで話したことなかった上級生の人たちが積極的に話しかけてくれました。それでだいぶ緊張がほぐれました。

ー六大学選抜で印象に残った選手は
星さんと柳さんですね。

ー今後の目標は
ホームラン王を取りたいです。それも、断トツの数字で取りたいです。

 

フォトギャラリー

  • nisiurakawabata R川端と共にノックを受ける西浦
  • nisiuraaisatu R西浦は青木監督と挨拶を交わした
  • morikawa Rブルペン捕手としてチームを支えた森川
  • nakayama R一躍注目の的となった中山
  • tihiro R六大学の顔となった大西千
  • sibata R柴田はこれが法大最後の勇姿となった
  • yamada R高校の先輩でもある山田と塁上で会話を交わした
  • kobayasi R小林は来季はチームの中心としての活躍を期待される
 

 

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