硬式野球

【硬式野球】東京六大学野球 春季リーグ戦 第1週 早大2回戦 中山弾も空砲に… 連敗で勝ち点逃す

東京六大学野球 春季リーグ戦 第1週 早大2回戦
2017年4月9日(日)
明治神宮野球場

昨日の敗戦を受け、勝ち点奪取のためにもう負けは許されない早大2回戦。しかし今日も先制を許す苦しい展開に。それでも4番中山の2ランなどで同点に追いつく。しかし直後の回に犠飛で逆転を許す。雨による中断をはさみ、なんとか追いつこうとするも、追加点を奪えず手痛い敗戦に。この結果開幕カードの勝ち点を落とすこととなった。

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結果を残すことができなかった内沢

試合結果

トータル試合結果

 123456789HE
法大 0 0 3 0 0 0 0 0 0 3 7 1
早大 0 3 1 1 0 0 0 0 × 5 8 0

(法大)内沢、●柏野、岩崎、菅野-鎌倉
(早大)柳澤、早川-岸本
[本塁打]
 (法)中山1号2ラン(3回=柳澤)

 

打撃成績

打順位置選手打率123456789
1 (7) 斎藤卓  .167 中前安打   捕犠打    見三振      空三振   
2 (8)  大西千  .167 二ゴロ    中前安打    見三振      二ゴロ   
3 (5)  小林  .222 中飛    遊飛      遊飛    空三振   
4 (3)  中山  .500 死球    左中本塁打②      左安打      二ゴロ 
5 (9)  宇草  .000 見三振    空三振             
  H9 2 0 0 .000           空三振      中飛 
6 (6)  大崎  .000   二飛    遊ゴロ    投ゴロ       
  6 相馬 1 1 0 1.000                 右前安打 
7 (2)  鎌倉  4 .333   右飛    中飛      中飛    左前安打 
  R 舩曳 0 0 0 .000                  
8 (4)  川口  0 .250   一ゴロ    空三振      遊ゴロ    投ゴロ 
9 (1)  内沢  .000                  
  町田  1 1.000     右前安打             
  1 柏野 0 0 0 ---                  
  H 福田 1 0 0 .000         空三振         
  1 岩崎 0 0 0 ---                  
  1 菅野 1 0 0 .000             見三振     
          ――                  

 

投手成績

  球数 打者 防御率
内沢 40  11  13.50
柏野  39  10  3.86
岩崎  1 2/3  21 1 0.00
菅野 2 1/3 45 9 1 4 1 0 0.00
9 145  38  ――

 

ベンチ入りメンバー

10 森(キャ4=日大三) 22 駒場(文4=鹿沼) 35 安本(営2=静岡)
11 森脇(経3=掛川西) 27 中村浩(営3=多良木) 1 大西千(営3=阪南大)
13 菅野(キャ3=小高工) 2 川口(人3=横浜) 8 清水ニ(法4=中京大中京)
14 岩崎(営4=前橋商) 3 相馬(営2=健大高崎) 28 宇草(営2=常総学院)
16 新井諒(人4=宇都宮商) 6 大崎(法4=智辯学園) 29 舩曳(キャ2=天理)
17 熊谷(キャ4=平塚学園) 7 小林(法3=中京大中京) 31 毛利(法2=愛工大名電)
18 内沢(キャ2=八戸工大一) 23 町田(社4=桐蔭学園) 37 中山(人3=履正社)
34 柏野(営1=広陵) 25 福田(人2=大阪桐蔭)    
20 鎌倉(法3=日本文理) 33 斎藤卓(社3=大宮西)    

 

リーグ戦結果(4/9現在)

 明大早大法大東大慶大立大試合勝点勝率
――     ○○      2 1.000 
  ―― ○○        1.000 
  ●●  ――       .000 
●●      ――     .000 
        ――            
          ――          
 

戦評

 昨日の敗戦により、勝ち点獲得へむけて後がなくなった法大。小雨降りしきる神宮で王者復活への負けられない一戦の火蓋が切られた。 先攻は法大。相手先発は柳澤一輝。1番斎藤卓拓(社3)がリーグ戦初安打で出塁すると、打席には大西千。二ゴロに倒れるも、50㍍5秒66を誇る快足を活かして立て続けに二盗、三盗を決めチャンスを拡大する。しかし3番、4番が凡退し、得点には至らなかった。
 先発は昨年リーグ戦初勝利を挙げた内沢航大(キャ2)。期待通り完璧な立ち上がりを見せる。2アウトを簡単に奪うと、昨日本塁打を放った主将の佐藤晋甫を空三振にきってとる。しかし2回に落とし穴が。四球でランナーを出すと、7番岸本に先制2点適時2塁打を浴び、先制点を許す。その後も、1番八木の適時打で合計3点を奪われる苦しい展開に。
 直後の3回、内沢に代打・町田大輔(社4)を告げる。すると右前安打で出塁。流れを引き寄せまいと4年生が意地を見せる。すると2番大西千も今季初安打を放ち、1死一、三塁とチャンスをつくる。3番小林満平(法3)は凡退し、迎えるは4番の中山翔太(人3)。ここで相手投手がまさかのボーク。ラッキーな形で1点を返す。流れに乗った中山は、4球目をフルスイング。打球は大きな弧を描いて左中間スタンドへ。同点2ラン本塁打となるり、球場も大きな盛り上がりを見せた。
 直後の回、ルーキー柏野がピンチを招く。 小林のエラーで1死二、三塁として1番八木健太郎に勝ち越し打を浴びてしまう。直後の4回表には、雨が強くなり、試合の続行が困難に陥る。約2時間の中断となる、選手は気持ちを切らさぬように体を動かし再開を待った。ついに再開すると、相手先発柳澤の調子が上がる。キレの良い直球と変化球を織り交ぜた投球に法大打線もここから8回まで1安打と 完全に沈黙した。
 一方投手陣はリリーフで登板した菅野秀哉(キャ3)が好投を見せ、最終回に望みを託す。簡単に2アウトを奪われた9回表。しかし、まだあきらめない。途中出場のす相馬優人(営2)、鎌倉航(法3)の連打で最後のチャンスをつくる、打席には川口凌(人3)。本塁打が出れば逆転のチャンスも最後は投ゴロでゲームセット。勝ち点を落とすこととなった。
 王者復活への第一歩。それは厳しいものとなった。課題の投手陣、そして打線が本来の繋がりを見せれば、勝利をつかむことはそう難しくないはずだ。真の強さを見せつけるためにオレンジの魂はここから強く、美しく輝くにちがいない。リーグ優勝という歓喜に向かって。(石川大悟)

クローズアップ

斎藤卓拓(彗星のごとく現れた法大の新たなスピードスター)

 必死に食らいついてその一打を生み出した。1回、先頭打者で登場した斎藤卓は柳澤の6球目を捉え、リーグ戦初安打となる中前安打を放った。「塁に出ても1点を取らないと」と自分の役割を弁えていたが、「それでも嬉しい」と待望の一本を喜んだ。
 まさに青天の霹靂だった。開幕戦のロッカールームに書いてあった自分の名前に驚きを隠せない。それでも「自分のやることをやるだけ」とつなぎ役に徹するように心がけた。「2番・左翼」で出場し1四球、1盗塁。初出場、初先発とは思えない堂々とした姿を見せ、ついに今日初安打を記録した。ポジションは本職の二塁ではなく、左翼で出場している。オープン戦で少し経験した程度だが、「守備には自信がある」とぎこちないながらに自慢の快足で必死なプレーを続けている。自分の役割については「後続につなげること」。1番斎藤卓が出塁することで、大西千、小林、そして4番中山という法大の主軸へ繋ぐ大きな役目に担っている。指揮官は「まだ持ち味を出せてない。本来はもっとかき回すことできる選手」と課題を口にしながらも「出塁率で貢献してほしい」とさらなる飛躍を期待した。「もう負けられない」と強く語った背番号33。いきなり逆境に立たされた法大を救うのはこの男に違いない。(渡辺拓海)

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監督・選手インタビュー

青木久典 監督

 ー試合を振り返って
残念と言えば残念ですね。お互いそういう状況下ですけどね、中断もながくてしんどかったです。

ー相手先発の柳澤選手の印象は
立ち上がりは良くないので、なんとか先に点を取りたいなと思ってましたけど、点を取られたあと中山のホームランが出たと思いますけど、その後の点が取れなかったのが痛かったですね。

ー先発の内沢選手について
オープン戦も結果も出てましたし、当初から先発で考えてました。立ち上がりは3人で終わって良かったですけど2回は何があったのか急にあれだけ崩れるとは思いませんでした。

ー中山選手の同点ホームランについて
よくああいう場面で打ってくれたと思います。ずっと4番でいくぞと言ってたので自覚が出てきたと思います。

ー勝ち点逸となりましたが
それは関しては残念ですし、悔しい気持ちもあります。それを引きずっていてもしょうがないですし、リーグ戦まだまだありますからね。課題も収穫も出たと思うので、次に繋げたいと思います。

ー立大戦への意気込みを
まずは一戦必勝で次のゲームを取りにいきたいと思います。

 森龍馬 主将

―今日の試合を振り返って
相手ピッチャーを打ち崩すことが出来なかった自分たちの力不足だと思います。

―結果として勝ち点を落としてしまいましたが、その要因は何だと思いますか
まだまだ力不足とは言えども、本当の力は出しきれていないのではないかなと思うので、また切り替えて来週の試合に臨みたいと思います。

―今日は雨で一時間以上中断しましたが、チームをでは何をされていましたか
「試合は再開するつもりでいろよ」という監督の話もありましたし、選手全員が逆転するつもりで、そういう気持ちでいたと思います。

―森選手自身も途中からライトで出場されていましたが
点に繋がるような結果は残せませんでしたが、今の調子はキャプテンとしてだけじゃなくて、一人の選手としてもチームに貢献していかなきゃいけないと思うので、また来週から、機会があれば、チームのために頑張ります。

―今日でた課題があればお願いします
課題というよりは、もう今まで自分たちがやってきたことを、神宮球場で出せば自ずと結果はついてくると思うので、そこですかね。自分たちの野球を思い切ってするというところですね。

―早稲田戦が終わりましたが、キャプテンから見て今のチームの状態はいかがですか
特に雰囲気が悪いというわけではないですし。勝ちを知らないチームと言えば勝ちを知らないチームなので、「挑戦者のつもりで」ということは言ってるんですけど。それがまだ上手くなってないかな、というところです。

―次の試合に向けて
どうチームを変えていきたいですか本当にピッチャーであれば、しっかりコントロールするとか、フォアボールを出さないとか、基本的なところをしっかりミスのないように。野手であれば手を出さないとか、そういう部分をもう一度確認して、来週に臨みたいと思います。

―次に向けての意気込みをお願いします
本当にもう負けは許されないと思うので、一つ一つの試合で何とか勝ちをもぎ取って、練習をしていきたいと思います。

 大西千洋 外野手

ー試合を振り返って
雨で中断とかもあって、こっちに流れは来てたと思うんですけど、追加点が取れなくて悔しかったです。

ー中断時は何をしていましたか
補食をとったりとか、素振りしたり、体幹したり、集中を切らさないようにしました。

ー初安打を放ちましたが
とりあえず一本出て安心というかホッとしています。

ー1回には盗塁を決めましたが
塁に出たら狙っていこうと思っていました。感触もいい感じでした。

ー3打席目粘っていましたが
あの打席は、ピッチャーが中断開けてからガンガン来ていたので、なんとか塁にでたかったので出塁できなくて残念です。ー昨日の試合について不甲斐ないとしか言えないですね。昨日は昨日なんで切り替えて今日に臨みました。

ー打線が繋がりを欠いていましたが
うーんちょっと原因はわからないですけど、それぞれがそれぞれの役割を果たせれば繋がってくると思います。

ーレフトが外野経験の少ない斎藤選手でしたが
もともと内野手なので安心はできないですが、きちんと声を掛け合っているから大丈夫ですね。

ー勝ち点を落としましたが
ミーティングでも言ってたんですけど、ここから8連勝して8勝2敗で終われるようにしたいです。

ー立大戦への意気込みは
もう一回1週間調整して、勝ち点を取れるようにしたいです。

 菅野秀哉 投手

ー今日の試合を振り返って
雨の中の試合で、投手陣が打たれてしまい勝ちきれなかったのが悔しいです。

ー中継ぎでの登板でしたが
3回くらいから準備はしていて、競った試合だったらロングリリーフで行くぞと言われていたので、最初の方から準備はしていました。

ーイニングの途中からの登板でしたが
オープン戦から、イニングの途中から投げることもやっていたので、全然意識せずに入っていけました。

ーリーグ戦での中継ぎ登板はいつ以来ですか
全然覚えてないですね。ただ、結構久しぶりでした。-先発へのこだわりはやっぱり先発の方が個人的にはいいんですけど、チームの状況と、自分の調子を考えたら仕方ないかなと思います。後ろでしっかりと抑えられるように準備したいと思います。

ー今日は4奪三振の好投でしたが
高めに浮くボールが結構多くて、調子はあまり良くはなかったですけど、追い込んでからしっかり投げれたので良かったです。

ーマウンドが雨でぬかるんでいましたが
あれは本当に投げにくかったです。滑ったりして大変でした。

ー中断時のチームの雰囲気は
1点負けていたので、「絶対に取り返すぞ」って感じでいい雰囲気で待機していました。

ー来週に向けて
しっかりと2勝できるように頑張りたいと思います。 

斎藤卓拓 内野手 

ー今日の試合を振り返って
雨で中断してちょっと気持ちが切れちゃったかなって思って、あまり最後に流れに乗れなかったなって感じです。

ー早大の印象は
小島とか早川とか良い左ピッチャーが多くて、試合前から左ピッチャー対策をしていたんですけど、そこを左バッターが打ちきれなくてそれが負けにつながったのかなと思います。

ー昨日はリーグ戦初出場初スタメンでしたが
当日のロッカールームでスタメンが発表されて、焦った部分もあったんですけど自分のやるべきことはわかっているのでそれをやるだけだなと思いました。

ースタメン出場を知った時の率直なお気持ちは
嬉しいのとその反面プレッシャーもあって、これからしっかりやらないといけないなという自覚も生まれました。

ー今日は1番での出場でした
昨日は大西千洋が1番で、今日はそこが入れ替わっただけだったんで、なんとか三番、四番の小林、中山にいい形でつなごうというのは変わりませんでした。

ー第1打席ではどんな意識で打席に立ちましたか
先発が右ピッチャーだったんで、そんなに苦手意識はなかったので初球から甘い球が来たらしっかり振っていくことができればチームに勢いがつくかなと思ったので、強く振るということを意識しました。

ーその第1打席は見事中前打でした
リーグ戦初ヒットだったので嬉しかったんですけど、塁に出ても1点取らなきゃという気持ちはありました。それでも嬉しかったです。

ー本職は二塁手ですが、外野での出場となりましたが
2月のキャンプの時はサードをやっていて、オープン戦で外野やってみてという感じでした。守備の方が自信があるので、まだぎこちないですけどこれから頑張りたいです。

ー昨日の試合では盗塁も成功させました
先発の小島とは高校の頃からの知り合いで、あまり牽制してこないなというのはわかっていたので思いっきり行きました。

ーご自身のアピールポイントはどこですか
1番は守備に自信があるので守備を見てほしいことと、あとは走塁やバッティングでの思い切りの良さは自分ではアピールポイントだと思っています。

ー今季の個人の目標は
1試合でも多くスタメンで出場して、チームに貢献できるように頑張ります。

ー次戦に向けての意気込みを
昨日今日と2敗していてもう負けは許されないので、内容はどうであれ勝てればなんでもいいです。まずは立教に二連勝します。

中山翔太  外野手

ー今日の試合を振り返って
悔しいです。

ー本塁打した球種は
ストレートです。

ー感触の方はいかがでしたか
良かったです。いい感じでした。

ー早大戦に相性が良いように思えますが、そこは自分の中で意識したりとかは
自分のスイングできれば、どの投手でも打てると思うので早稲田が相性いいとかは感じないですね。

ーあの場面は何を考えて打席に入りましたか
絶対打ったろうというような感じです。そう考えていたので力強いガッツポーズが出ました。

ー昨日、いつも通りのスイングを心がけていきたいと言っていましたが、その打席は完璧にできたという感じですか
できてましたね、はい。

ー最後負けた後ミーティングで話したことは
あとは全部8連勝しよう。それだけです。

ー次の試合に向けて
圧勝で試合を全部終わらせます。 

フォトギャラリー

  •  MG 59280 R先発の内沢は2回3失点で降板
  •  MG 59730 R今日は一番での出場となった斎藤卓
  •  MG 60080 R大西千は中前打で出塁
  •  MG 60400 R左中間2ランを放ち雄叫びをあげる中山
  •  MG 61470 R代打で出場した福田は三振に終わった
  •  MG 60870 R一年生の柏野は堂々たるピッチングを見せた
  •  MG 61570 R足場の悪い中岩﨑も奮闘した
  •  MG 61790 R主将の森も途中出場した
 

 

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