サッカー

【サッカー】インカレ初戦直前!4年生特別対談 ~悲願のインカレ制覇へ~

2018年12月5日(水)
法政大学サッカー部寮

 悲願のインカレ戴冠に向けて、ディサロ燦シルヴァーノ(経4)、青柳燎汰(現4)、黒崎隼人(経4)、吉田舜(社4)の4選手にお話を伺った。

※この取材は12月5日に行われたものです。

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 右からディサロ、青柳、黒崎、吉田

4年生インタビュー

ー今季を振り返って
ディサロ:前期リーグを2位で折り返して、アミノバイタルも優勝したので、総理大臣杯でも優勝して二連覇していこうという中でうまくいかないで負けてしまって、そこから引きずってしまった部分もありました。後期リーグも最初の方はなかなかうまくいきませんでしたが、Iリーグ組の底上げだったりで意識を変えることができたので、チームの団結力とか総力という部分で一段階ギアを上げることができて最終的には3位で終えることができたのかなと思います。
(Iリーグの選手たちから触発された部分はありましたか)
すごくありましたね。自分も含めて普段試合に出ている選手がうまくいかない中で、Iリーグのメンバーが自分たちが忘れかけていたものを思い出させてくれたことで、自分たちも改めないといけない部分が明確になりました。
 
青柳:前期は勢いで良い形で終われて、大臣杯も自信を持って臨んだのですが、大臣杯で結果を残せなくて気持ち的にも落ち込むところがありました。後期リーグも引きずったまま入ってしまって、最初の方は本当に何をしても勝てなくて、Iリーグの選手や4年生の間でも何をしないといけないか話し合って、そこから自分たちがやらないといけないことが明確になりました。最後の5連戦を負けなしで終われたのはやるべきことを徹底的にやって、試合に出る人出ない人関係なくみんながチームのためにという思いが強くなってやりきれたので、最後は負けなしで終われたと思います。
 
黒崎:チームが立ち上げた『三冠』というところで、リーグ戦と大臣杯は優勝できなかったので悔しいなと思います。前期リーグは2位で折り返せたのはすごくよかったと思うのですが、二人が言った通りアミノバイタルで優勝してからのよい流れで大臣杯に行けたのに自分たちの慢心だったり過信だったりといった部分がどこかにあって初戦敗退となってしまいました。そこから後期リーグに入ってなかなか勝てない状況があったのですが、自分たちのスローガンでもある『共進共闘』という中でもう一度チーム一丸となったことで後期リーグ後半からはそういう試合もできてきたので、3位という結果はプラスにとらえてよかったかなと思います。
 
吉田:3人も言ってくれたのですが、前期を2位で終えられたのは良かったです。その中でアミノバイタルも優勝できて、大臣杯も連覇は成し遂げたことがないから成し遂げようという形で準備してたつもりだったのですが、初戦敗退に終わってしまって、どこかにスキがあったんだなと思っています。それでひきずっちゃって後期の最初の方は勝てない、という中でIリーグ組の選手たちが引き上げてくれたのでそこはまだ良かったです。最後は僕は出られてなかったのですが、みんなの力で3位に上がってこられました。
 
ー勝てない中で4年生として意識していたことは
ディサロ:監督から「ピッチ外のことがおろそかになるとプレーに表れる」と日頃から言われるので、そういうところから徹底しようとみんなで話していました。
(具体的にはどのようなことを話しましたか)
法政は結構掃除当番とかは1年生がやるのですが、1年生だけに任せるのではなくて、やれる範囲で4年生も手伝ったりしました。「ピッチ外の人任せがピッチ内でも人任せにつながる」みたいなことを話しました。
 
青柳:最初の方は「(試合に)出ている選手だけがきっちりやれば良い」と思っていたのですが、それではどこかに隙が生まれてしまいます。チーム全体を見て、試合に関われていない選手にも厳しく言うことが大事だなと思いました。あとは前期は大臣杯まではただの仲良い集団みたいになってしまっていて、仲良い後輩に対しては流してしまうこともあったのですが、危機感を持ってやっていると「それはダメだろ」みたいな感じで4年生として強く言えるようになりました。
(それはピッチ内外のことどちらもでしょうか)
そうですね。ピッチ内でもそうですし、さっきレレ(ディサロ)も言ってくれたのですが、ピッチ外でも掃除のこととかは言ったりしていました。
 
黒崎:まずは4年生は役職があるのでしっかりとやるというところで、そこは隙なくやってくれました。4年生がしっかりしてないと後輩もついてこないと思いますし、そういうところをもう一回見つめ直してやっていこうと話しました。前期は監督から「4年生が」ということをかなり言われていて、そういう部分はなくしていこうとしていました。後期も何回かあったのですが、何か残していこうというところで4年生で引き締め直そうと話したりもしました。
 
吉田:あるかな…(笑)もうみんな言ってたんですけど、4年生が引っ張っていくというのは頭では分かっていたのですが、緩さがあったり徹底が足りなかったりしたところが無意識の部分であって、それを監督がいつも注意してくれてるのを少しづつ気付きました。その気付いたことを後輩たちに促せるようになってきています。
 
ー守備陣にお聞きします。試合ごとに守備陣のメンバーが入れ替わることもありましたが意思疎通の部分で問題は
吉田:大丈夫だったと思います。選手によって長所短所はあるのでその中で多少のブレはあったと思うのですが、練習をやっていて監督がこれをやってほしいっていうのは変わらなかったので、そんなに大差はなかったです。
 
ー次は攻撃陣に伺います。Jリーグでもプレーした井上平コーチが就任して約2年となりますが、個人的にアドバイスなどは
青柳:要求のところは強く言われますね。カズさん(長山一也監督)も動き出しのところは言ってくれるのですが、平さんはボールを要求して来なかった時の要求の仕方だったりコミュニケーションを密にとること、「ボールを受ける前にもっと見といてくれ」とかボールを受ける前の細かいところだったり自分に足りないところは常に言ってくれて、そこは今までに感じたことのない部分ですね。
ディサロ:平さんは紅白戦とかで人数が足りない時は一緒にやったりしたのですが、ピッチ内で見てると自分たちよりも要求の声が全然多くて、自分が欲しいところにボールが出なかった時にそれに対するアピールとか、「次は見ろ」みたいな、執念と言うか『ボールが本当に欲しい』ということをすごく感じさせてもらって、自分たちにはこれが足りなかったんだなというのを思わせてくれました。さっき青柳も言ってたのですが、ボールが出なかった後の、一個出なかったら二個目三個目という動き直しの部分はJでやってただけあって自分たちも吸収させてもらいました。
 

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ディサロは副将としてチームをけん引した

ー四年間のリーグ戦で特に印象に残っている試合は
ディサロ:クロは2年の後期の明治戦っしょ?
黒崎:そうだね。※黒崎の得点もあり4-1で勝利
ディサロ:俺あれだわ、1年生の頃のアミノバイタルカップの0-2で負けてて6分間くらいで3点とった試合っすかね。※「アミノバイタル」カップ2015 二回戦 桐蔭横浜大戦
一同:リーグ戦(笑)
ディサロ:リーグ戦だと1年生の時の駒大戦。初ゴールを決めた試合ですね。※ディサロの得点もあり4-2で勝利
青柳:一番最近の明治戦が一番に残ってますね。全然出てないですけど(笑)全然出てないんですけど、すごい皆戦ってるなと思って、自分も出たかったのですが、皆が出てやってくれてるのを見て、「皆勝ちたいんだな」というのを感じました。全然勝てなかった明治に失点ゼロで勝ち切れたのは本当にうれしかったです。※第92回関東大学リーグ第19節。2-0で勝利
吉田:俺はあれだな、後期の専修戦。全然勝てなかった時にIリーグ組の活躍もあって、やっと勝てたって感じでした。いつもよりうれしかったです。※第92回関東大学リーグ第16節。3-1で勝利
 
ー四年間で対戦した中で一番苦手だった選手は
ディサロ:順天の坂くん(坂圭祐・現湘南ベルマーレ)です。体強かったです。
青柳:宮部大己(経2)です。あいつはいないタイプで本当にやりにくいです。しつこいんですよ。宮部かムラマサ(村松正規・情2)かな。
ディサロ:ムラマサは絶対違う(笑)
黒崎:三笘さん(三笘薫・筑波大)かな。ドリブルが特徴的で、ボールを取れたかなと思っても奪いにくるというか… あの人はすごい(笑)とりあえず取れない(笑)
青柳:あ、いたわ。徳真(鈴木徳真・筑波大)。あんなうざかったんだって思いました。嫌いになりました(笑)
吉田:敵にいたら嫌なタイプだよね。俺は案外中井(中井崇仁・スポ1)とか嫌ですね。近くから思いっきり打ってくるんで。あと平山駿(経2)。まあでも上田綺世(スポ2)ですね(笑)
 
ー四年間で一番成長した部分は
青柳:耐えられるようになったところですかね。高校の時はメンバーから外されたら感情に出ちゃって、「なんで使わないんだよ」
って思ってしまって「チームのために」っていうのがなかったです。そこをカズさんに徹底して言われて、チームのことを考えられるようになりました。
黒崎:一緒ですね(笑)耐えるってことだったり、チームのためにという部分も高校までは自分が活躍すればというのがあったのですが、ここに来てチームが勝つために何をすれば良いのか、ピッチ内外含めて考えさせてくれたので、そこは成長できました。
吉田:高校までは「自分さえ出られていれば良い」と思っていました。他の選手が出ていると、内心「ミスれば良い」とか「失点して負ければ良い」と思っていたのですが、今だと自分が出られていない時も全体を支えられるようになりました。
ディサロ:高卒でプロになる人と大卒でプロになる人の違いは、人間性が育まれるかというところだと思います。監督からは社会に出た時に頼られる人間になるような指導を受けてきたと思うので、そこに関しては四年間で大人の考え方を持てるようになれたかなと思います。

 

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青柳は重要な局面で得点を奪うことも多かった

ー次からはサッカーとは関係ない話になります。四年間過ごしてみて隣にいる人の印象を教えてください
吉田→黒崎:クロとは1年の時同じ部屋だったのですが、ゆっくり話すやつだな〜と思いました(笑)「え〜ヨシ〜」みたいな(笑)
黒崎→青柳:ゲーム好きですね。あとは結構後輩思いです。
(ちなみにどのようなゲームを)
青柳:スマホゲームですね。荒野行動とかドラゴンボールとか… 話したらきりがないです(笑)プロスピもやります。
青柳→ディサロ:最初めちゃめちゃ目つき悪くて、絶対友達になれないなと思っていたのですがめちゃめちゃ優しかったです。優しいの一言に尽きますね。気配りもできるし。あとどこでも歌ってます。
(何を歌うのですか)
ディサロ:最近はヒルクライムです。あとは平井大とか清水翔太とか好きですね。
青柳:複雑な恋してたからね…
ディサロ:おいおいおい。言うなよ(笑)
黒崎:彼女募集中だもんな。
ディサロ:それはお前もだろ(笑)
ディサロ→吉田:最初は変なこと言うやつだなと思っていました。最初はおかしいやつだなと思っていたんですが、今過ごしてみたらやっぱりおかしいやつでした。でもチームが暗い時とかは面白いことを言って場を和ませてくれたりします。あとヨシの部屋は人気で人が集まってます。そういう能力を持った人ですね。
(おかしいというのはどういうことでしょうか)
ディサロ:話すほどのことではないんですよね(笑)独り言を言ったら勝手に乗っかってきて、無視みたいな。
青柳:ヨシは中学生から成長が止まってるんだよね。
ディサロ:でもたまにめっちゃ面白いこと言いますね。
吉田:たまにじゃねえだろ(笑)
 
ー多摩キャンパスでよくいる場所は
黒崎:エッグドームです。エッグの五階でよく寝てましたね。
ディサロ:俺は桜がすごい綺麗な時に橋(Vブリッジ)から見るのが好きですね。
青柳:二人で見るんだろ?誰だっけ?
ディサロ:おいおいおい。すぐ広げるやん。
吉田:寮の坂の紅葉がすごい綺麗ですね。
青柳:体育棟行く時の坂道です。体育棟が見えると、「行きたくねぇな〜」ってなります。あと体育棟合宿を思い出します。
黒崎:もう(体育棟合宿)ないね。
ディサロ:あれきつかったわ。
吉田:一発ギャグもきつかった。
(1年生以外もやるのですか)
ディサロ:指名入ったらやりますよね。
吉田:俺2年になっても行きましたよ。
(今だったら誰が行くのですか)
青柳:橋本陸(経3)とか末木(裕也・スポ3)、長谷川(元希・現2)とかですね。末木はめちゃくちゃ面白いんで記事書いた方が良いです(笑)末木と長谷川は追った方が良いです。
ディサロ:宮部も面白いです。
青柳:あと村松正規は一番面白いです。
 
ープライベートでは誰と会うことが多いですか
青柳:みんな女の子とのところ行っちゃうからな〜。
ディサロ:さばちゃん(長島卓哉・スポ3)ですね。あと和也(紺野和也・現3)とかマサ(関口正大・現2)ですね。
黒崎:颯(長倉颯・経4)と渋谷でしっぽりですね。
ディサロ:二人で24時間一緒にいたよね。
青柳:長倉は四年間で一回も彼女できなかったんですよね(笑)
吉田:紺野と佐野皓平(現2)と竹本大輝(経2)、平山はなんかあったら俺の部屋に来ますね。どっか行こうかという話になりますけど、結局どこも行かないです。LINEで、ボーリングしようみたいなグループがあるんですけど、それには森俊貴(情3)とか元希(長谷川)とか小次郎(中野小次郎・経2)とかいますね。
 
ー最近ハマっていることは
ディサロ:まあプロスピっすかね。
一同:間違いないね(笑)
ディサロ:プロスピは熱いです。
青柳:彼女と電話して寝ることです。今日も起こしてもらいました。隼人はオフ前に颯とインスタライブやることだよね?
ディサロ:あれは地獄(笑)誰も見ない(笑)
黒崎:誰も見てくれないですね(笑)
(インスタライブで何をやるのですか)
黒崎:何もしないです。暇な人探しです(笑)
青柳:(インスタライブを)見たら面白くないんですけど、やってること自体が面白いですね(笑)またやってんのかよみたいな(笑)
黒崎:でも見ないんだよね(笑)
吉田:俺はゲーム系ですね。
ディサロ:カフェ巡りだろ?
吉田:カフェは…まあ行きますけど(笑)あとアイドルのテレビの録画とか見ますね。俺はハマってはないですけど俺の部屋に来る奴らが勝手に俺のテレビで見ます。


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吉田は最後尾からチームを鼓舞した

 
ーディサロ選手に質問です。ゴールパフォーマンスが印象的ですが選ぶ基準は
ディサロ:旬ですね。その時の旬。去年とかはレヴァンドフスキのパフォーマンスをやってました。その時にやりたいやつをやる感じです。
青柳:1年生の時の大臣杯は親に向かっても(パフォーマンスを)やってたけど、違う人の方にもやってたよね?親の方行くのかな〜と思ったら…
ディサロ:おいおいおいおい。やってねぇよ(笑)
青柳:親に向かってやってたの?
ディサロ:まぁ親ってことでいいよ(笑)
(ご両親以外にゴールパフォーマンスを見せるとしたら誰ですか)
ディサロ:例えばですよ。彼女がいたらやるんじゃないですか?まあいたら、ですけど。
青柳:俺を見とけよみたいなね。
 
ーサッカー以外の観点からの長山一也監督の印象は
青柳:富山とか行ったりして息子さんと会っているところを見ると、すごい優しいパパですね。俺らには見せないパパの顔を見せてます。あんな顔して笑うんだみたいな(笑)ギャップがすごいです。
ディサロ:カズさんは練習終わると絶対に手を洗っていますね。めっちゃ入念に洗ってます。でもつい最近風邪ひいてました。
吉田:あの人は猫が大嫌いですね。一時期寮に猫が侵入してくることがあったのですが、「近づけんな」って言ってました。
黒崎:普段も優しいです。マイクロバスを返却しに行く時とか隣に乗せるんですけど、普通にプライベートの話もします。オンとオフがはっきりした人です。

 

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instagramのライブ機能にハマる黒崎

ー最後に応援してくれる方へのメッセージをお願いします
吉田:今まで十何年ずっとサッカーをやって来て、学生生活でサッカーをできるのもあと数試合となりました。今まで携わってくれた小中高の教師だったりコーチだったり監督だったり、親戚とか家族とか応援してくれる人には勝つという形で恩返しをしていきたいと思います。
黒崎:インカレが最後の大会です。三冠は取れなかったので、今年最後の大会で応援してくれる人のために、『優勝』という報告をしたいです。そこで応援してくれればもっと頑張れるので、応援よろしくお願いします。
青柳:学生生活最後の大会なので、持っているものを全部出して全てを捧げてやっていくので、また応援お願いします。
ディサロ:四年間、寒い日も暑い日も雨の日も、勝っている状況の時やどんなに悪い状況でも四年間応援していただいた両親だったり、友達だったり、法政に携わっていただいている全ての人に感謝を言いたいです。インカレは4年生にとって最後の大会なので、全身全霊頑張りますので応援よろしくお願いします。


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4年生の4選手、ありがとうございました!

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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