ハンドボール

【ハンド】2016年度 関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦 第3節 対明大 わずか1点差…ミスが響き惜しくも2連敗


2016年度関東学生ハンドボール連盟春季リーグ戦
2016年4月24日(日)
明治大学和泉キャンパス体育館

 前節の敗戦から、ボールのキャッチミスやノーマークシュートを外してしまうなどのミスの多さを課題に挙げた法大。この日の相手は今季2連勝中の明大。ここで2勝目を挙げたいところだったが、前半は立ち上がりに苦戦。3点のビハインドで折り返し、後半での逆転を狙った。後半、逆転勝利を狙いわずか1点差まで詰め寄るが、焦りからか要所でのイージーミスが重なり敗北を喫した。

amin
サイドからゴールを狙う高間

試合結果

トータル試合結果

25
法政大学
9 前半 12 26
明治大学
16 後半 14
 

スターティングメンバー

選手名身長ポジション出身校得点
#20高間アミン(経3) 178 LW 群馬・富岡 7
#25黛祐貴(経2) 177 LB 群馬・富岡 -
#31山本祐輝(スポ1) 178 CB 埼玉・浦和学院 -
#28田島走(社2) 176 RB 茨城・藤代紫水 -
#11立野省吾(社4) 170 RW 茨城・藤代紫水 -
#3長谷川良介(社4) 184 PP 茨城・藤代紫水 3
#21柿崎雅俊(デ工4) 183 GK 埼玉・浦和学院 -
 

交代選手

選手名身長ポジション出身校得点
#26内門竜之介(経3) 179 RB 鹿児島・鹿児島工業 1
#23福本直也(経2) 173 CB 神奈川・法政二 3
#12仲村充(社2) 180 GK 茨城・藤代紫水 -
#6石川雄貴(経4) 183 RB  神奈川・法政二 2
#4竹野恭平(社3) 170 RW  神奈川・法政二 4
#3松岡寛尚(経1) 172 LB 茨城・藤代紫水 5
#9猪俣淳三郎(経4) 168 CB 神奈川・法政二  -
#24沖山葉太(スポ2) 182 LB 神奈川・法政二   - 
#39山本晃大(スポ1) 178 CB 大分・雄城台  -

 ※LW…レフトウイング(レフトサイド)、LB…レフトバック、CB…センターバック、RB…ライトバック、RW…ライトウイング(ライトサイド)、PP…ピヴォットプレーヤー

戦評

 開幕戦で東海大に勝利するも、先週早大に敗れ、1勝1敗となった法大。明大に勝利を収め、上位争いに名乗りをあげたいところだ。
 先制を許した直後に、高間アミン(経3)の打点の高いシュートで同点に追いつくも、その後は攻めあぐねる展開。法大は開始10分までに2得点に抑えられ、2-6のビハインドを負う。それでもフローターの組み合わせを細かく入れ替え、何とか流れを引き込んだ。17分には松岡寛尚(経1)がジャンプフェイントから決めると、その直後にも山本晃大(スポ1)のカットインが危険なファウルを誘い数的優位に。崩されていたディフェンスも、相手エースの吉野樹にマンツーマンDFで対応することで安定感を取り戻す。さらに長谷川良介(社4)のポストプレイで再び相手に退場者が出ると、25分の松岡のタイミングを外した巧みなシュートで1点差に迫る。しかし、勢いに乗り切れることができなかった。残り30秒での速攻ミスを突かれ、9-12で前半を折り返す。
 matsuoka
 
後半も明大の素早いパス回しに苦戦する。法大も福本直也(経2)や内門竜之介(経3)が粘り強く攻め、点差を広げさせない。流れを変えたのは今季初出場の竹野恭平(社3)。投入直後に相手のスキをついてポストに切り込んで決めると、速攻から得たチャンスも確実に沈め、17-18と1点差に詰め寄る。しかし今日はどうしてもスコアをタイに戻せない。互いに点を取り合い、21-23のビハインドで残り時間は4分に。ここで2:4DFを発動し、勝負をかける。高い位置でのボールカットからの速攻を狙うも、明大の攻撃を止めきれず、点差は2点のまま変わらない。このまま万事休すかと思われたが、沖山葉太(スポ2)がルーズボールに食らいつくと、リスタートを妨害した相手に退場が宣告される。残された時間は1分強。最低でも同点に追いつきたい法大は石川祐貴(経4)の得点で1点差に迫る。明大は時間を使いながら攻撃するが、パッシブが宣告され、残り10秒でマイボールに。最後の力を振り絞り、先ほど得点した石川が強引にシュートを放つ。しかしわずかに外れ、直後にタイムアップを告げるブザーが鳴り響いた。悔やまれる敗戦。1点に泣いた法大はこれで2連敗となった。
uchikado
 
  開幕戦で勝利した勢いに乗り切れず連敗を喫した。しかし、選手達は次の試合に気持ちを切り替えている。敗れはしたものの、内容では決して劣っていない試合が続いている。掲げた「3位以内」という目標を達成するためにも、次節の筑波大戦は正念場だ。(下田朝陽)

 

監督・選手 コメント

佐藤浩監督

 ー今日の試合を振り返って
まず前半終わったときリードされていて、リードされているのでいい形ではないんですけど。前半申し上げたように25点前後のゲームを組み立てるという面では、12点というのはいいかなと。うちが点を取れていない、自分たちでミスをして点を取れていないのが多かったので、ミスをしないで自分たちのペースでやっていこうと前半を立て直しました。それで後半に臨んだんですけど、なかなか点差が縮まなくて。ラスト10分のシーソーゲームになって、向こうも追い上げられて焦っているはずなんですけどこっちも慌ってしまって、そこがもったいなかったと思います。ゲームの運び方とか気持ちの面でもっと堂々としていればいいのに、そういうところは去年あまり勝てていなかったので、勝つためにどうしたらいいのかといったスキルが法大にはまだ足りないのかなと感じました。
 
ー試合終了まで、あと数分という場面で同点に追いつくかと思われましたが
あそこはもう、指示ができない場面なのでコートの中にいる人間がどうするべきか考えなくてはいけないので。それは前半もそうだったんですけど、まだ時間はあるのに仲村がロングスローを投げてカットされてしまったり。まだ回していけるのに結局相手ボールになってしまって失点につながってしまうという、そういう時間との兼ね合い。そこで慌てないということが必要なのかなと思います。最後の1点も石川がシュートするべきだったのかどうか、4年生だからこそ石川に冷静になって判断して欲しかったですし。私ちょっと最後の方は見れなかったんですけど、あそこがもしラスト3秒あったのならパスすべきだったと思うし、1秒だったのなら打つべきだったのでオッケーなんですけど。もう少し手前のラスト5秒とかでDFの時から松岡や沖山もロングシュート打てますので、マイボールになったらそっちにもっていくというような。
 
ー今日の法大が勝つために最も足りなかったものは
試合のコントロール力という勝つためにやらなきゃいけないことという、いちいち指示しなくてもやらなくてはいけないという残り5秒の場面での瞬間的な判断力ですね。あと今日はミスが多かったと思います、キャッチミスやパスミスだったりそれが今日なければ絶対に違う試合展開だったと思うので。それは普段やっている練習が出ると思うので、そういったミスに対して練習からもっと厳しくしていきたいと思います。
 
ー次戦に向けて
メンバーとしてはすごいメンバーがそろっているチームですので、純粋に楽にできる試合だとは思っていないです。しかし相手チームのエースがケガしていないので、攻めの手数も減ると思います。ただそこに安心してしまうと、早大との試合と同じ形になってしまうと思うので相手-チームのエースがいないというチャンスをつかめるかどうか。さらに法大がやりたいプレーをしっかりする、ミスを少なくするということができれば十分勝機はあると思います。
 

長谷川良介

 ー試合を振り返って
練習でのボロが試合に出てしまったかなと思います。
 
ーご自身のプレーについては
45からボールを貰える場面がまだまだあったと思うので、自分から崩せる場面がもっとあったと思います。
 
ーここまで3試合が終わったが
3勝0敗でもちろん行きたかったんですけど、1勝2敗という結果になってしまいました。次に切り替えてやっていくしかないです。
 
ー相手エース対策は
高さがあるので、なるべく打たせないようにはしていました。ただ、彼に何点取られても勝てれば良いと思ってプレーしていました。
 
ー1年生の出番が多いが
もちろんプレーは上手いんですけど、弱さが出てしまう場面もあるので、そこを4年生として引っ張っていかなくてはいけないと思っています。
 
ー次節に向けて
1週間しっかり練習して、みんなで声出してがむしゃらに勝てるように頑張ります。
 

石川雄貴

 ー今日の試合を振り返って
こういう接戦になると1点の重みっていうのがなおさら大事だなと感じました。試合の時に限らず練習の時からしっかりやっていかないと、最後のミーティングでも練習からしっかり気持ち入れてやっていこうと話しました。
 
ーやはり最後の1点が重かったですか
最後の1点に限らず、今日の法大はミスが多かったので。細かいミスと簡単なミスが続いちゃってなかなか、DFは上手くいったんですけどOFがあんまりつなげられなかったのが今日の敗因かなと思います。
 
ー明大の高いDFに押されてしまっている様子でした
一応、明大への対策はずっとやってきたんですけど、明大のDFどうこうというよりはやはり法大のイージーミスって感じでしたね全部。意識で直せるものだったので。
 
ー次戦に向けて
そうですね、結構1部リーグってチームの差が無いと思うので自分たちのハンドボールをすれば、どのチームでも勝てるチャンスはいくらでもあると思うので、自分たちのできることを今週からまたやっていって次の試合につなげたいです。
 

猪俣淳三郎

 ー今日の試合はいかがでしたか
自滅っていう感じですね。うまくいかなかった時に相手に流れを持っていかれたままだったんでこういう展開になって負けてしまったんだと思います。
 
ー今日の交代の指示で意識していたことは
意識というか毎試合毎試合調子の良い選手を出すようにしています。さらに相手チームに合わせて選手一人一人の特徴を考慮して出しています。
 
ー明大のプレースタイルについて
2番の吉野樹選手(明大)がとても良い選手なのでそれを守ろうという話になっていました。スターティングメンバーは結構固定されているんですけど見ている限り速攻がすくなかったので速攻を得意としている選手を途中出したりしたしました。
 
ー速攻が得意な選手とは
同じポジションでも竹野選手より立野選手の方が走ることに関しては速いと思っているので交代しました。
 
ー接戦になってからの戦略は
DFが大切だと思うので粘り強く守れる選手を起用してその中で得点をしていくことを選手には意識してもらっています。最後のタイムアウトではDFの形を変えました。それまでのDFでも守れてはいたんですが攻めが遅くて点が取れていなかったのでプレッシャーをかけるDFの形に変えて相手のミスを誘ったり、速い攻めにしたりして点を取りやすい形のDFに変えました。
 
ー次の試合に向けて
法政は勝ちきれず下位にいることが多いんですけど今年は突出して強いチームとかもないので自分たちの力を発揮できればもっと勝てると思います。相手のことを考えるより先に自分たちの力が出せるように1週間調整したいと思います。
 

竹野恭平

 ―今日の試合を振り返っ
勝ちたかったですね。同点には持っていきたかったです。
 
―今季初得点でしたが
結構緊張していたんですけど、落ち着いて見れていたかなとは思います。
 
―25-26という結果について
最後に2:4の変則のDFで守ったんですけど、それがあまりはまらなかったですね。そこで追い上げられていたら結構いけたと思ったんですけど、はまりませんでした。もう少し練習しなきゃと思います。
 
―あまり2:4の練習はしていなかったということでしょうか
そうですね。基本0:6でいくということで、こういう流れが悪いときに2:4で流れを変えていかなきゃいけなかったのですが、ちょっと足りていなかったです。あとは2枚目などきついポジションが後半DFと競ってすごくばててしまうので、体力も足りていなかったかなと思います。
 
―前半よりも後半の方が点を奪うことができていましたが
前半はみんな硬くて速攻が全然いけていなかったので、ハーフタイムでもっと走ろうってなってそれで後半、結構速攻いけるようになってそれで増えたのかなと思います。
 
―次の筑波大戦に向けて
今日の相手エース吉野樹さん(明大)みたく筑波大のエースも決めるタイプなので、その選手をきちんと守るというしっかりとキーマンをうまく潰せるようにしたいです。
 

仲村充

―今日の試合を振り返って
最終的に結果が1点負けてとても悔しい試合でした。見てわかるように、自分たちでミスしてそれを相手に決められるイージーミスがとても多い試合だったので、次の試合はそこをしっかり修正して勝ちにいきたいと思います。
 
―ご自身のプレーについて、点を取られながらも何度か好セーブが見られましたが
自分自身そこまで止めたとは思っていないのですが、前半の最後に自分がミスをしてしまい、そのせいで点差も開いてしまったというのもあるので、それを挽回するために一生懸命やりました。
 
―相手のどのようなプレーに苦しめられましたか
相手の吉野樹さん(明大)のマークを厚くするとほかが薄くなるので、そこで結構やられました。
 
―後半のは前半よりも点を取ることができていましたが、その理由は
前半と後半で自分たちの出だしの違いが出てしまいました。
 
―次の筑波戦に向けて
自分はロングシュートに対して自信を持っているので、強い選手に対してはロングシュート仕留めてその選手を抑えて、そこ以外はサイド勝負でしっかり守ってDFできたらいいなと思います。
 

沖山葉太

―今日の試合を振り返って
短い出場時間だったんですけど、自分のやることは出来たと思います。
 
―その中で相手のファールを誘う場面もあったが
そういうプレーを期待されてベンチ入って、試合に出場させてもらっているのでうまくいったと思います。
 
―今季初出場について
1年生の時はベンチに入っても出場できな勝ったです。けがもあったんですけど、自分の思い切ったプレーが評価されたんだと思います。
 
―プレーの持ち味は
アグレッシブなDFと柔軟性のあるロングシュートです。
 
―次の試合への意気込み
頑張って練習でアピールして、ベンチ入りします。出場時間があれば、思い切ってプレーします。
 

松岡寛尚

 ー今日の試合を振り返って
1点差で負けてしまったんですけど法政のミスが多くて負けてしまいました。日頃の練習から試合中のミスをなくすような練習をしていけば次は絶対勝てると思います。
 
ー接戦の中での出場緊張しますか
先週の早大戦も結構接戦でしたが、接戦の時に試合に出るのは楽しいです。自分のプレーで勝敗が決まるところが好きです。そういう場面で出場することが自分の成長につながると思います。
 
ー高さのある明大への対策は
自分がシュート打とうとする時はDFが2枚飛んでくるんで自分が犠牲になって空いている他の選手にパスをしたり、パスしたら相手は自分が打たないと思うので油断している隙に横から打ったりします。背の高い選手に対しては横から打つことを意識しています。
 
ーご自身で考えるプレーの長所は
自分はフェイントが得意です。あとは下半身ですね。ハンドボールは下半身が大切だと思うので日頃からウエイトでは下半身をトレーニングしています。速攻も好きです。高校の時も速攻を多くするチームだったので大学でも速攻できる力を伸ばしていきたいです。
 
ー次の試合に向けての意気込みは
2敗してかなり悪い流れが来ているので次はしっかり勝てるプレーをして波に乗りたいです。
 
 

フォトギャラリー

  • aminpsペナルティスローを決めた高間
  • hasegawadf相手チームの高いDFに苦しめられた長谷川
  • takeno後半の竹野のシュートが投げれを変えた
  • nakamura相手チームにシュートを決められ悔しげな表情の中村
  • tazima前半、田島は積極的に攻めるプレーを見せた

 

 

体育各部一覧ページへ

スポーツ法政 最新号

sigatugou R

定期購読の申込み