ハンドボール

【ハンド】平成29年度全日本学生ハンドボール選手権大会 「恵まれた代にいて幸せだった」4年生インタビュー

平成29年度全日本学生ハンドボール選手権大会
2017年11月3日~5日(日)
いしかわ総合スポーツセンター

今大会をもって4年生は引退。試合後の選手、マネージャーがハンドボール部での4年間を振り返った。

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引退となった4年生の選手たち

4年生コメント

内門竜之介(主将)

―試合を振り返って
インカレ3試合を通して前半の出だしが悪かったですね。それが最後の最後まで克服できなかったのは、この代でやってきて悔しかったです。

―国士大はやはり強かったですか
強いです。大きい選手たちが足を動かして守ってきたので、攻め手がありませんでした。話していたのは、インに行くのではなくてアウトでサイド勝負しようということです。特に後半はサイドに回したらしっかりと決めてくれたので、もう少し最初からやっていれば良かったです。

―とはいえインカレでベスト8に入りました
まあ良かった方かなと、思います(笑)。

―今季は主将として引っ張ってきましたが、苦労も多かったですか
苦労という苦労はそこまでなかったかもしれないです。(斎藤)航大と(高間)アミンと副キャプテンが2人いて、自分のプレーにも集中することができました。メンバーの選手には僕が結構声をかけていて、それ以外のBチームの選手だったりは、航大が中心に引っ張ってくれました。なのですごく良い環境でプレーできたと思っています。

―副将の2選手も含め、4年生の存在は大きかったですか
みんな本当にハンドボールが大好きで。試合に出られなくても腐ることはないですし、どういう状況でもすごく声をかけてくれます。自分がワガママな部分もあったと思うのですが、それも呑んでくれていました。多分裏で色々やってくれているとは思うのですが、自分のやりやすい環境を作ってもらえたことには本当に感謝しています。

―今季の法大はどの学年の選手も活躍するチームだったと思いますが、この状況をどう見ていましたか
みんな我が強いですね(笑)。出たい気持ちが前面に出る選手が多かったですが、僕の言う事もしっかり受け入れてくれますし、(ベンチに)下げたとしても、またすぐ結果を出します。なのでポジティブな意味で、レギュラーを決めにくかったです。逆に選手が有り余っているからどうしようと、悩んだこともあったくらいです。

―内門選手は「法政は雰囲気が重要」と仰っていましたが、何か具体的な働きかけは
練習中であっても、雰囲気が悪いと思えばその都度集合をかけたりしていました。AチームであってもBチームであっても、1本1本の得点に対してチームのムードを上げるように、というのはかなり意識してやったつもりです。

―練習メニューに関してはどうでしょうか
自分たちの代が始まったときに、まず4年生で集まりました。そこで、3年間練習をしてきた経験から「こういう練習はいらない」とか「もっとこういう練習をした方が良い」というのを全部出し合いました。基礎的なディフェンスだったり、シュート精度などが全然ダメだと思っていたので、2対2の練習も入れたりして、そこからどんどん繋げていきました。

―その効果を感じることはありましたか
ディフェンスに関しては色々と考えながらやっていて、今までもディフェンスのシステムがあったのですが、それがハマらないことも多くありました。これからは(山本)祐輝が3枚目の中心としてやってくれると思っています。なので、彼がやりやすい守り方というのをチームが理解してやっていって欲しいですね。

―来季の主将は福本選手ということですが、その理由と来季のチームへの期待を
4年生から見ても、「直也だったら大丈夫だろう」ということです。キャプテンが一番しっかりやらないと周りもついて来ないですし、彼は日頃の練習からも本当に真面目にやっています。周りへの声かけもできますし、直也だったら任せられます。今年は周りからも「若いチーム」と言われてきました。今大会も松岡(寛尚)がエースとして結果を残してくれましたし、これに満足せず今後も頑張っていって欲しいです。

―今後はハンドボールを続けるのですか
中学校からずっとハンドボールをやってきました。2020年に鹿児島国体があるので、その予選なども含めてそれまでは続けられたらなと思っています。

―今後の法大ハンド部に向けてメッセージを
ベスト8になった代のキャプテンの姿を忘れずに、これからも頑張ってください(笑)。
(取材:下田朝陽)

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内門竜之介(うちかど・りゅうのすけ)
経済学部4年・鹿児島県鹿児島工業高校出身
力強いカットインと強烈なシュートでチームを引っ張るキャプテン。チームメイトからの信頼も絶大だった。

高間アミン

―試合を振り返って
完敗でした。攻めも守りも国士の方が上でした。自分たちの気持ちが途中で切れてしまってやられてしまいました。

―秋季リーグでは全勝優勝の国士大相手に1点差で敗れました。その試合との違いは
国士大も気合を入れてきていましたね。自分たちはチャレンジャーとして臨みました。でもリーグ戦の時よりは緊張していました。疲れもありましたが、トレーナーの方たちがケアをしてくれるのでコンディション的には良い状態で試合に臨めていたと思います。

―今試合で見られた山本晃大選手とのスカイプレーについて
練習中に晃大が思いついて「今度の試合でやりましょうね」とは話していました。

―今大会に点数をつけるとしたら何点ですか
50点くらいですかね。大学に入学した時から目標にしていたインカレベスト8を達成できたのでそれはよかったと思います。個人としては今までみたいな活躍ができなくて国士大との試合もボロボロだったので50点にしました。

―法大で過ごした4年間で、これまでと変わったことはありますか
自分が大学に入った時は先輩方が「自由にやっていいよ」という感じだったので何も考えずに自分のプレーができていたと思います。3年生の途中くらいから上級生としてプレーするということを考えてしまって難しいなって思いました。あとは副キャプテンという役職に就いたことですね。これまで役職に就いたことがなかったので心の面で成長したなと思います。

―逆に4年間、変わらずに持っていた思いはありますか
自分のプレーすれば活躍できるということを信じてやってきたことです。やはり上級生になってからは自分のことだけではだめだなという迷いもあったりして。思うようにいかなかった部分もありました。

―ハンドボールを始めたきっかけは何でしたか
小学校の副担任の先生がハンドやっていて、体育の授業をで「ハンドやらないか」と言われました。近くのクラブチームの練習を見に行って、小学校2年生から始めました。

―競技人生の中では挫折もありましたか
高校生の時に指導が厳しくて2回くらい部活を休んでしまったこともありました。でも「ハンドを辞めたい」と言った時に家族がすごくさみしそうで。支えてくれた親を思い出したらこんなところで辞められないなと思いました。

―競技を通じて学んだことは
小学生から今までやってきて自分の人生がハンドボールみたいなものなので。自分の中の常識はほとんどがハンドから学んだものだと思います。

―同期の存在は
副キャプテンだったんですけどみんなが就職活動しているときは自分がキャプテンでした。その時期は同期が支えてくれなかったらいい練習にできなかったなと思います。4年生のみんなには感謝しています。

―すでに引退された先輩方へは
自分は生意気な後輩だったんですけど試合で使ってくれたり色々教えてくれたりしました。今の自分があるのは大学の先輩方がいたからだと思っているので本当に感謝しています。

―これからの法大ハンド部に期待することは
能力が高い選手が集まっていて今回のインカレも後輩のおかげで2回勝てたと思います。今日の国士大みたいに能力だけじゃなくて戦術もちゃんと理解して冷静に試合できれば優勝もできると思います。試合を冷静に進めることができるチームになることを期待したいですね。
(取材:高野茜)

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高間アミン(こうま・あみん)
経済学部4年・群馬県富岡高校出身
多彩なシュートパターンと驚異的な身体能力を持つサイドシューター。法大のポイントゲッターとして会場を沸かせた。

斎藤航大

―試合を振り返って
国士舘は2年連続で優勝しているチームだったので、向こうもかなり気合が入っていました。背の大きい選手が多くいるチームだったので、攻撃が難しかったなという印象です。ただ、こっちとしても絶対に勝とうという気持ちで臨みましたし、点差は付いてしまいましたが、良い形で得点できる場面もあったので、すごく良かったと思っています。

―後半は攻撃時のポストとして長い時間出場されましたが
相手はディフェンスのラインが結構高かったです。なので惑わせようというか、それを僕が動くことで崩せたらなと思ってプレーしていました。

―高校時代はフローターとしてプレーしていた印象があるのですが
ずっと左45度をやっていたので、ポストを始めたのは大学の3年生の時です。ポストの動きに関しては、Youtubeを見ながら勉強しました。今は実業団の試合などもアップされていて、ポストを使いながら攻撃するのが上手いチームの動画をずっと見ていました。こういう選手になるんだと、自分に言い聞かせながらやっていましたね。(参考にしていたのは)大同特殊鋼にいるパク・ジュンギュという選手です。大同とトヨタ車体の試合はもう何回も見ました(笑)。

―最後のペナルティスローの場面ではシューターでしたが
実は試合でペナルティスローを投げるのは、これまでの人生で2回目で。正直めちゃくちゃ緊張しました(笑)。絶対決めてやるという気持ちで投げたので、無事入ってくれて良かったです。

―このチームでの4年間を振り返って
自分は1、2年生の頃に膝を怪我していてあまりプレーできていませんでした。その経験があったからこそ4年生でも頑張ろうと思えましたし、同期の仲間にも後輩にも恵まれていましたね。競技人生の中で一番楽しいハンドボールができたかなと思っています。

―副将の立場から見て主将の内門竜之介選手はいかがでしたか
彼はみんなをまとめる力がすごいです。チーム全員に対して影響を与えられるんですよね。僕が入学した時から「この子は同期の中でトップになってくれるんだろうな」と思っていました。付いてきて良かったですし、チームのために良く頑張ってくれたので感謝しています。

―最後の大会で11年ぶりのベスト8という結果を出したことについては
この大会に向けてみんな頑張ってきました。どの試合も序盤の入りで苦しくなってしまいましたが、気持ちの部分で諦めることが全くなかったので、最後まで粘り続けることができました。結果的に2勝できて、良い試合をすることができたので良かったです。

―今後の法大ハンド部に向けてメッセージを
この3試合を振り返っても、どんな状況でも「絶対に勝つんだ」という気持ちがあれば、相手が強くても勝つことができると思います。松岡がラスト3秒で決めた場面もそうでした。なので、これからも目標を高いところに置いて、頑張って欲しいです。
(取材:下田朝陽)

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斎藤航大(さいとう・こうだい)
経済学部4年・埼玉県浦和学院高校出身
怪我を乗り越え、裏でチームを支えた副将。大学3年次からポストにコンバートされた。

竹野恭平

―今日の試合を振り返って
完全にすべてのポジションにおいて相手が上でした。多分何回やっても勝てない相手なので全然悔いはないです。実力を出し切れたと思います。

―自身のプレーを振り返って
キーパーがどういうキーパーかってことはリーグ戦を通してわかっていました。自分がシュートを打つ時はキーパーの苦手なところをしっかり打っていくということを意識しました。あと国士舘のディフェンスは真ん中が高いんですけど、前半は中へ中へ攻めて守られまくってしまいました。でも後半はもっとサイドに出すようにとずっと声をかけ続けたので、普段の試合よりかは多くシュートが打てました。悪くはなかったと思います。

―全国ベスト8という結果について
もう少し行きたかったとは思います。ただ一、二回戦と自分たちの実力以上を出して逆転できていたので、そういう点においては最高の結果が出せたんじゃないかと思います。

―3日連続での試合でしたが、その疲労の影響は
ありましたね。リーグ戦でいつも2連戦はしているので慣れてはいるんですけど、インカレの緊張感は本当にすごいので。ガッチガチの体で動いていると足にくるので、夜にケアしてもらったりしました。そういった疲労はありました。

―法大での4年間を振り返って
高校の時は監督に言われてきたことをやるというチームにいたんですけど、大学はそれとは対照的でした。平日は選手しかいないので、自分たちだけで練習をやらなくてはならない大変さはありました。でもたくさん成長できたんじゃないかと思います。ありがたいです。

―今年一年のチームの成長について
たくさん成長した面はあって、一年間すごい雰囲気のいい中でやってこれたと思います。特にそのチームの雰囲気の良さの鍵になったのは、試合に出られていないBチームの4年生の存在だったと思います。Bチームの人たちが対策では相手の真似をしてくれたりしていました。そういった面で試合に出ている面子だけではなく、他の4年生もチームを引っ張ってくれて、そのおかげで自分たちも試合に集中できました。他の下級生たちも勝ってほしいという気持ちを持っていたので、全員なのですが、特に4年生が頑張ってくれたと思います。50人全員で戦うという気持ちを持てたので、いい雰囲気が生まれ結果が出せたのだと思います。

―4年生はどんな代でしたか
自分は全員と仲が良くて、全員となんでも話せるようなチームでした。恵まれた代にいて幸せだったと思います。

―同期の存在は
試合に出ている面子、特に(内門)竜之介は去年の試合が終わった後に「俺は、恭平と一緒に試合がしたい」って言ってくれて、自分を信用して起用してくれました。なのでまずは、竜之介が自分を使ったことに後悔をしないように全力でやろうと1年間思っていました。今年は試合に出ていない4年生も多くて、そういった4年生からは「4年生のせいで負けたと言われるくらい、後悔しないようにプレーしてくれ」とずっと言われていました。本当につらい時はそのことを思い出して、そいつらの思いも背負っているんだということを忘れずにやっていました。

―このチームの良いところは
やっぱり雰囲気のいいところですかね。正直、ほかのチームみたいに緻密な戦略とかでうまく攻めることは全然できていないんですけど、流れが来た時に全員で盛り上がって押し込んでいけるっていう、その法政らしい雰囲気は忘れずに来年もやってほしいです。

―ハンドボールの魅力は
魅力ですか(笑)。面接みたいですね(笑)。各ポジションが全然違う役割なのが面白いところですね。キーパーだったり、ゲームメイクをするセンターだったり、最後にずれてきた球を決めるサイドだったり。自分自身はサッカーとかバスケをやっても下手くそなんですけど、ハンドボールだけはしっかり走って、しっかりシュートを決めれば他のプレイヤーが後は全部つないでくれるので。そういった苦手なプレーは他の人がカバーしてくれるし、逆に自分の得意なプレーで他の人の苦手なところをカバーできる、本当に7人全員で戦えるのがハンドボールの面白いところです。もうちょっとメジャーになってほしいですね(笑)。

―ハンドボールを始めたきっかけは
ずっとドッジボールが好きで、小学校3年生の頃から地元のクラブに所属していました。でもドッジボールは球も遅いですし、そんなに強くなかったんですよ。だから走るのもめちゃくちゃ得意だったので、陸上部に入ろうと思っていたんです。そしたら仮入部がめちゃくちゃつまらなくて(笑)。そんな時にドッジボールを一緒にやっていた同期がハンドボール部に流れていたので、ちょっとだけ覗いてみようかなと思ったらめちゃくちゃ面白かったのがきっかけですね。サイドシュートが特に楽しくて楽しくて(笑)。10年間本当に楽しかったです。

―今後もハンドボールを続ける予定は
一応来月に4年生でミニミニに出ます。あとは高校の同期で試合に出ようという話もしています。ほかにも近くでハンドボールをやるって聞いたら参加したいとも思っているので、続けていきたいです。

―応援して下さった方へ向けて
4年間ありがとうございましたしか思いつかないですね(笑)。4年間本当にお世話になりました。

―後輩たちへ伝えたいこと
まずは、俺が俺がってならずに、同期のことも後輩のことも先輩のこともお互いに信用し合ってやっていってほしいです。今年はそれがしっかりできていたんで、本当に際のラインで盛り返していけました。お互いが信頼し合ってやっていれば、最後の最後のつらいところでも、50人全員が諦めずにやってくれるので、そういうチームをまた作っていってほしいです。
(取材:飯島愛未)

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竹野恭平(たけの・きょうへい)
社会学部4年・神奈川県法政第二高校出身
速攻から得点を量産したサイドプレイヤー。レフトハンドから絶妙なコースに打ち込むサイドシュートは真骨頂。

下條輝

―大学生活最後の試合になりましたが
本当に終わっちゃったな、というのが率直な気持ちです。最後は4年間やってきたことをしっかりやれたと思うので、その結果がベスト8だと思ってます。もう試合がないという実感はまだないです。

―大差で敗れた敗因は
春季リーグで大差で負けて、秋リーグでは1点差まで競ることができたんですけど、今日の試合はもう実力差が出たな、と思いました。自分たちのベストを出せば、ある程度競れたなと思いますね。ただ、今日は試合の入りから点差が離れてしまったので大差で負けてしまいました。

―ベスト8の結果については
11年ぶりというのは、快挙だと思うので、リーグ戦の結果もそうですけど自分たちの代でいろんな記録を久しぶりに出せた点についてはすごく満足してます。

―法政での4年間は
法政は雰囲気が良くて、毎日楽しくハンドボールができました。僕個人としては、4年生になるまで試合に出れなかったので、今年は自分のやるべきことをしっかり果たせて、後悔は全くありません。

―4年間で思い出に残った試合は
特にこの試合が、というのはないです。ディフェンスをしっかりやるポジションなので、相手エースからチャージング取れたときが一番気持ちよかったですね。1点差とかの接戦で目立ったプレーをするタイプではないので、影でチームを支えることができた試合はどの試合も思い出です。

―同期について
僕らの代はみんな、明るくていいヤツで一緒にハンドボールしてるのが本当に楽しかったです。このメンバーとハンドボールができなくなるのが、寂しいですけど次のステージでそれぞれ明るく楽しく、新しい場所で頑張っていけたらいいなと思ってます。

―主将の内門竜之介選手については
楽しくやるときは楽しくやる、厳しいときは厳しいオンとオフのあるメリハリのあるキャプテンでした。そこにみんながついていけたらから、ここ数年の法政の中では強くて雰囲気のいいチームを作れたのは彼のおかげだと思います。

―チーム内での自分の存在は
試合で誰よりも体を張って、誰よりも足を動かす特攻兵みたいな存在でした。それが僕の役割でもあることは分かってたので、誰よりも献身的にプレーすることを心がけてました。

―応援に来てくれるご家族、チームの保護者の方へ
この石川県という遠いところまでわざわざ来てくれてありがとうございます。今日は負けてしまったんですけど、昨日と一昨日の試合ではみなさんの応援のおかげで勝てたようなものなので、有り難かったです。

―ハンドボールを始めたきっかけは
元々、小学生の時にサッカーと剣道をしていました。サッカーは(小さい頃からの経験者が多くて)勝てなくて、剣道は練習が辛かったので辞めました。なんか他のスポーツやりたいな、と考えてた時に中学にハンドボール部があったので「ハンドボールなら中学からみんな始めるだろうし、一番になれるだろう」と思って、始めたのがきっかけです。こんなサッカーと剣道からの逃げという軽い気持ちで、ここまで続きました。

―今後のハンドボール人生は
僕の就職先にハンドボールチームがあるので、仕事をしながらにはなるんですけど、そこで続けれたらいいな、と思ってます。

―これからのハンドボール人生はどのようになると思いますか
中学からハンドボールを始めて、ハンドボールは僕の生涯スポーツになると思います。スポーツすることが好きなので、たぶんおじさんになってからもマスターズとかでハンドボールをやってるんだろうなと思ってます。

―これからのチームについて
この試合に出たメンバーは悔しい気持ちも分かっていると思うので、今日の試合の悔しさを忘れずに。これを自分たちの糧にして、4年生中心に頑張っていけば、今年よりももっといいチームになると思うので今年の借りを返して、ベスト4を目指していってくれたらなと思います。

―特に成長を期待しているメンバーは
黛祐貴ですかね。同じポジションで、僕の控えとして2枚目や、ディフェンスで頑張ってくれていたので、来年は4年生の自覚を持って、特にディフェンス面でチームを引っ張っていってほしいです。
(取材:京岡沙寿乃)

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下條輝(しもじょう・ひかる)
スポーツ健康学部4年・神奈川県法政第二高校出身
相手のリズムを狂わすアグレッシブなディフェンスが持ち味。エース封じとして欠かせない選手の一人だった。

村井茜音マネージャー

―マネージャーになったきっかけは
元々体育会のマネージャーをやりたいと思っていて大学1年生の時にハンドボール部を知りました。自分から声をかけました。

―4年間で印象に残っていることは
リーグ戦やインカレの前にメンバー発表をするんですけど4年生で出れない選手もいるんですよね。発表の時に泣きながら話し合ったことですね。みんな色々な思いがあるので。それを見て同期みんないい子たちだなって再確認しました。

―大変だったことは
いつも大変ですね(笑)。大会の登録、決算、50人の引率とか。普通の生活ではやらないことなので。責任は重いですが選手は私を信頼してついてきてくれるからその信頼に応えたいという思いはありました。その思いのあまり手一杯になってしまうこともありました。

―チームを支える上で大切にしていたことは
選手のためになることを一番に考えていました。後輩のマネージャーに対してもそう考えています。引退してしまうので後輩に経験させられることは経験させようと思いました。次の代の選手たちにも、選手を一番に考えるっていう同じ気持ちでサポートして欲しいってことを伝えられるように頑張りました。

―大学生活と部活の両立は
大変でした。もちろん授業も大変でしたけど元々サークルにも入っていたので部活、サークル、授業、バイトで忙しかったです。最終的には部活一本にしようと思ってサークルもゼミも辞めて、バイトも一時期辞めました。部活に捧げてきました(笑)。

―そこまで部活に捧げることができた理由は
選手が好きだから。どこが好きかって言われると難しいんですけどね。人柄ももちろん良いですし、みんな部活に対して真剣なんですよ。だから同じ気持ちで部にいないといけないなと思いました。選手と同じように並べるように。そういう選手の気持ちの強さがすごく好きです。

―村井マネージャーから見た法大ハンド部はどのようなチームですか
エンターテイナー(笑)。いつもハラハラさせられる試合が多いので。でも最終的にはしっかり結果を残してくれます。お遊びでやっているんじゃなくて結果も残せるところが会場を惹きつける力があるんだろうなと思います。

―キャプテンの内門竜之介選手について
感謝しきれないですね。内門は本当に選手思いです。結構弱いところもあるんですけど自分がキャプテンだっていう自覚を持ってチームを引っ張っていくためにそういう部分を隠していたり。頼もしいみんなのキャプテンをしてくれました。そしてスタッフ思いでもありました。スタッフのことをすごく大事にしてくれるところがすごく好きですね。

―1つ上のマネージャーがいなかったことについて
大変というよりかはやってやるっていう気持ちでした(笑)。元々1つ上の先輩がいなくて2年間主務ということは決まっていたので2つ上の先輩がいた時から部のサポートを上に立ってやるという自覚はありました。不安になるというよりかは私が思うマネージャーとして部活を引っ張っていこうとは思っていました。

―村井さんの理想のマネージャー像は
歴代のマネージャーさんを見ると仕事もできるし選手とのコミュニケーションも取れるんですよね。なおかつ愛されるっていうマネージャーさんだらけでした。困ったときは「先輩だったらこうしているかな」って考えるくらい先輩がいない時も頼りにしていました。そういう先輩たちになりたいなとは思っていました。

―後輩のマネージャーについて
後輩たちは私よりも全然仕事ができるんですよ(笑)。何も心配してないです。ただ、困った時に私のことを思い出してくれたらいいなと思います。

―後輩の選手たちについて
11年ぶりとかの良い成績を残してくれたので頑張ったなと思います。でも悔しいものは悔しかったです。後輩たちには悔しいっていう気持ちじゃなくて良い試合だったなっていう気持ちで終わって欲しいなって思います。
(取材:高野茜)

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村井茜音(むらい・あかね)
社会学部4年・北海道札幌開成高校
縁の下の力持ちとして部を支えたマネージャー。選手への愛は人一倍だ。

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