バスケットボール

【バスケ】第65回関東大学バスケットボール選手権  対大東大 大きな壁の前になすすべなく大敗 次につながる「経験」となるか

第65回関東大学バスケットボール選手権大会  対大東文化大学
2016年5月4日(水)
代々木第二体育館
早大に敗れ順位決定戦に回った法大。今日の対戦相手は今季2部リーグで戦うこととなる大東大だ。高さを誇る相手に対し、こちらもルーキー3人を含む大型ラインナップで挑んだ。
立ち上がりは上々。新たな試みだけに、ワンプレーごとにベンチが沸いた。しかし、すぐに大東大のルーキー、モッチ・ラミーンを中心に高さを生かしたプレーで得点を引き離されてしまう。結局最後まで立て直すことのできぬまま、ダブルスコア寸前の差をつけられ敗れた。
1 R
ルーキーながら大型チームを率いた中村

試合結果

トータル試合結果

40
法政大学
19 1Q 17 78
大東文化大学
8 2Q 24
9 3Q 21
4 4Q 16

 

法政大学スターティングメンバー

選手名学年学部身長ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#6 中村太地 1 190 PG 福岡大附属大濠 11 6 1
#23 戸堀勇吾 3 190 PF 國學院久我山 0 1 0
#12 柳川知之 3 192 PF 明成 4 5 2
#29 堀川裕作 1 192 C 福岡大附属大濠 2 1 0
#24 鈴木悠介 1 197 C 洛南 0 4 1

法政大学交代選手

選手名

学年

学部身長ポジション出身校得点リバウンドアシスト
CAP#7 藤井裕太 4 175 G 厚木東 7 2 0
#14 植村哲也 3 175 G 明成 3 0 0
#57 玉城啓太 2 175 SG 京北 5 0 1
#11 中野広大 4 182 F 土浦日大 6 1 1
#10 和田直也 3 187 F 幕張総合 0 0 0
#31 金剛鉉 2 187 PF 報徳学園 1 0 0
#91 竹内悠貴 2 195 C 西武文理 0 0 0
#77 大塚恭平 2 190 C 福島商 1 3 0
#33 茨城博晃 1 195 C 京北 0 2 0
 

戦評

法大のスターターは、中村、戸堀、柳川、堀川、鈴木。なんと全員が190cm超という大型ラインナップでフィジカルの強い大東大に挑む。しかし、慣れないポジションでの出場を強いられるため、スピードのミスマッチをつくられる展開。しかし、中村、途中出場の中野らがスティールを奪い流れを渡さない。特に中野はこのクォーターで2本の3Pを沈め、持ち味を存分に発揮した。クォーター終了間際に大東大に3Pプレイを決められてしまうが、19-17と、リードした状態で第1Qを終えた。
 
第2Qのスタートは3ガード体制。相変わらずパスカットなど好ディフェンスを続けていた法大であったが、「大東タイム」とも言うべき強烈なスコアリングランに飲み込まれることとなる。2分少々の間に0-10。大東大#15モッチはインサイドの高さのみならず、速攻の飛び出しも早く、ショータイムを演出した。対する法大は中村の3Pで24-27としたのを最後に得点が入らない。シュートミスから速攻を許し、ファウルでなんとか止めるという苦しい展開となり、時計が止まる度に主将である藤井がチームを呼び寄せて言葉を交わしていた。玉城の3Pが終盤にヒットし、約4分間にわたる無得点に終止符を打ったものの、前半を終えて27-41。厳しい展開となった。
 
第3Q。なんとか抑えているという状態だった大東大の大型ルーキー、#15モッチが大爆発。勢いのままに連続で10得点。モッチから目を切ってしまい、あっさりとパスインさせてしまう場面も目立った。この時点で点差は24まで広がった。その後も法大は果敢にペイントエリアを攻めるも、大東大のフィジカルなディフェンスの前に苦戦。第2Qに続く1桁得点(9点)に終わり、36-62で第4Qに。
 
第4Qは新人戦を意識してか、大塚、金、竹内らの2年がトーナメントデビュー。しかしながらチーム状態は上向かず、無得点が続く。今大会チームを支え続けている玉城もけがを負ったのか苦痛の表情を浮かべ、ベンチへと下がっていった。中村のシュートが決まり、法大のスコアがようやく動いた頃には、第4Q開始から8分も経過していた。その後の得点も大塚と金のフリースロー計2本のみ。最終スコア40-78。
 
38点。大量点差をつれられ大敗した大東大は1部昇格をかけた正念場のリーグ戦でライバルとなるチームだ。成長が見られたディフェンスも、トーナメント期間初の「ビッグマンへのディフェンス」という壁にぶつかり、機能させることができなかった。新たな課題も見つかり、それを糧に更なる成長を目指す。この悔しさは秋に晴らしてくれることだろう。(戎井健一郎)

コーチ・選手コメント

塚本清彦 ヘッドコーチ

ー大型ラインナップで挑んだこの試合を振り返って
今日は得るものなかった気がするね。午前の練習でも「戦おう」と言ったんだけど…いや、戦おうとはしてたかな。ただ、空回りしてたというかね。
 
ー入りの姿勢は悪くないように感じましたが
うーん、ただ、リバウンドが34-60だったかな。こっちがリバウンド取れなかったというのは問題だよね。
 
ー試合復帰したばかりの鈴木悠介選手のプレー時間が普段より長かったですが
まあ、あれは慣れてもらおうかなと思って。やっぱりまだまだだね。
 
ー4Qのメンバーは新人戦を意識したのでしょうか
それもあるし、点数が開いちゃったから190cm台のやつらを試合に慣れさせるというのもありましたね。それが主でした。
 
ーガードが少ない分、指揮を取る役割があいまいだったことも慌てた展開につながったのでしょうか
ここ2戦は出てるメンバーも少なかったし、経験させるというのが主だったからね。ただ、これが経験になったのかなってないのかよく分からないけど。そこは明日も試みてみようかなとは思ってます。
 
ーコミュニケーションが取れていなかったのも経験が少ない選手が多いところに起因していますか
そうだね、1年生が多いのもあるしね。
 
ー 明日の試合に向けて
今は相手のチームに対してどうこうじゃなくて、自分のチームのオーダーをどうしようかなという感じですね。今日帰ってビデオ見て、修正していこうかなと。まだバスケットボールの戦略とかの段階じゃないからね(笑)。これからです。
 

藤井裕太

ー今日の試合を振り返って
相手のインサイドが強いということは分かっていたのにリバウンドでやられてしまったのが反省点です。ガードもインサイドに任せてばかりではなくて、こぼれたボールにもっと反応できたと思います。
 
ー相手の外国人選手にファウルしてしまったあと、藤井選手が声をかけて選手を集める場面が見られましたが
まだ春ですし1年生もたくさん出ているのでやられることはしょうがないので、戦っていこうということは伝えました。
 
ーこの試合はベンチにいる時間が長かったですが、外から見て感じたことは
今日は絶対に勝たないといけない試合というよりは今後につなげていく試合だと思うので、ファウルになってもいいからもっとリバウンドやディフェンスに挑戦していけたら良かったです。
 
ーキャプテンとして率いる、最初の大きな公式戦となっていますが
結果などは正直どうでも良いので、あと2試合でリーグ戦に向けて良い課題が見つかればいいなと思います。
 
ーリーグ戦につなげるという意味で残り2試合をどのように戦っていきたいですか
まだ戦術的なことには手をつけていないので、誰が試合に出たとしても声を出してアグレッシブにプレーしていきたいです。
 
ーこの大会でのチームの決めごとやテーマはありますか
決めごとという決めごとはないです。オフェンスは結構自由で走るということしか言われていません。なのでディフェンスは絶対にしっかりやることと常に声を出して攻撃的にいくことは意識しています。
 
ー次の試合に向けて
今日はリバウンドでかなりやられてしまったのでガードも含めリバウンドを取りにいって、攻撃的にプレーしたいです。
 

戸堀勇吾

ー今日の試合を振り返って
塚本さんの言うようにスタメンはいわゆる「不都合」でやったんですけど、不都合って言われてるメンバーでやって、いかに成長できるかってことを踏まえて出していただいたんですけど。結局こういう展開になって4ガードがいいってなっちゃうと、リーグ戦はそうはいかないって言われてるんで、今日もリバウンド負けていいところ全くなかったんで。190cm以上で出てたのにリバウンドとれなくて収穫が無かったってことが残念なことだったのかなと。
 
ー相手のインサイドに対してファウルをして止めるしかない時間帯がありました
190cm以上の選手ってなると中、高とデカいってことでディフェンスを怠ってきたというのが塚本さんが言うにはあって、反応が遅かったり鈍かったというのがあって、それを練習してるんですけど試合に落としこめないってのがあって、結局ファウルしちゃったりどんどん悪循環になっちゃいました。
 
ーなかなか点がとれない試合でした
今日は別に勝ちに行くって訳じゃなくて、190cm以上のやつを試合で経験させてリーグ戦までに使えるようするってことなので、点差うんぬんよりも、何ができたかできなかったかって言うと何もできなかったっていう。自分自身は何もできなかったです。
 
ー3番ポジションには慣れましたか
全然慣れないですね。何をしていいかもわからないし。僕今中途半端なんで。4番5番ができるかって言われたら細いし、3番ができるかって言われたら遅いし。でも3番でやるしかないのでそこはがんばっていかなきゃなと思います。
 
ー最近打ち始めた外角シュートについて
練習はしてるんですけど、やっぱノーマークとかいい環境が揃わないと打てないので、(中村)太地みたいに作り出してってのが出来ないので、自分でいかにノーマークをつくるかがポイントだと思います。
 
ー大東大とはリーグ戦で戦うこととなりますが、リベンジに向けてポイントは
外国人をどう追い出してリバウンドを取るかいうところが一番ポイントだと思います。リバウンドの数が全然違ったので。大東もそんなにうまくなかったと思うので、リバウンドで完全に流れをつかまれたので、そこがポイントだと思います。
 
ー明日の試合に向けて
実力的には自分たちが上だと思うんですけど、明日もこういう不都合っていうメンバーで出ても、勝ち負けにこだわるところはこだわって、テーマ決めるところは決めて、やるところはやるっていう感じで。

フォトギャラリー

  • 1 Rルーキーながら大型チームを率いた中村
  • 2 R下級生メインの編成の中で上級生としての姿勢を見せた柳川
  • 3 R今季公式戦初出場の金
  • 4 R2年として1年生センターに負ける訳にはいかない(大塚)
  • 5 Rプレータイムを伸ばした鈴木悠
  • 6 R短時間ながらガッツのあるプレーを見せた竹内
  • 7 R新人戦に向けても動き出している(茨城)
  • 8 Rゲームの中で学ぶことを成長につなげたい
 

 

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2017-06-267 R

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