バスケットボール

【バスケ】第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対駒大 上級生の意地見せるも、勝利ならず…

第92回関東大学バスケットボールリーグ戦 対駒大 
2016年9月18日(日)
東洋大学総合スポーツセンター
第6戦の相手は駒大。春にトーナメントで対戦し敗れている相手だが、勝利の可能性も十分に見込めた。
上級生に託されたこの試合は法大優位のクロスゲームを展開する。だが、法大はファールがかさみ、徐々にフリースローで点差を詰められてしまう。一時は勝利も見えた最終Qで逆転を許し、惜敗した。
1 R
上級生メンバーで臨んだ

試合結果

トータル試合結果

59
法政大学
16 1Q 13 66
駒澤大学
13 2Q 14
14 3Q 17
16 4Q 22

 

法政大学スターティングメンバー

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#14 植村哲也(文3) 175/75 PG 明成 13 3 1
CAP#7 藤井裕太(社4) 175/65  SG  厚木東 17 3 2
#13 鈴木蓮(現3) 180/69 G 東北学院 7 1 1
#23 戸堀勇吾(文3) 190/79 PF 國學院久我山 0 5 1
#12 柳川知之(法3) 192/82  C 明成  8 5 0

法政大学交代選手

選手名身長/体重ポジション出身校得点リバウンドアシスト
#1 米山滉人(営1) 194/83 PF 湘南工科大附 2 6 0
#8 新沢亮太(経4)  182/73 SG 新潟商 1
#11 中野広大(法4) 182/77 SF 土浦日大 2 0 0
#24 鈴木悠介(法1) 197/92 C 洛南 0
#57 玉城啓太(法2) 175/65  PG 京北 10 0 2

戦評

ここまで全戦全敗と苦しい状況が続いている今季。それでも一戦一戦、確かな手応えとともにチームは着実に成長を遂げている。今節こそ勝機を見出し、初勝利を挙げたいところだ。
 
第1Q開始直後から駒大の積極的なディフェンスを前に、なかなか思うように得点することができない。しかしその中で気を吐いたのはインサイド陣の柳川と戸堀。体全体を使いゴール下のリバウンドを奪取すると、セカンドチャンスへつなげ、そこから速いパス回しで藤井・植村が得点へとつなげる。相手のダブルチームに苦しむ場面もあったものの、途中出場した玉城のドライブインや終了間際の藤井のスリーポイントもあり、17-13とリードして1Qを終える。
 
第2Qも法政ペースで試合は進む。2Q開始早々に中野がスリーポイントでチームを勢いづけると、今試合スターティングメンバーに名を連ねた鈴木蓮がミドルレンジからシュートを沈める。またこのクォーターはインサイドの堅守が光り、駒大をほとんど外からの得点のみに抑え、法大は29-27とリードを保ち前半を終えた。
 
ここで突き放したい第3Qであったが、法大はわずか2分で3つのファールを重ねてしまう。しかし流れを渡すわけにはいくまいと柳川が器用にフェイダウェイを決めると、残り3'46の場面でオフェンスリバウンドを奪ったルーキー米山がそのままバスケットカウントを決め、流れは一気に法政へ。しかしその直後の駒大のタイムアウトからその流れは一変。またもやファールが増発し、フリースローからじわじわと点差を詰められてしまう。その後はチームの歯車が狂ったかのように縦のパスが通らず、24秒バイオレーションまでもを取られてしまう。それでもなんとか植村のスリーポイントで追いすがり43-44で第3Qを終える。
 
運命の第4Q。前半も法大に牙をむいた駒大・前田祥太のスリーポイントが再び炸裂する。逆に法大はここぞという場面で、リバウンドで競り負けたりターンオーバーを許したりといまひとつ波にのることができない。44-52の場面で法大はタイムアウトを要求し、どうにか立て直しを図るも、その気は空回り。少ない残り時間に焦ったのか、またもやファールがかさんでしまい、戸堀のファイブファールでの退場が止められない悪い流れに拍車をかけた。法大はなんとかオールコートディフェンスで点差を縮めようとするも、カバーが間に合わずまたしても駒大にバスケットカウントを決められてしまう。終盤玉城がスリーポイントを2本沈め意地を見せるも時すでに遅し。66-59で、またしても勝利を収めることはできなかった。
 
第3Q終了まできっ抗した試合だっただけに、手痛い一敗となった。しかし勝敗よりもチームの底上げに重点を置いていたこれまでの状況から、今は「勝ちを意識できるようになってきた」と柳川。これまでの悔しさを足がかりにまずは一勝をもぎ取り、リーグ戦をはい上がってほしい。(本間美来)

コーチ・選手コメント

塚本清彦 ヘッドコーチ

―今日の試合を振り返って
頑張ったんじゃないかな。
 
―最後に崩れてしまいました
ゲームの勝ち方がわかってないから難しいよね。10点差つけたところでフリースロー与えて差を詰められちゃって逆転されたけど、あの辺が我慢出来ないんですよ。でも3,4年は今までのゲームより頑張ったと思いますよ。第1クールはこんなもんですね。
 
―体力など技術や能力面の問題ではないということですか
ないですね。メンタルの問題はあるかもしれないけどまあ、フィジカルではないね。
 
―上級生メインでのゲームとした意図は
今日は上級生で固めて安定させようかなと思って。まあまあ良かったですけどね。(鈴木)蓮とかも頑張っていたし。これを組み合わせていって来週までに良い要素をチームにプラスしていく感じですね。来週も頑張ります。
 

柳川知之

ー試合を振り返って
全体的にリバウンドが足りないと思いました。個人的にガタイがすごくある人が苦手でやりづらいと思っているのでもっと体をぶつけていく練習をしようと思います。
 
ー相手の印象は
まとまっているというか一人ひとりやることが分かっている感じがしたので、そこらへんが自分たちより上かなって思うところでした。
 
ー第3Qからファールがかさんで流れをつかめなかった印象でした
ファールのうまい使い方っていうか、相手にやられてのファールじゃなくて、自分たちで流れを切るようなファールを意識していかないと今日みたいになるんじゃないかなっていう感じはしました。
 
ー接戦を勝ちきれない要因は
ずっと勝ちがない状態できてしまったんですけど、ようやく勝ちを意識できるようになってきたっていう意味ではいいと思います。今まで勝つよりもチームの底上げを一番にやってきたので、そこから勝ちを意識するところまで来て、「そこを詰めていけ」っていう風にもさっき言われたので、ちょっとは成長したんじゃないかなと思います。
 
ー成長したポイントは具体的に
ディフェンスがうまくいったのが今日の前半で、3Qの10点差開いたところまでは良い感じでディフェンスできてたんですけど、そこから集中力がなくなって…でも25分からそれ以上できたので。大東戦は前半だけとかいう中でちょっとずつ伸びてきているというところが成長かなと思いました。
 
ー今日は上級生がロスターの大半を占めました
それは昨日言われて、上級生がどこまでできるか見せてくれって言われたので…そういう感じだと思います(笑)
 
ーリーグで個人的に課題として挙げていることは
特に意識はしてなかったんですけど、一度試合に出なくなったことで、インサイドの重要性は大事だということがわかってもっと中を意識して自分ができるプレーをもっと増やしていって中で得点を取れる選手になっていきたいというのがあります。
 
ー次戦日体大戦に向けて
日体大はでかい選手と横幅がある選手がインサイドにいるので、そこにまた体をぶつけていかなきゃいけないと思うので、もっとハードにいけるように頑張ります。

 

鈴木蓮

ー今日の試合を振り返って
スタッフの人から試合の勝ち負けは気にしなくて良いって言われていました。でも、みんなで勝てるようにディフェンス頑張るってことが目標でした。前半はすごくみんな合っててディフェンスも良かったです。30点くらいに相手を抑えることができました。後半で10点差に離された時は1番活力が足りなかったのかなって思います。ディフェンスが継続してできなかったことが今日の敗因かなと思います。
 
ーリーグ戦初出場にしてスターティングメンバーでしたがお気持ちは
ずっとけがしててチームから4ヶ月くらい離れてました。(オフェンスの)フォーメーションとか何もわからなかったんですけど、ディフェンスを頑張ろうって思ってました。
 
ー足のけがの調子はいかがですか
5月の初めの方に膝の半月板を手術してそこから4ヶ月かかりました。膝なので手術して治ることはないです。
 
ースリーポイントシュートを決め、ベンチを盛り上げていましたが
特にスリーを意識していたわけではないです。ミドルシュートもスリーも同じくらい練習してしてます。身長が低いので。法政のガード陣はすごくシュートタッチが良いので自分が足を引っ張らないようにって思ってました。
 
ー前半と点差を離された後半の違いは
やっぱり後半はディフェンスの面で噛み合わない部分が多かったです。ファウルがたまってきてから、要らないファウルとかターンオーバーが続いてしまいました。
 
ー次の対日体大戦にむけて
ディフェンス頑張って勝ちます。
 

植村哲也

―試合を振り返って
前半はディフェンスが良くて相手を30点以内に抑えられたんですけど、後半自分達が10点リードしたときに踏ん張れなかったというのが、僕たちの弱さなのかなと思います。
 
―4Qで一気に点差をつけられた要因は
4Qでまだ時間があった段階なのに僕らが外から簡単に打ってしまったことで単発なオフェンスになってしまったと思っていて。ああいうときにインサイドに一回ボールを入れて、相手のディフェンスをもっと浮かせてればもっと違ったのかなと思いますね。
 
―勝ちきれない試合が続いています
ディフェンスが前半までできている試合と、前半からもう引いちゃってできていない試合とあるので、まとめては言えないんです。けど僕らが今までやってきたのはディフェンスなので、それを4ピリの最後までやれていないというのは要因としてあるのかなと思います。
 
―そのために必要なことは
最初の方は声も良く出てて、活力があると思うんです。ディフェンスって結構声だけでも相手にプレッシャーを掛けられると思うので、それが後半になってだんだん無くなってきてしまって。チームディフェンスというよりは一人ひとりが頑張ってという状況になってしまっていると思うので、やっぱりコミュニケーションが大事だと思いますね。
 
―上級生主体のメンバーの試合でした
僕はやりやすいですね。やっぱり3年間やってきたので。結構噛み合わない部分もありますけど、そこはまあ練習やればなんとかなると思うので。アウトサイドとインサイドの連携をもうちょっと高めたいと思いますね。
 
―連携とは具体的に
一回(インサイドに)ボールを入れると止まっちゃうので、そういうときに外も動いて中と外でボールムーブを流れ良くしたいかなと思います。
 
―次に向けて
やることは変わらないので、40分間ディフェンスと、あとリバウンドも課題としているので、ガード陣ももっと飛び込むつもりで頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • 1 R上級生メンバーで臨んだ
  • 2 R得点で貢献した藤井
  • 3 R上級生主体はやりやすいと語った植村
  • 4 R今季初出場ながら高評価の鈴木蓮
  • 5 Rこの試合で復帰した柳川
  • 6 R終盤の追い上げに貢献した玉城
  • 7 R主力のひとりとしての立場を確立した戸堀
  • 8 Rディフェンスで流れをつくる中野
 

 

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2017-06-267 R

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