バレーボール

【バレー】2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦 対慶大 アウェーでの首位攻防戦を制す!

2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦
2016年5月15日(日)
慶応義塾大学日吉記念館

2016年度春季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦、第9戦目は対慶大。14日の試合終了時点で慶大はリーグ戦2位であるのに対し、法大は全勝で1位をキープ。どちらも負けられない戦いとして挑んだ。1セット目はデュースにもつれ込むも挽回できず、セットを先取される。2セット目以降も常にきっ抗した試合展開を見せるが粘りのプレーを見せ、アウェーの中でも相手の勢いに飲まれることなく、首位攻防戦を制した。

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アウェーの中でも法政らしいプレーを見せ勝利

試合結果

トータル試合結果

3
法政大学
25 1セット 27 1
慶応義塾大学
25 2セット 22
25 3セット 23
25 4セット 20
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号選手名学部/学年ポジション
 9  榎本京祐  法3  WS
1 進藤涼 文4  MB
 26  伊元幸正  営1  WS
4 緒方賢史  法4  WS
 10  石ケ森智哉  営3  MB
29 西田寛基  営1  S
14 小林慎平  営3  L
 ※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ

途中出場選手

 
背番号選手名学部/学年
6 伊藤正義 法4
12 神谷翔 法3
21 渡邊和馬 文2
15 森川航多 デ工3
24 竹田健太郎 文1

戦評

天王山の戦いだ。8連勝で首位に立つ法大が、2位の慶大に乗り込んでの一戦。法大としては勝って優勝に向け大きく前進したい試合。対する慶大は昨日連勝が途切れ、ホームの大観衆の前で連敗は許されないところ。また、法大のサウスポー伊元幸正(営1)と、慶大のサウスポーWS富澤太凱のルーキー対決にも注目が集まった。

3試合連続で第1セットを落としている慶大。法大は先に主導権を握りたいところだが、慶大エース富澤が立ちはだかる。ブロックの上から叩き込む豪快なスパイクやノータッチエースで得点を量産。これに奮起した伊元はライトからクロスのスパイクで応戦、拮抗した展開に。富澤のスパイクを榎本京祐(法3)が1枚ブロックで止め、法大が先に20点台に乗せ、20-19とするが、慶大ベンチはすかさずタイムアウト。法大は流れをつかみきれずデュースにもつれ込むと、最後は榎本のスパイクを3枚ブロックで止められ、法大は第1セットを落とす。

首位死守のため、流れを取り戻したい法大。第2セットは榎本の得点から3点連取で先行するも、慶大はMB増田拓人がブロードを決めるなど追いすがり、サイドアウトの取り合いに。15-13の場面から3連続失点し、このセット初めてリードを許すが、榎本のブロックアウトで追いつく。18-18から相手のミスが重なり21-18とし、法大に流れが傾いたかに思われたが、慶大が粘りを見せる。伊元のサーブミスを皮切りに富澤のサービスエースなど3連続得点で22-22と同点に。
ここで法大はタイムアウトを取り、悪い流れを断ち切る。緒方賢史(法4)がフェイントを決め再びリードすると、ピンチサーバーとして渡邊和馬(文2)を投入。フローターサーブで相手のレセプションを崩すと、榎本がレフトからスパイクを決め、ブレイクに成功。最後は相手のスパイクを西田寛基(営1)がブロックでシャットアウトし、試合を振り出しに戻す。

第3セットもこの勢いを継続するかと思われたが、先に流れをつかんだのはホームである慶大。伊元のスパイクを2枚ブロックで止めるなど、二度の3点連取で2-6とする。しかし法大はタイムアウトで落ち着きを取り戻すと、時間差攻撃から榎本がバックアタックを決めて流れを切る。流れが傾いたのは16-16の場面。榎本がレフトからスパイクを決めると、今季ピンチサーバーとして調子の良い神谷翔(法3)がコートへ。神谷の打ったフローターサーブはそのまま慶大コートに落ちるノータッチエース。これで主導権を握った法大は、慶大の追撃を許さずセットカウント2-1とする。

迎えた第4セット、序盤にミスなどで4連続失点し、苦しい立ち上がりとなった法大。ここで力を発揮したのは最上級生。進藤涼(文4)がAクイックを決めれば、緒方もレフトからスパイクを決め、攻撃のリズムを取り戻す。4連続得点で16-14と流れに乗った場面で、慶大MB増田はブロードを決め、流れを切ろうとするが、勢いに乗った法大は立ち止まらない。伊元のバックアタックや、神谷の今日2回目のノータッチエースなど5連続得点で21-15。最後は石ヶ森智哉(営3)がAクイックでねじ伏せ試合終了。3-1で首位攻防戦を制した。

9連勝で2部優勝に王手をかけた法大。だが、ミスから連続失点するなど大味な試合運びとなり、決して良い内容ではなかった。その中で、ひときわ活躍を見せたのがピンチサーバーの伊藤正義(法4)、渡邊、そして神谷の3人だ。アウェーでの首位攻防戦という難しい状況で、自らのサーブで法大に流れをもたらした。この相手に傾きかけた流れを手繰り寄せるプレーは、今後戦っていく上でますます重要になってくるだろう。
来週は大東大、そして法大と同じく1部から降格した国士大と対戦する。1部復帰まで残り3段となった階段を、法大の選手たちは全力で駆け上がる。(小島雄太)

監督・選手コメント

濱口純一 監督

―今日の試合を振り返って
毎回そうなんですけど、最初の出だしが、昨日もあったんですけどサーブの失点です。そこで大事なサーブを入れておけばいいのに、こっちから失敗して相手に点を取られてしまったというのはあります。

―基本的には伊元選手にボールを回すことが多いのですか
最後の、得点を取るときは彼にという感じです。彼の負担を少なくするためにセンターの2人だったり、あとは緒方とか榎本っていう、トータルで攻撃ができればいいと思いますけど、1番最後の決め手は伊元にまとめています。

―終盤は神谷選手が活躍していましたが
元々はセッターですけど、今リーグはピンチサーバーとして、なかなか良いサーブを打ちますし、こちらがリードしたときにサーブを入れてくれるということもあるし、チームを盛り上げてくれるムードメーカーみたいな感じで入れていますね。

―リーグ戦2位だった慶大に勝利したことで全勝優勝も現実味を帯びてきましたが
今週の相手は攻撃が単調と言うか、そこまで複雑ではないんですけど、来週はコンビ的なものもありますんで、そこをしっかりあと1週間で準備して、いい形で終わりたいと思います。

―次の試合に向けて
ここまで来たら全勝で優勝して、あとは入れ替え戦に向けて1戦1戦、戦っていきたいと思います。

進藤涼 主将

―今日の試合を振り返って
やっぱり昨日向こう(慶大)負けて、負けられないっていう勢いで1セット目は押されてああなっちゃったのかなと思うんですけど、結局はミスもあって、自分たちで自分たちの首を絞めてしまったんですけど、うちらしさというか、いい雰囲気でやれたかなと思います。

―会場が慶大ということでアウェーな雰囲気でしたが
俺はもうアウェーのほうが大好きなので、アウェーで勝ったらやっぱり、相手も相手だしっていう感じでした。

―今日の試合で流れが変わったのは
どのセットもなんですけど、ピンサーが入った時に、渡邊にしろ、伊藤正義にしろ、最後に神谷にしろ、あいつらが入って流れが変わったかなって思います。

―2位の慶大の印象は
サイドの1年生がよく打つかなと思いました。

―今のチームの雰囲気は
始まったばかりの時は相手が弱いチームばかりだったので、みんな本気になりきれないというか、そういう感じだったんですけど、今はどこも上位の相手なので、けっこうみんな気合い入っているので、いい雰囲気だと思います。

―1年の伊元選手については
1年生っていう中で、チームを背負うっていうか、エースっていうポジションをやっていて、やっぱり高校とはレベルが違って、いろいろ苦労している部分もあるんですけど、真面目ですね。真面目すぎて考えすぎちゃうところがあるので、そこは俺がふざけて、楽しくしていますね。試合中は。

―次の大東大戦に向けて
もう残りは全勝して、勝ちます。

神谷翔

―今日の試合を振り返って
不安な場面もありましたがみんなしっかりと自分の仕事をしてくれて、特に伊元くんがよく決めてくれたのが良かったと思います。

―今日の勝因は
気持ちです。全員の気持ちが良かったと思います。

―1セット目を先取されましたが、そのときのチームの雰囲気は
「次取ろう」と切り替えて「自分たちのことをやれば大丈夫」という感じでした。

―今日もサーブが好調で神谷選手のサーブが流れを引き寄せたと思いましたが
運ですね(笑)。相手が崩れてくれただけです。

―どんなことを意識しましたか
今日は最初はあまり良くなくて、少し攻めようと思って攻めたら良い感じになってくれたので良かったと思います。

―チームメイトも神谷選手のサーブに期待していると思いますが
期待されることはうれしいことですけど、少しプレッシャーに弱いのであまり期待しないでほしいですね(笑)。

―法大に次いで2位につける慶大との試合でしたが、慶大の印象は
よく拾うチームでサーブがすごく良かったと思います。

―負けられない試合が続きますが、来週へ向けての意気込みをお願いします
1週間しっかりと調整して、残り2戦に向けてみんなで練習していきたいです!

フォトギャラリー

  • DSC 0035アウェーの中でも法政らしいプレーを見せ勝利
  • DSC 0036エースとして期待が懸かる榎本
  • DSC 0038(左から)石ヶ森、榎本のブロック
  • DSC 0037決定率の高い伊元
  • DSC 00391年生ながらも全試合出場中の西田
 

 

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