バレーボール

【バレー】2016年度秋季関東大学男子リーグ戦1部2部入替戦 対東学大 実力差を見せつけられ敗戦…2季連続で1部昇格を逃す

2016年度秋季関東大学男子リーグ戦1部2部入替戦 対東学大
2016年10月29日(土)
駒澤大学玉川キャンパス体育館

2016年度秋季関東大学男子リーグ戦1部2部入替戦、相手は1部11位に終わった東学大。第1セットでは勢いに乗り25-19でセットを先取するも、続く2、3セット目では大差をつけられ、連続でセットを落とす。あとがなくなった第4セットでは粘りを見せたが、点差を埋められず17-25で終了。セットカウント1-3で昨季に引き続き、今季も1部昇格を逃した。

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入替戦を勝ち抜けず、2部残留が決まった(写真左から伊元、榎本、竹田)

試合結果

トータル試合結果

1
法政大学
25 1セット 19 3
東京学芸大学
12 2セット 25
9 3セット 25
17 4セット 25
5セット

法政大学スターティングメンバー

背番号選手名(学部/学年)ポジション
24 竹田健太郎(文1) WS
1 進藤涼(文4) MB
26 伊元幸正(営1) WS
28 藏田大輝(法1) WS
9 榎本京祐(法3) MB
29 西田寛基(営1) S
14 小林慎平(営3) L
※WS…ウイングスパイカー、MB…ミドルブロッカー、S…セッター、L…リベロ 

途中出場選手

 背番号  選手名(学部/学年)
6 伊藤正義(法4)
7 喜舎場洋平(国4)
10 石ケ森智哉(営3)
15 森川航多(デ工3)
21 渡邊和馬(文2)

戦評

 2部リーグ戦の最後の最後で切符を手にした、今回の入替戦。対する相手は今季1部11位に終わった東京学芸大学だ。ここで勝利すれば春にかなえられなかった、1部の舞台へ返り咲くことができる。悲願の1部復帰へ、必ずものにしたい戦いの火蓋が落とされた。

 第1セットは前回と異なり、ローテーションをずらして藏田大輝(法1)のサーブから始まる。1点目は相手にスパイクを許してしまうも、直後にブロックアウトや進藤涼(文4)のノータッチエースで連続得点し、法大がリードする展開に。その勢いのまま、榎本京祐(法3)のクイックや竹田健太郎(文1)のスパイクで点数を伸ばすが、相手も負けじと食らいつき、点差を縮めてくる。中盤に同点まで追い上げられてしまうが、12-12の場面で竹田のスパイクがブロックアウトになると、これを皮切りに再び法大が流れをつかむ。相手がタイムアウトを取っても、法大がリードする流れは変わらない。終盤には森川航多(デ工3)がセッターと交代し、今季初出場を果たす場面も見られた。最後は榎本のスパイクで得点し、25-19でセットを先取した。
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ブロックを決める森川(写真㊧)と榎本

 流れに乗ったまま、ものにしたい第2セットだったが、スタートから1点も奪えずに7連続得点を許してしまう。相手に攻められるだけではなく、攻撃する機会はあるものの、決めきることができない。1セット目にブロックアウトを多く取られた東学大がブロックを修正してきたことも相まって、点差はますます開いていく。流れを切り替えるべく伊藤正義(法4)がピンチサーバーとして出場し、果敢に1年生らもスパイクを打つが追い上げることはかなわず、12-25と大差で第2セットを落とした。

 第3セットも悪い流れを引きずったまま始まってしまう。そこで法大は1回目のタイムアウト明けにセッターを西田寛基(営1)から渡邊和馬(文2)に交代し、巻き返しを図る。しかしこちらのミスが続いたりと、得点のチャンスがうかがえない。どんなボールでも相手に粘り強く拾われ、攻撃を決められてしまい、2セット目よりもはるかに点差をつけられてしまう。榎本や進藤がクイックを決め、上級生が何とか場を盛り上げようとするも、太刀打ちできず9-25と惨敗に終わる。

 あとがない第4セット。このセットから藏田と変わって、前回の駒大戦で好調だった石ケ森智哉(営3)が出場した。出だしは相手に連続得点を許すが、法大も少しずつ追い上げ、1点差まで詰め寄る。進藤と伊元幸正(営1)のブロックが決まったところで同点にたどり着き、シーソーゲームに。しかしレシーブが返せなかったりと自分たちのミスが連続してしまい、またも点差が広がってしまう。最後まで必死に食らいつくも、中盤からの点差は埋めることができず、17-25で終了。セットカウント1-3で入れ替え戦の幕は閉じた。
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試合終了後、対戦相手と握手する選手たち

 今回も春に続いて、1部昇格とはならなかった。自分たちのミスから失点を招き、流れを渡してしまう場面も多く見られた。コートにいる選手の半分以上が下級生のため、経験値や精神面で課題も多かっただろう。しかしこの入替戦での経験や悔しさは、必ず今後の試合に生かされるに違いない。
 また、1カ月後には今年度最後の大会である全日本インカレが迫っている。1部昇格を果たせなかった悔しさをばねに、どれだけ成長できるか。残された時間は多くないが、その成果を来月の試合でぜひ見せてほしい。(安藤優花)

監督・選手コメント

濱口純一 監督

―今日の試合を振り返って
1セット目を取れて、2セット目で0-5とか点数が離れたので、セットスポーツなので、何とか修正できると思ったら修正できなくて、自分らで崩れていったので。全日本インカレもありますんで、そこを修正できれば修正しなきゃいけないし、その辺をしっかりしないといけないなと思います。メンタル的なこと、技術も当然ありますけど、今のレベルまでは来るけれども、もう一つ上のレベルに行くんであれば、色んな取り組み方とかをもうちょっと変えていかないといけないと思います。今日で気づいたと思うので、それを忘れずに。今日負けたことをそういう意味ではプラスで考えて、その悔しさをばねに頑張ってほしいなと思います。

―1年生のメンタル的には
入れ替え戦の経験もないし、そこはそういう展開にならないように今週の1週間は練習を積んできたつもりだったんですけど。やっぱり良い時は勝てましたけど、自分らが悪い時にそれを引きずるっていうのをしっかり修正していければなと思います。

―2セット目で一気に流れを持っていかれてしまった原因は
レセプションで狙われて、想定はしていましたけどそれは明らかに自分らの失点に重なるミスがたくさんあったので、そういう展開になると相手も楽になるので、そこが大きな勝因の差だと思います。

―1セット目はブロックアウトで得点していたのが2セット目では決まらなくなってしまいました
ブロックはある程度かたちや付き方も練習してきたので、それよりもうちがサイドアウトを切れる力がなかったというようには感じています。そこをしっかり今後はやっていければと思います。

―連続失点している中でのタイムアウトの際、選手には何と声をかけましたか
連続失点して、気持ちも落ち込んでいて焦っていると思うので、やってきたことをやるのも当然ですし、開き直って思いっきりやるしかないとは声掛けはしましたけれども、それが全然うまくいかなかったですね。

―各セットの出だしが良くないことが課題ですが
それはうちの永遠の課題だと思います。それをしっかりできるように、また日々やっていくしかないですね。

―全日本インカレまでの課題は
4年生にとっては最後の試合ですし、年度の締めくくりという大会なので、その悔しさを全日本インカレにぶつけられたらと思います。

―全日本インカレの目標は
まずは若いチームですし、波に乗れたらいいところまで行けると思いますし、乗れなかったらすぐ負ける可能性もあるので、安定したチーム作りをしていければいいと思います。
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進藤涼 主将 

―今日の試合を振り返って
いつも通りの悪い展開でしたね。2部では相手がそこまで強くなかったので、勝てたり競っていたんですけど。今日は相手が違うので、力負けですね。
 

―1部昇格となりませんでした
自分的にはやることをやったので仕方ないかなと思います。やることをやって負けたので悔いもないです。

―先取した第1セットと他のセットの違いは
第1セットは相手のミスが多くてそのミスにこっちが付け込めて流れに乗れたんですけど。逆に2セット目からは相手は切り替えてみんなで、ベンチも中も外も声出して盛り上がって自分たちで流れをつくってきていました。そういったときにこっちが萎縮してしまって静かになってしまってその勢いに飲まれちゃったかなと思います。

―第1セットはブロックアウトでの得点が多かったですが、2セット目以降はスパイクがブロックにかかる場面が多かったですが
トスが読まれていたと思います。いいときはそれでも決められるんですけど、ミスが続いたりしてメンタル的に受けになってしまったからだと思います。さっきも言ったように、相手の勢いに飲まれてしまったから決め切れなかったのかなと思います。

―1年生のメンタル面に関しては
2、3セットは圧倒的に(点を)取られて、下を向いていたり諦めているように見えたので「しょうがないから開き直って楽しくやろうよ」と第4セットに入る前に言いました。

―相手は粘り強く拾ってきていましたが相手の印象は
しつこいですね。2部だと決まっているようなボールもあったんですけど、向こうはそこから切り返してそれを決め切ったというのが差なのかなと思います。

―今後に控える全日本インカレに向けてチームとして取り組みたいこと
今までやってきたことを継続してやっていくしかないのかなと思います。

―そこでの目標は
僕は楽しむだけなので、順位どうこうより最後まで楽しみたいと思います。
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榎本京祐

―今日の試合を振り返って
1セット目は完全にこちらの流れだったんですけど、2セット目サイドアウトを全然切れないまま3セット目も引きずってしまって。3セット目切り替えて、こっち側がサイドアウトを切らないとダメだなと。サイドアウトを切れずに相手にブレイクポイントを献上しすぎたっていうのがあって、それで波にも乗れなくて。こっち側のスパイク力不足ですね。4セット目は少し盛り返したんですけど、まだまだこっちの力不足で...。完全に実力の差だなって感じです。

―東学大の印象は
8番のミドルが色々なところから打ってくるので、そこをマークしようとしていたんですけど。8番に引っ張られすぎて、サイドがかなり決まっていたかなっていう印象ですね。

―リーグ戦の間ずっと出だしの悪さが課題でしたが
(今日の試合は)2セット目以降は出だしからつまづいてしまったので。これは2部相手だったら勝てるかもしれないけど、1部相手だったらもうどうしようもないので。まだまだ立ち上がりの悪さは課題だと思います。

―やはり1部と2部の実力差というのは大きいのでしょうか
1部と2部の入れ替え戦で、こっちが普通の気持ちで臨んだら、1部の高さと力に押されてしまうので。完全に実力不足で負けたなと。

―1年生の様子は見られていていかがでしたか
スパイクが決まらなくてかなり焦りが出ていたので、そこを上級生として落ち着かせて余裕を持ってプレーさせてあげられたらなと思いました。

―2季連続で昇格を逃しましたが
今回絶対にどうしても上がりたかったんですけど、こっちの実力不足なので。また1から練習し直して。4年生の最後の試合になる全日本インカレもあるので、頑張って練習して結果を残せたらなと思います。

―今季全体を通しての収穫は
1年生が、リーグ期間で少しずつは伸びてきたかなと思います。ブロックでワンタッチ取って切り返しとかも良くなっていると思うんですけど、今日はその良さがあまり出ていなかったですね。

―全カレに向けて特に修正したい点は
自分も今日1部のブロッカーと対戦してみて、自分がサイドアウトを切らないとどうしようもないなっていうのがあったので。全カレまでに高いブロッカー相手に自分がどうやってサイドアウトを切るかっていうのを意識しながら練習したいと思います。

―全カレでの具体的な目標は
ベスト8ですね。

―全カレに向けて
今日あったことから切り替えて、1から練習し直して全カレで結果を残せるように頑張ります。
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フォトギャラリー

  • 0510入替戦を勝ち抜けず、2部残留が決まった(写真左から伊元、榎本、竹田)
  • 0509スパイクを量産した竹田
  • 0511輪になって喜ぶ選手たち
  • 0505すべてのセットでピンチサーバーとして登場した伊藤
  • 0506渡邊は3セット目から交代でセッターを務めた
  • 0507石ケ森は4セット目から出場し、チームに貢献した
  • 0504ブロックを決め喜ぶ進藤(写真㊧)と伊元
  • 0508レセプションに入る伊元
 

 

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