陸上

【陸上競技】第93回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路 復路5位の好走で総合8位の成績を残し、見事目標達成!

 第93回東京箱根間往復大学駅伝競走 復路
2017年1月3日(火)
東京・大手町~神奈川・芦ノ湖

 遂に4年越しの悲願が成就した。往路12位で終えた法大は3人のエントリー変更で勝負の復路へ挑んだ。6区佐藤が法大記録を越す区間3位の快走をみせるなど、復路5位そして総合8位でゴール。見事目標だったシード権を獲得し、10月に行われる出雲駅伝の出場を決めた。

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足羽主将を中心に団結力を深めたこともシード獲得の一つの要因だ

試合結果

総合成績

順位大学名記録
優勝 青山学院大 11時間4分10秒
2位 東洋大 11時間11分31秒
3位 早稲田大 11時間12分26秒
4位 順天堂大 11時間12分42秒
5位 神奈川大 11時間14分59秒
6位 中央学院大 11時間15分25秒
7位 日本体育大 11時間15分39秒
8位 法政大 11時間15分56秒
9位 駒澤大 11時間16分13秒
10位 東海大 11時間17分0秒
以上10大学がシード権獲得
11位 帝京大 11時間20分24秒
12位 創価大 11時間20分37秒
13位 大東文化大 11時間23分45秒
14位 拓殖大 11時間24分22秒
15位 上武大 11時間24分45秒
16位 國學院大 11時間28分45秒
17位 山梨学院大 11時間29分17秒
18位 明治大 11時間29分17秒
19位 日本大 11時間30分38秒
20位 国士舘大 11時間49分18秒
OP 関東学生連合 11時間31分29秒

※上位10大学がシード権を獲得
※関東学生連合はオープン参加のため順位はつかない

復路成績

順位大学名記録
優勝 青山学院大 5時間30分25秒
2位 東洋大 5時間35分6秒
3位 日本体育大 5時間35分10秒
4位 東海大 5時間35分16秒
5位 法政大 5時間35分38秒
6位 順天堂大 5時間36分33秒
7位 神奈川大 5時間36分48秒
8位 中央学院大 5時間37分5秒
9位 早稲田大 5時間38分8秒
10位 大東文化大 5時間38分16秒
11位 駒澤大 5時間38分27秒
12位 帝京大 5時間40分18秒
13位 創価大 5時間41分12秒
14位 國學院大 5時間41分53秒
15位 拓殖大 5時間43分46秒
16位 明治大 5時間44分35秒
17位 上武大 5時間45分32秒
18位 山梨学院大 5時間47分21秒
19位 日本大 5時間50分43秒
20位 国士舘大 5時間54分21秒
OP 関東学生連合 5時間41分44秒

個人結果

区間名前記録通過順位区間順位
6区 佐藤敏也(社1) 58分52秒 8位 3位
7区 細川翔太郎(経3) 1時間5分1秒 8位 5位
8区 青木涼真(生命科学1) 1時間7分20秒 8位 9位
9区 城越洸星(社4) 1時間12分30秒 6位 11位
10区 東福龍太郎(経2) 1時間11分55秒 8位 5位
 

坪田智夫 駅伝監督 挨拶

 2日間応援ありがとうございました。2日間のみなさんの後押しにより、目標であったシードを取れました。本当に選手たち全員が良い走りをしてくれたと思います。また、サポートに回ってくれた選手、マネージャー、スタッフ全員の力によって今回の8位という結果になったと思います。ただ、ここが最後の目標ではありません。さらに高みを目指して、また明日から練習に励んで、1つでも上の順位を来年目指せるようなチーム作りをしていきたいと思います。この後も、変わらずのご支援ご声援よろしくお願い致します。本当にありがとうございました。

戦評

  昨年は序盤の出遅れが復路にまで響いた箱根路。しかし今年は違う。往路ではシード獲得の目安となる区間10位以内が3人。坪田智夫監督の描いた「全員が区間15位以内」の全員駅伝でシードに絡む走りを見せ、10位と23秒差の位置につけた。

 8位から14位までの7チームが1分23秒の間にいる大混戦の中、復路のスターターとなる6区を任されたのは佐藤敏也(社1)。予選会ではエントリーメンバーに入ったものの出場できなかった佐藤は「悔しさを感じた」と話していたが、その悔しさを晴らす走りを見せる。スタートしてすぐ実力者の秋山清仁(日体大)にかわされ13位に沈むが、焦らずにペースを刻む。下りでリズムに乗ると中盤でシード圏内に順位を上げ、ラスト3㌔も粘りの走りで駒大もかわして8位で小田原中継所に飛び込んだ。山下りという特殊区間で区間3位と大健闘の走りを披露した。

 佐藤から襷を受けたのは3年生で唯一出場の細川翔太郎(経3)。後ろから駒大、帝京大が迫るが安定した単独走でじわじわとその差を広げる。気温が急激に上がりペースダウンする選手が続出する中でもペースを保ち、区間5位と6区の良い流れを引き継ぐ走りで平塚中継所へと入った。

 好循環の中スタートした8区の青木涼真(生命1)。「箱根が大学で陸上をやるきっかけになった」という青木は、多くの選手が突っ込み気味になる中、最初の定点である茅ヶ崎では区間16位で通過する。それでも気温の変化と遊行寺の坂を見据えた落ち着いた走りを続けると、前を走る7位の中学大まで7秒、5位順大まで56秒の好位置につけて中継した。

 復路でただ1人最終学年の城越洸星(社4)はこれが現役ラストラン。9区前半の緩やかな下りを利用して日体大、中学大を捉えると、藤田大智(中学大)と並走。抜きつ抜かれつの6位争いを繰り広げるが、20㌔過ぎに足がつるハプニングが起きてしまう。しかし中学大に食らいついていくと、鶴見中継所前のラストスパートで抜き去る。戸塚から順位を2つ上げ、6位でアンカー区間へ襷をつないだ。

 最終区間を託されたのは今季急成長を見せた東福龍太郎(経2)。早々に中学大に捉えられ、背後から日体大、東海大がひたひたと迫る。それでも自分のペースを保つと、襷を受けてから2つ順位を落とすも区間5位と健闘し、オレンジの襷を8番目に大手町へ届けた。

 13年大会以来、4年ぶりのシード権獲得。同時に出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲)の出場権も獲得した。チームで唯一、出雲の出場経験がある足羽純実(現4)は今春で卒業。文字通り「出雲を知らないメンバー」で出雲に臨むことになる。しかしながら、さらなる高みを目指すには箱根以外の駅伝でも結果を求められてしまう。 それを達成るためには、箱根出場選手が最も少ない新4年生の選手の奮起が必要不可欠だ。佐藤をはじめ1.2年生の活躍が目覚ましかった今大会だが、出場すれば主要区間で渡り合い、裏方であれば献身的にサポートする最上級生の姿があった。古豪復活、そしてその先へ。オレンジエクスプレスはまだここが終点ではない。(小島雄太)

監督、選手コメント

 坪田智夫監督

ー今のお気持ちは
シードを取れて本当にほっとしています。それが正直なところですね。  

ー今日の復路は5位という成績でした
佐藤の快走もあったのですが、そこ以外は想定内のところで走れたので、本当に力を出しきった結果だなと考えています。  

ー6区の佐藤選手は区間3位という結果でしたが
あれはもうできすぎというか想定していませんでした。あれより1分か1分半悪いというか遅い設定にしていたので、できすぎかなというところで。佐藤もたぶんそんなに走れると思ってないし、そこまで狙っていなかったので。良い意味で想定外の走りでした。  

ーレースの途中では、区間2位という場面もありました
そうですね。その情報が途中で入ったので、ちょっと発破かける意味でも区間賞とってこいという話はしたのですが、やっぱり上は上で強かったなと思います。ただ、あそこの走りがないと今日のシードというのは間違いなくなかったと。もう1つ後ろの集団に巻き込まれてずっといったりきたりしなきゃいけなく、また残りの4区間の走りも変わっていたかなと。2日間のMVPとしては佐藤かなとは思います。  

ー7区の細川選手は、前の追う選手があまり近くにはいない中での走りでしたが
そうですね。ただうちの強みというかストロングポイントだよという話をして送り出しました。後半の5kmが勝負だと。それで前半抑えながらも行きながらレースを作ってくれて。もう本当にうちの中で往路に配置しても良かった選手ですし9区10区でも良かったのですが、そこでシード争いの勝負を決めたかったので。そこを打つためにもやっぱり7区で細川を配置できたのは大きいですし、その期待に応えてくれたというのはやはりシードに向けては非常に大きな一歩だったかなと考えています。  

―6区がルーキーだったということで、もしその6区が危なかったら細川選手で盛り返そうというお考えもあったのでしょうか
もちろんその配置でもありました。1年生を6区というところで、坪井か佐藤かというところでした。その中でどちらを使っても、チームの流れを安定させるためにも『次の区間に力のある細川さんがいる』っていうところだけでも気持ちの安定が出るのでそういったところも踏んで細川を配置しました。  

ー8区の青木選手も9,10区に城越さんと東福さんがいるから安心して走れたとおっしゃっていましたが、青木選手の走りはいかがでしたか
青木は本当に予定した通りというか、冷静にレースプランを組み立てられる選手だと思っていたので。8区の選手たちというのは非常にコンディションを見ながらだったので最後までぎりぎりだったのですが、ただそういったところも走れるという、前後の状況とか気象コンディションとかを見ながら走れる選手だと踏んでいたので、そういったところで期待に非常に大きく応えてくれたかなと思います。  

ー9区城越選手は順位を2つ上げた走りでしたが
あそこからの9区10区はもうとにかく襷をつないでくれることだったので区間10番くらいでもってくれればいいかなと思ったのですが。多少前が見えていたので城越も欲が出たのかなというところで。最後アクシデントがあったのですが、ただ最後は、もし同じようなタイミングで1,2,3年生が出たら走りきれなかったなと。やっぱり4年生の責任を最後全うしてくれたのかなというのはあります。  

ー前半少し飛ばしていたのは想定していましたか

いえ、行くなと言っていたので。とにかく最後横浜から勝負すればいいからというところだったのですが、どんどん調子に乗ってしまったので。行くなよ行くなよとこっちも指示をしていたのですが(笑)  

ー10区の東福選手は区間の5位の走りでした
非常に良い走りでした。しっかりレースを作っていましたし。区間5位という中、2つ順位を下げた結果でしたが、それは周りが良すぎたので。それはちょっとかわいそうかなと思うのですが、本当に最後締めてくれて。彼じゃないと最後あそこまで締められなかったと思うので、よく走ってくれたのかなと思います。  

ー復路はどのような作戦でエントリーを組まれましたか
9,10区は本当に強い選手が置かれると思ったので、あえてそこに細川を外して7区のところで勝負したいと。それは全員が良くなければできなかったことなので、7区のところでとにかく勝負したいというところで7区8区で。8区に関してはたぶん他の大学はつなぎに持ってくるところなので、青木が非常に状態が良かったので、7区でしっかり引き離してその流れを8区でつなぐということを考えていました。  

ー改めて、今年の箱根を振り返っていかがでしたか
本当によく走ってくれたのかなと思います。何よりも取りこぼしがなかったというのが、大きく外すことなく走りきれたというのがなによりも今季の収穫かなと。練習でやってきたことを出せたということが大きいので、これが今後基本となってさらに上の目標につながるのかなと。非常に良い大会だった思います。  

ー8位という順位はいつごろ確信しましたか
復路10区、22kmくらいですね(笑)後ろの駒澤大が結構迫ってきて、もう1回盛り返してきたので。とにかくシード取れればいいと思っていたので今回は。ただそうは言っても6番7番のところにいてだんだん欲が出てきて、そこでゴールしてくれればなと思っていたらどんどん後ろから交わされてしまいました。ただ選手たちもシードという10番というところから2つも上げてくれたので、本当によく頑張ったなと思います。  

ー今回、区間順位一桁の選手が多く出ていました。このような結果になると予想はしていましたか
いや、そんなことは全然考えてないです。選手たちにも言っていたのですが、とにかく目標は10から13番で走ってくれよと。そうすれば気持ちの安定にもつながるので前半突っ込む必要もないですし。区間賞狙えとかって言えればいいのですがそこまでの力もないですし、そうすると焦りも出てくるので、とにかく10から13番というところで悪くても15番で抑えてくれればいいよというところで全員が今回ほぼ走りきれているので、非常に良かったなと。  

ー箱根について、昨年と今年の違いは
やはり選手層が厚くなったことだと思いますね。今16名以外の選手たちに関しても非常に良い状態できています。でないとこういった作戦というのは組めないので。やはり来年以降さらに選手層を厚くしてエースの力を充実させ、総合力を上げていけば箱根でも戦えるんだということが証明できたので。そういったところを重点的に強化していって94回大会をまた成功という形でおさめたいなと思います。  

―これから新しい目標に向けてということになりますが
私の中では、今回8位だからといって来年7位を目指せるかといえばそんなに甘いものではないと思っています。今回本当に力のある4年生がいてここまでこれたので、そんなにじゃあ来年7位っていう、そんなに箱根は甘くないと思っているので。今後10年15年の法政の長距離ブロックを作るためには、ここ何年間かで確実にシードを取り続けることが大事だと考えています。欲を出さずに今年やってきたことに1割くらい増の練習をやってきて、まずはシードというのを確実に取って、将来の長距離ブロックの足がかりにしたいなと考えています。  

ーお話にもあったように、力のある4年生が抜けてしまうということは大きなことだと思います。今回、来年度最終学年となる3年生の代で実際に走ったのは細川選手のみだったことについてはどのようにお考えですか
もちろん走力というところでもあともう1人2人というのは出てきてほしいのですが、それよりもチーム作りというところでも大事になってくるので、そういった意識を新4年生が持って1年間やり続けてくれるかというのが大事だと思っています。もちろん今年みたいに足羽や坂田みたいな力のある4年生が出てきてくれれば良い良いですが、それよりもやっぱりチームのために、箱根のためにっていう思いでこの1年間やってくることが94回の結果につながってくると思います。  

ー最後に、応援してくださった方々にメッセージを
昨年19位という結果から変わらずの応援をいただきまして、それが力に変わって今年の箱根の結果につながったと思っています。本当に皆さんには感謝しております。また今後、高い目標を持って我々も頑張っていきますので、変わらずの応援をしていただきたいと思います。

足羽純実主将

ーシード権獲得おめでとうございます。率直な感想を
これまでの先輩たちとの悲願が達成できて本当に嬉しいです。

ー最後の箱根でしたが
補欠、給水、選手全員が120%の力を発揮できたチームだと思います。

ー復路の走りについて
全員が頑張ってくれてました。特に9区城越が足つりそうになりながらも気合で抜き返してくれたのがあいつの競技生活の締めくくりにふさわしい走りをしてくれたと思います。特に感動しましたね。

ー自身のレースについて、今回得た収穫は
単独走ができたことがよかったですね。自分のペースで走れて。これまで自分がやってきたことが自信になっていたのがよかったです。

ーチームとして箱根まで直前で取り組んできたことはありますか 
平常心で「いつも通りをいつも以上に」を徹底してやっていました。

ー1番感謝したい人はいますか
選手全員ですね。

ー法大での4年間を振り返って
競技生活のどん底も上も全部味わえた4年間だったんで、これ以上の経験はできないなと感じるくらい濃い4年間だったと思います。

ー3年生まではチームとしても苦しい時期が続きました
1年生で箱根に出れなくて、あそこで走っていれば変わってたと思うし、1年目はまだまだ競技が分かってなかったですね。そこ頃から将来法政を引っ張っていかないと思ってましたけど、2年目で予選会に落ちて自分がやらないとチームは進まないなと感じましたね。 3年生に箱根で悔しい思いをして、本当にあれ以上に悔しいレースはないし、あれで得たものも多かったので、ここまで来れたと思います。

ー主将として1年を振り返って
しっかり自分のことは自分でできる限りやってきて、みんなも個人の結果を出してくれてみんなが活躍できるようになったのでその点は良かったと思います。

ー主将になると不調に陥るジンクスもありました
ジンクスとだけ捉えられるのは不満があって。キャプテンの制度がねじれていて別に僕はそういうのは信じたくなかったですね。ただキャプテンに責任が押し付けられているねじれた環境になってただけだと思うのでその改革にも努めた1年でした。

ー主将として控え選手との溝を埋めることに苦心しました
合宿後にどうしても団結力に差が出てしまっていてそこをどうにが埋めないといけないと感じていたので残っていた4年生がしっかりまとめてくれたおかげで安心して合宿に行けましたし、団結力に支えられたチームだと思います。

ー同期の絆について
絆の強さはよそに全然引けを取らないと思いますし、それで勝てたと思いますね。

ー林主務との連携は
元々仲も良かったので、日常の雑談の中でもチームの話とか選手の話をしていたり、自然と連携は取れてたと思います。

ーシードを獲得したことでこの1年が報われたのでは
目標の順位を超えて、今までの集大成が現れたと思います。

ー有終の美を飾ることができました
初めて嬉し泣きをしそうになりましたし、熱い箱根駅伝になりました。

ー実業団での目標は
マラソンをやろうと思ってるので、オリンピックに向けて自分がどこまでできるか挑戦したいと思います。

ー坪田監督について
熱くて面倒見のいい人でした。

ー最後にファンへメッセージをお願いします
沿道の絶え間ない応援のおかげで楽しく走ることができました。応援が常にそばにあったので、他の選手たち同じように応援していただけると嬉しいです。

林照幸主務

ー今のお気持ちは
10位以内というのを目指していて、正直8位までいけるとは思っていなかったですが、有終の美とずっと言っていたので、それを飾れてよかったです。  

ー9区の城越選手が失速したときにはなにか声をかけられましたか
なんかかけたんですけどね(笑)。4年生最後で、彼は競技を続けないので、最後追い込めと言いました。最後の1㌔きってからは、スパートかけてくれて、中学大までいってくれたので、ちょっとくるものがありました。  

ー4年生の走りを見てどう感じましたか
いちいち感動しました。監督が4年生に声をかけるときに、林がということを言葉を出す度にじんときました。  

ー今回、最も思い出に残っていることは
僕が声かけたら、みんなあげてくれて。4年生とやってこれてよかったです。  

ー4年生に向けて何か言葉はありますか
ありがとうとしか言えないです。僕辞めようとしていて、相談して引き止めてくれたのも4年生で。この思いをさせてもらって感謝しかないです。  

ー4年生からは何か言われましたか
お前のおかげだとみんな言ってくれました。

ー4年間を振り返って
きついときもありましたが、終わりよければすべて良しで、こんな経験できる人は少ないと思うので、自分を応援してくれた人に感謝したいです。  

ー後輩に向けてメッセージを
ここから、強い世代になってくるので、エントリーの記者発表でも言いましたが、法政が強くなる先駆けを今日作れたと思うので、ここからどんどん流れに乗ってほしいです。

 佐藤敏也

―順位を12位から8位に上げた快走を振り返って
スタート前は本当に緊張しましたが、坪田監督から「しっかり練習できてるから、自信を持っていけ」と言われたおかげで、リラックスしてスタートラインに立つことが出来ました。なんとかシード権が獲れて本当にホッとしています。  

―58分52秒で法政記録を更新しましたが
坪田監督からは60分半から61分で走るように言われて意識してましたが、正直走っているときは、タイムよりも順位を意識してました。すぐ目の前に11位の帝京大、10位の日大、9位の創価大が見えてましたが、坪田監督から一気に抜かすのではなく、徐々に抜かしていけと指示されていました。どんどん順位を上げる走りが、このタイムに繋がりましたね。  

―初めての箱根でしたが、前日は緊張しましたか
夜寝れるか心配でしたが、リラックスして寝れました。  

―試合前のコンディションは
脚もしっかり動けて、調整は万全にできて、体調も良かったです。練習もしっかりこなして自信をもって本当に完璧な状態でスタートラインに立てました。  

―6区のスタート時では9秒差で後ろに秋山清仁選手(日体大)が走っていましたが
すごい怖かったですが、坪田監督から「日体大の秋山選手は相手にするな」と指示があった。だから、抜かれても何も気にせず、自分の役割を果たそうと思って走りました。  

―6区の対策は
去年の箱根駅伝の6区のビデオを何度も見ました。僕は小野田勇次選手(青学大)が良い走りだなと思ってましたので、参考にしました。下りの走り方をネットで調べたりしました。  

―下りの走り方とは
前傾する際に猫背にならず、体幹を維持できるようにすることですね。しっかり体幹トレーニングをやりました。  

―「支えてくれた人に恩返しがしたい」と12月の合宿取材時おっしゃっていましたが、誰に思いを伝えたいですか
一番は母親ですね。監督や応援してくれた人にもそうですが、母親は自分が悩んでいた時に相談に何でものってくれました。小さい頃から、迷惑ばかりかけていました。今日は、恩返しが出来たかなと思います。  

―今日お母様は応援に来ていましたか
来てました。手を振りかえす余裕はなかったです。  

―6区には高校の先輩鈴木祐希選手(神大)も走っていましたが、何か話したことは
お互い頑張ろうと話してました。鈴木さんは6区の中で1万メートルの記録が1番早い選手なので、勝てないかなと思ってましたが、勝ててうれしいです。  

―7区の細川選手に襷を渡すときにかけた言葉は
言葉をかける余裕はなかったです。細川さんが見えたら、ガッツポーズはしました。  

―総合順位8位という結果について
全員で勝ち取った8位だと思うので、このまま油断せず来年もシード獲れるようにまずはトラックシーズンから上を目指して頑張っていきたいです。  

―1年生ながら区間3位ということで「山下りの神」になりつつあるのでは
いや、どうですかね(笑)。まだ、小野田選手や、秋山選手や、樋口陸選手(中学大)のように上には上がいるので、追いつけるように頑張りたいです。  

―今後の自分が伸ばしたいことや意気込みをお願いします
今回終盤の平地を走っているとき、全然伸びてこなかったです。なので、自分の持ち味である後半の粘りを今後どんどん伸ばしていきつつ、スピードも上げていきたいです。

 細川翔太郎

―今の率直な気持ちを
チームは8位入賞で、みんなで勝ち取れたので、本当にもう泣きそうです。  

―ドーピング検査で挨拶の場にいることができませんでしたが
人前に出るのはちょっと苦手だったので、いなくてよかったかなというのもありますけれども、この喜びをみんなと分け合えなかったのはちょっと残念かなと感じます。  

―前回5区を走りながら、今回は7区でしたが
前々からもう平地を走ると言われていたので、どこを走ってもいい記録で行こうと決めていました。  

―単独走で7区5位となりましたが
もう少し練習を積めたらいい記録が出たかなと思いますが、予選会から何度か故障があって、それでも合わせて走れたというのはちゃんと力になってきているのかなと思います。なのでさらにレベルアップを目指していこうと。  

―箱根のシードとともに出雲の出場権も獲得しましたが
ずっと箱根のことしか考えてこなかったので、出雲に出られるということは嬉しいですね。  

―足羽主将をはじめ4年生が今大会で最後でしたが
4年生は本当に波乱の4年間だったと思うので、お疲れ様という言葉を贈りたいです。あと、本当にこの1年、引っ張ってきてくれて感謝しています。ありがとうございましたと伝えたいです。  

―2017年の細川選手個人としての目標は
個人的にはもっとトラックの記録も伸ばしつつ、しっかり長い距離も対応できるようにやっていきたいと思っています。なのでまずは春先で故障しないようにしていきたいと思います。  

―最後に、応援してくださったファンの方へ
みなさんの応援と元気をもらったおかげで、しっかりと法大がシードを取ることができました。ありがとうございます。また来年もありますので、変わらずのご声援とご支援お願いします。

青木涼真 

―初めての箱根となりましたが、走った後の率直な感想は
先輩から「沿道の応援が凄い」と聞いていたのですが、想像以上で驚きました。嬉しかったですね。また、あまり緊張というのもなく楽しんで走ることができたと思います  

―20km以上のレースというのも初になりましたが、不安等はありましたか
確かに初めてのレースではありましたが、練習では何度も走っていたので不安というのは感じませんでしたね。  

―今日の調子については
直前合宿からの好調を維持できていて、アップの時も調子が良いなと自覚できるほどでした。  

―レースプランは
8区は残り5キロ付近に遊行寺の坂という難所があり、そこで一気に差がつくと監督から言われていました。なので、前半抑えて後半から徐々に上げていこうというのは考えていましたね。  

―結果について
前半抑えながらも良いペースで押せて、後半もしっかり粘ることが出来たので、プラン通りに走ることが出来ました。ただ、欲を言えばもう少し良いタイムを狙いたかったですね。  

―同級生の佐藤選手が6区3位と好走しました
そうですね。負けてられないなと思えましたし、刺激をもらえました。  

―来年度に向けての抱負をお願いします
トラックでは3000SCでユニバーシアード出場、駅伝では任された区間を5位以内にまとめることが目標です。また、力のある先輩方が抜けてしまうのは痛手ですが、それ以上に今のチームには勢いがあるので、駅伝の総合順位というのも今回より1つでも2つでも上げられるようにしたいです。

 城越洸星

ーシード権を決めましたが  
目標を達成できたので、良かったです。  

ー9区を走ることが決まって  
区間エントリーの前日に言われました。10区を走ると思ってたので意外でしたね。でも最初は下りで、下りは得意なんでそこで自分の適性みせれるかなと思ってました。  

ー9区を実際走ってみて  
復路のエースが走っていて強い選手が多い中で無難に走れたと思います。向かい風が強い印象はありましたね。でも前半でリズムに乗れたのが良かったと思います。  

ー途中から中央学院大との壮絶な競り合いがありましたが  
結構余裕がありましたけど、20キロ手前ぐらいで左のハムストリングがつり始めて苦しい形になりました。  

ー足を痛めながらも踏ん張れた要因は  
風が強かったので、前の選手を風除けにして力使わずに最後決めてやろうかなと思ってました。  

ー最後の粘りは4年間の経験が活きたのでしょうか  
活きたんじゃないかと思いますね。  

ー監督からは
4年間ありがとうと。最後意地みせろと言われました。  

ー東福選手に襷を渡す際に何か伝えましたか
「東福行け!」と伝えました(笑)。  

ー弟の勇星選手(日体大)は7区2位の好走をみせていましたが  
見てはなかったですけど、聞いたときはやるなと思いました。まだ話してないんで、会ったら「お疲れ」と声かけたいですね。  

ー4年間を振り返って  
波がありましたね。1年目はシード持っていて、2年目は予選会落ちで3年目も19位で最後は8位になりましたで。  

ー同期への思いは  
本当に仲もいいですし、この4年生で良かったなと思います。  

ー足羽主将について  
キャプテンとしてしっかりみんなを引っ張ってくれたので、ありがたかったです。  

ー坪田監督については
 熱い人間だと思います。いろいろ怒られたときに涙流したり、熱い言葉かけてもらったり、一言で表わしたら熱い男だと思います。  

ー後輩へのメッセージは  
出雲と箱根などそこで活躍してる姿を応援したいと思います。  

ー期待している選手は  
坂東ですね。次期エースとしてタイムも28分台ですし、まだまだ上を目指せると思うので。  

ー進路について  
一般企業に就職するので、陸上はこれで引退ですね。  

ー最後に応援してくれた人たちへメッセージをお願いします  
本当に応援が力になって最後足がつりかけたんですけど、そんなときでも頑張ろうと思えたのでありがとうございました。

 東福龍太郎

ーシード権を獲得しての気持ちは
シード取れて嬉しい気持ちと4年生がいなくなってしまう寂しい気持ちが入り交じって複雑な思いです。  

ー10区を走ってみての感想は
少し暑くて、2人の選手に抜かれて焦ったのですが、自分のペースを刻めたかなと思います。途中きつかったですが、観察車から4年生と走る最後の箱根だぞと言われて、最後の最後まで頑張りきれました。走る前は本当に緊張していて、突っ込んじゃだめという指示を受けていたのですが、それで焦って、最初早く入りすぎてしまったかなというのが今の反省です。

 ーもともと10区を走りたいとのことでしたが
目標通りシード権でゴールテープきれてよかったです。ゴールしたときは、嬉しい気持ちよりもやっと終わったという安堵感の方が大きかったです。  

ー5位という区間順位について
思ったより良かったので、聞いたときびっくりしました。タイムもだいたい設定通り走れました。  

ー城越選手から襷をもらったときは
緊張していたので、覚えていないです。でも、背中叩かれて、4年生が良い位置で持ってきてくれたので、シードでゴールしないといけないなと感じました。最後、中央学院と競ってきて、前で渡してくれたので、楽に入ることができました。  

ー他の選手の走りを見ていてどうでしたか
始まりの区間である1区と6区が良い仕事をしてくれて、その2人のおかげで上手く流れたので、感謝したいです。  

ー下級生の活躍が目立ちました
下級生は勢いあると言われてるのですが、結局それをチームとしてまとめてくれたのは4年生なので、そういう意味で4年生の存在は大きかったです。  

ー今シーズンは飛躍のシーズンになりましたが
長いようで短い1年間でした。夏合宿では苦しいこととか多かったですが、今はそれをやってきて良かったと思います。練習は苦しかったですが、生活などでメリハリをつけて、練習を続けてきたことが大きかったと思います。  

ー苦しさはどういった部分でありましたか
チーム内競争が激しくなり、メンバー争いがし烈でした。自分が調子悪くても他の人が調子良かったりして、精神的に追い込まれたりしたときは、きつかったです。その中でも、他の仲間などと励まし合いながら、頑張りました。  

ー今後の目標は
同期の中では目標を立てていて、簡単ではないですが、来年は箱根で5位以内に入れるように練習を積んでいきたいです。出雲駅伝は距離が短くなるので、誰が走るかはわからないですが、走れるように頑張ります。トラックでも、1万㍍のタイムを20秒くらい更新したいと思います。

坂東悠汰

 ―自身の結果については
個人としては1区という区間でチームで流れをつくれるようないい走りができたと思います。後半も15キロから先頭とは少し離れてしまったんですけど、粘れたってのがよかったと思います。  

―チームとしてシード権を獲得できたことに関しては
この1年シード権獲得ということを目標にやってきましたので、そのシード権を獲得できたことは嬉しかったです。  

―主力でもあった4年生が抜けてしまいますが
力がある4年生が抜けてしまうのは、戦力ダウンにも繋がると思うのですが、雰囲気も変わってくるとは思うので、これから4年生の穴を皆で埋めていこうと思います。  

―来年度は法政のエースとしての年だと思いますが
足羽さんが抜けるので、自分がチームのエースとして、まずはチームメイトにエースとして認められるようになりたいと思います。  

―の箱根での目標はありますか
チームとしてはシード権を死守することが1番ですけど、今回の8位よりも上を目指していきたいと思います。  

―個人としての目標はありますか
今年は区間9位だったので、そこよりも上の区間順位を目指していきたいと思います。  

―最後に、今後に向けてお願いします
今回シード獲得できましたので、来シーズンはトラック種目でも活躍できるようにしたいと思います。チームとしては一丸となって頑張っていければと思います。

坂田昌駿

ーシード権を取り戻しました
僕たちこの1年シード権を目指してきたので、素直に嬉しいです。
 
ー復路の走りをみて 
ヒヤッとする場面もありましたけど、確実につないでくれてこの結果になって嬉しいです。
 
ー区間3位に輝いた佐藤選手について
区間10位で無難に行ってくれればと思ってたんですけど、予想以上の走りしてくれて流れを作ってくれたおかげでこの結果にはなったとは思うので、彼には感謝してます。
 
ー同期の城越選手も苦しみながら順位を上げました
4年生として最後の意地をみせてくれたことは良かったと思います。
 
ー8位でゴールした瞬間は
みんなが外さずにしっかり安定した走りをしたおかげで、8位になったと思うので、とても嬉しいですし、目標達成できて嬉しいです。
 
ーこの箱根で引退となります
今まで苦しい思いをした分、シード権を獲得できて嬉しいです。
 
ー卒業後の進路は
中央発條っていう実業団でまだ走らせてもらえるので、後輩に負けないように頑張っていきたいと思います。
 
ー後輩へのメッセージを 
8位以上でしか評価されないと思うので、ゆくゆくは優勝目指していけるようなチーム作りをしてほしいと思います。
 
ー期待している選手は
坂東ですね。長身でスピードもあって、これから軸になっていく選手だと思ってるので、法政を引っ張ってほしいです。
 
ー最後に応援してくれた人たちへのメッセージを
朝早い時間から応援してくれた皆さんへとても表せないくらいずっと感謝してますし、これからの法政の発展に大きく貢献してもらえるようお願いしたいです。
 

土井大輔

―今の率直な気持ちを
目標のシード権が取れて、8位ということで嬉しいです。

―今回の結果で出雲の出場権も獲得しましたが
三大駅伝の出雲を走るためにはここでシードを取らなければならなかったので、出場権獲得できたっていうのも良かったです。

―出雲は6区間で、法大は下級生が充実しているためライバルも多いですが
出雲は距離が短いっていうのもあるので、僕がそういうタイプでもないので、正直ちょっと出雲はどうかなって思うんですけど、チームとして出場できるのはプラスなので嬉しいですね。

―2017年の土井選手個人としての目標は
トラックシーズンは関東インカレで入賞することと、全日本予選でチームで出場権を獲得するために走りで貢献することですね。あと、今回の箱根では自分の最低限の仕事はできたと思うんですけど、上位の人と戦う上ではまだまだ力不足で、突っ込んでから戦いきる力が必要だと思ったので、力をつけて来年はもっともっと上の区間順位で走れればなと思います。

―足羽主将をはじめ4年生は最後となりましたが
4年生が今季チームを引っ張ってくれて、キャプテン中心に雰囲気づくりをしてくれたのは4年生なので、このような結果を取れたっていうのも全部4年生のおかげだと思うので、感謝ですし、目標を達成して送り出せて嬉しいです。

―最後に応援してくださったファンへ
1年前はファンの方々に悔しい思いをさせてしまう残念な結果だったんですけど、こうしてシードを取れて、少しは喜んでもらえたのかなと思います。これからもっともっと強くなって上の順位を目指して走っていきたいと思うので、変わらぬご支援をよろしくお願いします。

生澤佑樹

―見事4年ぶりにシード獲得となりましたが、今の率直な気持ちは
目標を達成できたので、本当に嬉しく思います。  

―復路の選手の走りをどのような気持ちで見ていましたか
僕のところで順位を下げてしまったので、そこから何とか順位をあげてシード圏内に入れれば良いなと思ってました。予想以上に復路の走った選手みんなが、良い走りをしてくれたので、本当に胸が熱くなりましたね。  

―最初で最後となった箱根駅伝を振り返って
最初で最後ということで、1回きりの箱根駅伝でしたが、自分も走ることが出来て、チームも目標を達成できました。本当に幸せに思います。  

―改めて5区を走ってから一夜が経ちましたが
僕としては悔しい気持ちと走ることのできた幸せをかみしめていました。復路で良い走りをしてくれたので、本当に安心しています。  

―走り終えた後、坪田監督から言われたことは
よく、やってくれたと言われました。  

―今までの4年間の競技生活を振り返って
予選で落ちたり、個人記録が全く伸びない苦しいこともありました。しかし、素敵な仲間とここまでひたすら頑張ってこれて、最後それが実ったので良かったと思います。   

―今後後輩たちに期待することは
皆本当に力を持っているので、さらに上を狙えると思います。それを目指して、いけるところまで突き進んでほしいと思います。  

―期待している後輩はいらっしゃいますか
磯田和也(法3)君です。今回はメンバーに入れなかったですが、本当に力はあります。箱根前の記録会でも良い記録を出していたので、来年はとても期待しています。  

―今後の競技生活については
今後はもう競技生活は続けないです。  

―法政大学を応援してくれたファンに一言お願いします
応援してくれた方々にとても感謝しています。こうして走ることができて幸せでした。ありがとうございた。

フォトギャラリー

  • minna R笑顔でポーズを決めた選手たち
  • sato R鮮烈な箱根デビューを果たした佐藤
  • aoki Rルーキーらしからぬ堂々とした走りをみせた青木
  • hosokawa R7区細川は粘りの走りでシードを確実なものに
  • rire- R最上級生の意地みせ、懸命のスパートで襷を繋いだ城越(左)
  • nihonbasgi R10区で奮闘し8位でゴールした東福
  • hug R悲願達成に喜びを爆発させる選手たち
    • iroukai Rレース後の慰労会では満面の笑みをみせた

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2017-06-267 R

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