水泳

【水泳】ジャパンオープン2016(50m) 2日目 青木が決勝進出を果たすも表彰台ならず...

ジャパンオープン2016(50m)
2016年5月21日(土)
東京辰巳国際水泳場

 大会2日目、法大からは16名の選手が出場した。女子400㍍個人メドレーで田中瑞穂(経4)、男子200㍍背泳ぎで津村航平(経2)がB決勝に進出。青木智美(社4)は昨日に引き続き決勝進出を果たすも、4位に終わりあと一歩で表彰台を逃した。

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惜しくもメダルを逃した青木

試合結果

予選結果(女子)

種目順位選手名タイム備考
 400㍍個人メドレー 16位 田中瑞穂  4分50秒77 B決勝進出 
 50㍍平泳ぎ 41位 神宮司瀬里奈  33秒47  
400㍍自由形  22位 長濱瑠花  4分20秒26  
100㍍自由形 8位  青木智美 55秒69  決勝進出

予選結果(男子)

種目順位選手名タイム備考
 400㍍個人メドレー   24位  緒方魁 4分26秒27  
25位 常深皓貴  4分26秒39  
30位  林寛人 4分26秒95   
50㍍バタフライ   32位 林孝晟 24秒87   
44位  森本祥之 25秒21   
50㍍平泳ぎ  28位 塚本悠太 28秒85   
400㍍自由形   27位  齊藤凌  3分57秒72  
33位  竹田渉瑚  3分58秒71  
39位  廣川剛己 3分59秒65   
200㍍背泳ぎ   13位 津村航平  2分02秒30 B決勝進出
 35位 内藤良太 2分04秒88   
100㍍自由形  67位 齊藤凌 52秒19   

B決勝結果

種目順位選手名タイム備考
女子400㍍個人メドレー  8位 田中瑞穂  4分54秒51  
男子200㍍背泳ぎ  5位 津村航平  2分04秒16  

決勝結果

種目順位選手名タイム備考
100㍍自由形  4位  青木智美 55秒45  
 
※決勝…国内選手上位8名と海外選手上位2名の10名で行う。
 B決勝…海外選手を除く9位から16位の国内選手のみで行う。 

戦評

予選

 大会2日目。予選には16名の選手が出場した。
 
 この日最初の競技は400㍍個人メドレー。女子では田中が出場した。昨年6位入賞を果たした種目ということで期待が懸かったものの、16位。B決勝進出に留まった。
また男子では林寛人(経2)、常深皓貴(2)、緒方魁(経3)の3名が出場。共に2年の常深と林は同じ組でのレースとなった。前半は林がリードするも、後半常深が怒涛の追い上げを見せ逆転。それぞれ30位、25位という結果に終わった。また緒方は日本選手権に続く自己ベスト更新とはならず24位。悔しさの残るレースとなった。
 
 続く男子50㍍バタフライには林孝晟(経2)、森本祥之(2)が登場。林孝は昨日に続く予選突破を目指すも32位に終わった。森本も調子が上がらず44位に沈んだ。
また50㍍平泳ぎには神宮司瀬里奈(現4)、塚本悠太(社3)が出場した。神宮司は不調が続き41位。法大の女子平泳ぎを引っ張る存在として、インカレでの復活に期待だ。一方塚本は自己ベストを更新し28位。得意の短距離で次につながるレースをして見せた。
 
 続いての種目は400㍍自由形。女子では期待の1年生である長濱瑠花(経1)が登場するも、22位に終わった。男子に出場したのは廣川剛己(経1)、竹田渉瑚(スポ4)、齊藤凌(経3)の3名。廣川は39位に終わるも、自己ベストを更新し「いい経験になった」と振り返った。竹田は課題の積極的な泳ぎができず33位。齊藤は27位に終わった。
続く男子200㍍背泳ぎには津村、内藤良太(人1)が登場。津村は序盤で遅れをとるも、次第に順位を上げ13位。B決勝進出を果たす。内藤は35位に終わり、スタミナの無さを課題に挙げた。
 
 昨日銅メダルを獲得した青木は100㍍自由形に登場。危なげない泳ぎを見せ、8位で決勝進出を決めた。
そして予選最終種目の男子100㍍自由形にはこの日2種目となる齊藤が出場。400㍍からの「切り替えができなかった」と67位に沈んだ。(鈴木理子)
 

B決勝・決勝

 法大からはB決勝に2人が進んだ。
女子400㍍個人メドレーには田中が登場。しかしその泳ぎは本来の田中とはほど遠いものだった。序盤から先頭との距離を取られ、そのまま巻き返すことなくレースを終える。一週間ほど前に胃腸炎を患い、本調子ではなかった。しかしその目はもうすでにインカレへ向けられている。インカレでは田中らしい泳ぎに期待したい。
 
 男子200㍍背泳ぎに出場した津村。「キツかった」との言葉通り、150㍍のターンまで最下位に沈む。しかし残り50㍍で巻き返し、5位でレースを終えた。課題としていた1日2本目。最後まで粘り続けたことは、これからの自信につながるのではないだろうか。
 
 決勝は女子100㍍自由形に青木が出場。昨日の200㍍に続き表彰台を狙いたいところだ。しかし迎えたレースは昨年の世界選手権においてこの種目で金メダルを獲得したブロンテ・キャンベルとその姉で銅メダルのケイト・キャンベル、そして青木を含め日本代表が7人揃う超ハイレベルなメンバーとなる。その中でしっかりと食らいつきレース6着。外国人選手が決勝ではオープン参加となるため4位となった。ただし目標の54秒台は今回も出すことはできず、満足のいく泳ぎとはならなかった。世界最高のレベルを肌で感じた青木。さらなる成長を予期させた。
 
 2日目を終え、決勝進出者はまだ青木1人のみ。シード権奪回を目指すインカレに向け、確実に結果を残したいところだ。残るは最終日。選手たちがどれだけ自分の力を発揮できるか注目したい。(阿部暁野)

 

選手コメント

青木智美

―レースを終えて
予選が結構いい泳ぎができたので決勝も期待できるかなと思ったんですけど、目標だった54(秒台)に届かなくて、悔しい気持ちでいっぱいです。
 
―日本代表が7人、オーストラリアのキャンベル姉妹ととてもレベルの高いレースになりましたが、何か意識されていたことは
レベルが違いすぎました。コースも離れてたので、特には意識していません。
 
―54秒台に向けて改善するべきところは
54秒台を出すには前半26秒台というのが必ず必要となってきて、そこがまだまだ自分は出せていないので、そこを出していかなければいけないなと思います。
 
―明日の50㍍に向けて
日本代表として恥ずかしくないレースをし、自己ベストを出して決勝に残れたらいいなと思います。
 
 

 津村航平

ーレースを終えて
すごくキツかったんですけど、最下位じゃなかったので良かったです。
 
―課題の1日で2本となりました
そうですね。どうしても2本目を泳ぎきることができないので。何とかしたいですね、9月までには。
 
―調子が悪いということでしたが
変わらず、調子は悪いままでした。
 
―原因は何か考えられるものはありますか
テクニック的な問題ではなくて、体重の増加だとか、気持ちの入り方とかが(日本)選手権のときとはちょっと違いました。そういうところが今日の結果に繋がったかなと思います。
 
―フォームの改善をしているということでした。具体的には
肘を立てて泳ぐような感じを意識しています。
 
―インカレについては
去年は本当に申し訳ないというか、(インカレは)自分だけの問題ではないので。今年は去年の雪辱を晴らすのと同時に、最低でも表彰台には上ってチームに貢献したいです。
 
―次に向けて
2本泳ぎきる体力は引き続き課題なのと、気が滅入ってしまうとどうしても入りが遅くなってしまうので、そういう部分の解消をしていかなければいけないかなと思っています。
 
 

 田中瑞穂

―今のレースを振り返って
遅いです。
 
―調子はいかがでしたか
先週、胃腸炎にかかってしまって。自分は体調不良とか一切したことのない選手だったので、このタイミングでか、という感じでした。自己管理がなっていなかったのかなと、今大会にというよりも普通の生活に悔いが残ります。
 
―タイムが大きく落ちた要因は
決して調子のいいという状態で挑めなかったというのが一番の要因だと思います。
 
―会場入りしてからの気持ちは
あまり自分の体調が悪いというのは考えないようにしていました。だけど予選で泳いだ後歩けなくなってしまって、救護の方に行くような形になってしまい、B決を泳ぐかどうか迷いました。でも所属(イトマン)から出る最後の試合だったので、予選のタイムから大きく跳ねることもないとわかってはいたんですけど、泳いで終わりたいというのがありました。決して恩返しはできなかったですけど、それができたので。
 
―日本選手権が終わってからの練習は
少し気持ちを切り替えるのに時間がかかってしまいました。練習にはもちろん行っていたんですけど、気持ちの面でずっと100パーセントの状態で練習に臨めていたかといったら少しそうではない日もあったなという感じがあります。これからインカレに向けてはそんなこと言っている場合ではないです。3歳から19年間水泳をやってきた最後のレースがインカレになるので、しっかり泳げるように今度こそちゃんと切り替えないといけないなと思います。
 
 

長濱瑠花

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
前半が遅かったのと、周りにペースを乱されました。
 
―昨日のインタビューで200㍍より400㍍の練習の方が多いとおっしゃっていましたが、練習の効果は
なかったです。
 
―400㍍の目標は
自己ベストを更新することです。
 
―今後の目標は
インカレで足を引っ張らないようにすることです。
 
 

緒方魁

―今日のレースを振り返っていかがでしたか
タイムはベストより遅かったのでそこはちょっと悔しいなって思います。
 
―前回のベストタイムに及びませんでしたが
前回ベストが出て、インカレに向けて今回もしっかりベストを出しておきたかったんですけどそこに及ばなかったので少しくやしいです。
 
―レースから見えた課題はありましたか
全体的にまず持久力をあげるのとスピードをつけてかないと戦えないなと思いました。
 
―次のインカレに向けて取り組んでいる練習はありますか
まずしっかり一つ一つベースをあげてインカレでしっかり点数取れるように頑張りたいです。
 
 

常深皓貴

―今日のレースを振り返っていかがでしたか
調整していない割に選手権とかだめだったんですけどこの一ヶ月やってきたことが表れて、選手権は申し訳ない気持ちでいっぱいだったんですけど、こうしてまた戻ってきてタイムを見せれて良かったと思います。
 
―1ヶ月間どのような練習をしていましたか
ベースがなかったので、そこを徹底的に突き詰めてスピードはないですけど最後まで持つような練習をしてきました。
 
―日本選手権では調子が良くなかったようですが、現在の調子はどうですか
10点中6点くらいですけど、6割でこんなもんで泳げてるので次に繋がるレースできたかなと思います。
 
―レースから見えた課題はありましたか
スピードが足らないのでそこを突き詰めるのと最後の調整をちゃんとやっていないのでそこで4分26秒で泳げたことは次へのステップなんだと思います。
 
―インカレに向けて
A決勝に残ると思うのでそこをしっかり目標にしてA決勝でどこまであがれるかというところを含めて監督とかコーチとかに恩返しできたらなと思います。
 
 

齊藤凌

―今のレースを振り返って
400㍍の泳ぎから切り替えができていなかったです。
 
―やはり疲労がありましたか
疲労というよりは、泳ぎのスプリントのほうへの切り替えができなかったかなと思います。
 
―400㍍を振り返って
予想以上にタイムは出たので、インカレでは決勝に残るようにしていきたいです。
 
―明日のレースに向けて
けがで練習できなかった部分はあるんですけど、そこを言い訳にせず今やれることをやろうと思います。
 
 

塚本悠太

―今のレースを振り返って
ベストなんでまぁ良いかなと思います。
 
―昨日は力みが出てしまったとおっしゃっていましたが今回は
今日は昨日の反省を生かしてしっかり落ち着いていけたんじゃないかなと思います。
 
―今大会で見つかった課題は
大きい試合だとやっぱり緊張してしまうので、昔からなんですけど、そこを何とかインカレまでに直していきたいです。
 
―今回50㍍に出場したのは、スピード強化のためですか
そうですね。100㍍につなげるためです。
 
―今後への意気込み
インカレで戦うためには、もう少しトレーニングしていかないといけないです。リレーは僕が泳ぎたいので、キャプテンに勝てるように頑張ります。
 
 

林寛人

―今のレースを振り返って
あんまりタイム的にはよくなかったです。(今大会に)合わせてきたので、情けないですね。
 
―レースプランは
後半バテてしまうので、前半を楽に速く泳いで後半で上げていこうという考えだったんですけど、またバテてしまいました。
 
―隣のコースの常深選手と競る展開になりました
後半競ると分かっていたので、そこで負けないようにしようとしたんですけど、気持ちの部分で負けてしまいました。
 
―明日の200㍍個人メドレーに向けて
今日の借りを返せたらいいかなと思います。
 
 

林孝晟

―今のレースを振り返って
ベストタイムでした。昨日も200㍍でB決勝に残ることができて、今回の大会は調子が良いのかなと思います。
 
―今回50㍍に出場した意図は
バタフライの種目は、50㍍、100㍍、200㍍とあるんですけど、全てこの大会の参加標準記録を切っていたので、夏に向けての試合慣れを目的に全てにエントリーしました。全種目でベストタイムを出すことを目標に練習してきました。
 
―200㍍のタイムについて
予選のタイムがベストタイムではなくて、決勝もすごく落としてしまいました。でも2回泳げたことは今後のインカレなどに向けて良い試合感が掴めたんじゃないかと思います。
 
―次のレースに向けて
50㍍は多分予選落ちしてしまったんですけど、100㍍では2回泳げるように頑張りたいと思います。
 
 

竹田渉瑚

―今のレースを振り返って
1500㍍の疲労が抜けきれなくて、タイムは置いておいてでも、もう少し課題をこなせるようなレースをしたかったので悔しいです。
 
―課題とは
昨日積極的なレースをして最後までもたなかったんですけど、積極的な姿勢を忘れずにいこうと思っていました。でも最初からあんまりそれができていなくて、そこが心残りです。
 
―インカレに向けて今後取り組みたいこと
インカレの1500㍍はライバルがいないので、自分と向き合ったレースをしたいと思います。400㍍もしっかり決勝に残って得点に絡むような勢いが欲しいので、もう少しスピードと持久力を鍛えていこうと思います。
 
―今後への意気込み
インカレは個人で優勝して、チームに貢献していきたいです。
 
 

内藤良太

―今のレースを振り返って
タイムは全く納得のいくタイムではなくて、途中少しバタついてしまった感があります。
 
―昨日の100㍍に関して
変に泳ぎが小さくなってしまったのと、細かいスタートなどのテクニックが良くなかったと思います。
 
―今大会で得た収穫と課題
やはりスタミナが全く足りないので、もっと練習をして最後まできれいに速く泳げるようにしたいです。
 
―今後への意気込み
レギュラーを取れたからには、しっかり関カレ、インカレでチームに貢献できるような選手になっていきたいと思います。
 
 

廣川剛己

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
目標としていた3分57秒には届かなかったんですけど4秒ベスト更新できたので、良かったなと思います。
 
―大学生として初めての大会でしたが緊張はありましたか
いつもと味わったことのない緊張で、高校生までのジュニアオリンピックとは全然わけが違くて雰囲気もピリピリしていて、でもいい経験になりました。
 
―同じくレースに日本代表の選手が3人いましたが
意識はしようと思っていたんですけど、やっぱり最初っからついていけなくて、100㍍でターンしたときに見えていたのでいけるのかなと思いましたけどそんなに甘くはなかったです。
 
―4月からどのような練習をしていましたか
高校とは違って質が高くてイージーだったりハードだったり頑張るところは思いっきり出さないといけないし乳酸をずっとだしていかないといけないという練習だと厳しいかなと思います。
 
―大学生になって環境が変わったと思いますが、練習に影響はありましたか
寮生活とかになるのとちょっと厳しいとこもあるんですけど、きついなというところもありましたけどだんだん慣れてきて、良い結果に繋がるといいと思います。
 
―今後の目標は
今はジャパンオープンのなかでもB決勝を狙ったりインカレでも決勝、最低でもB決勝に入るくらいのレベルになっていきたいなと思います。
 
 

神宮司瀬里奈

―今日の試合を振り返っていかがでしたか
32秒台で泳ぎたいと思っていたので、タイム的には全然遅かったです。
 
―昨日の100㍍に比べて泳ぎはどうでしたか
50㍍なのでテンポをあげようと思って泳いで、テンポはあげるとこはできました。
 
―次のインカレに向けて
去年までは2個上の先輩ブレストを引っ張ってくれる先輩がいたんですけど、二人が抜けてしまって平泳ぎは私が引っ張っていけるように頑張りたいと思います。
 
 

森本祥之

―今日のレースを振り返って
4月から調子を落としてしまっていて、ここ一週間だいぶ戻すことはできたんですけど、まだ全然本調子はだせなくて悔しいです。
 
―大学生として初めてのジャパンオープンでしたがどのような気持ちで挑みましたか
高校生以来だったので雰囲気を楽しみながら泳げて良かったなと思いました。
 
―今大会に向けて調整してきたことはありますか
前は呼吸するときに上体が上がってしまってきちゃっていたのでそこを修正できたところは良かったと思います。
 
―今後の目標は
2週間後に法明立が控えているのでそこでしっかりレギュラーをとってインカレでA決勝で泳げるように頑張ります。
 

 

 

 

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