スケート

【スピード】第88回日本学生氷上競技選手権大会最終日 初日から大逆転の総合優勝!悲願の連覇達成!

第88回日本学生氷上競技選手権大会4日目
2016年1月9日(土)
日光市霧降スケートセンター

悲願の連覇達成まであと一歩。3日目終了時点で総合1位につけた法大。
運命の最終日は2000㍍リレー、チームパシュートのチーム種目が行われる。5点差で2位の信大から逃げ切り王座を守り抜くため、選手たちは一丸となってレースに臨んだ。2000㍍リレーは息を合わせ、バトンミスなく滑りぬき3位。チームパシュートは意地の滑りで同走の信大チームに競り勝ち、見事優勝を果たした。
全種目が終了し、発表された総合順位は1位。2年連続で法大の部門優勝となり、リンクに選手たちの笑顔が咲いた。

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力を合わせ連覇達成!!

試合結果

種目成績選手名記録
   2000mリレー 3位 ①中村隼人  2分25秒63
②三輪準也 
③藤野裕人 
④阿部啓吾 
チームパシュート 優勝  三輪準也

 

 4分5秒94

佐藤裕斗
大竹拓三
 

順位表

順位 学校名 500m 1000m 1500m 5000m 10000m TPR 2000mR 合計得点 
1位 法政大学 28  46  30  19   18  12 153 
2位 信州大学 25  32  36  20   15  4  137 
3位 専修大学 18  33  18  27   6   8  117 
3位 日本大学 33  18  9 19   12   18  117 
5位 高崎健康福祉大学 46  20   4  0  4   15  93
6位 山梨学院大学 1.5  12  20   10  10   64.5 

※上位6校のみ掲載
※各距離15位までの選手が得点。1位20点、2位18点、3位16点、4位14点、5位12点、6位10点、7位9点、8位8点...15位1点となる。ただしリレーおよびチームパシュート競技は、1位18点、2位15点、3位12点、4位10点、5位8点...8位2点となる。

戦評

 3日目終了時点で総合1位の法大。2位の信大とは5点差と、まだまだ安心はできない。
 まずは最初に行われる種目は2000㍍リレーで点差を広げたい。
今種目は1人が500㍍ずつ滑走し、バトンをつなぐ。チームワークが問われる、まさにチーム種目だ。法大のメンバーは藤野裕人(文4)、三輪準也(営4)、中村隼人(営2)、阿部啓吾(営2)。昨年同種目は同じメンバーで優勝している。緊張に包まれる中、レースがスタート。1走は中村、勢いよく飛び出すと快調に滑り、同走の信大に差をつけていく。2走は三輪。無事にバトンが渡る。三輪も昨日に引き続き調子よく滑り切り、3走、同期の藤野にバトンが渡る。今シーズン絶好調の藤野、安定した滑りで大きく差をつけアンカー阿部へ。ケガもあり、今年のインカレでは振るわず落ち込み気味であった阿部がチームのために決死に足を動かしリードしたままゴール。タイムは2分54秒、同走の信大と3秒差でのフィニッシュとなった。結果は3位で12ポイント獲得。対して総合2位の信大は今種目7位と、ライバルを大きく突き放した。

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三輪から藤野へバトンが渡った瞬間

 5位以内に入れば総合優勝決定。そんな中、インカレの最終種目として行われたのはチームパシュート。3人1組で息を合わせ、リンクを8周する。今種目もチームワークが必要となるチーム種目だ。エントリーは三輪、佐藤裕斗(営4)、大竹拓三(文1)。安定感のある4年にルーキー大竹を加えレースに臨む。同走はリレーと同じく信大。3人は息を合わせテンポよく滑走していく。前半は相手と同じペースで落ち着いてレースを進め、後半にかけて徐々に相手チームとの差を広げると、見事競り勝つことに成功した。タイムは4分5秒94。最終種目を華々しい優勝で飾り、18得点を奪取した。
 全ての種目が終了し、法大の総合順位は1位。部門優勝が決まるとともに、悲願の連覇を果たした瞬間であった。パシュートの結果がアナウンスされると、応援の声をあげ続けた部員たちが一挙にガッツポーズを掲げ、滑り終えた3人もそれに応える。そのまま行われたウィニグランでは、優勝を勝ち取った選手たちの笑顔が輝いた。
 その後、後輩たちから今回で部を引退する4年生へ感謝の気持ちと共に花束が渡された。花束を受け取った3人は瞳に涙を浮かべ、後輩たちと熱い抱擁を交わした。風にはためく法大の校旗のもと、リンクは喜びに満たされていた。
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今回で部を引退する4年へ、花束とプレゼントが渡される

 初日にまさかの0ポイントで、暗雲のスタートとなった今年のインカレ。それでも主将の藤野を中心として、徐々に調子を上げていった。入学以来、法大を上へ上へと押し上げてきた4年3名が、今回もチームを優勝へと導いた。自身らにとっても、充実した最後のインカレになったに違いない。
 法大スピードスケート部門の最大の武器はその雰囲気だ。仲良く、楽しく。でもやるときはしっかりやる。チームを大きく支えていた最高学年が抜けた後も、この伝統は受け継がれるだろう。部員全員の思いと共に、「最高のチーム」の歴史は続いていく。(野口愛優)

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「幸せな4年間でした」と三輪は語った(左から三輪、藤野、佐藤)

選手コメント

藤野裕人

ー優勝を振り返って
初日が0点というところからスタートだったんですけど、諦めることなく全員でしっかり挑めたから優勝することができたのかなと思います。

ーリレー前に意識していたことは
信州大と同走だったので、とりあえず勝てば優勝が確実で1位どうこうというよりは、同走に勝つイメージでやってました。

ー最終日に向けて、チームに何か声をかけたりは
最後なんで優勝はしよう、という話しはしていました。でも気負わず、っていう話をして最終日はみんなやってくれたんで、良かったかなと思ってます。

ー4日間を振り返って
自分としては最後のインカレで、今まで1位を取ったことはなかったので、2種目とも個人として優勝できてうれしかったし、総合も今までになかった連覇ができたので結果的には全部良かったです。

ーインカレに臨むにあたって、主将としてチームに対しては
頼りないキャプテンだったので、特にはなかったんですけど、普段何もしないからこそ結果で引っ張っていければなと思っていました。今回それができて良かったです。自分が点数取れなかったらキツくなってしまうので。

ー体調を崩してしまっていましたが
1000㍍の前ぐらいが37℃ぐらいあって、鼻水がとまらなくて意地で滑りました。今は咳と鼻水だけになったんで大丈夫です。ワールドカップのドーピングの関係で市販の薬も飲めなくて色々大変でした。

ー優勝が決まり、後輩たちから花束を貰った後に涙する場面も見られましたが
泣く予定じゃなかったんですけどね(笑)。でも、それだけ好きなチームだったんだと思います。これからスケート続けるにしてもこのチームでは最後なんで。最初も最後もですけど、チームメートには恵まれてたのかなと思います。うちは楽しくやっているので、このままこの雰囲気で楽しくやっていけると思います。

ー主将として、チームの雰囲気などは重視していましたか
基本的にはみんな仲良いんで、雰囲気とか気にしなくてもこんな雰囲気になっちゃいます。俺がキャプテンだからどうこうとかもなく、いつも通りにしていればいつも通りのみんなでいてくれます。キャプテンとしてあまり気を使うことなくできました。

ー1年間を振り返って
夏からインカレの優勝を目標にやってきたので、そこで啓吾のけがも含め不安要素が色々あったんですけど、みんなそこを補う気持ちを持ってくれました。そのお陰で全員しっかりポイントを取ってきたので、夏から雰囲気作りはできていたのかなと。インカレでもいつもと変わらずという感じです。ホテルでも遊んだりして、昨日はみんなでお風呂に入っていました(笑)。

ー4年生でインカレ前に話し合ったなどは
びっくりするぐらい4年生同士で話し合うことなくて、基本的にその場の雰囲気とかノリで生きてる人たちばっかなので、「いけるっしょ」みたいな気持ちでやってましたね。

ー同期のと共に過ごした4年間で、思い出に残っていることなどは
小学校からお互い知っていて、大学から同じチームになって二人ともスケートが好きなんだなって4年間感じましたね。裕斗とは高校の時は練習をずっと一緒にやってたんで変わらずで、準也は帯広にいたんですけど一緒のチームになって印象はほぼ変わってなく面白いやつでした。全員印象は変わらずですね。

ー4年間で印象に残っているレースなどは
インカレはやっぱり印象に残りますね。一人の結果はチームの結果になってくるので。今年はフィギュアもけっこう応援に来てくれたので良いなと思いながら、滑ってるときも応援聞こえるし応援されてると思うと頑張れるので、そう思うと今年のインカレは印象的なのかなと思います。

ー昨年の優勝と比べて
違いますね。最後の年の優勝だったので。昨年は落としてもあと1年チャンスがある、という気持ちがあったんですけど今年はもうないので、そう考えると今年の優勝の方がうれしいです。

ーご自身は今後も競技を続けられると思いますが
2016年になって幸先良くスタートできたので、この流れを止めないように頑張っていきたいと思ってます。

ー最後に後輩たちに向けて
来年から自分たち3人いないので、大変になると思うんですけど自分たちのやれることをやっていってビリにはならないように頑張ってほしいです(笑)。

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後輩たちから花束を受け取り、涙ぐむ藤野

三輪準也

ー今日のレースを振り返って
苦しいレースだったんですけど、気持ちでなんとか押し切ることができました。

ーリレーで気を付けていたことは
今日は安全にっていうのを心がけていました。パシュートは僕たちの方が強いと思っていたので、リレーでは絶対にミスしないようにしました。結果信大にも勝てて、そこでポイント差ができたので、パシュートも余裕をもって滑れました。

ーバトンパスについて
スピードは落ちてしまうんですけど、いつもより慎重に安全にやりました。絶対に最後まで繋いで得点を取ることを意識しました。

ー緊張はありましたか
かなりありました。ミスをしたら総合優勝がなくなってしまう場面だったので、かなり緊張しましたね。

ーパシュートの方で意識したことは
最後まで滑りきることです。総合優勝は確定していたと思うので、絶対にちぎれないように、みんなでまとまっていこうっていう話でした。その中で中盤、優勝が狙いに行ける感じになって、そこからは積極的に優勝狙っていきました。最後にパシュートも優勝して総合優勝という形にできたのが、またとても嬉しかったです。

ー同走の信大チームは意識されていましたか
意識していました。ラスト2周で追い詰められて、かなり差を詰められました。ラスト1周の勝負は気合いでいきました。あんまり気合いとか根性とか言いたくないんですけど、今日は気合いで最後何とか上げました。それで勝つことができたので本当に気持ちよかったです。

ー総合優勝に関して
もっと楽に優勝できるのかなって思っていました。他大の思いもよらない選手がポイント取ってきたり、いまいち点が取れない部分もあったりして、かなり苦戦しました。こんな苦戦するとは思わなかったんですけど、結果的に最後優勝できて本当に良かったです。

ー優勝できた要因は
個々の力もかなり大きいんですけど、それ以上にチーム全員が「絶対に総合優勝する」っていう思いが強かったです。また、チームメイトそれぞれが個々の力がやっぱり強いので、それが味方になるのが本当に心強かったです。絶対にポイントを取らなければいけない状況なので緊張していたんですけど、そういうチームメイトのおかげで余裕ができたので良いレースができたのかなと思います。

ー今年のインカレを振り返って
幸せでした。

ー法大での4年間を振り返って
ああ、もう卒業なんだって感じですね。色々迷惑をかけて途中は法政入らなきゃ良かったなって思ったこともあったんですけど、最後やっぱり法政入ってよかったなと思えて、とても幸せな4年間でした。

ー法大のチームの雰囲気はどんな感じでしたか
多分どこのチームよりも楽しそうにやっているのかなと思います。またそれが僕たちの強さなんじゃないかなと思います。

ー同期の藤野選手、佐藤選手について
僕が結構いつも迷惑かけて、文句言いながらもよく一緒に最後までやってくれたなと思います。ありがたいです。僕たち3人で最強の法政大学の礎を作れたのかなと思います。

ー4年間で一番印象に残っている大会やレースは
4回のインカレが全部記憶に鮮明に残っています。個人の大会よりインカレの記憶が、今思い出したら強いですね。それだけ(インカレに)たくさんの思いがあったんだと思います。

ー後輩たちについて
これから4年生が3人抜けて、かなり厳しい戦いになると思います。でも厳しいけど可能性は0ではないです。スピードスケートは1年で変われる競技なので、1年で何人も変わって3連覇目指してもらいたいです。
僕は速くなるには才能が必要だなと思ったんですけど、その才能は「努力する才能」なんだなと思いました。僕にはそれがちょっとなかったので、最後上がっていけないまま終わってしまったと思います。(スピードスケートは)本当に1年で変われる競技なので、みんなには頑張ってもらいたいなと思います。
これから後輩たちには他大の人でもいいレースしたら褒め称えられるような選手になってほしいなって思います。結構インカレはピリピリしていて。(他大とは)敵同士ですけど、敵が良いレースをしたら素直にほめてあげられるような選手になってほしいですね。

ー三輪選手は今シーズン終わったら引退ですか
考え中です。

ー就職は
決まっています。

ー働きながらスケートを続けるということですか
趣味で続けながら、もう1回チャンスがあれば全部投げ出してスケートにいきたいという気持ちはあります。

ーこれまでのスケート人生を振り返って
後悔しかないです。今思うことは、あの時練習やっとけばよかったな、あの時先生の言うことを聞いておけばよかったなあとか。そんな、やらなかったことに関しての後悔ばっかりです。

ースケートをやる上での信念などはありますか
楽しさを大切にしています。自分の持論は、嫌なことはやりたくない。辛い練習もどうしたら楽しくできるかっていうのを考えて工夫して練習していました。やっぱり楽しいことをするのと、辛いことをするんだったら、楽しいことをするほうが絶対に効果もあるし、長続きするし、たくさんできると思うので。どうしたら楽しくなるか考えてやっていましたね。

ー今後の目標は
僕はまだ大会が何個か残っていて、いつ引退するかも分からないので、引退するその瞬間まで高みを目指して、最後に自分の滑りを完成させたいなと思います。

ー最後に
今回は応援がすごく力になりました。今までは自分が強ければいいっていう感じで、周りを全く気にしてなくて、自分のことしか考えていませんでした。つい最近、今年まで本当にそうだったんですけど、最後辞める寸前にいろんなものに感謝できて良かったです。

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法大の好成績を支え続けた三輪

佐藤裕斗

ー優勝を振り返って
優勝できるところにいて、しっかりと勝って優勝したというのはとてもうれしいです。

ーチームパシュートを終えて優勝した瞬間の気持ちは
同走に勝てば、というのがあったので勝ってパシュートも結果として1位だったので、とても良かったです。

ーパシュートで意識したことは
離れないということが大前提なので、最初ペースが速い中足を使うので如何に離れないかですね。準也がいるということで安心感もありますし、大竹は絶対ついて来ると思っていたので、信じて滑りました。最後だから気負うわけでもなく、楽しく滑り切ろうと3人で話していました。

ー4日間を振り返って
4日間はハラハラドキドキであったり、確実に(ポイントを)取れる種目は取ってきたので、この調子でいけば連覇はできるだろうなと思う4日間でした。

ー最終日に向けて4年生内で話し合ったことは
4年生で話したりは特にないですけど、昨日は部員みんなでお風呂に入りました(笑)。みんなで作戦を立ててましたね。

ーチームの1年間を振り返って
たぶんどの大学よりも良い雰囲気だし、仲の良さがあると思います。その中でもメリハリのある選手たちなので、とても良いチームです。

ー同期に向けて
藤野はこの4年間ですごい成長したと思うんですけど、自分は1、2年生はポイント取ってなかったので悔しい部分はありましたが、今回は2種目入賞できてパシュートでは優勝できたので良かったかなと。

ー同期で思い出に残っていることなどは
4年生というよりも小学校から一緒だったので、法政大学に入って仲良くなったとかはないですけど、元々良かったのでそれもあって上手くやってこれたと思います。

ー4年間を振り返って
1年生のインカレが日光でやって、1ポイントも取れなかったんですけど、今回は2種目で入賞してパシュートは優勝できたので良かったです。

ー昨年の優勝と比べて
4年生なので少しは引っ張っていかないといけないかなと思ったんですけど、1万㍍は助けられた部分がありましたね。

最後に後輩たちに向けて
自分たちがいなくなっても今までの練習を取り組んでいけば他の大学とも戦えるレベルにみんないるので、頑張ってほしいです。

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パシュート優勝後、笑顔でガッツポーズの佐藤

中村隼人

ー今日のレースを振り返って
今日からチーム戦になって、自分のできることをやりきろうと思って滑りました。

ーレース前、皆さんで話されたことはありますか
とりあえずミスだけしないようにつなげれば勝てるので、落ち着いて滑ろうって話しました。

ー個人的に気を付けていたこと
同走の選手が500㍍が速い人だったので、スタートで置いて行かれないように必死に足を動かしました。

ーバトンパスは
自分的には最高のパスができたと思います。

ー緊張は
去年に比べたら無かったかなって感じですね(笑)。今年は結構落ち着いてスタートラインに立てたので良かったです。

ー総合優勝に関して
今年は自分の結果も振るわなくて、最初から最後まで4年生に頼りっぱなしの大会だったんですけど、それでも少しでもポイントも取れて良かったです。みんなの力を合わせて今回(の総合優勝)も取れたと思うので、これに続けて来年からも頑張っていきたいなと思います。

ー個人的に今年のインカレを振り返って
個人的には去年よりも順位もタイムも落として、全然振るわなかったです。

ー総合優勝の決め手は
やっぱり4年生が全てにおいて最高の滑りを見せてくれたからだと思います。

ー4年生に関してそれぞれ印象を聞かせてください
藤野先輩は距離が一緒で、練習もずっと一緒にやっていました。キャプテンということでチーム全体を引っ張ってくれて、成績でも引っ張ってくれました。憧れの人です。
佐藤先輩は長距離で練習も結構一緒にやっていました。本当に気持ちが強い人です。感謝しています。
三輪先輩は小さいころから知っていて、ずっと速くて、ずっと目標にしていました。いつか抜かしたいと思って目標にしてきた存在だったんですけど、結果最後まで抜けませんでした。多分今年で引退になってしまうんですけど、その穴を埋められるように自分が頑張っていきたいと思います。

ーこの代のチームはどんな雰囲気でしたか
今年はすごくみんながまとまっていて、仲も良くて、練習もしっかりして。本当に最高のチームだったと思います。

ー昨年1年間を振り返って
今シーズン始まってからあまり調子が上がらなくて、ずっとしっくりこないままここまで来てしまって、すごく悔しい1年になってしまったんですけど。これをバネに今年、来年とつなげていけたらいいなと思います。

ー今後の目標を
今シーズンはもう大会も少なくなってしまって、調子も悪くてあんまり結果を残せないと思います。それでも来年のシーズンに向けて自分のできることをしっかりやっていきたいです。来年は(自分が)法政の軸になってくると思うので、しっかり力を付けて結果で引っ張っていけるようにしたいと思います。

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「憧れの人」である藤野と抱擁を交わし、涙ぐむ中村

阿部啓吾

ー優勝の感想は
素直に嬉しいです。また、4年生は偉大だなと感じました。

ー2000㍍リレーを振り返って
落ち着いて滑って、信州大学には勝とうと。あわよくば、優勝をしたかったですが、メンバーを考えたら妥当かなと思います。

ー昨年は同じメンバーで優勝しましたが
自分の調子も良くなくて、他大も強い人が多くて、この差が生まれたと思います。

ー4年生の藤野選手からのバトンでしたが
最後4走で、バトンを繋ぐことはないので、ミスだけはしないように心がけて、落ち着いて滑りました。

ー信州大学の4走の選手について
前の3選手が差を付けてくれたので、気にせずに滑れました。

ーアンカーということでプレッシャーは
アンカーはもらうだけなので、一番簡単と言えば簡単で、その点で自分を選んでくれたので、プレッシャーはなかったです。

ーリレーにはどういった気持ちで臨みましたか
そこまで緊張することはなく、焦っても失敗するだけなので。ミスだけはしないことを心がけて、滑り切りました。

ーリレーの練習は
練習もそんなに悪くなく、バトンをつなぐことができました。

ー4年生3人の存在は
法政の大黒柱で、点数でもみんなを引っ張ってくれて、感謝しきれないです。

ー藤野選手とは一緒に練習することも多かったと思いますが、吸収した部分は
藤野先輩は練習から強くて、タイミングとかも。自分は練習で前出たら、後ろの人が足合わないとかタイミングが悪かったりしたのですが、そういうのを後ろに付いて学ばせていただきました。

ー今大会の個人種目を振り返って
全然だめで、けがのせいで練習できなかった時期もあり、それでこの成績になったのかなと思います。本当は1ポイントでも多く取って、チームを楽に優勝へ導きたかったなと思いました。

ー昨年はポイントを獲得し、今大会0ポイントで終わり、その違いは
昨年よりも早い1年生が増えたというのはありますが、結局は自分の実力不足です。

ー今大会通して振り返って
最初、500㍍でポイントを取って、流れを作りたかったです。でも、それをみんなが補ってくれて、助け合って点を取り合ってくれて、頼もしかったです。4日間は凄く速かったです。

ー来年は4年生3人抜けますが、来年のインカレに向けて
今の4年生が抜けてしまうと優勝も厳しくなってしまうのですが、(中村)隼人とか自分がポイントを取れるようになって、3位以内には入りたいと思います。

ー個人としての目標は
今年はインカレ500㍍で3位以内を目標にしていたので、来年もそれに向けて頑張りたいです。とりあえず、けがを治して、練習頑張って臨みたいと思います。

ー今シーズン残りの目標は
去年の500㍍のタイムを抜けせていないので、自己ベストを狙いたいです。

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ケガや不調もある中で、チームのために滑りぬいた阿部

大竹拓三

ー部門優勝の感想は
良かったの一言です。安心しました。

ーパシュート優勝の感想は
先輩方2人が力あるので、優勝狙えるのはわかっていたのですが、自分が先頭行ったときにどうなるかと考えてとても不安でした。それでも足を引っ張ることなく滑れたので良かったです。

ーレースプランは
どこで交代するかと全部決めていました。自分はスタート遅いので、1番後ろからスタートして1回しか先頭行かないのですが、その分、その時はラップ落とさず、キープか少し上げるくらいの感じで行くというプランでした。

ー実際は
思ったより自分の中で体は動いたし、いい感じで滑れていたので、ラップもキープできたので、少しは貢献できたかなと思います。

ープレッシャーは
リレー終わった段階で無難に滑れば優勝というのはわかっていたのですが、4年生2人と一緒に滑るのだったらそんな甘いこと言ってなれないなと。最後だし優勝狙わなきゃいけないなと思っていましたし、優勝できて良かったです。

ーレース中はどういった気持ちで滑られましたか
風もあったので、後ろについている時は足を合わせて、なるべく足を使わないようにして。自分が前にいった時はラップあげるという風に楽するところ頑張るところのメリハリを付けて頑張りました。

ー4年生2人とのパシュートでしたが
自分が勝たせてあげられるわけではないので、足を引っ張らず、4年生が本来の力を発揮していただき、それに自分が付いていくレースをして、優勝しか考えていなかったです。

ーゴールした瞬間の気持ちは
部門優勝というのはわかったのですが、パシュートの結果はタイム言われないとわからなかったですが、部門優勝ということで凄く嬉しかったです。喜びました。

ーパシュートの練習は
3人で練習することは何回かあったので、その時に先頭交代を多めにして、周回重ねていく練習は1ヶ月前くらいからしていました。

ーその成果は
ありましたね。先頭交代が小刻みに入ってくるので、そこでの力の使い方とか、足のため方とか知らない間に身についていて、それを今日出せたかなと思います。

ー4年生3人の存在は
神です。凄いです。

ー練習は一緒にされてきましたか
長距離ということで、佐藤先輩と一緒に練習することが多かったです。その中で、基礎体力的な面など全ての面で4年生が上をいっているし、それに追いつくように頑張ってきたのでこういう結果出せて嬉しいです。

ーその中で具体的に得られた点は
一番は気持ちが弱くて、大きい大会で毎年滑れないというのがあり、そこの面を指摘してもらって。自分の中では、練習に緊張感があったなと思っていて、今の4年生と初めて練習をして、気持ちの面で強化できたかなと思いました。

ー過去の大きい大会とは
インターハイとか緊張したりとか、気を負いすぎたりで、気持ちの面でやられてまったく滑れなくて。今年は距離別も滑れて、インカレでもポイント取れて、まあまあ力出せたので、そういう面では4年生に指摘していただき、成長できたおかげかなと思います。

ーインターハイの具体的な成績は
酷すぎて覚えていないです。去年、一万㍍で7位に入ったのかな。優勝狙っていたのでまったく話にならないです。

ー4年生から具体的なアドバイスはありましたか
気持ちが弱いというのは指摘していただき、練習でも辛いところで頑張ったりしていましたが、先輩方の方が上にいっていて。先輩方を超すための練習をしていくうちに、少しずつ身についていたかなと思います。技術に関しては、調子悪い時などに佐藤先輩からタイミングずれているよという指摘をしていただき、去年に比べたら今シーズンは調子の波が落ち着いていたと思います。客観的に見てくれる先輩がいて、本当にためになりました。

ー4年生に花束を渡す際には涙も見られました
まだ一緒に練習したいなというのもありますし、4年生がいなかったら自分もこんなにインカレで結果出せていないし。法政もこんなに結果出せていないですし。4年生が成績とかで引っ張ってくれたものがあったので、感動しました。凄いなと。

ー今大会の個人種目を振り返って
5000㍍は正直もう少し狙いたかったです。タイム的に見たら、あと順位1つは上げられたと思うので。両方入賞目指していたので、5000㍍は少し残念でした。でも、1万㍍は思ったより、足止まることなくラップキープもきれいにできたので、持っている力も出せて、納得のいくレースができました。

―一万㍍では佐藤選手に勝ちました
たまたまです(笑)。

―今大会通して振り返って
点を取れなかったところもありましたが、先輩が背中で引っ張ってくれたのが一番大きかったです。また、ここで点を取れよとかそういう変なプレッシャーもかけずに、自分たちを信じてくれたり、自ら点を取って、態度で示してくれたりということがあっての優勝だと思います。

―今シーズンここまでを振り返って
距離別もインカレもそこそこ滑れて、昨シーズンより充実していて、納得いくシーズンになっています。

―今後、個人としての目標は
厳しいとは思いますが、全日本ジュニアで、どれかの種目優勝するか、総合優勝して世界ジュニアの切符を取ることを今日からの目標にしたいです。その中で、今は5000㍍の優勝を目指していきたいと思います。また、靴も変えているので来シーズンに繋がる何かを見つけたいなと思います。

―靴はいかがですか
靴を変えて、1ヶ月くらいしか滑っていないですが、思ったより感覚も良く、昨日の1万㍍では屋外の自己ベストが出ていたりと、マッチしているのだろうなと思います。

―今年は先ほどおっしゃっていた何かは見つかりましたか
いや、見つかっていないです。調子悪い時にどうしたらいいかをすぐには見つかっていないので、調子が良くなる滑りとかを見つけたいです。また、調子が良くても日本のトップにいけるわけではないので、基礎体力的な物から作り直していきたいです。

―世界ジュニアに出場すれば2度目の世界大会になります
前回のジュニアワールドカップでは雰囲気を知るだけで終わってしまい、結果は出せなかったので、結果を出せるように調整していきたいです。

―来年は4年生3人抜けますが、来年のインカレに向けて
来シーズンは全員が調整して、この大会で結果を残せるようにすることと、長距離に1年生2人入ってくるので、指導じゃないですが一緒に頑張って成長させたいです。今年に比べて厳しい戦いになると思いますが、上位を狙えるようなチーム作りをしたいです。先輩方いますが、任せっきりにはできないので、自分もできることをして、1年生を育てるじゃないですが、手助けも並行してやっていきたいです。

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1年ながらチームの中心となって戦い抜いた大竹は、優勝後涙を流した

フォトギャラリー

  • syuugoooooo昨年に引き続き部門優勝!
  • sogoyusyo表彰台で藤野㊧と佐藤がガッツポーズ
  • nakamurakaramiwaリレーでは確実にバトンをつないだ
  • pasyu-tokyougi最後は攻めて滑ったパシュート
  • pasyitohyosyosiki最終種目も優勝!(左から佐藤、大竹、三輪)
  • winningrun笑顔のウィニングラン
  • dentou1年間部を引っ張ってきた藤野主将
  • yonen14年の3人は笑顔で最後のインカレを終えた
 

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2017-06-267 R

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