テニス

【テニス】全日本学生テニス選手権大会  男女シングルス3回戦 男子ダブルス2回戦

全日本学生テニス選手権大会
2016年8月10日(木)
岐阜メモリアルセンター

男女シングルスにそれぞれ1名の選手が勝ち残った2回戦。昨年インカレベスト8の太田悠介(経4)と初出場の下地奈奈(社3)だ。しかし、ベスト16の壁が2人に立ちはだかった。男子ダブルス2回戦も行われた。法大男子テニス部からは本戦に出場している3ペアすべてが3回戦にコマを進めた。

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接戦するも惜しくも敗れた太田

試合結果

男子シングルス3回戦

勝敗選手名(学部・学年)スコア対戦相手
太田悠介(経4) (2)6-7,6-0,5-7 小林雅哉(早大)

男子ダブルス2回戦

勝敗選手名(学部・学年)スコア対戦相手
太田悠介・前崎直哉(経3) 7-6(5),6-2 松本樹・長谷川聡(近大)
寒川雄太(スポ4)・鈴木保貴(スポ2)  6-1,6-4   平田龍一・木隆(松山大
○  小見山僚(スポ3)・楠原悠介(経2)   2-6,6-3,10-7  町田亮・木元風哉(早大)
※ファイナルセットはスーパータイブレーク制。

女子シングルス3回戦

勝敗選手名(学部・学年)スコア対戦相手

下地奈奈(社2) 3-6,2-6 鎌田琴衣(関大)
 

戦評

男子シングルス

午前9時。太田は黙々とラケットを振っていた。昨年のインカレ準々決勝(詳細)と同じ対戦カードとなった今日の一戦。小林雅哉(早大)は太田に勝利したのち、インカレ王者としてその名をとどろかせた。今年はどちらに軍配が上がるのか。試合は太田のサーブから始まった。太田の打ったサーブは目にもとまらぬ速さでコートを切り裂いた。しかし、さすがは王者・小林、テクニックで応戦。4ゲームは互いにキープ、第5ゲームからは6連続ブレイクと、シーソーゲームとなった。第11ゲームを太田がキープし、6-5。4連続ポイントで太田がファーストセットをとるかと思われたが、それを上回る5連続ポイントで小林が第12ゲームを制し6-6。タイブレークへ。太田は低めに集められるボールや前後左右に大きく走らされるショットなどに苦戦し、2-7。ファーストセットを落とした。続くセカンドセット。小林の足が止まった。長らくコートから離れると両足にテーピングを巻いた状態で再び登場。以前から痛めていた足のけがの影響が大きく、セカンドセットは6-0という圧倒的なスコアで太田のものに。勝負はファイナルセットへ。完全に流れに乗っている太田。隣のコートにとんだボールまで拾うスーパープレーも飛び出した。セカンドセットの流れのまま試合が終わると思われた。しかし、セカンドセットは嵐の前の静けさだった。ゲームカウント5-4。勝利まであと1ゲームのところまで迫った太田にプレッシャーがかかる一方、終盤になるにつれ集中力が高まる小林。太田の動きを見極め、正確なコースへ打ち込むテニスで小林が4ゲーム連取。5-7で試合が終わった。1打の重みを知る試合となった。IMG 9294 R

 

男子ダブルス

最初に登場したのは小見山僚(スポ3)・楠原悠介(経2)ペア。ファーストセットは序盤は互いにキープが続く展開だったが、第6ゲームに小見山がミスを連発してブレイクを許すとそれを返せないまま第8ゲームをデュースの末に落としこのセットを奪われた。  セカンドセットは相手ペアのサービスから始まったが、ここから反撃が始まる。小見山のリターンエースでポイントを取ると楠原も絶妙なショットで突き放す。このゲームをブレイクすると勢いに乗った。第4ゲームを返されるも次のゲームで相手のミスもありすぐにブレイク。優勢なまま試合が進み第9ゲームは楠原の見事なボレーで沈めセットカウントを五分に戻った。  スーパータイブレイク制のファイナルセット。サービスエースや楠原のボレーで試合を有利に進め、中盤には5連続ポイントで決定づけた。マッチポイントから相手ペアの反撃に合うもなんとか凌ぎ10-7でゲームセット。見事3回戦進出を果たした。

 第3シードで出場する、寒川雄太(スポ4)・鈴木保貴(スポ2)ペア。最初のゲームでいきなりブレイクすると第4ゲームから4ゲームを連取しファーストセットを奪った。  セカンドセットは相手の反撃に合いいきなりブレイクを許すも第2ゲームですぐにブレイクバック。その後は互いにキープを続ける一進一退の攻防が続くも、第10ゲームでは寒川のリターンエースが決まるなど、リードすると最後は相手のダブルフォルトでブレイクに成功。ストレート勝ちを収めた。

 太田悠介・前崎直哉(経3)ペアもいきなりブレイクを許す苦しい展開で試合が始まった。第8ゲームでブレイクを返すと互いにキープが続きファーストセットはタイブレイクまでもつれた。タイブレイクも互いにポイントを取るも最後は前崎の変化をつけたサーブで相手ペアのミスを誘いこのセットの奪取に成功した。  このままの勢いでセカンドセットは進んだ。太田の力強いストロークと前崎の効果的なボレーで相手ペアを圧倒した。第1ゲームでブレイクすると、第3ゲームもリターンエースでブレイク。第4ゲームはブレイクバックを許しそうになるも長いデュースを制し、なんとかキープした。その後は互いにキープを重ね、第8ゲームは前崎のサーブに相手ペアは太刀打ち出来ずに奪取し、この試合に勝利した。


女子シングルス

昨日(2回戦)、2番シード相手に大金星を挙げ、法大女子テニス部の中で唯一の3回戦進出を決めた下地奈奈(社2)。狙い通りのコースに球を打ち、相手がミスをするまでラリーで粘るプレースタイルの下地だが、今試合は「自分のプレーができなかった」と振り返った。下地が仕掛ける前に鎌田琴衣(関大)が鋭いショットで畳みかける。必死に球を追いかけ相手コートへ返すも、打ち上げたボールをスマッシュで返され、得点を許してしまう。相手の勢いあるプレーに押され、アウトやネットなどのミスも多く見られた。ファーストセット3-6、セカンドセット2-6で試合終了。下地の初めてのインカレは3回戦で幕を閉じた。

(高野茜・渡辺拓海)

選手コメント

下地奈奈(社2)

ー今日の試合を振り返って
最後まで自分のプレーが思い切りできなくて、相手にずっと主導権握られてしまいました。自分から仕掛けるポイントが少なかったと思います。

 ー下地選手ご自身が思う「自分のプレー」とは
ミスが少ないことですかね。両手打ちでリーチもない分、相手に振り回されやすいので自分からクロスやストレートでコースを変えて攻撃していくパターンがベストだなって思っています。でも今日はそれをずっと相手に先にやられてしまいました。自分でポイントを取りに行くことができなかったな、と思います。  

ー昨日の試合(2回戦)について
相手は4年生で、プレッシャーもきっとあって不調だったみたいです。でも自分は自分のテニスをやろうと思いました。何か変わったことをしたってことはなかったです。  

ー初めてのインカレで3回戦まで進出しました
去年の春関(関東学生トーナメント選手権)も夏関()もシングルス本戦に上がれなかったことが自分的にはやっぱり悔しくて。インカレにも出たかったんですけど九州から来た自分は関東のレベルに苦戦していました。新進()の本戦に出れたことがきっかけで自信がつきました。大学に入ってから自分のプレーが変わってきて、それが新進で発揮できて今年の春関にもいい感じで臨めました。それでインカレにも出ることができました。初めてのインカレでのチャレンジする気持ちを忘れずに来年も再来年もやっていこうと思います。  

ー高校と大学のプレースタイルの違いは
高校生の時は相手ではなくずっと自分と戦っていました。自分に勝てなくて。ミスをしても「自分が悪いんだ…」って考えてしまったり。自分のことしか考えることができませんでした。でも大学生になって周りが見えるようになって、「相手はこう考えているんだろうな」って考えられるようになりました。自分のテニスも「もっとこうした方がいいのかな」って考えられるようになりました。大学生になっていろいろな人と試合ができるようになったことが大きいと思います。自分は沖縄にいたので他県に行かないと他の人と練習できないっていう環境でした。でもここ(法政)にいたら他の大学の人とも対抗戦ができて自分のプレーが変わったと思います。大学でテニスするなら関東の強いところでやりたいと思っていました。自分なりに強くなりたいです。  

ー来年インカレに出ることができたら目標は
今年がベスト32だったので来年はベスト16で(笑)。今年も予選突破ができるとは思っていなかったんですよ。2試合勝たないと予選突破できないので。運が良かったのもあると思います。予選突破が今年のインカレの目標だったので目標達成できて嬉しいです。

 ー次戦に向けて
夏関は本戦に上がれなかったので次はリーグ戦です。2部昇格します。頼れる4年生がたくさんいて、その4年生との最後のリーグなので頑張りたいです。今、メンバーもそろっててすごくいいチームなのでチャンスの年だと思っています。みんなで2部昇格したいです。

 

フォトギャラリー

    • IMG 9355 R接戦するも惜しくも敗れた太田
    • IMG 9594 R下地は今や女子テニス部の重要な戦力だ
    • IMG 9674800 R追い上げを見せ、逆転勝利を収めた小見山(左)・楠原ペア
    • IMG 9734 R大きな声で流れを引き寄せる(太田㊧・前崎)


 

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