フェンシング

【フェンシング】関東学生リーグ戦1・2日目 男女フルーレ昨年の無念を晴らしアベック優勝! 王座へ

2016関東学生フェンシングリーグ戦
2016年5月17日(火)、5月18日(水)
駒沢オリンピック公園体育館

関東学生リーグ戦が始まった。1.2日目は男子・女子フルーレ団体戦の試合が行われ、新体制チームは強豪がひしめき合う中、男女共に優勝を果たした。

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剣技で相手を圧倒する大石

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
 男子団体フルーレ  大石利樹(法4)、坂田将倫(文4)、野口凌平(営2)、西藤俊哉(法1)、敷根崇裕(法1)  ◯45-16日体大、◯45-26慶大、◯45-31早大、◯45-15中大、◯日大45-27  優勝
 女子団体フルーレ 真田玲菜(キャ4)、柳岡はるか(法4)、緒方渚(国文4)、緒方実奈海(法2)、梅津春香(国文1)  ◯45-34日大、◯45-22早大、◯45-21日女体大、◯45-16日体大、◯45-43専大  優勝
 

男子フルーレ戦評

男子フルーレ団体戦では大石利樹(法4)、坂田将倫(文4)、野口凌平(営2)、西藤俊哉(法1)、敷根崇裕(法1)がメンバーとして試合に出場。

初戦の相手は日体大。1回り目を任されたのは大石だ。貫禄ともいうべき安定感抜群のプレーで先制点をもぎ取ると、立て続けにポイントを連取。4回り目時点で20-10と点差を付けると、大石、野口、坂田が相手に隙を見せない動きで失点を抑えながら得点を量産。45—16の大差で白星スタートに躍り出る。続く慶大戦では緒戦苦戦を強いられる。1.2回り目をマイナスで終えた法大陣。6—10で野口にバトンを渡すと8ポイント連取し巻き返しに成功する。勢いのついた彼らは、その後落ち着いた試合運びで難なく相手を引き離し勝利を決めた。

IMG 29481年生ながらも活躍した敷根崇裕

2日目に入ると早大との試合が待ち構えていた。3回り目を迎えて10-8と優勢ではありながらもうまく得点差を広げられない状況に対し、1年生の敷根崇が5連取を挙げる活躍を見せリードを広げる。勢いに乗ろうと続く1年生の西藤も尽力するも相手のペースに吞まれて20—19と追随を許してしまう。しかしその後はうまく相手を抑え込み45—31で勝利。中大戦では圧倒的な力で相手を翻弄し、野口は3回とも1ポイントも譲らないプレーを魅せ45—15と快勝する。

最後の試合は昨年の関東学生リーグで惜敗を喫した日大と相まみえる。1回り目から確実にポイントを稼いでいき25—13へ。6回り目で相手に点差を縮められはしたものの、1年生の西藤、敷根崇の活躍と、最後は主将の大石が締め45—27。昨年度の覇者にリベンジを果たした。

IMG 3576優勝が決まり笑顔満点の大石主将

「リーグ優勝は最低条件」。下級生が多く在籍する男子フルーレ団体だが、個々の能力が高く粒ぞろいだ。1年生の西藤は昨年行われた全日本選手権大会で高校生ながら2位に輝き、敷根崇は先月行われた世界ジュニアカデ選手権大会の個人戦で優勝を収めた大型新人達。現時点でもレベルの高い彼らだが、さらなる高みを目指して日々成長を続けていく。まずは王座。優勝を目指し邁進していく。(和多慎之介)

女子フルーレ戦評 

 目標とする5冠に向け、女子フルーレの最初の戦いが幕を開けた。

大会1日目、初戦の相手は日大。第1セットを5-1で終え、幸先よくスタートを切ったかのように思われたが、第2セットで柳岡はるか(法4)が6連続得点を許しここから戦況はきっ抗する。しかし、最後回りを担う柳岡が14得点を自らの剣で取り返し、勝利を決めた。続く早大戦は1年の梅津春香(国文1)が初出場。ルーキーの堂々のプレーもあり、終始主導権を握り続け圧勝した。

IMG 2904最後周りを託された柳岡

日をまたいだ2日目。第3戦の日女体大戦、第4戦の日体大戦ともにテンポよく法大ペースで試合を展開し、相手をロースコアに抑え勝利。5人の選手でチームを編成しながらも盤石の戦いぶりを見せ、チームの好調さをうかがわせた。

迎えた最終戦は、昨年1点差で敗れ優勝を逃した専大との戦いとなった。序盤は一進一退の展開に。だが、第3セットで緒方実奈海(法2)が専大のエース安部夏帆に8連続得点を決められ一気に突き放されてしまう。この苦しい場面で立ち上がったのはキャプテンの真田玲菜(キャ4)。「ここで取りにいかないとだめだ」と積極的な姿勢で攻め続け、第4セットだけで11得点の活躍でチームを鼓舞。すると第7セット、先ほど大崩れしてしまった緒方実も冷静に相手を見極め、コーチも納得の好プレーを連発。徐々に得点を離し39-29と10点差がついた最終セット。相手の連続得点で2点差まで追い詰められたものの、じっくりと時間を使いながら残り5秒で最後の得点を決め、昨年のリベンジに成功。またこの瞬間、今大会の目標としていた全勝での優勝が決まった。

IMG 3536メンバー全員で喜ぶ女子フルーレ陣

層の厚さとそれぞれの力を存分に発揮し、優勝を掴んだ今大会。昨年は準優勝に終わった王座決定戦でも圧倒的なチーム力を見せつけタイトルを掴むことだろう。(向井知優)

選手コメント

大石利樹

ー今日の試合を振り返ってみて
今までの男子フルーレは優勝を目標にしてきたんですけど、昨年よりもメンバーが強くなっている分、リーグ優勝は最低条件という形になっていますね。その中で勝ち方・得点を意識していましたね。

 

ー男子・女子フルーレ団体共に優勝しましたが
男子だけとか女子だけより、男女が優勝する方が他の種目にも勢いが与えられると思いますし、気持ちがいいです。いいことだと思いますね。


ープレー中に意識していたことはありますか
自分が点を取られて精神面でぐらついちゃうと、強いといっても一年生に影響を与えてしまうので、点を取られても全く動じない様に意識しました。


ー最後回りとしてどのような体制で臨みましたか
最後の5点分を自分が取るまで相手に絶対取らせないことを意識しました。次の試合に勝った勢いを持ち運ぶためにも5本勝負に勝つことを意識しています。


ー今リーグ戦で危ない試合がなかったように見えましたが
うちの絶対的エースの野口君がどんな場面でも逆転してくれるので。たとえ誰が点を取られたとしても残りの二人がどっしりと構えていて、早大に捲くられたときも焦ることなくプレーできました。


ー調子はどうでしたか
良くもなく悪くもなくですね。団体としての勢いもあって、アタックとか要所要所でいい技を決めることができたので、結果的にはいい形で終われたと思いますね。


ー1年生の西藤選手、敷根選手の活躍はどうでしたか
敷根崇裕のほうは抜群に活躍していましたけど、西藤君が点を取られてしまうと焦ってしまうところとかありましたね。(笑)


ーフェンシングで一番大事なことは
原点に戻っても、いかに相手に点を与えないで得点するかだと思います。今回の団体戦では勝つのは絶対ですけど、失点をどれだけ抑えられるかですね。


ー王座に向けて
優勝を目指します。

真田玲菜

—優勝おめでとうございます。今のお気持ちはいかがですか
正直すごくほっとしています。とてもうれしいです。優勝するのはもちろんなんですけど、全勝して優勝することが目標だったので良かったと思います。


—大会を振り返って
全て勝ったんですけど、まだまだ個人としての技術も団体としてのチーム力も上を目指せると思いますし、もうすぐ王座があるんですけどそれに向けて調整していきたいと思います。


—昨年敗れた専大へのリベンジを果たしましたね
メンバーが変わっていたのでそこまで重くは考えてなかったですけど、でもやっぱり毎回競る相手だし、全勝がかかった最後の試合ということもあったので、勝ちたい気持ちは強かったです。


—専大戦は苦しい場面で真田選手の活躍がありました
「ここで取りに行かないとダメだ」というのは自分で分かっていたので、とにかく前に前に攻めていたら結構点も取れていました。それでそのままの感じでやっていこうかなと思いました。


—今大会は5人でのメンバー編成でしたが
5人全員強いので、誰を出そうかというのは当日まで悩んでいました(笑)。でも誰が出ても大丈夫だろうという自信があったので、みんなに任せて出てもらいました。これからもみんなで切磋琢磨しながら成長していきたいと思います。


—下級生の選手の活躍も随所に光りましたが
去年も頼もしかったですけど、今年は梅津も入ってさらに頼もしくて、私もすごく試合がしやすいですね。


—王座決定戦に向けて
王座も優勝できるように頑張っていきたいと思います。

フォトギャラリー

  • IMG 2663随所で活躍を見せた坂田
  • IMG 2940期待の新人西藤
  • IMG 2942勝利に貢献した敷根崇
  • IMG 2818力を発揮する梅津
  • IMG 3382存在感を出した緒方実
  • IMG 3400チームを率いる真田
  • IMG 3256確実に点を稼ぐ野口
  • IMG 2844好プレーを魅せた緒方渚
 

 

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