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【フェンシング】全日本フェンシング選手権大会(団体戦)2日目 ~男子フルーレ&女子サーブル~ 男子フルーレが見事優勝!今季5冠達成‼女子サーブルは笑顔の準優勝!

全日本フェンシング選手権大会
2016年12月24日(土)
伊予三島運動公園体育館

2日目は男子フルーレと女子サーブルが行われた。男子フルーレは、準決勝までは余裕すら感じる貫禄の試合運びで他を圧倒。決勝では警視庁と対戦し、後半に追い上げられはしたものの勝利を挙げた。この結果男子フルーレは今季の団体戦タイトルを総なめ。5冠を達成した。一方、女子サーブルは決勝戦でJOCエリートアカデミーに敗れはしたものの、嬉しい準優勝となった。

IMG 7413 Re5冠へとチームを導いた大石

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
 男子フルーレ団体 大石利樹(法4) 、野口凌平(営2)、西藤俊哉(法1)、敷根崇裕(法1)

準決勝○45-28日大
決勝○45-41警視庁

優勝
 女子サーブル団体 福島史帆実(法3)、服部妃冬未(法1)、真田玲菜(キャ4) 

 準決勝○45-30専大
決勝×20-45JOCエリートアカデミー

 準優勝
 

男子フルーレ戦評 

 男子フルーレ団体は大石利樹(法4)、西藤俊哉(法1)、野口凌平(営2)、敷根崇裕(法1)が出場した。1回戦の秋田北鷹高校戦では圧倒的な強さを見せて勝利。続く2回戦、大分クラブ戦でも危なげなく勝利し準々決勝に駒を進めた。

 準々決勝では和歌山クラブと対戦。この日3試合目となったが、疲れは全く見えなった。豊富なバリエーションの技を見せ、ポイントを重ねていく。この試合も勝利し、ベスト4が確定。頂点まであと2つとした。

 続く準決勝、相手は日大。序盤、中盤と安定した戦いでポイントを奪い、大差をつけたが、終盤に相手の連続ポイントを許してしまう場面も見られた。いやな流れになりかけたが、最後は敷根が圧巻の技を見せ、45-28で勝利。順調に決勝へと進む。

 迎えた決勝は警視庁との対戦となった。ここまで安定した戦いを見せてきた法大であったが舞台は決勝、簡単に圧勝とはいかない。最後回りの敷根がピストに上がるときのスコアは40-37と法大のリードはわずかに3点。決勝まで圧倒的な強さを見せて勝ち進んできた法大にとっては唯一の「接戦」であった。決勝戦、接戦という状況のなかでも敷根は恐れることなく、平常心で相手に向かっていく。点差を詰められても引き離し、勝利へ向けてと着実にポイントを奪い取っていった。そして最後は華麗なアタックで勝利を決めると、ガッツポーズ。法大が男子フルーレ団体を見事に制した。

 今季を最高の形で締めくくることができた男子フルーレ。1、2年生の活躍も目立ち、法大の強さはこれからも磐石だと言えるだろう。(増田卓巳)

女子サーブル戦評

 この種目シードの法大は2回戦からの登場。全日本フェンシング選手権を制した福島史帆実(法3)、真田玲菜(キャ4)服部妃冬未(法1)、が出場した。

 初戦となった2回戦。初戦独特の緊張などは見られず、順調にポイントを重ねて、見事勝利を飾る。

 上々の立ち上がりに見えたが、準々決勝の対日体大では苦戦を強いられることになる。1人目の福島が勝利し、良い滑り出しだったが、そこからは相手に得点を許し常にリードされる展開に。しかしここで諦めないのが法大の選手たち。粘りの戦いを見せ、それ以上得点が開くことを許さない。「逆転勝利へ」、勝利のバトンは福島につながれた。ビハインドでピストに上がった福島だったが破竹の勢いで得点を奪っていく。1点、2点と得点を重ねその差を詰めていく。しかし、相手もやられてばかりではない。迫る福島を交わし、勝利目前のところまでたどり着く。このピンチにでも福島は落ち着いていた。連続ポイントを奪って見事に逆転、スコアは45-44。劇的な勝利で準決勝に進出する。

IMG 6752 Re一本勝負を制し、笑顔の福島

 続く準決勝の専大戦、序盤にリードを許す場面もあったが、すかさず逆転し、その差を広げる。結局45-30の大差で勝利し、決勝戦に進んだ。

 決勝戦の相手はエリートアカデミー。準々決勝、準決勝からの良い流れで勝ちたいところだったが序盤から追う展開に。苦戦を強いられる中、終盤に法大の選手陣は粘りを見せるものの敗戦。しかし、堂々たる戦いぶりを見せ、女子サーブル団体準優勝という輝かしい結果となった。

 優勝こそ逃したものの、選手たちの目に涙はなかった。福島・服部はチームに残り、さらなる高みを目指すこととなるだろう。来季こそ優勝へ。彼女たちはすでに、来季の戦いしか見ていない。(増田卓巳)

 

選手コメント

大石利貴

―優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

―今のお気持ちは
本当に嬉しいですね。全日本選手権というタイトルというのは学生のものより価値があるものなので。

―今日を振り返って
決勝までは淡々と自分たちの仕事をこなして勝っていけたので良かったです。

―決勝までは余裕すら感じる試合展開でした
そうですね。

―5冠に対して意識は
決勝でも点差を詰められたりしていて。どんな相手でも、自分達が気を抜いたら負けることも考えられたので。とにかくしっかりと一人一人が確実に点を取っていこうと思いました。

―自信はありましたか
そりゃもう。愛媛まで優勝しに来たので。

―主軸となった1年生2人について
(西藤)俊哉は馬鹿ですけど、しっかりと仕事はやってくれたので。前回までは猪突猛進の馬鹿だったんですけど、今回からはただの馬鹿に(笑)。(敷根)崇裕は本当に末っ子なので。けどまあ最後は締めてくれたので。できる末っ子ですね!

―下級生の多いチームでした
大変です。彼らはただ試合をして勝てばいいじゃないですか。僕はやっぱり周りを見たりとか。彼らが見えてないミスをしそうなところで、彼らが気づかないようにさりげなくサポートして。本当大変でした。
野口:(横から小声で)してないよ(笑)。

―このメンバーで挑む団体戦は最後となりました
結果的に見れば楽しかったです。

―全日本個人戦について
本当だったら4強に残りたかったです。でも個人戦で4強に残る選手が二人いるというのはすごく強いチームだと思いますし、まだ1年生でこれからもっと伸びて学生同士決勝とかになったりするかもしれないですよね。まあ僕が阻止しますけど(笑)。

―来季のフルーレチームについて
今年よりもすごく自由なチームになると思います。まとめる人がいないので。そこはまあブレイン野口がなんとかしてくれるかと思います。お互いの個性がぶつかりあって、いいチームになってくれればと。

―今後は
続けます。来年からは敵チームで、打倒法政なので。

―個人として今後の抱負をお願いします
やっぱり全日本タイトルを取れるようにして、またワールドカップグランプリなどの海外の大会でも勝てるように頑張っていきたいです。

 

 福島史帆実

 ―今日の試合を振りかえって
このメンバーで最後まで戦い抜くことができてよかったと思います。

―準々決勝(対日体大)では追い込まれた状況から見事に逆転しました。逆転できると思ってピストに上がりましたか
はい。同じ相手にインカレでも逆転したので今回も絶対に行けると思って戦いました。

―準決勝でも好調でしたが
しっかりと集中して戦うことができてよかったと思います。

―決勝戦は敗れてしまったが、結果をどのように捉えるか
相手も強かったですけど、私個人としてはもう少し点を取ることができればよかったかな、と思っています。頑張りました。

―決勝戦を終えての今後の課題
勝ちたいという気持ちが先行し、それがプレーに出てしまいました。どんな時でも落ち着いてプレーができるように心がけてがんばっていこうと思います。

―来年に向けてのひとこと
来年、まだ一年あるので、インカレも全日本も個人団体ともに優勝を目指していきたいと思います。

―来年は主将になられるとのことですが
他の種目もしっかりと勝ち上がっていけるように、他の種目のサポートをしていきたいです。

―自分とチーム両方みることになるが現段階で視野を広げることを意識していますか
視野を広げていますが、そんなに今までと変わらないと思うのでみんなと頑張っていきたいです。
 

フォトギャラリー

  • IMG 7413 Re5冠へとチームを導いた大石
  • IMG 7236 Re優勝を決めた敷根
  • IMG 7058 Re西藤はチームを盛り上げる選手
  • IMG 7520 Re表彰式後のフルーレメンバー
  • IMG 6703 Re拳を握る福島
  • IMG 6918 Reフルーレに続き出場となった真田
  • IMG 6468 Re成長著しい服部から目が離せない
  • IMG 7525 Re笑顔の準優勝となった
 

 

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