フェンシング

【フェンシング】関東学生リーグ戦 男女フルーレ 男子は圧巻のリーグ連覇!女子はまさかの4位…王座出場逃す

関東学生リーグ戦
2017年5月11日(木)、12日(金)
駒沢オリンピック公園体育館

法大が誇る最強剣士たちの戦いが始まった。初日、2日目には男女フルーレが行われ、昨年団体戦5冠を達成した男子フルーレは圧倒的な力で全勝。6月に行われる王座決定戦への出場権を手にした。一方女子は苦しい展開の試合が続くなか、3敗を喫した。さらなる成長に向け、課題が見つかる大会となった。

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圧倒的な力を見せつけ、優勝を果たした

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
男子フルーレ 野口凌平(営3)、西藤俊哉(法2)、敷根崇裕(法2)、鈴村健太(法1) ○45-20拓大 ○45-30中大 ○45-16日大 ○45-35慶大 ○45-26早大 優勝
女子フルーレ 伊藤理那(文4)、緒方実奈海(法3)、梅津春香(国文2)、高田真帆(法1)

○45-27慶大 ●39-45専大 ○45-40日女体大 ●38-41日体大 ●38-45日大

4位

男子フルーレ戦評

 昨年は団体戦全タイトルを獲得した男子フルーレ。今大会には野口、西藤、敷根、鈴村が出場した。
 
 リーグ戦1日目。初戦の相手は拓大。一回り目の野口は相手に1点も許さず、続く西藤にバトンを渡すなど終始安定した「王者」らしい戦いだった。

 続く2回戦では中大と対戦。一度もリードされず圧勝。3番手で出場したルーキー鈴村が1周目では相手に1点も許さないなど圧巻の試合運びで1日目を終える。

 リーグ戦2日目。昨日3連勝と波に乗る法大はこの日日大、慶大、早大と対戦した。初戦の相手は日大。一周目、相手にリードを許す場面もあったが逆転するとその後はリードを広げる。終わってみれば45-16と大差をつけて圧勝。

 2戦目は慶大。一時、逆転を許す場面もあったものの、すぐに取り返しリードを奪う。その後も安定した戦いで得点を重ね、45-35で見事この試合を制した。
 3戦目は早大。この試合は終始相手に流れを渡さなかった。一周目、敷根が勝利すると、続く選手たちも連勝しリードを許さず。45-26で勝利した。

 全日本制覇メンバーが3人残留している男子フルーレ。今年、そこに大型ルーキー鈴村が加入したことによりさらなる火力を得た彼らは、今大会では全く隙を見せることなく優勝を決めた。今年も目指すは当然「5冠」。2年連続となるグランドスラムに向け、視界は良好だ。(京岡沙寿乃・増田卓巳・阿部暁野)

女子フルーレ戦評

 昨年のこの大会を制し、団体4冠を達成した女子フルーレ。しかし柳岡はるか(28年度卒)、真田玲菜(28年度卒)、緒方渚(28年度卒)らが抜け、メンバーは大きく入れ替わった。今大会ではには伊藤、緒方、梅津、高田の4人が出場。3敗を喫し、王座出場権獲得とはならなかった。

 初戦の相手は慶大。立ち上がりこそリードを許すも、緒方の連取で一気に波に乗ると、そこからは相手を突き放す。45‐27で勝利を挙げた。続く相手は全日本個人覇者の菊池小巻を擁する専大。一時は6-13とリードを許すも、3回り目の梅津が6連取で流れをつくり、そこからは一進一退の攻防に。37-36、1点リードの場面で最後回りを任されたのは緒方。相手は菊池。お互い一歩も引かず39-38となり、このまま一本勝負まで行くかと思われたが、そこからまさかの7連取。39‐45で惜敗を喫した。

 大会2日目。相手は日女体大。序盤こそリードする展開となるも、中から徐々に相手に連取を許し、点差が詰まっていく。またも1点リードで迎えた最後回りでは、緒方が怒涛の攻撃で6連取。45-40で2勝目を挙げた。
 
 続く日体大戦ではまたも惜敗を喫し、迎えた最終戦の相手は日大。柳岡、緒方が5-4、10-7と順当に勝ち越してつなぐと、ルーキー高田は逆転を許すも相手に喰らいつき、またも試合は僅差で進んでいく。今度こそ接戦をものにしたい法大だったが、「疲れも見えていた」という伊藤の言葉通り、最後は相手に連取から振り切られ、38‐45で試合を終えた。

 2勝3敗。彼女たちもこの結果に満足はできないだろう。課題は「チーム力」。今後いかにしてさらにチームとしてまとまり、全員で戦うことができるか。チームの今後は王座を逃し、関東インカレまでにどれほどチームとして立て直すことができるかにかかっているだろう。彼女たちの「チーム」がここから始まっていく。(阿部暁野)

選手コメント

野口凌平(男子フルーレ)

―この2日間を振り返って
みんな時差ボケなどでコンディションが悪い中、全部の試合勝ててよかったです。

―全勝という形でしたが
今のメンバーから見て全勝するのは当たり前という気持ちで臨んでいるので、足元だけすくわれないように勝てたというのはよかったと思います。

―主将としてリーグ戦にむけてやってきたことはありますか
実力のある選手が多いので、一人一人が自分の役割をできるような環境作りをしてきました。

―今後にむけて
今回タイトル一つ取れました。男子フルーレは去年すべて制覇してるんで、王座も取って5冠達成したいです。

伊藤理那(女子フルーレ)

―2日間を振り返って
緒方と梅津が去年に続いてずっと出てくれていて、新しく入った高田真帆も1年生ながらに活躍してくれました。実力的には全然いい試合ができたと思うので、あとはチーム力の問題だったかなと思っています。

―結果としては3敗という結果でした
初日の専大戦はチームとしてもいい展開で回せないということがありました。そこが次の課題だと思っています。今日やった2試合、特に最後の日大戦はずっと同じメンバーでやってきていて、疲れもあるのかなという場面がありましたし、チームとして機能していないところもあったと思うので、そこも反省点ですね。

―フルーレの今年のテーマやスローガンはありますか
去年いた先輩が生一気に4人抜けて、また新しいチームとして作っています。去年のように常に勝つという意気込みではなく、一試合一試合を大事にやって、丁寧にやっていこうというのが目標です。

―主将としてどのようなことを考えてチームを作っていますか
私は実力的にはほかのメンバーより高いというわけではないので、チーム4人全員が同じ立場でやれるのがいいなと思っています。

―次の関東インカレまで時間が空きますが
今回も試合の内容としてはそこまで悪いというものではなくて、それでどうして負けたかというのを皆で話し合って改善できたらと思っています。

―次に向けて
また今回のように厳しい場面も出てくると思うんですが、そこをチーム4人で一丸となって乗り切れるように頑張りたいと思います。

フォトギャラリー

  • IMG 4855 Re圧倒的な力を見せつけ、優勝を果たした
  • IMG 4608 Re男子フルーレを引っ張る野口
  • IMG 4833 Re敷根は今年もチームの核となる
  • IMG 4816 Re西藤の安定感は大会を追うごとに増していくばかりだ
  • DSC 0487 Re鈴村の加入がさらに法大の隙を埋める
  • IMG 4903 Re試合に臨む女子フルーレ
  • IMG 4461 Re2年目の梅津に大きな期待がかかる
  • IMG 4861 Reルーキー高田の存在感が光った
 

 

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