フェンシング

【フェンシング】全日本学生選手権 団体戦 女子エペが笑顔の優勝!男子フルーレは今季4冠目!!

全日本学生選手権団体戦
2017年11月16日~18日
駒澤オリンピック公園屋内球技競技場

個人戦に引き続き行われた団体戦。男女3種目のうち、男子フルーレ、女子エペが優勝。男子フルーレは団体戦4冠目を飾り、残すは全日本団体のみとなった。

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試合後は全員で笑顔を見せた

試合結果

種目出場選手試合詳細順位
男子フルーレ 野口凌平(営3)、西藤俊哉(法2)、敷根崇裕(法2)、鈴村健太(法1)   2回戦〇45-9東学大 準々決勝〇45-28拓大 準決勝〇45-32日大 決勝〇45-32中大 優勝
女子フルーレ 

緒方実奈海(法3)、梅津春香(国文2)、高田真帆(法1)  

 1回戦〇45-8青学大 準々決勝●44-45慶大 ベスト8
男子サーブル  高橋優作(法4)、吉井想(営3)、柳嘉亮(文3)、佐藤篤志(営4)、栢木琢也(理工4)、大槻達哉(法4)  2回戦〇45-25関学大 準々決勝45-36朝日大 準決勝〇45-44日大 決勝●38-45中大 準優勝
女子エペ 富永恵美(法3)、村上久美(国文3)、前田友菜(文2)、新井ひより(営1) 1回戦〇45-33日女体大 準々決勝〇45-41同大 準決勝〇45-44明大 決勝〇45-38日大 優勝
男子エペ 中村豪(人4)、村山健太郎(デ工2)、川北信海(文2) 2回戦〇45-38朝日大 準々決勝〇45-35日体大 準決勝〇45-39早大 決勝●40-45中大  準優勝
女子サーブル  服部妃冬未(法2)、和田佳奈(文1)、高田真帆 1回戦〇45-37慶大 準々決勝●35-45朝日大   ベスト8
 

戦評 

男子フルーレは2回戦からの登場。東学大戦では、敷根章、鈴村、西藤、野口のメンバーで挑んだ。相手を圧倒するプレーの数々で圧勝。失点を10点以下に抑えての勝利だった。準々決勝の拓大戦は一回り目の鈴村が5-4と接戦だったが、続く西藤・野口がその点差を広げる。そこからは勢いに乗り45-28で勝利。準決勝では日大と対戦。二回り目の西藤が2失点に抑えるなど相手を圧倒する。相手の機械がアクシデント等によるトラブルで時間だけが過ぎていく場面があったものの、集中力が途切れそうな場面があったが最後は西藤がきっちりと45点目を突き、決勝へと駒を進めた。中大との決勝戦は終始法大のペースで試合を展開した。2回り目を終えた時点でのスコアは30-15。大量リードで迎える場面、ピストに上がったのは野口。相手に得点を許すも、リードを守りきり鈴村に回す。鈴村も安定した戦いを見せ、最後回りの西藤へ。相手に連続ポイントを許すなどしたが、落ち着いてポイントを重ね見事勝利。インカレの団体戦を制した。

女子フルーレは1回戦で青学大と対戦。45-8という完璧な試合運びで2回戦へ。しかしここから悪魔は始まっていた。隣のピストで行われていた朝日大と慶大の試合では、観客の予想を覆し、最後の一本勝負で慶大が勝利。2回戦ではこの勢いになった慶大と対戦することとなった。序盤はその勢いを封じ込めるほど点差を離しながらの試合展開だったが三回り目から形成が逆転する。40-37で最後の締めを任された緒方だったが、慶大応援の雰囲気徐々にペースをかき乱されまさかの逆転負け。インカレの団体戦を無念のベスト8で終えた。

男子サーブルは2回戦、3回戦を順調に突破し、迎えた準決勝では日大と対戦。一回り目の高橋が5連取で流れを作るも、そこから2セット目、3セット目はリードを許す展開に。4回り目の柳が喰らいつき、20-17でもう一度リードし、そこからは一進一退の攻防となる。40-39で最後回りを迎えると、高橋が42-44から3連取。強敵を準決勝で撃破した。そして迎えた決勝戦は中大との対戦となった。序盤こそはリードしていたものの、徐々に王者中大に流れを掴まれる。最後は38-45で敗北。団体準優勝となった。

女子エペは富永、村上、前田、新井の布陣で挑んだ。初戦の相手は日女体。一回り目、二人目の前田が逆転されるも、続く富永がすぐに取り返す。その後は点差を広げ45ー33でこの試合を制した。準々決勝は同大と対戦。この試合は中盤まで接戦となった。三回り目に入る時のスコアは30ー30。緊迫した状況でピストに上がった前田はリードを作って富永に回した。すると富永が一気に流れを引き寄せ、4点のリードを作って村上にバトンタッチ。最後は村上がしっかりと締め45ー41で勝利し準決勝に駒を進める。準決勝は明大と対戦。序盤はリードを許す展開となるも村上がすぐさま逆転に成功。その後接戦となり勝負の行方は最後回りを務める富永に託された。最後の一本までもつれる展開となったが、それを見事制し、45ー44で勝利。決勝へ進出した。決勝戦の相手は日大。二回り目を終えるまでは接戦となったが、三回り目で富永が一挙10点をあげるなどしセーフティーリードを奪う。最後回りの村上がそのリードを守って45ー38でこの試合を制し、女子エペ団体がインカレ優勝を果たした。

男子エペは準々決勝で日体大と対戦。一回り目から着実に一人ひとりが点差を離し、一度もリードされることなく圧勝した。準決勝では、団体メンバーにフルーレのナショナルチームに所属している松山恭助を加えた早大と対戦。一回り目で村山が1-2と中々点数が取れない中、バトンを受け取った中村が10-8と点を量産。その勢いに乗った川北も先に5点を先取した。三回り目では、先ほどまで点が取れなかったことが嘘のように点を取り始め、45-39で勝利した。決勝では中大と対戦。一回り目で村山が4失点。続く中村、川北は点を取るも、点差を縮めることができない。三回り目、26-34から中村が怒濤の攻撃で合計14得点を挙げたが、逆転することが出来なかった。

女子サーブルは福島史帆実(法4)、 高嶋理紗(国文1)が海外遠征で不在のため、服部、和田、高田の布陣で挑んだ。初戦は慶大と対戦。一回り目、2ー10と8点ビハインドでピストに上がったのは和田は嫌な流れを完全に絶ち切った。終始自分のペースで試合を展開すると、このセット一挙13点を挙げ逆転に成功する。二回り目先頭の高田もそのリードを守り服部に繋ぐと、服部はさらにその点差を広げた。その後は法大ペースで試合を展開し、40ー26で最後回りの服部がピストに上がる。相手に得点を許すもリードを守り切り、45ー37で試合を制した。準々決勝の相手は朝日大始序盤から苦しい試合を強いられた。一回り目を終えて5ー15と10点のリードを許す展開に。流れを変えるべく和田がピストに上がると14点を奪って19ー20と追い上げる。この流れで逆転したいところだったが相手に引き離され逆転はならず。35ー45でこの試合を落とし、準々決勝で姿を消した。

続く団体戦は12月に福井で行われる全日本選手権のみとなった。5冠を狙う男子フルーレ、連覇を狙う男子エペ、また、今大会大きく躍進した女子エペにも期待がかかる。(増田卓巳、京岡沙寿乃)

選手インタビュー

鈴村健太

-今日の試合を振り返って
今日は決勝戦一発だったので、最初から思いきってやろうと思って、それがいい方向に働いたのでよかったと思います。

-団体戦全体ではいかがでしょうか
今回は一番下(の学年)で出たので、特に上だから最後の試合というのもなく、気持ち的にはすごく楽に入れました。先輩が事前に怪我をしてしまって、その穴をみんなでどう防げるかが大事だと思っていたので、失点をなるべく減らして、その中で相手になるべくポイントを与えない戦いっていうのを目指して今回はチームで戦ったことが優勝につながったのがよかったと思います。

-団体として4冠目です。残るタイトルは全日本団体ですがそれについて
今年いい形でここまで勝ててきています。一番最後の締めが大変だと思うので締めまで緩みなくとれるようにしたいです。怪我だけが怖いので、それをみんなで無くせるような環境とかケアなどそういうところを含めて、最後の5冠まで取れるように頑張りたいと思います。

-全日本個人に向けて
昨年3位で負けてしまったので、今年は優勝を目指していきたいです。チャンスはあると思うので、優勝を目標に頑張っていきたいです。

富永恵美

-優勝おめでとうございます
ありがとうございます。

-今のお気持ちは
全員で掴んだ優勝だなと思います。本当に嬉しいです。

-今日の試合を振り返って
1回戦から全員がそれぞれの役割を全うして、点差が離れたり、追い詰められた場面もありましたがそれぞれが自信を失わずに、仲間を信頼してやった結果が最終的についてきたと思います。100点満点なら130点ですね。

-団体戦を通して個人的な課題などは見つかりましたか
明大戦の一発目に自分が出たのですが、その時に、0ー3と負けて回してしまいました。その時に相手を見すぎていました。そこだけが全試合の中で弱気になってしまった部分なので今度は100%出せるようにしたいなと思います。

-全日本団体に向けて
2年前に準優勝を取っているので、今年こそ絶対に優勝したいと思っています。

-今後に向けて
女子エペここからさらに強くなるので、応援よろしくお願いします。

 川北信海

-今日の試合を振り返って
優勝したかった、それだけですね。

-中大戦での悪かったところは
僕を含めてみんなが点を取ることができなくて。最後に少しは巻き返ししたんですけど最大の点差が10点開いていたんで逆転することが出来なかったですね。

-準優勝という結果については
良くはないですよね。リーグ戦と王座を優勝していたので、優勝できる実力のあるチームだったのでインカレで優勝できなかったのはすごく悔しいです。

-全日本団体では
(中村)豪さんがうちのチームではやはり大黒柱で、その豪さんが4年生で全日本が最後なのでやはり優勝したいです。

村山健太郎

―試合を振り返って
なんとも言えないですね。正直どの試合も僕のせいで負けたみたいなところがあるので。

―早大にはリベンジとなりました
早稲田の主要メンバーが一人抜けていて、なので行けるかなという気持ちはあったのですが、どうしても自分がうまく立ち回れなくて、チームに凄く迷惑をかけてしまったんですけど、自分ができなかった分、周りが凄く頑張ってくれたので、結果的には良かったのかなと思います。

―個人戦では準優勝でした
去年インカレは出ていなくて、初出場で2位で。決勝は先輩で負けはしたんですけど、満足はしています。

―全日本団体が残ります
今回凄く悔いの残る試合だったので、全日本までにいろいろ準備して、キャプテンに迷惑を掛けないうように頑張りたいです。

服部妃冬未

-今日試合を振り返って
まず慶応に勝ちたいというのが1つの目標だったので、勝てたことはすごく嬉しくて、朝日はチャレンジャー精神で3人とも向かっていけたのはよかったと思います。

-ベスト8という結果について
このメンバーでベスト8に入れたのはよかったかなと思います。

-福島選手、高嶋選手がいない中での戦いでした
二人がいない中であそこまで行けたのはよかったと思います。

-来年は引っ張る立場になると思いますが
不安なところもたくさんありますが、後輩に見せられるようになりたいなと思います。

-インカレ個人ではベスト16でした
個人戦で一勝するのがなかなかできていなかったのでトーナメントに入って一勝できたのがよかったです。

-全日本個人に向けて
今回の大会で反省したところをしっかり練習してできるようになって、チャレンジしていきたいです。

-全日本団体に向けて
メンバーが多分変わらないので、その中でどれだけ点数とれるかチャレンジしたいです。

フォトギャラリー

  • DSC 0780 Re試合後は全員で笑顔を見せた
  • PB161040 Re男子フルーレは4冠目を獲得
  • PB150316 Re女子エペ優勝の立役者となった村上
  • PB161062 Re女子フルーレは相手の流れを止めることができず
  • DSC 0020 Re女子サーブルは非常に若い構成でインカレに挑んだ
  • DSC 0194 Reプレーに沸く男子エペのベンチ
  • DSC 0736 Re決勝後の中村と、優勝に沸く相手チーム
  • PB150060 Re安定したプレーを見せた高橋
 

 

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