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【自転車】第57回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会 2日目 主将青野、鈴木康平が優勝し2冠!

第57回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会
2016年7月3日(日)
長野県松本市三才山 松本市美鈴湖自転車競技場

第57回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会も2日目となった。今日はほとんどの種目で決勝が行われるほか、1kmタイムトライアル、マディソンなど予選なしの種目も行なわれた。結果、スクラッチで青野将大(法4)主将が優勝。また、4kmインディヴィデュアル・パーシュートでは鈴木康平(スポ4)が念願の1位をつかみとった。1kmタイムトライアルでも、期待のかかっていた鈴木陸来(文2)が大会新記録を出し、3位表彰台入りと輝かしい戦績を収めた。

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全日本の舞台では初優勝となった主将青野

試合結果

1kmタイムトライアル 決勝

順位名前(学部・学年)タイム備考
3位 鈴木陸来(文2) 1'04"015 大会新記録
25位 高橋綜一郎(営2) 1'08"330  
27位 山本光洋(文1) 1'08"601  

タンデム・スプリント 5~8位決定戦

 順位名前(学部・学年)タイム備考
1組 1位 鈴木陸・高橋 11"47 5〜6位決定戦進出

タンデム・スプリント 5~6位決定戦

順位名前(学部・学年)タイム
5位 鈴木陸・高橋 11"10

スクラッチ 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
1位 青野将大(法4) 18'41"38
12位 木原孝明(文2)  
22位 白垣良祐(人3)  

ケイリン 1/2決勝

順位名前(学部・学年)備考
4位 菊山将志(人4) 7~12位決定戦進出

ケイリン 7~12位決定戦

順位名前(学部・学年)
12位 菊山

4kmインディヴィデュアル・パーシュート 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
1位 鈴木康平(スポ4) 4'44"563

マディソン 決勝

順位チーム名前(学部・学年)ポイント備考
7位 法政大学B 白垣・近藤翔馬(文1) 2pt  
10位 法政大学A 渡部将太(人2)・鈴木良(経2) 9pt -1ラップ
 

戦評

 曇り空のもと、第57回 全日本学生選手権トラック自転車競技大会(個人戦)2日目が行なわれた。2日目はまず1日目のポイントレース表彰式が行われ、2位の荒井が表彰された。大会2日目となる本日は、多くの種目の決勝が行われる。文部科学大臣杯 全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)前の最後の全日本規模の大会ということもあり、今大会の結果が重要となる。第56回東日本学生選手権トラック自転車競技大会(東日本)でスクラッチ優勝した青野将大(法4)は主将として最後の個人戦に挑む。また、同じく東日本で1kmタイムトライアルで優勝した鈴木陸来(文2)の好成績も期待された。

1kmタイムトライアル
 1kmタイムトライアルにまず出走したのは高橋綜一郎(営2)。雨が降りしきる中での走りとなった。タイムは1分8秒330。その後は山本光洋(文1)が1分8秒601というタイムを出す。法大勢として最後に現れたのは鈴木。タイムが出やすいバンクということもあり、1分4秒015という好タイムをたたき出す。実に大会新記録であったが、その後小原佑太(朝日大)、橋本壮史(中大)がそれぞれ1分3秒台と学連新記録を出すと3位に落ち込んでしまった。

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自己ベスト、大会新記録をたたき出した鈴木陸

タンデム・スプリント 5~8位決定戦
 1kmタイムトライアルを走った鈴木・高橋ペアがタンデム・スプリントの5位から8位決定戦に挑む。ともに走行するのは中大。中大がラスト2周半と早い時点でアタックをかけるが、息の合った走りでそれを追い抜き、見事5~6位決定戦進出を決めた。
5~6位決定戦
 5位をかけて対決するのは早大。5~8位決定戦でのレース結果を生かし、早い時点で鈴木・高橋がアタックすると早大はそれに追いつけず。見事な作戦で、同期ペアが5位をつかみとった。

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同期ペアにインカレも期待だ(㊧鈴木、高橋)

スクラッチ 決勝
 スクラッチ決勝のレースに名を連ねたのは、優勝が目されている主将青野、白垣良祐(人3)、東日本でも入賞を果たした木原孝明(文2)の3名だ。レースは15km、45周で行なわれる。予選でも落車があり、混戦が予想された。
 レースは序盤から比較的早いスピードで進んでいく。青野は集団の前方に位置していた。孫崎大樹(早大)が逃げ、それに反応した沼口竜馬(日大)がそれを追いかけるがすぐに集団に吸収される。その後も孫崎や兼本将太(日大)らが逃げを試みるが、集団がそれを許さない。逃げが発生するたびに集団のペースが上がっていく。残り20周をきり、レースも半分をすぎた時点で逃げがまた形成され、その影響で集団がばらけ始める。法大勢は逃げに乗ることはなく、集団内で様子をうかがっていた。残り10周をきっても逃げはできぬままレースは進行し、ラスト2kmで山下祥平(日体大)が逃げ、それに白垣が反応。それに加え、数名が2人を追いかけ、高橋優斗(中大)と浦田真成(朝日大)が集団の前方へ。ラスト1周で集団のペースが最高潮に達し、勝負はゴールスプリントに託された。ここで東日本覇者である青野が存在感を見せる。残り半周で見事な追い上げを見せ、脚力の違いを見せつけスプリント勝負を制し、全日本王者となった。

ケイリン1/2 決勝
 ケイリンには菊山将志(人4)が出走。3位以上が決勝へと進むことができる。菊山は早い時点でアタックをかけるも、4位と惜敗。7~12位決定戦に進出となった。
7~12位決定戦
 1本勝負で順位が決まる7~12位決定戦。上位2人以内に入り入賞を狙いたいところであったが、残り2周の時点でブルーバンド走行したことにより降格となってしまった菊山。結果、最後の個人戦を12位で終えるということになってしまった。

4kmインディヴィデュアル・パーシュート 決勝
 4kmインディヴィデュアル・パーシュート(個抜き)決勝には鈴木康平(スポ4)が優勝をかけて走る。昨日の予選では好タイムを出した鈴木。ともに走るのは真砂英作(明大)だ。予選時の自信のタイムよりは劣るものの、相手よりも早いペースでレースを進めていく鈴木。安定した走りで約10秒もの差をつけ、全日本覇者の名をわがものにした。

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優勝が決まり、雄たけびをあげた鈴木康

マディソン 決勝
 マディソンには法政大学Aチームとして渡部将太(人2)・鈴木良(経2)チームが、法政大学Bチームとして2年連続の出場となった白垣・近藤翔馬(文1)がエントリー。計19ものチームが出場するという、激戦となる可能性が高まった。優勝候補として挙がるのは、法大勢のほか佐々木眞也・片桐善也(日大A)や原井博斗・今村駿介(中大)チーム、黒枝咲哉・阿部将大(鹿屋体大A)チームか。
 レースは最初からハイペースで進む。マディソンチェンジオーバーの失敗なども影響し、法大Aチームは中々前方に位置することができず。ここで日大Bチームが落車するなど混乱が起きた隙を狙い、鹿屋体大Bチームがアタック。それに早大Aチームが反応し、1回目のポイント周回を通過した。その後も早大Aチームが逃げる。それに反応し2回目こそはポイントをとろうと、法大Aチームが動き出す。しかしその後集団が逃げに追いついてしまう。残り50周の時点でレースのトップを走るのは法大Aチーム。一方の法大Bチームは集団内で奮闘を見せる。2回目のポイント周回は直前にアタックした日大Aチームと京産大チームがワンツーフィニッシュでポイントを奪取。法大Aチームは4位で1点を得た。そのまま日大Aチームは逃げ続けるがすぐに集団は一つに落ち着いた。残り38周、鹿屋体大A・Bチーム、法大Aチーム、明大Aチームが逃げる。そこから飛び出しを見せたのはまたしても法大Aチームであった。それに明大Bチームが続く。だが、またしても集団に吸収された逃げ。目前に迫るポイント周回に向け、法大Aチームはレース走行者を渡部へとチェンジ。ポイントレースで培った渡部の見事な脚力で1位通過を成し遂げた。法大Bチームもスプリントで4位通過することに成功。残り25周では集団から3チームが飛び出す。そこから中大チーム、鹿屋体大Aチームが若干前方へ。その後も日大Aチームがアタックするが、決定的な逃げはできず。次第に集団はばらつきを見せ始めた。鹿屋体大Bチーム、京産大チームが4回目のポイント周回を目前にし、アタック。それに法大Aチームが追走し、2位通過で3点を手に入れた。法大Bチームも4位でポイントを獲得。法大Aチームは優勝も見えてきたところで、鈴木が落車してしまうというアクシデントに見舞われる。鈴木はすぐにレースに復帰するも、遅れをとってしまった。その後は鹿屋体大Aチームが独走でトップに。後ろを法大Aチームが追いかけ、それに明大Aチームも続く。最終ポイント周回は混戦を極める結果に。鹿屋体大Aチーム、朝日大チーム、日大Aチーム、京産大チームの順でゴールとなった。最終的な結果としては、法大Aチームは途中での落車がひびき、10位。一方の法大Bチームは後半のポイントが重なり、7位となった。白垣はマディソンで初の完走。また近藤も初マディソンで完走を成し遂げた。

 個人戦2日間を振り返ると、法大勢としての成績は1位が2名、2位、3位が1名ずつと底力の違いを見せつけた結果となった。特に、チームの中心である主将青野とトラック班キャプテンである鈴木康がそれぞれ最後の個人戦で優勝したことは今後にむけた大きな糧となるに違いない。鈴木陸も2年生ながら全日本3位と、成長ぶりを知らしめた。しかし、課題もかいま見える。そのうちの一つが、各種目で優勝者や2位、3位の選手をのぞいて入賞者がいないことだ。インカレまであと2か月をきった。だがまだ時間はある。残された時間を大切に、修正するべき点を見つめ直しさらなる高みを目指してほしい。再度、法大の旗を最上部へ―。法大自転車競技部の挑戦はここからだ。(宮下尚子)

選手コメント

青野将大

ースクラッチ決勝のレースを振り返って、率直な感想を
全国で大学になって個人でとったのは初めてだったので、すごく嬉しいですね。

ー最後まで決定的な逃げができないレースでした。この展開は予想されていましたか
前回東日本で、あれはたまたま決まったのかなという感じで、予選を見ていても(逃げが)決まりそうにはなくて。ちょっとずつ小さい逃げはできていたんですけど、それがラップされるような感じではなかったので、どちらかというとスプリントかなと思って備えていました。

ー逃げができてもあまり乗らないようにしていたのですか
そうですね、どちらかというと(逃げを)つぶしていく感じで、それかあとは数人で逃げたところに一人で追いつければという感じで少人数でスプリントというのを考えていました。

ー決勝の前、緊張はされていましたか
緊張はあまりしない印象で。タイムトライアル系とかだったら結構すごいんですけど、ポイントであったり、スクラッチだったり中長距離は走っている中で気持ちも変わってくるので、そんなにスタート前に緊張という感じではないですね。

ー監督からレース前に声かけはありましたか
今回は特になかった気がします(笑)。基本的に音楽聴いて集中しているので。

ーレース前に小雨が降っていましたが、影響は
特になくて、気持ち的には大雨は降らないでくれと思っていたんですけど、めちゃくちゃ暑いよりは曇っていて走りやすかったですね。

ー湿度が高いとレースにはどういう影響が出るのですか
タイムトライアルとかだと変わってくると思うんですけど、集団で走る時はスピードはあまり変わらないですね。レースの中で路面が濡れていたりする影響はあると思うんですけど、タイム的には変わらないかと思いますね。

ー最後の個人戦として意識したこと
やっぱり優勝は目標としていたんですけど、贅沢を言えば全日本トラック(全日本選手権自転車競技大会 トラック)勝って、法政と日の丸の入ったチャンピオンジャージがつくれるので、それを着て東日本と個人戦出たかったんですけど、それは叶わなくて。でも個人戦とれたので、少しはよかったかなと思いますね。

ー個人戦でスクラッチに出場されるのは1年生の時以来ですか
そうですね。1年生の時はあまりインカレで期待されていなかったので(苦笑)、出れて。2年生で「お前インカレのポイント(レース出場の)争いあるぞ」って、荒井だったり先輩だったりと。去年は自分の目標としては団抜き(4kmチーム・パーシュート)のメンバーに入りたいと思っていたので、個抜きに出てそこそこタイム出せるんだぞというのを見せたくて。今年、インカレにスクラッチが選ばれたということもあって、チャンスを逃さなくてよかったなと思いますね。

ー優勝したことをどなたに伝えたいですか
両親ですかね、今回は観戦しに来てはいないんですけど、インカレは多分来てくれると思うので、少し期待してもらえるかなと思いますね。

ーこのバンクは去年のインカレで団体追い抜きで優勝したバンクですね
去年インカレ、ここで優勝したっていうのはあまり自分の中ではそういう気持ちはなかったんですけど、確かに考えてみるとそうで。よかったです。相性いいんですかね(笑)。でも団抜きとスクラッチも全然違って。去年、団抜きを走った時は結構軽いなぁという印象だったんですけど、今年金曜日から入って、昨日の予選と今日走ってみてそんなに軽くない感じがあって、結構不安だったんですけど、このバンクもインカレの一回きりだったので、なんとかうまくいってよかったですね。

ー現時点では、去年は寺崎(浩平・平27年度卒=バルバレーシングクラブ)選手が優勝と法大としては2年連続で王者を輩出しています
寺崎先輩に惜しかったのが、鈴木陸来ですよね。すごいなと思いますね。今年の表彰台は3人は確定ですけど、実はあんまりバンクに入れる状況ではなくて、いつも練習している立川競輪場が改修工事で。例年に比べて全く(バンクに)入れない状況で、その中でなんとか結果が出てよかったなと思います。

ー2日間を通して後輩の方々の走りはいかがでしたか
一番刺激をもらえるのは、同じ中長距離のポイントレースで。渡部と近藤も走ったんですけど、あれだけ頑張っているのを見ると気合いも入りますね、自分も見ていて。

ー2日間で見つかった課題としては
課題というよりも、東日本を優勝したということからか分からないんですけど、予選と決勝を走ってみて、少しマークが厳しくなったかなという印象があって。自分自身、逃げに乗れたら乗ってもいいなと思っていたので、逃げようとした時もあったんですけど、後ろもついていてしまって。今回また優勝できたので、さらにマークが厳しくなるのかなと。その中で優勝しなければいけないというのは難しいと思いますね。

ー観客の中からも青野選手の話が聞こえてきました
本当ですか(笑)。なんとか引退までに名前を残せたらと思いますね。

ー次出場される大会は
今月は結構多くて、来週は全然関係ないんですけど、国体(国民体育大会)予選で地元に帰って、次の週に美麻ロード(2016 全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ 第3戦 大町美麻ロードレース)の方に出ようと思って。ちょっとバンク、ロードなのでロードの調整は難しいと思うんですけど、それでもロード班へのいい刺激になればと思って出場しますね。

ーインカレに向けて
インカレは自分だけの戦いじゃなくて、チーム総合だったりキャプテンという責任もあるので、自分の種目に気合いを入れないといけないんですけど、チーム全体のことをみれるようにしっかりと引っ張っていけるように頑張りたいですね。

※青野選手の取材は、4kmインディヴィデュアル・パーシュート 決勝前に行ないました。

鈴木康平

ー個人追い抜き決勝について
自分の中でほぼ二択案をつくって、1000mとか2000mとかで突っ込んで追い抜きを狙うか、真剣勝負で4000走りきって、ある程度つまったら合わせていこうという感じだったんですけど、後者でいって。思ったより調子はよかったです。

ーラップタイムを聞いているときはいかがでしたか
昨日よりはよくなかったんですけど、それでもペースという意味では悪くないタイムで、あとは相手の疲れ待ちだったので。

ー昨日の予選は追い抜こうと思ってレースに挑まれたのですか
昨日は総監督から1000mからいってみろって言われて、突っ込みめでいったら思いのほか調子がよくて(タイムが)のびたという感じですね。

ー決勝の前、緊張はされていましたか
ないですね。緊張はないです。これは事後だからとかじゃなくて、負ける気がしなかったですね。分からないんですけど、大体いつも負けるときってぞわぞわするんですけど。今日はなかったので…そんな感じですね。

ー最後の個人戦として意識したこと
教育実習明けだったので自分の調子もよく分からなかった部分があって、練習できていなかったので、とにかく。とりあえずまじめに走って後輩の見本になるようにやれればいいなという。そしたらとんとん拍子にいっちゃって。

ー順位での目標はありましたか
8位いくか、くらいだったんですよ。(8位以内に)入れなくてもそんなもんだろくらいの気持ちだったので、本当にびっくりなんです。昨日の時点で。こんなタイム出る足じゃないのになっていう、正直は(笑)。

ー昨日レース後、ホームバックで走った伊藤(和輝・早大)選手と話されていましたが
そんな関係です(笑)、自分ら。真砂も含めて、みんな特に伊藤はなんですけど、高校生のナショナルのジュニアのころから一緒にやっていた仲間なので。勝とうが負けようが話には行っていましたね。

ーこのバンクは去年のインカレで団体追い抜きで優勝したバンクですね
泣けなかったのがあれなんですけど(笑)、でもとりあえず寺崎浩平にはとったぞって報告しておきます。

ー優勝したことをどなたに伝えたいですか
二人いるんですけど、青野と新村(穣・平27年度卒=茨城CS)先輩です。

ーなぜそのお二人なのですか
(新村は)一番よく指導してくださったというか、一緒にレースに出る回数が多くて。草レースとかも含めて、自分が一番多かったので、教え通りというか目標にしてきた一人なので、(新村を)抜いてはないんですけど決して。全然むこうの方が速いですし、でも指導されてきたことは全部やれた気がするので、ありがたいというか。今も目標にしているので。青野は部屋も同じで、あいつが先に(優勝を)とっていたので…。泣きそうでしたけど泣けなかったですね(笑)。

ー2日間を通して後輩の方々の走りはいかがでしたか
荒井はよかったんじゃないですかね。決して調子は悪くないと思います。ただ(ポイントレースで)優勝した岡本(隼・日大)は最近長距離の調子がよかったので、むこうの方が本当に紙一重で。後は陸来ですね。地元も一緒で。法政的にもそうですし、地元の静岡的にもいい選手になるなと感じられました。

ー2日間で見つかった課題としては
3kmまでのスピードはいいので、あとは後半残りの1kmを(タイムを)落とさずに耐えるかというところなので、その辺の持久力をつけていきたいと思います。

ーインカレに向けて
個人、団体とります!

鈴木陸来

ー1kmタイムトライアルを振り返って、タイムとしてはいかがですか
相当満足です。自己ベストを2秒くらい更新したので、満足です。

ーこのバンクはタイムが出やすいそうですが
軽いので。標高が高いので、空気が軽くて。今ちょっと曇り空なので気圧が低いのでタイムが出やすいですね。

ー1分4秒台のタイムが出ることは予想されていましたか
いや、1週間前か2週間前に合宿、静岡の33バンク、距離が同じところで合宿したんですけど、その時は全然タイムが出なくて。今回も調子はいいけどタイムが出ないなという感じで、6秒か5秒出たらいいかなという感じだったんですけど、いざ走ったら結構回ってという感じですかね。

ーバンクは違いますが、去年優勝した寺崎選手のタイムを意識しましたか
まだ追いついていないので、目標にはしてますけど、まだまだ遠い存在だなという感じですかね。

ー今年はなぜスプリントではなく1kmタイムトライアルに出場されてたのですか
1kmタイムが出ていたので。今年、1km走りたいなと思って、1kmにエントリーしました。

ーではインカレも1kmタイムトライアルに出場される予定ですか
今のところ1kmを走らせてもらえるようになるかもしれないです。

ータンデム・スプリントのペア、高橋選手との相性はいかがですか
去年もやってるので、しかも同部屋なので、自分ら仲良いので。(相性)抜群だと思います(笑)。

ー先ほどの中大とのレース(5~8位決定戦)はいかがでしたか
綜一郎と話していたのは、先にやられる前にやって悔いのないレースをしようという感じだったので、先に、1周半くらいでかけようかなと思ったんですけど、(中大が)残り2周半くらいでかけたので。ちょっと早くて、奇襲された感じで。でも伸びていなかったので、今のうちに抜いて先に出て、どんどん上げていった方がいいかなと思って。自分は綜一郎に踏めって言って。タイミングよく(中大が)伸びていないうちにかまして、そのままゴールした感じです。

ーその合図はどういうふうにするのですか
基本、綜一郎が動きを見ていてくれているので、自分ら今回後ろだったので自分も見れていたので、綜一郎は「作戦はお前に任せる」って言ったので。綜一郎が状況を伝えて、自分が作戦考えて、というコンビだったので。自分が見えていたので自分が綜一郎にいつ踏んでとか今踏まないでと言って、綜一郎を動かして。あとは綜一郎が準備できていたら、お尻をたたくっていう合図だったので1周半のところで綜一郎が合図をしたので、その時に踏み直して、という感じでしたね。

ー1kmタイムトライアルのあとすぐにタンデム・スプリントのレースでしたね
なかなかきつかったですね。

ー今日昨日、2日間のコンディションは
ここ(このバンク)自体、軽かったっていう印象があったせいか、入った時も相当軽いなと。周りの人は重いとか言う人もいたので、そういうのに比べたら調子いいのかなと思いました。

ー2日間で見つかった課題としては
(1kmタイムトライアルの)1位と2位の選手は自分よりもギアをかけていたので、自分は踏めないっていう意識があるのか分からないですけど、踏めないのでインカレまでにもう少しギアが踏めるようにしないと1位、2位はとれないのかなと思いました。

ーこのあとのタンデム・スプリント 5~6位決定戦に向けて
綜一郎と頑張ります。

※鈴木陸来選手の取材は、タンデム・スプリント 5~6位決定戦前に行ないました。

白垣良祐

ーマディソンのレースを振り返って
自分はポイントをとりにいける足が、最後しか、もがける足がなくて。もっと中盤ポイント周回でもがけて、体力を余せるようにしたいなという課題が見つかりました。

ー近藤選手と組むきっかけ
自分がマディソン出たいなと思って、鈴木先輩はもう出ないって言ったので、誰か出たい人って言ったら近藤が出てみたいですと言ったので組みました。

ーお二人で合わせはどれくらいしたのですか
1、2回くらい合宿の中でしました。

ー人数の多いレースでしたが、影響は
やっぱり交代の時とか、みんながふくらんでふくらんでってなるので、結構この走路も幅が広いところではないので、危なかったですね。

ースクラッチ決勝では作戦はありましたか
自分の作戦としては残り5周目でいく、駆けだすっていう作戦でした。

ー最後まで決定的な逃げができないレースでした。この展開は予想されていましたか
みんな速い人ばっかりだったので、逃がさないというのは分かっていましたね。予選でも逃げが決まらなかったので、決勝でも逃げは決まらないだろうなと思っていました。

ー青野選手が優勝しました
自分ももがいて、その後(集団に)追いつかれちゃったんですけど青野先輩が優勝してくれて、すごく自分のことのように嬉しく思いました。

ー2日間で見つかった課題としては
スクラッチとしてはあの場面で自分で駆けだしていって、結局集団から逃げられたのが1周半くらいだったので、もっと力をつけて独走力をつけていきたいなと思いました。マディソンとしては単発的にもがける力をつけたいと思いました。

ートラック班全体の仕上がり具合
先輩たちも1位をとっていて、2年生とかもタイムをしっかり出してインカレ前ですごくいい雰囲気で仕上がっていると思います。

ー次に出場される大会は
お台場のクリテリウム(全日本学生RCS WANGANサイクルフェスティバル 湾岸クリテリウム)です。

ー意気込みを
クラス1で残留かかっていないので、クラス1残留にむけて優勝を狙っていきたいと思います。

渡部将太

ーマディソンのレースを振り返って
調子はよくて。4月の全日本でもマディソンやったんですけど、そこではレベルが高くて。今日のレースよりかはレベルが高かったので、今日レースを動かせたかなと言うのはあったんですけど、ただ交代のミスが何回かあって。それが大きいのと3回目のポイント周回終わった後の交代で相方がこけてしまったので、それがなければ優勝もできたのかなと。

ー人数の多いレースでしたが、影響は
(マディソンのレースが)初めての人とか、慣れていない人が多いので、こける人とか交代できない人とか…そこは一番注意しようかなと思ったんですけど、人数が多くても集団の前の方にいれば、集団の中にいるより楽なので。積極的に先頭に出ようかなという作戦でいってました。

ーお二人の役割としては
今日の感じだと、相方の鈴木良がペースで集団内で休んで、自分がアタックをしかける。逃げの時も大体自分がしかけて、それを鈴木良が保って、最後自分がスプ琳ントに備えるみたいな作戦でした。

ーチームを組んだきっかけ
きっかけは特になくて。鈴木良のほうから一緒に走らないかと。自分もペアがいなかったので、いいよっていう感じですね(笑)。

ー練習はいつほどからされていましたか
練習は全然していなくて。先々週、個人戦の練習でバンクに入れたので、そこで一回合わせで練習したくらいですね。後は今日の朝ちょっと最後の確認をしたくらいで全然合わせはしていないです。

ー今日昨日、2日間のコンディションは
昨日はポイント走ったんですけど、そんなに調子いい感じはなくて。調子いい感じはなかったんですけど、悪くもなくて。バンクも走りやすかったので、調子は悪くなかったですね。今日はポイントと違ってしっかり休める場面もあったので、そこでインターバルかければ自分も戦えたかなという感じはありますね。

ー昨日のポイントレース決勝では作戦はありましたか
スプリントというより逃げてラップして、という展開でいきたかったんですけど、最初うまく逃げられて。4人くらいで。でもその逃げも捕まってしまって、その後も何回か逃げに乗ったりしたんですけど、つかまってしまって。そこで足を使ってしまって動けなかったですね。

ー実力を存分に発揮できなかったということでしょうか
展開もあるので、誰と逃げるかというのも大きいので。一緒に協力して逃げる仲間というか一緒に逃げてくれる人も展開次第で変わるので。そこで協調体制が組めなかったです。

ー2日間で見つかった課題としては
荒井先輩を見ていると、逃げもスプリントも両方いけるような選手で、勝つには逃げるだけじゃなくて集団内のスプリントでも勝てるようになかなきゃいけないなと。そのスプリント力っていうのが今回見つかった課題ですね。

ー次出場される大会は
再来週にTRSがあるんですけど、その次の日の美麻ロードレース、両方出ます。

ーなぜロードレースに出場されるのですか
コーチからはバンク班だからといってロードを走らないのは、ポイントレーサーとしてだめだということで、コーチや先輩の影響もあってロードに出てみようかなという感じですね。

ー意気込みを
TRSはポイント(レース)と4km個人追い抜きに出場するんですけど、ポイントはいつも通り自分のいつも通りやったことのないことを試したり、TRSは練習だと思って自分のパターンを取り込めるようなレース展開をできるようにするのと、4km個人追い抜きは今までやったことがないのであんまり分からないですけど、とりあえうずタイムは狙っていこうかなと。ロードは…完走目指して(笑)、頑張ります。

鈴木良

ー落車のけがは大丈夫ですか
全然大丈夫です。

ーマディソンのレースを走ってみて
結構強い人もいる中、昨日から(渡部)将太と二人で優勝を狙おうって話していて。レースの途中とか、2位でもしかしたら勝てるんじゃないかと思ったんですけど、自分がこけてしまって。そのチャンスを台無しにしてしまって、後悔しています。

ーマディソンに出場したきっかけ
去年あいつ(渡部選手)と出ようとしたんですけど、出れなくて。今年こそはって言って二人で出ようと決めました。

ーなぜ渡部選手とチームを組んだのですか
結構普段から仲がよかったので。脚質も中距離で同じような脚質なので、二人で組めば勝てるんじゃないかって思いました。

ーマークしていた選手、チームはいますか
中央大学とかマークしていました。後、日大の4年生の片桐さんと佐々木さんも二人とも強いので警戒していました。

ー今日昨日、2日間のコンディションは
結構仕上がってきていて。最高の状態ではないんですけど、今まで調子悪かったので、夏に向けて調子よくしていければなと思っています。

ー昨日の個人追い抜きのタイムはいかがでしたか
自分の出したいターゲットのタイムだったんですけど、全国大会というだけあって周りもレベルが高くて入賞できるかなと思ったんですけど、11位でできなくて。周りの選手よりも劣っているなと思いました。

ー鈴木康平選手が優勝しました
やっぱり大先輩なので。尊敬できる先輩ですね。

ー2日間で見つかった課題としては
インターバル能力が、何回ももがいたりする能力が足りなかったので、マディソンを次走る機会があったらそこを強化して、また優勝狙っていけるように頑張っていきたいと思います。

ーインカレに向けて
自分出れるか分からないんですけど、これからどんどん調子上げて選ばれるように頑張ります。

フォトギャラリー

  • IMG 2618 R東日本に引き続き有終の美をかざった青野
  • IMG 2150 Rポイントレース表彰式
  • IMG 2175 R奮闘するも、25位に終わった高橋
  • IMG 2267 R急躍進を遂げる鈴木陸
  • IMG 2322 R5位入賞を果たした鈴木㊧・高橋ペア
  • IMG 2423 R東日本に続き全国の舞台も制覇した青野
  • IMG 2435 R木原は12位と入賞ならず
  • IMG 2483 Rレース後、笑顔を見せる青野
  • IMG 2533 R菊山は最後の個人戦、無念の12位
  • IMG 2584 R1kmタイムトライアル表彰式
  • IMG 2668 R鈴木康はタイムで相手を圧倒
  • IMG 2734 R決勝のレース後、ラップタイムを言っていた荒井とハイタッチする
  • IMG 2867 R初のマディソンとなった鈴木良
  • IMG 2942 Rマディソン歴2年の白垣㊨は近藤と走行
  • IMG 2998 R4kmインディヴィデュアル・パーシュート表彰式

 

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2017-06-267 R

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