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【卓球】平成30年度春季関東学生リーグ戦 対国学大 埼工大 1部への自動昇格を賭けた埼工大戦では接戦に敗れ入れ替え戦へ

平成30年度春季関東学生リーグ戦 対国学大、埼工大
2018年5月13日(日)
所沢市民体育館

2部昇格へ負けられない試合となった国学大と埼工大戦。国学大に対しては絶不調のダブルスがフルセットをものにし、勝利を収めた。しかしお互い全勝優勝を賭けた埼工大戦では7試合目のフルセットのシーソーゲームを制した埼工大に軍配が上がった。法大の1部復帰は入れ替え戦まで持ち越しとなった。

S 7952260124122 R今季全勝の大槻主将

試合結果

トータル試合結果

4

法政大学

3

シングルス

1

1

國學院大学

1

ダブルス

0

 

試合結果

 勝敗選手名スコア対戦相手
1 青山昇太(営3) 3-1(12- 10、11-8、10-12、11-8) 関有貴

2

大槻周瑛(法4) 3-1(11- 7、11-13、11-6、11-3) 松本拓海
3 盛武大悟(営1) 0-3(7-11、9-11、8-11) 石田悠
4 青山・取侑史(法3) 3-2(11-7、11-6、5-11、8-11、11-5) 石田悠・浦侑太郎
5 髙取 3-1(11-6、8-11、11-1、11-9) 高橋大悟
6 - 中野優(法2) - 岩本岬
7 - 井手口裕史(国文3) - 吉田朋弥
 

トータル試合結果:

法政大学

シングルス

4

埼玉工業大学

0

ダブルス

1

 

試合結果

 勝敗選手名スコア対戦相手
1 矢野雅大(法4) 0-3(6-11、11-13、3-11) 龐博

2

青山 3-1(11-5、6-11、11-8、11-8) 小田康介
3 中野 1-3(11-7、7-11、3-11、8-11) 千葉悠平
4 青山・ 2-3(9-11、12-10、11-3、3-11、5-11) 中村浩二郎・千葉
5 大槻 3-2(13-11、11-13、11-7、11-13、11-9) 大澤祐貴
6 3-0(11-5、12-10、11-6) 中村
7 井手口 2-3(11-5、8-11、11-9、4-11、9-11) 森屋翼

戦評

国学大戦

 1試合目にはエースの青山が登場。

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早いラリー展開が多い序盤だったが、青山がゆったりとした球を要所に打ち、流れを変え始めると優位に試合を進め、勝利をあげた。

2番手には主将の大槻。今季は負けなしと勢いそのままに試合展開を相手に譲ることなく勝利。

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主将として、最高学年としての彼の自覚がさらなる成長を生んでいる。

3番手の盛武は超攻撃的なカットマンである石田を攻略することが出来ず。レシーブの判断ミスで、ボールが浮いてしまいチャンスボールを相手に打たれた。大手をかけてダブルスに挑みたいところだったが、敗戦を喫した。

今季絶不調のダブルスは苦しみながらも、カットマン同士のペアに食らいつき、フルセットまでもつれたが、なんとかチームに勝利を与えた。

続く髙取は、2セット目を取られたが、3セット目で11-1で相手をねじ伏せる。
得意のバックカウンターも決まり、危なげなく勝利を収めた。

埼工大戦

4連勝で2位以上を確定させた法大。最終戦は同じくここまで全勝の埼工大だ。今季最大のライバルを相手に勝利を飾り、優勝と自動昇格を目指す。

大一番にトップバッターとして立つのはカットマンの矢野だ。今季はまだ出場が無かったが、豊富な経験と堅い守りで勝利を手にし、チームを鼓舞したい。しかし、序盤から相手の強烈な攻撃の前に翻弄され、第1セットを落としてしまう。その後も一方的に得点を重ねられ、ストレート負け。難敵相手に先手を許してしまった。

2番手は青山。連敗はなんとしても避けたいだけに、法大が誇るエースには奮起が期待された。1セット目は破壊力抜群のバックハンド攻撃がさく裂し、相手を寄せ付けずに先取するも、2セット目からは相手に流れを握られてしまう。しかし、3セット目序盤の相手のサーブミスからペースを取り戻すとその後は快調に得点を積み上げ、3-1でこの試合をものにする。

続く3番手には絶好調男、中野が登場。埼工大の絶対的エース千葉を相手に番狂わせを狙う。試合開始直後から中野が本領を発揮し、立ち上がりに苦しむ千葉を攻め立てるも、第2セットからは立ち直った千葉に圧倒される。4セット目のタイムアウト明けからは中野も盛り返すも、最後は力負け。悔しい敗戦となった。

リードを許した法大からは青山・髙取)ペアが出場。本調子でないコンビだが、経験の豊富さで勝利を掴みたい。試合は序盤から互いのペアが持ち味を出して交互に2セットずつ取って最終セットへ。しかし、青山・髙取のミスが続き、点差を離されて敗戦。先に相手に王手をかけられる苦しい展開となった。

後がない法大からは大槻が登場。主将としてチームのピンチを救いたい。大槻は試合開始から闘争心むき出しの攻撃的なプレーで相手を押してゆく。中盤は一進一退の攻防を見せたが、最後は粘る相手を振り切って勝利。優勝へ望みをつなぎ、後続へと希望を託した。

主将が気迫を見せた法大。6番手には満を持してもう一人のエース、髙取が登場。相手は埼工大の1年生、中村。2人はともに山口県の名門、野田学園高校の出身で先輩後輩対決となった。試合は2学年先輩の髙取が序盤から相手を圧倒。一時押される場面もあったものの、先輩としての面目を保つストレート勝ち。両校の意地がぶつかり合う熱戦は最終戦へともつれ込む。

ついに運命の最終戦。法大のラストを託されたのは井手口だ。試合は1セット目が井手口、第2セットを埼工大・森屋が一方的に押してゆく展開に。会場も両者の気迫が激突するこの1戦に大盛り上がりだ。

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その後は3セット目を井手口が接戦の末にものにすると、負けじと森屋も取り返してフルセットへ。最終セットも9-9まで互いに一歩も譲らない展開に。しかし最後は井手口が力尽き、敗戦。優勝をかけた最終戦は埼工大の勝利というかたちで幕を閉じた。

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その結果、法大の入れ替え戦行きが決まった。

惜しくも優勝を逃した法大。しかし今季は、2人の1年生のデビューや中野の成長もあり、昨年の課題だった層の薄さや勝負弱さに改善が見られるなど、来季への希望も見えた。まずは入れ替え戦だ。選手たちには今日以上の集中力で臨み、昇格を勝ち取ってもらいたい。(片山和貴)

選手インタビュー

宮本勝典 監督

―埼工大では
今季は井手口を今まで試合で使っていなかったので、初めてで3-3の状態で出るというのは、本人もプレッシャーあるような。でもその中でも本人はベストを尽くしてくれたと思いますよ。

―リーグ戦を振り返って
今回のリーグ戦ではダブルスの髙取と青山がどうも私たちが思っていたような3-0や3-1で勝てるような調子ではなかったです。2部で負け越しているのでね。でもその分2人はシングルで勝っているのでそこのところはネガティブに考えないようにしなくてはいけないなと思います。
2部校の選手に実力の差が出るのかなと思っていましたけど意外にも大正大にも4-3だし東経大・東洋大にも4-1なんですよね。結果的に見たらいいものかもしれないですけど、1つひとつが接戦なんですよね。これはまた修正できる部分はまた再確認していかないといけないですね。

―積極的に1年生を起用しました
負け越してはいますけどね。レギュラーに登録できるのが9人なのでね、勝ちに行くつもりで使いました。

―2部2位という結果については
残念ですね。でも言い換えれば入れ替え戦で試合が1つできるということですから。

―立川オープンでは青山選手が優勝されました
関東新人の佐藤と盛武にしろ、ちょっとずつ個々に成長の成果が出ている気がします。

―MVPを与えるとしたら
試合を見ていると大槻なのかなぁ。

―入れ替え戦では
全力をあげて頑張りたいと思います。

大槻周瑛 主将

ー今日の試合を振り返って
初戦の國學院戦はちょっと苦しい戦いになったんですけど、ダブルスをしっかり取ってくれて勝ったんですけど、埼工大戦は悪い試合ではなかったので、チーム力で負けてしまったのかなと思います。

ーリーグ戦を振り返って
2部でも力の差があまり無いので1戦1戦気を抜かずにやりましたし、その結果が入れ替え戦ということなので、結果を受け止めて次の入れ替え戦に向けて練習を頑張りたいと思います。

ー主将としてリーグ戦に臨んで
シングルスでは全勝というかたちで終われたので、主将としては仕事を果たせたのかなと思います。ですが、ベンチワークの面でもっと視野を広くして盛り上げていけたらよかったと思います。

ーリーグ戦は2位に終わりました
この結果は与えられた試練だと思うので、法政が強くなるチャンスだと思って受け止めていきたいです。

ー入れ替え戦に向けて
入れ替え戦は相手は格上だと思うので、このリーグ戦でビビってしまった人は格上に向かっていくつもりで練習に取り組むことと、勝ってる選手も、より強い選手にぶつかっていく気持ちで練習したいです。

ー今季は後輩たちも奮闘しました
後輩たちは何度もプレッシャーのかかる場面においてしまって先輩として申し訳なかったと思います。この経験を生かしてさらに強くなっていってもらいたいです。

ー埼工大戦でフルセットで勝ちきれた要因は
ラストまでつなぐ、主将としての責任と周りの応援が勝因だと思います。

ー試合前の心境は
埼工大のベンチに勢いがあって、圧倒されそうになりましたが、チームメイトの声援などもあって、気持ちで負けないでプレーできました。

ー闘志あふれるプレーもありました
主将として、自分が気迫を出してプレーすることで周りの人も元気づけられることができたらいいなと思って、プレーしました。

ー今後へ向けて
入れ替え戦があるので、それへ向けて調整していきたいと思います。また、インカレや関東学生などの大会も控えていますので、今回、緊張して勝てなかった1年生などにはこれで刺激を受けて成長してもらってインカレや関東学生で頑張ってもらえるように、また、キャプテンとして普段の練習から管理できるようにしていきたいと思います。

井手口裕史

―今日の試合を振り返って
調子は悪くなくて、団体戦の雰囲気もすごい良かったのでやりやすかったです。でも最後に勝ち切れなかったので、それはすごい悔しいです。

―プレッシャーのかかる場面での出場でした。最後まで粘れた要因は
前の大槻さんの試合がすごい熱い試合で、そこが勝ってくれたので刺激をもらいました。チームのためにも、頑張ってくれた大槻さんのためにも、そう思ってやれたからだと思います。

―心がけてプレーしたことは
先手を取ることは意識していました。自分の得意なのはフォアハンドなので、それで攻めていこうと思っていました。

―タイムアウトにはどんなアドバイスを受けましたか
2、4セット目はレシーブからの展開がすごい悪かったので、そこのアドバイスをもらいしました。

―7番目で出場することは前もって決まっていましたか
今日の朝に決まりました。1試合目は7番まで回って来なかったんですけど、大会前からしっかり準備はしていました。

―試合中には熱い声援が送られました
僕は普段だったらすごい緊張してしまうんですけど、ベンチや観客席からの声援おかげで思い切ってプレーすることができたと思います。

―次へ向けて
まだ入れ替え戦が残っているので僕が出たら絶対に勝ち切れるように準備をしたいです。

髙取侑史

―今季のリーグを振り返って
今回は僕と青山のシングルスで取ってばかりで、ダブルスが全く勝てなかったです。今回の埼工大戦でもダブルスですごい手こずってしまったので、そこが反省点です。

―ダブルスの改善点は
自分たちが消極的になった時に、サーブレシーブで先手を取ることだったりとか、しっかりと繋いでいくプレーとかができませんでした。そこは入れ替え戦までに直さないといけないと思います。

―埼工大のダブルスの印象は
先輩後輩同士のペアで、2人とも左ききの選手でした。作戦を立てながら攻めて行ったんですけど、相手が予測したところを自分たちが攻めることが多かったです。特に5セット目はそうですね。自分たちの良さも全く出ずに、負けてしまいした。

―シングルスでは安定した強さを見せました
全体的に相手が自分よりも格下だったのもあります。自分はいつも通りのプレーをするだったので、そこはしっかりできて良かったと思います。

―1年生の2人は新人戦のダブルスで優勝するなどの活躍を見せています
その2人の優勝は僕はあんまり考えていなかったので、結構サプライズでした(笑)そういう活躍は、自分たちにとって良い刺激になっています。今回は初めてのリーグ戦っていう部分もあったので、なかなかいい結果は出せなかったんですけど、これからも2人には法政を担ってもらうためにも、頑張ってもらいたいと思います。

―3月にはスウェーデンに卓球留学に行かれていました。どのような収穫がありましたか
ヨーロッパの選手と日本の選手ではボールの質が全く違います。そういう部分では、色んな回転とか弾道とかを経験をすることができました。

―入れ替え戦へ向けて
まだどこと当たるか分からないんですけど、とりあえず僕と青山のシングルスとダブルスは取らないと厳しいと感じています。時間はあまりりないんですけど、まずは2人でダブルスをもっと強化して臨みたいです。

フォトギャラリー

  • S 7952260124122 R今季全勝の大槻主将
  • DSC 0042 Rシングルスでは抜群の勝率を誇った青山
  • DSC 0320 R1年の盛武も必死にチームに食らいついた
  • DSC 0362 R今季絶不調に終わったダブルス
  • DSC 0478 Rカットマンとして要所での起用となった矢野
  • S 7950451866396 R大槻は大事な試合をフルセットで勝利!
  • S 7951461956353 R次こそ井手口の勝利に期待だ
  • S 7952260225034 R入れ替え戦は絶対に負けられな
 

 

 

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