自転車

【自転車】第31回 東京六大学対抗自転車競技大会 圧倒的な力で六大学4連覇!六大学ロードとの2冠に向けて一歩前進!

第31回 東京六大学対抗自転車競技大会
2017年11月12日(日)
千葉競輪場

応援団の賑やかな声援と共に、快晴の中今年も六大学トラックが行われた。法大は現在3連覇を飾っており、4連覇が期待された。一昨年のように、全種目優勝とはならなかったものの、4種目で優勝し今週末に行われる六大学ロードへと弾みをつけた。

※掲載が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

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2年ぶりにスプリントで優勝した鈴木玄(右)

試合結果

スプリント 予選

順位 名前(学部・学年)タイム備考
3位 鈴木玄人(人3) 11"17 1/4決勝進出
4位 昼田達哉(法1) 11"47

スプリント 1/4決勝 3組

順位名前(学部・学年)タイム備考
1位 鈴木玄人(人3) 11"57 1/2決勝進出

スプリント 1/4決勝 4組

順位名前(学部・学年)タイム備考
2位 昼田達哉(法1) 5-8位決定戦進出

スプリント 1/2決勝 2組

順位名前(学部・学年)1回目2回目3回目備考
1位 鈴木玄人(人3) 11"80 (ブルーバンド走行のため2位降格) 11"36 決勝進出

スプリント 5-8位決定戦

順位名前(学部・学年)タイム備考
3位 昼田達哉(法1) 7位決定

スプリント 決勝

順位名前(学部・学年)1本目2本目
1位 鈴木玄人(人3) 11"34 11"20

チームスプリント 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
2位 鈴木陸来(文3)・鈴木玄人(人3)・五味大征(法1) 48"94

1kmタイムトライアル 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
1位 鈴木陸来(文3) 1'06"55
3位 上野恭哉(営2) 1'08"34

ポイントレース 決勝

順位名前(学部・学年)ポイント
1位 渡部将太(人3)  25pt
4位 鈴木良(経3) 12pt
6位 矢部駿人(営1) 8pt

スクラッチ 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
2位 高橋綜一郎(営3)
5位 須貝翔吾(法3)

4kmチームパーシュート 決勝

順位名前(学部・学年)タイム
1位 鈴木良(経3)・渡部将太(人3)・上野恭哉(営2)・矢部駿人(営1) 4'29"38

総合成績

順位大学ポイント
1位 法大 73pt
2位 明大 59pt
3位 早大 53pt
4位 慶大 25pt
5位 立大 21pt
6位 東大 8pt
 

戦評

スプリント予選
 法大勢ではまず昼田が出場。めきめきと力をつけている1年生は、11"47で予選4位で1/4決勝に進出した。
 そして一昨年にこの種目で優勝を飾っている鈴木玄は予選ではうまくスピードを乗せられなかったものの、それでも予選3位の11"17で次のレースに駒を進めた。

スプリント1/4決勝
 先に出走したのは鈴木玄。ゆったりとしたペースから残り半周で一気に加速。そのまま前に出ると押し切り先着し、1/2決勝に進出した。
 その次の組に出場した昼田は残り1周からペースアップ。残り半周をきったところで外から交わそうとするも前に出ることはできず。2着で5-8位決定戦に回ることが決まった。

スプリント1/2決勝
 1本目は鈴木玄は先行し、レースを引っ張る。相手が早めのスパートで前に出るとそのままゴールかと思われたが、しっかりと最終コーナーでまくりまず1本を取った。
 2本目は後ろからのレース。残り半周で一気に加速すると、相手の内側から抜きにかかりそのまま先着。しかし、その際にブルーバンド走行の反則を取られ、2位降格となった。
 1勝1敗で迎えた3本目。先行し少し速めのペースで周回を重ねる。今後は鈴木玄が早めのスパートで勝負をかけると、そのまま地力の差を見て決勝に進出した。

スプリント5-8位決定戦
 4人で争う5-8位決定戦。昼田は外目の前方につけ、勝機をうかがう。しかし、勝負所での追い出しが遅れ、他の選手から遅れをとってしまう。最後猛追するも1人交わすのが精いっぱいで、3着という成績に終わった。その結果、順位は7位に決定した。

スプリント決勝
 1本目は先行する鈴木玄は早めにペースアップ。相手に反撃する機会を与えず、残り半周でさらにスピードに乗る。相手に影さえ踏ませずに1本を先取した。
 勝てば優勝が決まる中、2本目は相手から距離を取って様子をうかがう。2コーナー終わりのバンクで勢いをつけて加速すると内側から前に出る。そのままゴールラインを先頭で切ると雄たけびを上げ、喜びを前面に出した。これで2年ぶりの優勝が確定した。

チームスプリント決勝
 チームスプリントには鈴木玄、鈴木陸、五味の3人が出場。序盤、インカレでもチームスプリントに出場した1年生の五味が第一走として先頭を走りチームを引っ張る。五味からバトンを渡された鈴木陸はラスト直前まで鈴木玄を導き、48秒49という記録に。新体制初のチームスプリントは1位と約0.6秒の差で2位という結果に終わった。

1kmTT決勝
 上野と鈴木陸が出場。先に走った上野が1分8秒のタイムを出し3位。続く鈴木が1分6秒という記録で1位に。インカレでも通用するタイムを出し、上野もそれに続く健闘を見せた。

ポイントレース決勝
 このレースには渡部、鈴木良、矢部の3人が出場した。序盤、法大勢は中段に控えるが、2周回目を過ぎると鈴木良が早大・小野と逃げる展開に。周回を重ねると、小野が後ろに下がり、鈴木良の単独走に。中盤になると、渡部、そして、早大の孫崎、小野が加わり4人で協調体制を取る。しかし、3回目のポイント周回も終わると、集団に吸収された。矢部もその間、集団から飛び出すなど見せ場は作るが、逃げるまでには至らず。ペースの速い展開に足切りに遭う選手が多くなり、残り5周からは少人数でゴールに向けて走行を続けた。そしてゴールラインを最初に通過したのは渡部。続けて早大・小野、孫崎と通過した。結果、渡部が優勝を飾り、序盤レースを作った鈴木良が3位、矢部は5位に終わった。

スクラッチ決勝
 スクラッチは高橋と須貝の2人が出場。終始集団内でペースを維持する。残り4周になってから全体のペースが上がり逃げ切りを狙う選手が現れるものの、須貝がそれを追い逃げ切りを許さない。最終周、コーナーで高橋が先頭に躍り出るが、ゴールスプリントで抜かされ2位に。須貝はそれを追う集団とともに5位という結果に終わった。

4kmチームパーシュート決勝
 このレースには鈴木・渡部・上野・矢部の4名で出場した。最終組で出場した法大は、序盤は同走の早大と同じようなペースで周回を重ねる。残り半分を切ったあたりでスピードが落ちてきた早大と対照的に法大はスピードを維持。残り2周で3人になった早大と明らかにペースの差が顕著となる。結果的に、2位の明大と5秒近いタイム差を付け、圧勝した。


 今大会では6種目中4種目で優勝を飾り、好調さをうかがわせた法大。近年、今週行われる六大学ロードとのアベック優勝を飾っているだけに、六大学ロードでの結果も楽しみである。今週末の大会を終えるとオフに入る選手たちが、来年どういった姿に成長しているか期待したい。(橋爪優典・小島周)

選手コメント

鈴木陸来

―今日のレースを振り返って
結構(日程が)詰め詰めで選手もサポートの選手も大変だったと思うんですけど、好成績が残せて良かったかなと思います。

―1kmTTは見事連覇を果たしましたが
昨日も大会があって1kmTTとチームスプリントを走ってきてその疲れもあったので相当きつかったんですけど、去年と今年があまりタイムが伸びなかったので一回初心に戻ってギアを元に戻したのがうまくはまって、『初心忘るべからず』だなと思いましたね。

―ギアは軽くしたということでしょうか
1枚軽くしました。普段は51-14で踏んでいるんですけど、50-14に変えました。

―そのあたりは成績が伸びなかったところで変更に踏み切りましたか
ギアを自分が踏めるんじゃないかと過信していたところがあると思うので、もう一回初心に戻って一番調子がよかったギアに戻してみました。

―昨日もレースということでしたが疲労の程度は
結構きつかったですね。夜もぐっすり眠れましたし(笑)。

―インカレ後に取り組んできたこと
昨日の大会がベロド(伊豆ベロドローム)だったのでそろそろタイムを出さないとなと思って、冬季にしては結構調整してきました。昨日、今日でまあまあ納得のいくタイムが出せて順位は付いてきたので、よかったかなと思います。結果で引っ張っていきたいですし、キャプテンが結果を出さないと後輩もついてこないと思うので、自分が一番結果を残さないとなとは思いました。

―新体制になってからどうでしょうか
自分たちが1年生の時にはなかった謎の意識の高さがあって(笑)。インカレ終わった後なので気持ちが入っていないというか乗り気ではない人も多いんですけど、その中でもやらないといけないという気持ちに切り替えて自主練をやっている人もいるので、結構いい感じの雰囲気ですね。安心して練習メニューに自主練を組めるというかさぼる人があまりいないので、それがうれしいですね。

―そういった中で今後の課題などは
六大学ロードが終わったら冬のトレーニングに本格的に入っていくので、いまは自転車に乗らなくていいかなという人が多くて気持ちが入っていない人が多いので、冬のトレーニングに入ったらいかに楽しく体力作りができるかを考えていこうかなと。そうしたら自ずと結果もついてくるので、楽しい練習が組めるように考えていこうかなと思っています。嫌々乗っても強くならないと思うので。嫌々したメニューで強くなる(という)ほど甘い世界ではないと思うので、楽しくやっていきたいですね。

―最後に来年のインカレに向けて意気込みを
来年は自分たちは集大成ですしメンバー的にも狙えるとおもうので、総合優勝を狙っていきたいかなと思っています。

 

鈴木玄人

―今日のレースを振り返って
1年生の頃もこの大会で同じ種目で優勝していて去年は順位が下がって3位になってしまっていたのですが、また1位を取れてよかったなと思います。

―スプリントとチームスプリントはいかがでしたか
スプリントの予選はちょっと調子が悪くて全力で走れなくてそこが課題だと思うんですけど、後の流れは対戦でも自分の勝ちのパターンに持って行くことができたのでよかったと思います。チームスプリントは国体もチームスプリントで出ていたのですが、同じ2走をやっていたので国体でやっていたことを同じように六大学でもやっただけなので気楽にやれました。調子はすごく良かったです。

―インカレから2ヶ月ですが、インカレで見つかった課題など
僕は体が大きい方ではないので他のスプリンターに総合的な筋肉量で負けないようにバルクアップという筋肉を大きくしてる時期で、その効果が少なからずこの大会で出ていたと思います。

―新体制になって変わったことなど
まだ出だしなので後輩とかも不安があって、今まで3年だった自分たちが最上級生になるというのはすごく不思議な感じだと思います。でも頑張ってついてきてくれていて、出だしはまずまず思います。

―新体制での役職や自分たちの課題
僕は大した役職にはついていないんですが、個々の力を上げて大会で良い結果を出すことが最終的な総合力の底上げになると思うので、自分一人ではなくチームの個々の力が強くなることがまず第一の課題だと思います。基本的にトラックとロードの班で短中長距離で分かれてるんですが、それぞれのメンバーで切磋琢磨することが、1番のチーム力の底上げになると思います。

―次のレースの意気込み
自分はここからの冬場はもうオフでトレーニングを積む時期だと思います。来年の春先まで自分はレースに出ないつもりなんですけど、また戻ってくる頃にはまた、ひと回りふた回り大きくなった自分が見られるように頑張るので応援よろしくお願いします。

 

渡部将太

―今日のレースを振り返って
目標だった全種目優勝というのは無理だったんですが、それでも目立つ走りは一人一人できていたと思うしそれなりに勝てていたので、結果としては良かったんじゃないかなと思います。

―ポイントレースとチームパーシュートはいかがでしたか
ポイントレースはチームから3人出ていたのですが、総合得点を目指していたので3人全員が1着に絡んでいくという作戦でした。全員がいい順位ではなかったのですが、優勝できたというのは良い結果だと思います。チームパーシュートは今回初めてのチームで組んでやって見たんですけど、目標に設定したタイムよりは遅くて、でもその分反省点も見つかってこれから改善していけばどんどん強くなっていくんじゃないかなと感じたレースでしたね。

―インカレから2ヶ月ですが、何か意識していたことなどありますか
インカレ後は特に六大学というのはあまり意識していなくて、1ヶ月後に国体があったのでその国体に向けた合宿で、国体に向けた練習を続けてきました。

―インカレが終わってからの課題はなんですか
1番はチームパーシュートで勝ちたいと思っていたので、チーム一人一人の実力が違う中でどれだけ自分が引っ張って、まとめていけるかというのは今後の最上級生としての課題だと思っています。

―新体制での役職、課題はなんですか
僕はトラック班のキャプテンを務めていて、今の3年生はなかなか実力があって今までの成果が出てるかなと思うんですけど、あとは1年生がどれだけ頑張ってくれるかですね。そして先輩として、自分たちがこれからどれだけ更に実力をつけられるかということだと思います。

―次のレースは
来週の全日本オムニアムがあります。先週の全日本オムニアムでは残念な結果に終わって、課題がいくつか見つかってしまって。それとは比べ物にならないくらい今度のレースはレベルが高いんですけど、見つけた課題を克服してレースを走れればと思っています。

 

高橋綜一郎

―今日のレースを振り返って
やられましたね。

―スクラッチでは惜しくもゴールスプリントで及ばず2位でした
マークをされて走りづらい中で須貝と協力したんですけど、明治(の選手)にずっと後ろに付かれていたので、力負けしましたね。

―須貝選手と戦略は合わせて戦ったのでしょうか
話してはいないんですけど臨機応変に対応できていましたし、展開的にスローペースで行けたらいいなというのはあったので、うまく行けました。

―展開としてはゴールスプリントに持ち込みたかったのでしょうか
そうですね。立教あたりが逃げたかったと思うんですけど、全部チェックに入っていけたのでよかったですね。

―新体制になってどうでしょうか
いい感じだと思います。チームワークがより一層深まって、来年こそは『復権』ということで頑張っています。

―新体制での役職は
そんなにないんですけど、寮長になってました(笑)。

―寮生活の中での声かけなどは
特に今までとは変わってないですね。みんな自主性がついてきたと思います。

―来年に向けて意気込みを
頑張りたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • DSC 5515レース後雄たけびを上げる鈴木玄(右)
  • DSC 5040渡部は盤石な走りでポイントレース優勝
  • DSC 5189鈴木陸は昨年に続き1kmTTで優勝
  • DSC 5455新メンバーで戦った4kmTP
  • DSC 4803チームスプリントでリードアウトする鈴木玄(右は鈴木陸)
  • DSC 4950レースを引っ張った鈴木良(左)
  • DSC 5350惜しくもスクラッチ2位に終わった高橋(中央)
  • DSC 5526表彰式後の鈴木陸(左)と渡部

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