空手

【空手】第60回関東大学空手道選手権大会 昨年の準優勝超えならずもベスト4入りを果たす!

第60回関東大学空手道選手権大会
2017年10月9日(月)
日本武道館

チームが本腰を入れる団体戦のシーズンがやってきた。昨年の関東は準優勝と輝かしい結果を残した。今年も好成績が期待されたが準決勝で国士大に敗れ、無念のベスト4で大会を終えた。
DSC 1616
惜しくもベスト4に終わった

試合結果

回戦 対戦校  結果成績 
一回戦  一橋大学 ○5-0

先鋒 宇野 ○6-0
次鋒 遠藤 ○3-0
中堅 青山 ○5-0
副将 福岡 ○3-0
 大将 岡本 ○6-0 

二回戦  國學大 ○3-0

先鋒 今村 ○6-0
次鋒 谷沢 ○6-0 
中堅 伊藤 ○5-4

三回戦 東洋大 ○2-2 (ポイント制勝ち)

 

 先鋒 宇野 △0-0
 次鋒 青山 ○1-3 
中堅 遠藤 ○6-2
副将 谷沢 ○2-1
大将 伊藤 ●2-3

 

準決勝

国士大 ●1-3
先鋒 宇野 ○8-0
次鋒 遠藤 ●0-7
中堅 谷沢 ●0-2
副将 青山 ●1-2
 

戦評 

 一橋大を相手に迎えた1回戦。先鋒の宇野勇気(理工2)は、突きで着実に点を重ね、6-0で勝利し、チームに勢いをもたらす。法大勢で唯一、全日本学生に出場した中堅・青山広樹(文1)も、物怖じしない安定したプレースタイルで始終主導権を握り、5-0で副将・福岡(国文3)につなぐ。大将を務めたのは、主将の岡本洸(生命4)。チームメイトが守り抜いたリードを引き継ぎ、上段への攻撃を受け、負傷するというアクシデントにも耐えながら6-0で勝利。全員が無失点、5試合5勝で2回戦へ。
 2回戦、対したのは國學大。先鋒・今村洸登(デザ工3)、次鋒・谷沢元輝(国文2)がそれぞれ6-0で危なげなく白星を挙げた。中堅の伊藤政哉(国文3)も、相手の猛攻に苦しめられるが5-4で3回戦進出を決めた。
 3回戦の相手は東洋大。先鋒戦、両者相手の出方を探り合うような間が生まれ、なかなか攻撃に踏み切れない宇野。ここは0-0とする。続く青山もまさかの黒星。若干不穏な気配が漂う中で、遠藤が果敢な攻めを見せ、6-2で勝利し、チームに活気を取り戻す。谷沢も流れにのって2-1で伊藤につなぐが、2-3で大将戦を譲ってしまう。白星の数は同じであったものの、選手が重ねたポイントが相手を上回ったため、準決勝へ駒を進めた。
 準決勝は「決勝への壁」・国士大との一戦。宇野は積極的に技を繰り出し、8-0で相手を下す。幸先のいいスタートであったものの、次鋒戦以降、遠藤、谷沢、青山と、相手の素早い攻撃に圧倒され、自分の思い通りに点を取ることができない。国士大のペースに飲まれた法大は苦戦を強いられ、3試合を落とし、無念の準決勝敗退となった。
 昨年よりも順位は落ちて、ベスト4で大会を終えた法大。しかし、「次につながる試合だった」と宇野は言う。“団体”組手といえど、試合自体は一対一の真っ向勝負。コートに立つときはひとりだ。だが、その個人戦でひとりひとりが奮闘し、積み重ねた得点で勝敗が決する。―仲間のために自分が勝つ。仲間のミスは自分がカバーする。チーム全体にそういう雰囲気が生まれることで、チームも選手も成長してゆく。今大会の法大勢からは、それが感じられた。彼らなら、きっと「壁」を打ち壊してくれるはずだ。 (椛沢はるな)

監督・選手コメント

手嶋重忠監督

ー今大会を振り返って
岡本(洸)が1回戦で負傷で退場したことは痛かったですね。今のメンバーでみるとここまでの実力かなと。ミーティングでも言ったのですが、準決勝の国士舘戦で気持ち的に負けていたのが反省点ですね。それも含めて今の実力かなと。

ー敗因は気持ちの面が大きいですか
そうですね。負けたとしても自分から攻めてくれれば、次の試合につながるけど、気持ちで劣っていましたね。

ー選手起用の意図は
正直言うとポイントを取ることのできる選手が少ないので、1、2回戦で8人起用して、様子を見ました。そして調子の良さそうな選手を3、4回戦で使いましたね。

ー今日良かった選手は
宇野(勇気)は動きが良かったですね。

ーもう少し頑張って欲しかった選手は
谷沢(元輝)ですかね。うちの今の状況だと、宇野、谷沢、岡本が主戦なんですよ。それで岡本がああなってしまったので、そういった意味で谷沢ですね。

ー今年のチームの印象は
優しい人が多いですね。最後準決勝、決勝を勝ち抜くんだという気持ちには消極性を感じますね。今のチームとしてはそこに尽きると思います。

ーベスト4という結果でしたが
悔しいのですが、今のメンバーの実力はこれくらいかなと思います。そういうこともあって、今日の試合で3年生を来年に向けて起用してみました。

ーチームの課題は
常に練習は準決勝、決勝を戦える気力と体力と技能を身につけることを意識してほしいですね。そこそこ勝てるもんだからそこそこでやっているので、そうではなくて普段の練習から上を意識してほしいということだけですね。

ー全日本での目標は
何がなんでもベスト8ですね。そうでないと来年に繋がらないので。それからベスト4を狙っていきたいですね。去年のメンバーと比べると技量よりも気力の問題がありますね。普段優しいのはいいんですけど、試合とか道場に入ったら切り替えないといけないんですよね。切り替えができていないので、本当の優しさではないんですよね。気が強くて、普段は優しいのが目標ですね。

ー岡本選手はどのような主将ですか
優しくて、全員に公平に接していますね。試合に出ている選手優先ではところがいいところですね。

ー全日本への意気込みを
何が何でもベスト8に入って、ベスト4を狙っていきます。これから今年最後の合宿を多摩でやるので、力強い突きや蹴りをだして良い試合ができるように気合いれて頑張っていきたいです。

岡本洸 主将

ー今日の試合を振り返って
優勝を目標にやっていたので悔しいところはあります。あとは監督にも言われたのですけど準決勝、決勝で勝てなかったら意味がないので来月の全日本に向けて準決勝、決勝でも勝てるようなチームにしていけたらなと思います。

ーチーム全体としての収穫や課題はありますか
夏休みに課題にしていた自分から攻撃するというのがそんなに見られなかったところもありました。ただ先鋒はみられていたのでそこを今後詰めていくのが一番かなと思います。あとは精神的な部分で、そこは練習量を重ねて自信をつけていくことかなと思います。

ー岡本主将から見たチームの状態は
去年、一昨年に比べて選手層も厚くなってきましたし個々のレベルもすごく上がってきて、あと一歩足りないところがそれぞれにあったりチームでもあったりするのであと1ヶ月で詰められるところまで詰めていいチームにできたらなと思います。

ー次の試合に向けて意気込みをお願いします
ここ数年、関東は決勝にも出られていない状態で関西に負けてばかりなのでそこでうちが決勝進出して優勝できるように頑張っていきたいと思います。

宇野勇気

ー今日の試合を振り返って
いつも通り団体で戦っているので、5人で勝ち上がっていって、最後の準決勝だったんですけど、あと一歩足りない感じで。自分のことで言ったら、自分は動きがよかったので思い通りにいったんですけど、団体のことで考えると、もうちょっと流れを持っていければよかったかな、と思います。

ー今大会、全試合で無失点でしたが
そこはあまり考えずに、結構攻めに徹してたんですけど、無駄な失点をしないようには意識していて。あとはもう、自分の組み手ができれば取られないかな、という感じです。

ー昨年準優勝、今年ベスト4という結果について
去年も確か相手は国士舘だったので、そのリベンジみたいなかたちだったんですけど、やっぱりその、「決勝に行く壁」があって。国士舘じゃなくても、帝京でも日大でもそうなんですが、準決勝を越えるっていうのが難しいと今回また感じましたし、そこを越える、耐えるっていう技術をもっと身に付けないとな、と思いました。

ー国士舘を相手にして
国士舘は決勝に行き慣れているので、技とか、決めどころとか、取らなくちゃいけないポイントとかをよくわかっているので。こっちは相手に合わせてしまって、取れなくてはいけないところを取れなかったり、相手に取らせてはいけないところを取らせてしまったりしたので。そこのポイントをしっかり意識しながら、日頃練習したいな、と思いました。

ーチームを引っ張る役割も担っています
2年の同い年で、谷沢元輝がいるんですけど、ふたりで練習から高めあってて。今回も自分が引き分けのとき、谷沢が勝ってくれたり、自分も準決勝で引っ張っていったりっていう。ふたりで高めあっていけるっていうのがいいと思います。

ー今日の試合で印象に残っているのは
個人的には準決勝です。負けたことのある相手だったんですけど、その相手に自分の技を結構思い通りに決められて、身体も結構動いていたので、そこは次につながる試合だったと思います。

ー次の試合に向けて
次はやっぱり全日本団体で、4年生とも最後の大会なので。今は4年生が中心のチームなんですけど、去年はベスト8で負けてしまったので、ベスト4に行けるように頑張っていきたいと思います。

谷沢元輝

ー今大会を振り返って
自分の実力が出せなかったです。色々な相手とやるのが大切で、今日負けた相手は苦手としていたタイプだったので、それを克服したいです。

ー今日に向けて意識して練習していたことは
カウンターですね。

ー去年は決勝進出を果たしましたが
今年は準決勝敗退という結果になりました今年は去年よりも戦力がないというのもあるのですが、悔しいですね。

ー次の大会に向けて
修正したい点はチーム力の向上と、自分で攻めていくということです。ー全日本に向けてチームとしてはベスト4に進むということと、個人としては全勝したいです。

フォトギャラリー

  • DSC 1616試合が終わり礼をする選手たち
  • DSC 13672年の宇野はチームを引っ張っていく存在に
  • DSC 1407主将の岡本は負傷しながら勝利をつかんだ
  • DSC 1587上段蹴りを試みる谷沢
  • DSC 1612個人で全日本出場を果たした青山も躍動
  • DSC 1383遠藤は気迫のこもった突きをみせた
  • DSC 1370全日本ではベスト8以上を狙う
 

 

 

体育各部一覧ページへ