空手

【空手道】第46回関東学生空手道選手権大会 個人戦でも大健闘! 4人が全日本への出場権を獲得!!

 

第46回関東学生空手道選手権大会
2018年6月3日(日)
日野市市民の森ふれあいホール

全日本学生選手権大会の出場権もかかるこの大会。法大体育会空手部からは11人が参戦。団体戦とは異なる雰囲気の中、それぞれが練習の成果を発揮し、健闘。その結果、うち4人がベスト32に食い込み、見事全日本への切符を手に入れた。
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2年連続の全日本学生選手権出場が決定した青山

試合結果

選手名 試合結果 成績
今村洸登(デザ4)

2回戦 ○8-0

3回戦 ○3-0

4回戦 ●0-7

 敗者復活戦 ○

 ※(4回戦敗退)
大久保直輝(デザ4)

2回戦 ○1-0

3回戦 ●3-4

3回戦敗退
滝井滉平(文4)

1回戦 ●0-1

1回戦敗退
谷沢元輝(国文3)

1回戦 ○4-0

2回戦 ●0-6

 2回戦敗退
宇野勇気(理3)

2回戦 ○6-0

              3回戦 ○3-2(判定勝ち)

4回戦 ○4-1

5回戦 ●3-6

 ベスト32

青山広樹(文2)

 2回戦 ○4-1

3回戦 ○2-0

4回戦 ○6-0

     5回戦 ●1-4(判定負け)

 ベスト32
杉本大樹(国文2)

2回戦 ●0-3

 2回戦敗退 
水之江隆匡(デザ2)

1回戦 ●0-6

1回戦敗退
酒井寛太(生命1)

1回戦 ○6-0

2回戦 ○2-1

3回戦 ○5-0

4回戦 ●0-1

 ベスト32
鶴田陸(文1)

 2回戦  ○6-0

3回戦 ○7-0

4回戦 ●0-5

 4回戦敗退
吉岡夕雅(国文1)

2回戦 ○5-1

 3回戦 ●1-2 

 3回戦敗退
関東学生空手道連盟公式大会結果資料を参考にしています

☆ベスト32以上が全日本学生選手権大会出場。 ※今村選手は敗者復活戦で勝利したため

戦評 

 ベスト32以上が全日本選手権に出場することができるこの大会。今年は4人の法大拳士がその切符をつかんだ。
 いち早くベスト32に食い込んだのが酒井寛太(生命1)。公式個人戦初出場ながら、物怖じしない積極的なプレーで、相手を追い込む。まだ荒削りではあるが、精神的な強さも技の質も、上級生に見劣りしない堂々たるものを見せた。
 手嶋重忠監督もその戦いぶりに感心し、「何度も褒めた」というのが青山広樹(文2)。先日の東日本大学選手権では、思うように奮わず、辛酸をなめた青山だが、今回は違っていた。右手で繰り出すきれのある上段突きがよく入り、相手から攻撃を受けても焦らず、間合いを上手く取り、無駄な失点がほとんど無かった。青山本人も自信を持つ個人組手で、2年連続の全日本への出場を決めた。
 青山に続き、5回戦を迎えた宇野勇気(理3)。白星を重ねるにつれ、戦術を相手に読まれ、得点することが難しくなる。「自分では(技を)決めた気になっていて、そこで点を取られてしまった」と自らも振り返る。瞬発力があり、単発の技で相手をしとめることができる宇野。窮地に立たされた時に、いかに戦うことができるかが鍵となる。 
 今村洸登(デザ4)は4回戦で敗北を喫したものの、気持ちを切り替え、敗者復活戦で粘り勝ち。主将として法大空手部を支える彼は、日頃の練習にも真面目に参加している。ひたむきに空手に打ち込む、その努力の成果を発揮し、見事ラストイヤーで全日本の舞台に立つことになった。
 6月24日に開催される全日本学生選手権。残り少ない限られた時間の中で、今回見つかった課題をどれだけ修正できるか。強豪ひしめく舞台で奮闘する法大勢に、乞うご期待、である。(椛沢はるな)

選手コメント

手嶋重忠監督

―今日、印象に残った選手は
青山が良かったです。間合いも動きも良かったし、得意の右の突きも入ってました。あと、「蹴りを出せ」とは言わなかったんだけれども、いいタイミングで蹴りを出せていたし。今までは勝っている局面で、下がっていればいいのに、前へ行ってしまうことがあったのですが、今日は無理をして前に出てしまうことが無く、残りの時間を見ながら戦えていました。それと、昔の青山は、殴られるとカーッとなってしまっていたんです。今日は冷静に勝負だけに徹して勝てていましたね。

―精神的にもコントロールできるようになったのですね
はい。そうなんです。だから今日、何回も褒めましたよ。「いい戦いだったよ」って。

―他に良いプレーをしていた選手は
惜しかったのは吉岡かな。勝っている試合だったのだけど、勘違いしたのか何なのか、間合いを外しておけばいいところなのに、前へ出て攻撃を受けて負けてしまっていた。残り時間も少なく、相手は点を取りに前に出てくるから、そこでカウンターで中段突きを狙えって言ってたんです。なぜあのように前に出てしまっていたのかは確認しなければいけないですね。良いプレーをしていただけに残念でした。

―公式戦初の個人戦となった1年生は
物怖じしないですね。鶴田がちょっと腰が浮いてしまっていました。熱で休んでいたので、練習があまりできなかったのはありますかね。

―今回からは、個人戦でも積極的にアドバイスをなさるということでした
一人一人、相手に対してどういう風に戦うかっていうのを、わかっているかどうか確認して。あとは、基本的に腰が高いよ、とか、相手のどういうところを狙っていくべきか、とか、そういう話をしていました。私は青山や(酒井)寛太に付いていることが多かったので、よくアドバイスをしていました。宇野は大分良くなりましたね。彼のこれからの課題は、3年生ですし、もう1つ上までいかなければならないというところです。前もあのようなパターンで負けたことがあるので、膠着したときは同じ技を使うのではなく、今まで使っていない技で相手を混乱させるように、とアドバイスしました。彼は単発、スピード勝負で勝ち上がってきているので、勝ち進むとそれが相手に読まれてしまうので、連続技でいきなさい、と。

―東日本は団体戦、今日は個人戦でした
よその学校の強い選手と個人戦で当たると、もう少し強くならないといけないな、という反省はありますね。単発の技ばかりでなく連続技の強化であるとか、技が決まらなかった場合のフォローであるとか、そこをさらにしっかり練習していかないといけないな、と思いました。

―4人の選手が全日本出場を決めました
今村が4年生としてよくやりましたね。今日、試合はあまり見られなかったのですが、日頃の練習もよく来ていますし、努力の賜物です。

―今村選手同様、敗者復活戦に挑んだ鶴田選手は惜しくも出場を逃しました
彼はこれからですね。今までは高校の延長でやってきているので、今年の秋に向けて、スタイルをちょっとだけいじって戦えるようにしようかな、と思っています。

―全日本も含め、今後どのような指導を考えていますか
今日の試合でうちの弱いところがわかったので、秋に向けてのメニューを幹部と考えながら、そこを修整していこうと思っています。

―谷沢選手も悔しい敗戦でした
さっき注意していたのですが、もう一度作り直さないとですね。谷沢の良いところは、気迫があって、思い切っていけるところです。弱点は、最初の技、決め技となるようなものがほとんど無いこと。ワン・ツーのツーで取ったり、連続技の2、3個目で取ったりなので、一発で点を取ることがあまり無いんです。だから、そこはアドバイスしました。例えば、「空手ノート」を作るとか。絵で書いたり、何が問題なのか可視化することで、明らかにしなさいと言いました。それと、さっき本人に聞いたら「怖さが出てきた」と。人間的に大人になったのかな。当たってるかどうかはわからないけど、分かりやすい言葉で言えば、色気が付いてきたのかな。がむしゃらにではなく、かっこよくいこう、というか。そこで怖さが出てきたのではないかとは思いますね。普段、話していてもそう感じる節はあります(笑)。

―今後、部としてさらに躍進するためには
今日谷沢は負けてしまったけど、彼も含めて、勝ち上がったメンバーがしっかり練習しているメンバーなので、みんなも彼らを中心にチームを作らないといけないのだということを理解できたと思います。でも、みんな、よく練習に出ていますよ。そうではない年もあったから。4年生は就活もあるから、3年生でやる気のある人ない人をはっきりさせて、新しいチーム作りをしていければいいと思います。練習方法は今までので十分いいと思いますが、秋に向けて、やはり連続技であるとか、勝っているときにどう戦っていくのか、残り時間をどう戦うのかは、もう一度しっかり確認していこうと思います。

今村洸登(デザ4)

―今日の試合を振り返って
4回戦で国士舘のメンバーと当たって、ストレート負けしてしまったので、それは大分課題点ですね。全く歯が立たなかったと言っても過言ではないくらいです。そこはすごく反省していますが、全日本に行けたことは、かなり嬉しいことなので、ひとまず良かったです。

―良かった点は
4回戦負けた時点で敗者復活戦があるのは知っていたので、そこからうまく切り替えて、最後の1試合にしっかり戦えたというのは良かったと思います。

―関東個人に向けてどのような練習を
団体戦と違ってチームでっていう感じはないんですけど、でも個人個人がしっかり高い意識を持って練習していてくれたので、結果的には良かったです。

―今日の試合を受けて課題は
いくときといかないときのメリハリと、強豪校に勝てるようにしっかり練習することです。

―どのような選手を目指していますか 
中段突きが上手な選手になりたいですね。帝京大学のOBで、ものすごい上手い人がいるので、そういう人は参考にしています。

―全日本学生選手権に向けての意気込みを
憧れの舞台という感じがあるので、思いっきりやるだけです。

 

宇野勇気(理3)

―今日の試合を振り返って
全日本出場は確定したので良かったです。でも、その上のベスト16、ベスト8を狙っていきたかったので、そこは残念です。最後はいらない失点が多く、自分では決めた気になっていて、そこで取られてしまったので、勝つまで気を抜かずに、全日本では頑張りたいと思います。

―今日の試合に向けて、どのような練習を
東日本大学選手権が結構調子良かったので、その感覚を無くさないようにというのが一つです。あとはもう対戦相手が出ていたので、東日本で対戦相手のビデオを撮ってもらって、対策を練って、仮想という形で相手をしてもらって、しっかり勝つ練習をしていました。

―今日の試合を受けて課題は
勝ちにこだわるのはいいんですけど、こだわりすぎると勝つか負けるかギリギリの戦いになってしまうので、そこはしっかり自信を持って自分の技は取り切る、確実に勝てる状況を作る安定性を求めていきたいです。

―試合後、監督からアドバイスを受けていました 
勝っている状況ではいいんですけど、負けている状況になると、単調になりやすくなるので、そこは勝っている時も負けている時も同じ精神状態でやれと言われました。

―目標にしている選手はいますか
社会人なんですけど、西村拳さんという方がいて、その方は見ていてこっちも楽しくなるというか、あの技いいなあとか、見たくなる試合をされます。勝ちにこだわるのもいいんですけど、勝ち負けにかかわらず、周りの人が見ていて、すごい技出すなあとか、もう1回見たいなあという試合をしたいです。

―次の試合に向けての意気込みを
1年生の時も全日本に出場したのですが、1回戦で負けてしまいました。全日本出場という今回の結果に満足しないで、全日本が勝負なので、それに向けて練習し直して、ベスト8やベスト4までしっかり勝ち上がれるように頑張りたいです。

青山広樹(文2)

―今日の試合を振り返って
満足しています。東日本で全然結果を残せなかったので。

―どういう点で満足していますか
今回はアップできる環境もあり、ちゃんとアップをして汗を流して、いい動きのまま試合ができました。自分らしいプレーができたと思っています。

―反省点は
体力がないことです。

―今日の試合に向けてどのような練習を
自分は一本技が得意なので、連続技にこだわらずに、毎回一本で取る練習をしています。右手が得意技なんですけど、左手で取る練習もしているので、練習をしていた左手で今回点を取れなかったことは、ちょっと悔しいです。

―今日の試合を受け、課題は
体力をつけることです。それと、ノーモーションで入ると相手にかわされることが分かったので、足払いとか前拳とか払って崩してから技を出すようにしたいです。

―目標にしているような選手は
自分の兄です。実業団でやっているんですけど、体格も似てて、構えは反対なんですけど、上手いので目標にしています。

ー次の試合に向けての意気込みを
去年1回戦で負けてしまったので、今年は1回でも多く勝てるようにしたいです。

酒井寛太(生命1)

―今日の試合を振り返って
最初の試合から、相手との間合いが全く合わなくて自分の思った試合ができず、焦ってしまいました。しかし、ベスト32に入って全日本への切符を掴んだので、これから少ない時間の中でもっと練習して、自分の組手ができるようにしたいです。

―大学初の個人戦、どのような気持ちで望みましたか
1年なので、先輩方に気持ちで負けないように当たることを意識しました。

―団体戦との違いは
団体戦は、仮に自分が負けてしまったとしても、後に控えるチームの皆が繋いでくれますが、個人戦は負けたらそこで終わりなので、初めから負けないような試合をしていかないといけないことですかね。

―大学のレベルについて
高校生の時は、相手に触れただけで点が取れるとか、スピードで勝負ができたんですけど、大学ではスピードはもちろん、決めもしっかりしていないと点数にならないので、この違いは難しいですね。

―今日見えた課題は
やはり間合いです。自分の間合いをしっかり作って、どの相手にも勝てるようにするため、全日本までにしっかり仕上げていきたいと思います。

 

フォトギャラリー

  •  DSC0607 R2年連続の全日本選手権出場が決定した青山
  •  DSC0744 R敗者復活戦に挑む今村
  •  DSC0612 R全日本でも上位進出を狙う宇野
  •  DSC0419 R無念の敗北を喫した谷沢
  •  DSC0442 R1年生ながらベスト32入りを果たした酒井
  •  DSC0475 R惜しくも全日本出場はならなかった鶴田
  •  DSC0458 R今後に期待がかかる吉岡
  •  DSC0771 R敗者復活戦後の今村(左)、試合前の鶴田を激励
 

 

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