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【準硬式野球】第39回関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦1回戦 対日大三崎町 2年ぶりの優勝に向けて快勝発進!

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【準硬式野球】第39回関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦1回戦 対日大三崎町 2年ぶりの優勝に向けて快勝発進! 

第39回関東地区大学・社会人準硬式野球王座決定戦1回戦 対日大三崎町
2017年11月3日(金)
法大多摩グラウンド

2年ぶりの王座に向け、法大が快勝で次戦に駒を進めた。初回に幸先よく先制すると、1点ビハインドの5回には佐々木勇哉(社2)のラッキーな当たりで同点に追いつく。続く6回には萩原幹斗(社4)の勝ち越し打と藤口帝(社4)、石橋優一郎(法3)の適時打で計4得点を奪い、大きく引き離した。また、4回途中からリリーフに入った尾崎海晴(社1)が見事なピッチングで応え、8回まで無失点の好投。最終回に竹内悠(社3)が不運な安打から1点を失うも、7-4で勝利を収めた。次戦は5日に準決勝が行われる。

DSC 1413 R
好機で勝ち越し打を放つ萩原

試合結果

トータル試合結果

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 H E
日大三崎町 0 0 0 3 0 0 0 3 1 4 7 3
法   大 2 0 0 0 1 4 0 0 × 7 9 2

(日大)西村、●金丸―山崎
(法大)室木、○尾崎、竹内―藤江

打撃成績

打順 位置 選手名 出身校 打数 安打 打点 四死球 打率
1 (5) 萩原幹斗(社4) 報徳学園 5 2 1 0 .400
2 (8) 甲本裕次郎(社4) 鳴門 3 1 0 2 .333
3 (4) 藤口帝(社4) 遊学館 3 2 2 1 .667
4 (3) 佐々木勇哉(社2) 花巻東 4 2 1 0 .500
5 (9) 石橋優一郎(法3) 徳島北 4 1 2 1 .250
6 (6) 三品勇人(社3) 報徳学園 1 0 0 0 .000
7 (2) 藤江廣祐(社3) 法政 3 0 0 0 .000
8 DH 鳴川宗志(社3) 鳴門 3 0 0 0 .000
  PH 栗田和憲(社4) 掛川西 1 0 0 0 .000
9 (7) 窪田剛士(経4) 桐蔭学園 4 1 0 0 .250
P (1) 室木大(経4) 星稜 0 0 0 0
  1 尾崎海晴(社1) 鳴門 0 0 0 0
  1 竹内悠(社3) 藤代 0 0 0 0

三塁打:石橋(6回) 二塁打:萩原(6回) 盗塁:甲本2(1,3回)萩原(1回)藤江(2回)窪田(6回)

投手成績

  被安打 奪三振 四死球 自責点 防御率
室木 3 2/3 3 2 4 0 0.00
尾崎 4 1/3 2 4 0 0 0.00
竹内 1 2 0 0 1 9.00

戦評

 法大は初回、2つの犠飛で2点を先制。投げては先発・室木が3回まで緩急自在なピッチングで日大三崎町に付け入る隙を与えない。しかし、4回表、安打と失策から2人の走者を背負っていた室木が3ランを被弾。一発で試合をひっくり返されてしまう。室木はここで無念の降板となり、尾崎が2番手としてマウンドに立つ。

 1点を追う法大は5回裏、1死一、二塁の場面で4番・佐々木の打球はセカンドへのゴロとなるが、これを相手二塁手がトンネル。二塁走者の甲本が生還し、ラッキーな形で同点に。なおも2死満塁とチャンスを広げるが、藤江は高めの釣り球に手が出てしまい空振り三振。勝ち越しとはならなかった。
 しかし、流れを引き寄せつつあった法大は6回、萩原の適時打で勝ち越しに成功。藤口、石橋も放ち、一挙4得点。十分なリードをつくって試合を尾崎に託す。

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尾崎は今秋リーグ戦の成績に違わぬ投球を見せた

 その尾崎は得意のパワーピッチングでフライアウトを量産し、4回1/3を無失点に抑える好救援。9回には3番手として竹内が登板。1点を失うものの十分にリードを守りきり、7-4で初戦をものにした。

 関東王座制覇まであと2つ。しかし、決勝では法大の「天敵」とも言える専大が相手となる可能性が高い。藤口ら4年生も専大戦には苦い思い出があるだけに、それを払拭し、晴れ晴れとした気持ちで「フィナーレ」を迎えたいところだ。(戎井健一郎)

選手コメント

藤口帝主将(追加点となる適時打を打ち勝利につなげる)

―まずはリーグ戦最優秀選手に選出されましたが、お気持ちは
(受賞は)おまけかなと思っているので、特別な感情はないですけど、自分のことよりチームの優勝を目標に掲げてきたので、そっちの方がうれしいです。

―今日の試合は苦しい時間帯もありましたが、結果的に快勝でした
リーグ戦の最終戦が終わってから時間があったので、固くなるかなというのは感じていました。想定の範囲内ですかね。

―今日の試合をはじめ、4年生の活躍が目立ったシーズンだと思います
やはり最後の秋にかける思いは強かったと思うので、そういう部分がこの試合でも、秋のリーグ戦でも出たと思います。

―今大会は専大と決勝で対戦する可能性があります。専大は法大が特に苦手としている相手ですが
専大には僕が法大に入って1回も勝っていないので、まずは次の試合勝って決勝行けるようにがんばりたいです。

―今大会のポイントとなる部分は
今日もありましたが、力のあるバッターが多くてホームラン一発で試合がひっくり返るような大会になると思うので、いかに気を付けるかということと、打線はしっかり足を使いながらリーグ戦と同じようにやっていけば点はとれるかなと思います。

―最後に今大会の目標と抱負をお願いします
これまでやってきたことが間違いでなかったことを証明したいと思うので、優勝できるようにがんばります。

 

萩原幹斗(貴重な勝ち越し打を放つ)

―今日の試合を振り返って
4年生最後の関東王座という試合だったので、勝ちにこだわることを意識してやりました。

―見事な勝ち越し打でしたが
リーグ戦の最終戦で1本(安打が)出たことで気持ち的にも楽になりましたし、その気持ちのままこう集中すれば打てるというのがあったので、よかったと思います。

―久しぶりの試合ということで試合勘は戻っていましたか
結構みんなも緊張していたと思うんですけど、それなりに個人個人で準備はしていたと思うし、そこまで変わっていなかったのかなと思います。

―途中逆転されて厳しい展開にはなりましたがそれを乗り越えましたね
押せ押せだったし負ける相手でもないですし。でも、焦りみたいなのはトーナメントなのでちょっとはありましたけど、代わったピッチャーがしっかりと抑えてくれましたし点差が開くことは考えていなかったので、逆転するだけという気持ちでした。

―快勝しましたが課題は
今日は自分もミスをしましたしボールの対応が違うと思うので、その準備はしたいと思います。

―明後日の準決勝に向けて一言
絶対勝ちます。

 

尾崎海晴(見事なリリーフで流れを引き寄せる)

―今日の試合を振り返って
今日は急に投げることになって、ピンチの場面だったんですけどその打者を抑えることだけに集中して投げることができました。

―元々登板予定はなかったのでしょうか
1,2回くらいはあったんですけど、早い展開での登板は予想していませんでした。

―自分の中で焦りなどは
普段通り投げられるように意識しました。

―相手打線についての印象
直球に絞っていたと思うのでスライダーでかわしていって、最後の方はいい感じで投げられました。

―個人的な今大会の目標は
優勝することだけです。

―次に向けて
次も登板があったら、0で抑えられるように頑張っていきたいです。

 

フォトギャラリー

  • DSC 1413 R勝負強さが光った萩原
  • DSC 1444 R藤口も右前に適時打を放ち得点を奪う
  • DSC 1503 R石橋の適時打がダメ押しとなった
  • DSC 1517 R快足を飛ばし三塁を陥れた石橋
  • DSC 1193 R同点のホームを踏んだ甲本
  • DSC 1296 R尾崎の投球が流れを変えた
  • DSC 1314 Rピンチでも冷静に挟殺でアウトを奪った(㊨藤江)
  • DSC 1345 R萩原は打撃だけでなく守備でもチームを盛り立てた
 

 

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