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【企画】法政スポーツを追う 〜自動車部編〜 全関東学生ダートトライアル選手権大会

自動車

【企画】法政スポーツを追う 〜自動車部編〜 全関東学生ダートトライアル選手権大会

全関東学生ダートトライアル選手権大会
2019年6月23日(日)
丸和オートランド那須

 普段スポホウが取材に行っていない体育会に取材に行く本企画。今回は自動車部に焦点を当て、全日本ダートトライアル選手権大会での取材を敢行した。悪天候の中行われた今大会だったが、団体5位、個人では田畑仁士が5位入賞を果たすなど活躍。田畑にとっては初の個人表彰台となり、今後の活動に向け、大きな収穫を得た大会となった。

190703 0041 R800
今後の自動車部の活躍に目が離せない

試合結果

男子団体

順位  大学名 タイム トップとの差
優勝 早稲田大学 5分59秒36 1秒40
2位 青山学院大学 6分00秒77 4秒96
3位 東京大学 6分04秒32 5秒58
4位 千葉工業大学 6分04秒94 5秒97
5位 法政大学 6分05秒33 7秒38

男子個人

順位  大学名 1走目 2走目
5位 田畑仁士 1分59秒42 2分27秒01
12位 町田旭 2分01秒35 2分06秒51
24位 渡辺拓海 2分04秒56 2分04秒99

※タイムは1走目、2走目のうち速い方を個人のベストラップとして採用

戦評

 今回,弊会が取材したのはダートトライアルと呼ばれる競技。この競技は、未舗装路を土煙を挙げて豪快に走り抜ける競技であるため、車が滑ったり、時には大きく跳ねたりすることがある。その様子は見ごたえ十分であり、今大会も大きな盛り上がりを見せた。

 午前の1本目は晴天に恵まれた中、法大勢からは渡辺拓海が第1走として出走した。しかし、アタック途中で赤旗が振られたため、再出走に。「自分としては不甲斐ない走りだった」と振り返った。しかし、2度目のアタックでは2分4秒559でまとめ上げ、第1走としてはまずまずの結果を残した。第2走を務めた町田旭も2分1秒352と本人としては少し行き過ぎた部分もあったが、「良い感じで走れた」と振り帰るように、午前時点での個人7位のタイムを叩き出す。全関東ジムカーナのリベンジに燃える第3走の田畑仁士は、この日最初の2分切りを果たし、午前時点で個人3位の快走を見せた。

 しかし、午後には土砂降りの雨が降り出し、コースコンディションは午前と打って変わったものとなる。他大学が2本目でタイムを伸ばす中、法大勢は以前から抱えていたエンジン制御系のトラブルも相まり、タイムを伸ばす事ができず、全体位でこの日のレースを終えた。

 次戦となる全日本ダートトライアルも、今回と同じ会場である丸和オートランド那須で行われる。今大会で得た経験を生かし、リベンジを誓った。

(中村祐吾)

選手インタビュー

田畑仁士 

—1本目を振り返って
前回の全関東ジムカーナの午前の部でミスコースをしてしまい、記録が残せなかったので、今回一本目のタイムを残そうということで全関東Dに挑んだという形になります

—実際に走ってみて
昨日の練習で、感覚を結構取り戻せたんですけど、そこをうまく活かせたかなという感じで入りきることができました。

—2本目はコースコンディションがガラッと変わりましたが
路面が濡れていたんですが、それでもなお他の大学さんはタイムアップしている所がありましたので、それと同じようにタイムアップできなかったのは悔しいのですが、次の全日本は同じ会場の丸和オートランド那須なのでそこでリベンジを果たしたいと思います。

—一時車が止まってしまいましたが
コーナーでスピードが乗りすぎて、突っ込みすぎて車体がハーフスピンをしてしまったんですけど、ブレーキを踏むのが遅すぎてハーフスピンをしてしまったという形になります。

—収穫と課題
収穫としては、初の個人表彰台5位というのを獲得したことですね。次に向けては、全日本は同じ会場なので、GPSロガーなども使用しているので、そういったデータも用いてコース分析を細かく行い、団体として3位以内にはいれるようにしたいです。

—今後に向けて
全関東に比べて、全日本は選手が多くなって入賞が厳しくなってくるので、まずは個人入賞ということ、あとは団体の順位を引き上げるということで、3位以内を目指して頑張りたいです。

町田旭

—一本目を振り返って
ちょっと行き過ぎたところもありましたが、いい感じで走れたなと思います。

—午後大きく天候が崩れましたが、そこに向けて対策は
準備自体はしていたんですが、ここまで降るとは思わなかったですね。

—午後を振り返って
雨が降ると路面の土の量が重要な感じがあって、大会前なのでコースに土を撒かれていて、この大雨でたくさんの土が柔らかくなって路面が崩れることがなかったので、経験のなさが出たかなという部分もあるかと思いますが、どちらかというと車両ですかね。

—2本目を走った感想は
エンジンが回転数が、一定のところで頭打ちになってしまう症状が出てしまって、それが出てしまうと正直勝負にならないので、全日本ダートラまでに改善したいですね。

—今後に向けて
弱点をつぶして、全日本で表彰台、入賞を目指していきたいです。

フォトギャラリー

  • 190703 0019 R800法政のオレンジをまとったデザインの車を使用し、競技に臨んでいる
  • 190703 0040 R800入念な整備を欠かせない
  • 190703 0023 R800競技中の町田
  • 190703 0032 R800競技中の田畑
  • 190703 0034 R800表彰式で笑顔を見せる主将の伏見
  • 190703 0038 R800個人5位入賞を果たした田畑
  • 190703 0007 R800スピード感あふれる走行が何よりの魅力だ
  • 190703 0041 R800今後の自動車部の活躍に目が離せない

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