大学春季大会Bブロック 対 中央大学
2013年4月28日(日)
中央大学グラウンド
代が変わり、谷崎重幸新監督が就任して初めての公式戦。対戦相手は同じリーグ戦グループの中大である。各種代表合宿の影響もあり、猪村、西内らをスタメンから欠いた法大だが、どのようなプレーを見せたのか。
試合結果
トータル試合結果
66 |
35 | 前半 | 3 | 31 中央大学 |
---|---|---|---|---|
31 | 後半 | 28 |
ポイント詳細
10 | T | 4 |
---|---|---|
8 | G | 4 |
0 | PG | 1 |
0 | DG | 0 |
法大 | 中央大学 |
法政大学スターティングメンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学部/学年 |
---|---|---|---|
1 | PR | 越田 勝利 | 2 |
2 | HO | 武田 尚仁 | 現4 |
3 | PR | 奥田 大志郎 | 2 |
4 | LO | 牧野内 翔馬 | 1 |
5 | LO | 吉村 公太朗 | 2 |
6 | FL | 堺 光弘 | 2 |
7 | FL | 西 竜徳 | 2 |
8 | NO.8 | 小池 一宏 | スポ3 |
9 | SH | 中村 清伸 | 経4 |
10 | SO | 加藤 俊介 | 経4 |
11 | WTB | 半井 優太 | 社3 |
12 | CTB | 金 勇輝 | 社3 |
13 | CTB | 門間 麗 | 経3 |
14 | WTB | 今橋 昇大 | 社3 |
15 | FB | 森谷 直貴 | 経4 |
選評
キックオフ直後から、試合は法大ペースで進んでいく。2分、期待のルーキー牧野内が混戦の中からトライを決めて早々に先制点を挙げると、7分にペナルティゴールで3点を奪い返されるものの、17分に金の突破からのトライで再び突き放すことに成功。30分には今橋、33分には越田が、鮮やかなパス回しからトライを決めると、前半終了間際にはNo.8の小池が中央を突破してトライを決めた。関東学生代表として前日のニュージーランド学生代表戦に召集されていた猪村はベンチスタートだったが、代わりにキッカーを務めた森谷が絶好調。前半の5回のキックをすべて成功させ、法大は前半だけで35‐3という大差をつけた。
後半3分、中大にトライとゴールを立て続けに決められるが、5分と11分に半井が連続トライを決めて突き放す。後半に入って2本連続でキックを外していた森谷も20分、左サイドの突破から汚名返上とばかりにトライを決め、獲得したキックを自ら決めてゴールを得た。25分には相手に長い距離を走られてゴールを決められるも、その3分後には相手のパスをカットした加藤がそのまま持ち込んでトライ。さらに、途中出場した猪村がキックを決める。33分には三度中大の反撃にあい、トライを決められるが、途中出場の大政が37分にトライを決めて突き放す。終了間際にも中大の意地のトライを押し込まれるが、最終スコアは66‐31。新生法大はダブルスコアで初陣を飾った。
しかし、点差ほど楽観できる内容ではなかった。気温が高かったこともあったが、後半になると足が止まり、打ち合いという形になってしまった。さらに、相手陣内奥深くへ攻め込みながら、スクラムで力負けするという展開も目立った。ここで得た課題を修正していくことが、さらに強いチームと対戦したときの鍵となってくるだろう。このチームには、まだ種が撒かれたばかりである。やがてこの種が花となり、秋には大きな実となってくれることを期待したい。(桑原 勇斗)
選手コメント
小池 一宏
―今日の試合を振り返っていかがですか
自分たちがやってきたことを出し切るという意識で臨みました。
―新監督になっての初戦でしたが、変わったことは
(意識の上では)特にはない。(指示としては)2人目の寄りを意識して、ボールを奪えるように。とにかく早く展開するようにと言われていました。
―後半に足が止まっていたように見えましたが
大量リードしたのに追いつかれるという去年の試合の反省もあったので、その二の舞にはならないように、集中してプレーしました。
―相手陣内奥でスクラムで押しきれない場面があったが
スクラムはまだ安定していないですが、若いチームなので、これから心がけていきたいです。
―去年の主力の選手が何人かスタメンではありませんでしたが
代わりにプレーした選手が、自分の仕事をしっかりとやってくれたので、良かったと思います。
―次の試合への意気込みをお願いします
次の試合も、同じリーグの日大なので、今日のようにしっかりつないで、展開を早くして、トライを決めていきたいと思います。
森谷 直貴
―初戦でしたが振り返っていかがでしたか
点は取れたんですけど失点が多かったんでしっかりやりたいです。
―開幕戦としてチームとしての約束事はなかったのか
コンタクトとフイットネスしかやってなかったんでしっかりディフェンスしていこうと
―新監督になって練習メニューに変化は
特に変わりはないんですけど、実戦形式の練習は多くて、コンタクトとかの練習もしっかりやれてます。
―新監督への感想、実践形式の練習が増えたことによる手応えは
試合みたいな練習がみんな一番好きですし、練習として身につくと思うので、みんな楽しくやってます。
―去年との雰囲気の違いは
4年になったので、下級生も楽しくできるように、雰囲気づくりはやるようにしてます。
フォトギャラリー
- ゴールを狙う猪村
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