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【ラグビー】リーグ戦開幕直前インタビュー② 目指すは「リーグ戦2位」”アグレッシブ”なラグビーで雪辱果たす! 〜FW編〜

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【ラグビー】リーグ戦開幕直前インタビュー② 目指すは「リーグ戦2位」”アグレッシブ”なラグビーで雪辱果たす! 〜FW編〜

リーグ戦開幕直前インタビュー
2017年9月3日(日)
法大多摩キャンパス

今週末9月10日(日)から、いよいよ関東大学ラグビーリーグ戦が開幕する。
今秋目指すは「リーグ戦2位」。初戦の相手は昨年「リーグ戦2位」の流経大と、早速重要な対戦が待ち受ける。
そこで今回、開幕を控えた法大ラグビー部(①首脳陣・②FW5名・③BK5名)へインタビューを行った。
※インタビューはすべて9月3日(日)に行ったものです。  

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FW5名に心境を伺った(写真:増田副将) 

インタビュー

増田和征(副将,経4,No.8)

ー新体制となって春リーグはスタメンとしてプレーをされましたが、印象としてはいかがでしたか
春の段階では、まだまだっていう印象でしたね。相手のレベルもあるんですけど。アタックのレベルはしっかり機能したんですけと、まだまだ課題が多いなという印象でした。

-特に印象に残った試合は
リーグ戦の中では無いんですけど、立命大戦ではチームとしてもかなりレベルの高いところと試合ができたので、その試合でかなり課題が明確になりました。

ー網走、菅平の合宿中に強化した点やよくできたと思う点は
アタックに関しては春を通じてずっとやってきていたので、そこはすごく成果があったと感じています。

-副将として現在はどういう点を注意しながらチームを支えていますか
シーズンが進んでいくにつれて、疲労だったりモチベーションを維持するのが難しくなるんですけど、その点は自分が上手く引っ張ることで、モチベーションが下がらないように、いつでも100%の状態で選手みんなが試合や練習に参加できるように心がけています。

ーチームでここを見てほしいという点はありますか
まずはアタックですね。アンストラクチャーからのアタックに関してはウチはかなり力を入れてきたので、そこに関しては注目して見てほしいと思います。

ーまた、課題はありますか
課題はディフェンスですね。合宿中も菅平合宿に関してはずっとディフェンスしかやって来なかったので、注意していきたいです。

ー注目してほしい選手、成長したと思う選手はいますか
僕は、1年生の吉永純也(経1)が注目選手かなと思います。BKに関しては呉洸太(社3)がかなり調子を上げてきているので、その二人に関しては注目してほしいです。

ー来週にリーグ戦開幕し、初戦は流経大との試合になりますが、流経大のイメージを教えてください
外国人選手が向こうの強みだと思います。それ以外の日本人選手についてもコンタクトプレーに関しては自信を持っているチームだなと思っています。

ーどういったところを武器にして初戦に臨みたいですか
いかに相手にボールを持たせる時間を少なくするかという部分と、向こうのフィジカルプレーに対して自分たちがどれだけ組織で粘ることができるかという、そこのディフェンスのところでボールを奪い取れば自分たちの土俵であるアタックに持ち込むことができるので、そこにどれだけ持って行けるのかというところだと思います。

ーリーグ戦全体を見据えてはいかがですか
リーグ戦を通してやっぱりディフェンスについてはずっと成長し続けたいなと思いますし、それ以外のアタックに関しても常に成長し続けられるチームであるようにいきたいと思います。

ー監督やコーチからはどういった風にお話をされていますか
あと時間も無いので、ディフェンスをやっぱりいかに強化できるか、どれだけ課題を潰していけるかというところがこれからのシーズンで良いシーズンになるかどうかという鍵になるとおっしゃっていましたね。

ー増田選手は最高学年として最後のリーグ戦を迎えるわけですが、どのように締めくくりたいですか
とにかくこれまでで1番ベストなプレーをというのは変わらずなので、変わらずにプレーできればと思います。

ーファンの皆さんにメッセージをお願いします
去年は不甲斐ない結果だったんですけど、今年はかなりチームとしても整ってきているので、面白い試合をお見せできるのではないかと思います。ぜひ応援しに来てください。

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大澤翔舞(主務,営4,HO)

ー新体制となって春リーグをプレーされましたが手応えなどはいかがでしたか
FWはまだスクラムラインアウトなど課題はあるんですけど、夏合宿を通して一段階二段階とステップアップできたので、そこをもっと意識をレベルの高いところでできたので、強みを持ってこれからやっていきたいです。

ー今日の試合(93日に行われた対日大のジュニア戦)を振り返っていかがですか
ちょっとFWが押されたところがあって劣勢だったんですけど、それをもっと勉強して来週までに調整していきたいと思います。

ー網走、菅平での合宿で強化した部分やよくできたと思う点を教えてください
スクラムがやっぱり第一ですね。今までこのスクラム練習に力を置いてきて、8人で組むだとか5㎝で組むだとか、そういうことを今までやってきたので、その強みをもって今シーズン戦っていきたいと思います。

ーチームの雰囲気はいかがですか
上級生や下級生も関係なく、みんなが法大のファーストジャージを狙うために頑張っているので、そこは良い刺激があって良い環境と思います。

ーチームでここを見てほしいという部分はどこにありますか
FWBK関係なくみんなアグレッシブに動いて、全員がガツガツ行く、全員がトライをするというラグビーにしようと思っています。僕はFWなのでやっぱりスクラムラインアウトやセットプレーを見てほしいですね。

ーチームメイトの中で注目してほしい、期待しているという選手はいますか
1年生の吉永純也とかは体を張ってタックルしに行ってボ-ルプレッシャーが結構来ているので、そういうガツガツしたプレーを見てほしいです。

ー今季のチーム課題はどういったところですか
夏合宿で(ボールを)取られて取ってのラグビーをやってきたので、相手に2トライで抑えるという僕らの目標もありますし、逆に自分たちが5トライを取るという目標もあるので、そこでいかに目標を達成できるか、まだ届いていない部分があるので、達成できるようにアタックをやって、ディフェンスはプレッシャーをハードにやっていけたらいいと思います。

ー来週は流経大との開幕戦ですが、流経大のイメージを教えてください
FWには外国人もいますし、当たりが強いイメージがあるんですけど、僕らも夏合宿でデカい相手にも負けずにやってきたので、初戦に白星を取って、良いシーズンを送れたらいいなと思います。

ーリーグ戦全体を見据えて、去年の反省を踏まえてこうしていきたいなど考えていることはありますか
昨シーズンは中大戦までは良かったんですけど、その後から沈んでいってしまって、そこの雰囲気を良いものにしていって、最後までシーズンをやり通せたらなと思います。

ー大澤選手にとって最後のシーズンになりますが、それにかける意気込みはありますか
激しくタフにやって、最後は笑って終われたらいいなと思います。

ー最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします
僕自身はラストシーズンになるので、最後まで応援していただいて、その分僕らも頑張れますし、一緒に笑えるように法大ラグビー部を応援していただきたいと思います。

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川越藏(学年リーダー,現3,HO)

ー新体制となって春リーグはどのように戦いましたか
自分はあまり前と変わりなくいつも通りプレーできたと思います。最低条件が「全勝」ということでやってきたので、ひとつひとつの試合を全力でやれた形になりました。

ー網走、菅平での合宿で強化した点やよかったところなどはありましたか
ディフェンスという面にすごく特化して合宿で練習してきたので、アタックには自信があるので、点を取られないという部分でディフェンスを強化してきました。

ーご自身の今季のここまでの調子はいかがですか
セットプレーが夏合宿を通じてとても安定してきたので、秋シーズンにはセットプレーで安定したものを見せられるのかなという自信はあります。

ー学年リーダーとしてどんな点を注意してチームを見ていますか
特にそれは意識したことはないんですけど、4年生がケガだったり、春には就活とかがあっていない時期が多くて、自分たち3年生がリーダーシップを持って4年生の代わりになって前に引っ張っていかなければならないなと思っていたので、「3年生からもう少し意識変えてやっていくぞ」ということは常に言っていました。

ーチームでここを見て欲しいというアピールポイントはありますか
チームとしてはアグレッシブ・アタッキング・ラグビーという、どんどんアグレッシブにプレーをしていくのが法大のプレースタイルなので、そういう点を注目していってほしいと思います。

ーチームで特にこの選手を見て欲しいという方はいますか
SOの呉洸太ですかね。彼のランニングスキルやパススキルというのは見てもらいたいです。

ー来週リーグ戦が開幕し流経大と対戦しますが、イメージを教えてください
サイズがあって、外国人選手たちがどんどん重さで前に出てくるイメージがあるので、そこで自分たちがサイズは小さいですけどまとまって捕らえられるかというところに懸かっていると思います。安定したセットプレーと、ディフェンスで我慢して少ないチャンスをしっかりものにして点数に持って行くというのが勝つ秘訣かなと思います。

ーリーグ戦全体を見据えてはいかがですか
去年はセットプレーでやられてああいう結果になってしまったので、今年はセットプレーとディフェンスの練習を力入れてやったので、そこを見てほしいです。

ー最後にファンの方にメッセージをお願いします
新しい法大を今シーズンは見られると思うので、ぜひグラウンドまで足を運んでいただいて、ファンの皆さんに応援していただきたいと思います。

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ウォーカーアレックス拓也(学年リーダー,社2,LO)

初戦が1週間後に控えてますが、現在のコンディションについて
チーム全員良い調子で、初戦の流経大戦に向けて、気合いがすごく入ってるなと思います。

春季大会からの改善してきたこと
ディフェンスシステムがしっかりしてきて、チーム全体に染み渡っているところは成長したのかなと思います。春は立命館大にトライを取られて負けちゃったところもあったので。アタックはもちろん今まで以上に伸びてるし、ディフェンス面は凄く伸びたと思います。

ディフェンスシステムは具体的にはどのようなディフェンスですか
ツメのディフェンスですね。法政はアタックとディフェンスの目標があって、「アグレッシブアタッキングラグビー」と「アグレッシブハイプレッシャーディフェンス」というのを法政のスタイルにしようと話し合ってやってきました。その目標が出来てきてるかなという印象はあります。

 2回の夏合宿を振り返って
もちろんきつかったですが、きつかったなかにも成長できた部分もあったので、充実した1ヶ月だったなと思います。

個人とFW陣として練習に取り組んだことは
FWはスクラムとラインアウトです。スクラムで去年試合に負けた部分もあったので。ラインアウトは、他校のFWと練習して、ラインアウトモールを重点的にやったので、そこは自信にはなりました。個人としては体重を増やして、走れるようにならないといけなかったので、ポジションはLOですが、FLと同じくらい運動量増やせたら良いなと思って、AD練習では意識してました。

昨年はFWが弱点と言われてましたが、セットプレーの具体的な練習方法は
一本一本集中したうえで、数をこなすのが大事なので、長い時間組んだり、ユニット練習のなかで何が大事か話ながら練習しましたね。

「体を大きくして、運動量を増やす」ために取り組んだことは
ウェイトをしっかりして、プロテインとかで、栄養をしっかり考えたりしました。

昨年秋季リーグは春季大会に試合が出続けたなか、リザーブに入る機会が多かった悔しいシーズンでした。今年にかける思いは
昨年は自分の力が及ばず、春季大会は全試合出場させてもらったんですが、秋季リーグは最後の3試合メンバーからも外されて凄い悔しかったので、今年はそんな思いをしたくないです。誰にも負けたくないです。

FW1年から4年生まで学年問わず選手が出場しています。チームが底上げされてることは感じてますか
そうですね。1年生はスキルが高い子も多いですし、4年生も自分達を引っ張ってくれて、皆ついていけてるので、まとまりはあると思います。

注目選手はいますか
1年生の吉永純也です。高校の時から一緒にいて、彼の運動量と身体の張り方です。どこの大学にも負けない運動量と力強さをぜひ見てもらいたいです。

秋季リーグ戦は初戦、第二戦は流経大、東海大と強豪の大学が続きますが、印象や対策について
ここで勝ったらこれからのシーズンは勢いづくのでこの23試合が大事だと皆分かってます。怖いとか嫌な印象はないと思うし、逆に倒してやるという気持ちはあるので、楽しみにしてほしいです。

秋季リーグ戦のチームと個人の目標は
個人は全試合スタメンフル出場。チームとしてはリーグ戦2位を目指してます。

最後にリーグ戦の意気込みを
自分たちの目標を達成するために頑張るので応援宜しくお願いします!

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吉永純也(経1,FL)

ー大学での初めての合宿でしたがいかがでしたか
僕は合宿の少し前に復帰して、復帰して初めて大学生のレベルで合宿をやらせてもらったのですが、試合にも出させてもらって、高校と違って1段階体格やスキルなどのレベルが上がっているので、自分の力が全然効かないところ、届いていないところがありました。自分の能力の低さに実感したりはありましたね。

ー高校の合宿と比べて特に大きな差を感じた部分は
期間が長いというのと、朝からウエイトをして高校時よりも体づくりにもさらに専念できました。あとは食事の面でもしっかり整えられていて、体重をうまく増やすことができましたね。高校ではできなかったことがたくさんできました。

ー合宿でどう成長しようと
チームに合わせたプレーが出来るように、といったことですね。個人で上手くなるだけではなく、チームの中でしっかり自分の仕事ができるようにというところです。

ー結果、終えてみて手応え的にはいかがですか
まだ完成形まではいってませんが、それなりに合わせられるようになったかなと思います。

ー自分のチームの中での役割はどういったことだと思いますか
僕のポジション的にはもうタックルしかなくて、相手をタックルしてボールを取るところまでが僕の仕事だと思っています。「ハードワーク」と言って最後まで全力で、常に動き続けることのできるようにすることを意識しています。

ー菅平での練習試合ではFLとして出場されていましたが、復帰明けでの大学での試合はいかがでしたか
通じるところと通じないところがありました。タックルは通じた部分があったのですが、アタックとかは全然通じなかったですね。

ー秋リーグが開幕しますが、個人的な目標はありますか
個人の目標としては、チームがリーグ戦2位という目標を掲げていて、その目標に到達できるように僕個人としてチームに貢献出来たらいいなと思います。タックルや運動量で貢献していきたいと思います。

ー大学を通しての目標は
大学でしっかり力を身につけて、将来日本代表として活躍できるように頑張りたいと思います。

ー初戦流経大戦に向けての意気込みをお願いします
流経大は強い相手なんですけど、気持ちからしっかり相手に見せつけて、自分たちは絶対に負けないぞというのを相手に示して、スキルは二の次で、気持ちの面では絶対勝って、最終的には僅差でもいいので、勝って次の戦いに挑むことができるように頑張りたいと思います。

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