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【ラグビー】第8回関東大学春季大会 Bグループ 対青学大 今季最終戦を勝利で飾れず多くの課題を残す…

ラグビー

【ラグビー】第8回関東大学春季大会 Bグループ 対青学大 今季最終戦を勝利で飾れず多くの課題を残す…

第8回関東大学春季大会 Bグループ
対青学大
2019年6月9日(日)
青学大G

 今季まだ1勝しかできてない法大は今年1月に何とか最終戦に勝利し良いイメージで秋に繋げたいところだが青学大にまさかの敗戦。終盤反撃を見せたが力及ばず惜しくも敗戦となった。

DSC 0196 R春季大会を1勝で終えた

試合結果

トータル試合結果

29
法大

17

前半 32

37
 青学大

12 後半

5

ポイント詳細

3/2 5/1
1/1 G 2/0
0/0 PG 1/0
0/0 DG 0/0
T:中島、濱野、斉藤/濱野、南部
G:館内/館内  

※前半/後半

法政大学メンバー

No. ポジション 選手氏名 学部/学年 出身校
1 PR 稲田壮一郎 社2 中部大春日丘
2 HO 濱野隼也 社3 秋田工業
3 PR 菊田圭佑 経3 仙台育英
4 LO 石川颯人 経1 東海大仰星
5 LO ウォーカーアレックス拓也 社4 東福岡
6 FL 大澤蓮 現2 長崎南山
7 FL 山下憲太 社3 長崎海星
8 NO.8 徐和馬 経1 大阪桐蔭
9 SH 横尾俊也 経4 法政
10 SO 守安真成 経3 法政二
11 WTB 中島黎人 社2 三好
12 CTB 根塚洸雅 経3 東海大仰星
13 CTB 南部翔太 経1 京都成章
14 WTB 斉藤大智 現3 黒沢尻北
15 FB 古屋優樹 経4 城西大付属川越
16 Re 井口龍太郎 社1 静岡聖光
17 Re 石母田健太 経1 国学院栃木
18 Re 河村龍成 社1 明和県央
19 Re 竹内仁之介 経4 法政
20 Re 村山和正 経2 法政二
21 Re 隠塚翔太朗 経2 東福岡
22 Re 館内倭人 経2 法政二
23 Re 福部鉱也 経2 崇徳

関東大学春季大会Bグループ 法大の今後の日程と結果 

日付 対戦校 会場 結果
4月28日(日) 13:00 筑波大

筑波大ラグビーG

●36-47
5月4日(土) 13:00 日大 稲城市総合G ○54―31
5月12日(日) 13:00 拓大 拓大G ●33―47
5月26日(日) 12:00 明大 明大G ●14―71
6月9日(日) 13:00 青学大 青学大G ●29―37

戦評

 春季大会Bリーグ最終戦の青学大との試合。この大会、4試合中1勝のみの法大。この試合で秋リーグ戦へ向けて自信をつけられる勝利を収めたい。

 開始早々、ラックからのターンオーバーを許すも、隙のないディフェンスで相手のゲインラインを押し返す。しかし相手の外に回すパスの早い攻撃に振り回さると、ディフェンスの人数の足りない外側を攻められ前半2分に先制トライを許す。直後、またもラックでノットリリースザボールのペナルティを取られると追加得点を許してしまう。その後も相手の素早い攻撃に翻弄され、マイボールを獲得してもオフサイドやノックオンなどのペナルティを取られキープができない、防戦一方の展開が続いた。そんな中、隙を見つけた中島(社2)がスピードのあるランニングで外側のディフェンスを抜けてトライを決める。前半中盤、相手のペナルティキックのショットでの得点を加えた5-25の時点で、ペナルティのほぼ全てが法大が取られたものだった。攻撃の場面では根塚(経3)の抜群に力強いアタックも見られたが、ブレイクダウンの集まりの遅さで強みを生かせずノットリリースザボールになるなど、なかなか法大のラグビーを展開することができない内容となっていた。しかし前半終了間際、根塚がディフェンスラインを突破し、スピードある走りで南部(2)がゲイン、斉藤(現3)が相手のタックルを受けながらもトライへねじ込む、スピード感あふれる法大のラグビーを発揮し、前半を終えた。

moal R
今季のFWは頼もしい。

 このリードを巻き返したい後半は一進一退の攻防が目立った。しかしそんな中特に後半で目立ったのは、フォワードのセットプレーだ。スクラムは押し勝ってラインアウトはボールキープし続けた。有利なスクラムでペナルティキックの権利を得ると、敵陣ゴール前でラインアウトモール、フォワードの意地を見せてトライ、後半12分にして法大のエンジンが上がってきた。キックを極力使わずにランでゲインを狙う法大。前半とは打って変わってペナルティの少ない素早いプレーが目立ってきた。少しずつそんな素早いプレーで相手のペナルティを誘うような場面も見受けられるようになったが、青学大の固いディフェンスの前になかなかゲインラインを突破できない。後半は青学大と比べ2つ多くトライをしたものの、前半の失点を取り返すことはできず、29-37で試合は幕を閉じた。(小島周)
 

nannbu R
1年生の南部にも多く出場機会が与えられた

 選手インタビュー 

ウォーカーアレックス拓也

—今日の試合を振り返って
前半で点数を取られすぎてしまいました。後半で修正しようとしたのですが、スタートから相手を圧倒できなかったことは、自分たちの至らなかった事だと思います。
—今日のFW
セットプレーはしっかり相手をドミネイトできたモールで2トライもできましたし、スクラムでも圧倒できたのですが、フィールドプレーで、相手より早く動くことがまだ、意識し足りないところだと思います。
—今日見つかった課題はフィールドプレー
そうですね、相手にゲインされた時に早くセットをするということです。
—セットプレーについて
今まで自分たちは「相手に合わせている」と言われていて、それが課題になっていたのですが、それをやめて、自分たちのスクラムを組もうと話していました。それは今日の試合で出来たと思っています。
—自分たちのスクラムの強みはなんでしょうか
しっかりヒットした後に前に出て、相手の下に潜り込む。8人で固まって(膝と地面が)5センチまで下げる。
—今日のチームの雰囲気
悪くはなかったのですが黙ってしまう場面があったので、ゲームリーダーとして、そこは自分の責任だと思っています。
—今日の試合のような、ディフェンスの強い相手に対して、法大は
一人で当たりに行ってしまう場面が多くあったので、二人で突っ込んで1歩2歩でも多くゲインしよう、とハーフタイムで話して、後半は若干修正されたので、これを継続していきたいです。
—今後に向けて
春シーズンが残り遠征の2試合残っているので、自分たちの結果を出して、春シーズンを良い形で終わらせられればいいと思っています。

根塚洸雅

ー今の試合を振り返って
相手のディフェンスがラッシュで詰めてくると言うのが分かってたのに対して、外のコールが全然無かったので、それで対応しきれなかったのが敗因ですかね。あとは一人一人のキャリアが前に出れていなかったから相手にジャッカル入られてテンポを遅らされたから、自分達がやりたいラグビーができなかったと思います。
 
ーBKの動きを振り返って
前半に比べて後半の入りだったり、前半の後半は相手に対して対応できてきてゲインできるという部分が多くなって来たんですが、1つのゲインに対してフォローが遅れて、そこで取りきれなくてまた遅らされるというのがありました。なのでそこの取り切るという部分とテンポの上げとラインコースをもっと次は活かしていきたいです。
 
ー前半と後半でだいぶ動きが変わりましたが
単純に一人一人の意識の問題ですね。ディフェンスに関してはタックルで自分の役割をしっかりするという事をちゃんと話して、バックスに関しては相手のディフェンスがどういう感じか(前半で)分かったので、そこに対してのサインを考えて出していくというのを話して、それがハマったからこそゲインができたんですけど、最後は焦ってしまってそれができていなかったので、やりきれなかったですね。
 
ーBKの理想の動きとは
今ずっとやっているのは、相手のディフェンスに対してのランコースというのはずっと練習しています。あとは展開が法政の魅力だとは思っているんですが、今日のアタックに対して相手を引きつけてパスというのをもっとやっていかないと行けないですね。なので魅力としては展開力というところをもっと上げていきたいです。
 
ー今日の動きを振り返ると如何ですか
ラッシュに対して展開できたところもいくつかはあったんですが、それが継続的にできていなかったので、雨だったというのもあるんですが自分達がしんどい時も展開できればもっと魅力的なバックスになるかなと思います。
 
ー課題と収穫は
課題としては今日初めて12番をやってもっと周りを使うという事と、もっと練習中に外からのコールというのを増やして、それをしっかり自分が聴いてうまく動くというのが今回分かった収穫と課題ですかね。あとはバックス全体としては、自分が前を見ることはできるようになってきたので、そこに対して抜けたあとのフォローをもっと増やして、一回抜けたらそのままトライに行けるというバックスを目指したいです。
 
ー次戦に向けて
今日出た問題点を次までに修正して、しっかりと外まで展開して自分達がやりたいラグビーをできるようにやっていきます

フォトギャラリー

  • lineout Rセットプレーの安定が試合のカギを握る
  • yamasita RFL山下はチームにとって欠かせない存在となってきた
  • moal2 RFWで勝負する場面も多くみられた
  • sucuramugyaku R秋に向けてより一層の成長が求められる

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