【ハンド】2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2節 対立大 前半で差を広げられ、敗北。開幕2連勝とはならず
2019年度関東学生ハンドボール連盟秋季リーグ戦 第2節 対立大
2019年9月1日(日)
日本大学八幡山体育館
初戦の中大戦に粘り勝ちした法大が第二節で迎え撃つは立大。春リーグでは引き分けで勝ち点を分け合っており、前日の勝利の勢いに乗る今節は勝ち点2をもぎ取りたいところだ。しかし序盤からペースを握ったのは立大。ずるずると点差を広げられ、思うようなプレイができずに試合終了。終わってみれば27-37と二桁得点も差をつけられ、悔しさをかみしめる試合となった。
4得点を挙げた柿沼
試合結果
トータル試合結果
27 法政大学 |
11 | 前半 | 18 | 37 立教大学 |
---|---|---|---|---|
16 | 後半 | 19 |
スターティングメンバー
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
21 | GK | 河村直人 | 生命1・昭和第一 | 0 | 0 |
2 | CB | 山本晃大 | スポ健4・雄城台 | 5 | 13 |
3 | RB | 山本祐輝 | 社4・浦和学院 | 3 | 4 |
7 | RW | 能條裕太 | 国文4・法政二 | 2 | 5 |
5 | LB | 松岡寛尚 | 経4・藤代紫水 | 6 | 17 |
18 | LW | 小林昇太 | スポ健4・法政二 | 0 | 3 |
9 | PP | 柿沼健吾 | 社3・雄城台 | 4 | 6 |
交代選手
背番号 | ポジション | 選手名 | 学部・出身校 | 今節得点 | 今季得点 |
20 | RB | 前田亮太 | スポ健2・法政二 | 0 | 0 |
34 | LW | 佐々木隆斗 | 社2・浦和学院 | 2 | 3 |
12 | GK | 横山綜大 | 経3・藤代紫水 | 0 | 0 |
4 | RB | 服部流征 |
経4・高岡向陵 | 0 | 1 |
27 | LB | 利光良介 | 社1・雄城台 | 0 | 0 |
22 | PP | 橋口博隆 | 社2・雄城台 | 4 | 4 |
32 | RB | 輪島優太 | 経2・横浜創学館 | 0 | 0 |
13 | RW | 坂本遊 | 社3・法政二 | 0 | 0 |
17 | CB | 宮腰大夢 | 経4・法政二 | 1 | 1 |
試合後順位表
順位 | 大学名 | 勝-分-負 | 得点 | 失点 | 得失点 | 勝ち点 |
1位 | 日体大 | 2-0-0 | 62 | 43 | 19 | 4 |
2位 | 国士大 | 1-1-0 | 51 | 47 | 4 | 3 |
3位 | 明大 | 1-1-0 | 48 | 44 | 4 | 3 |
4位 | 筑波大 | 1-0-1 | 67 | 49 | 18 | 2 |
5位 | 立大 | 1-0-1 | 60 | 54 | 6 | 2 |
6位 | 中大 | 1-0-1 | 46 | 42 | 4 | 2 |
7位 | 法大 | 1-0-1 | 54 | 61 | -7 | 2 |
8位 | 日大 | 1-0-1 | 46 | 57 | -11 | 2 |
9位 | 東海大 | 0-0-2 | 35 | 46 | -11 | 0 |
10位 | 早大 | 0-0-2 | 46 | 72 | -26 | 0 |
秋季リーグ戦結果
節 | 日付 | 対戦校 | 結果 | 会場 |
1 | 8月31日(土) | 中大 | ○27–24 | 日大八幡山 |
2 | 9月1日(日) | 立大 | ●27-37 | 日大八幡山 |
3 | 7日(土) | 早大 | ― | 国士大多摩 |
4 | 8日(日) | 筑波大 | ― | 国士大多摩 |
5 | 14日(土) | 国士大 | ― | 中大多摩 |
6 | 15日(日) | 日体大 | ― | 中大多摩 |
7 | 21日(土) | 日大 | ― | 日体大健志台 |
8 | 22日(日) | 東海大 | ― | 明大和泉 |
9 | 28日(土) | 明大 | ― | 国士大多摩 |
戦評
前日の中大戦に勝利し、久々の開幕白星でスタートした秋リーグ。その第2節に対峙したのは立大。インカレへの足掛かりともいえる今季リーグ戦。春リーグで引き分けと互角の戦いを見せていただけに、確実に勝ち点2を積み上げておきたい法大。春からの自分たちの成長が試される試合となった。
まずゴールネットを揺らしたのは法大。柿沼健吾(社3)がいい位置でパスを受け、確実に得点を決めた。そのまま勢いに乗りたいところだったが、冒頭の2連続得点を皮切りに得点力が爆発。前半15分までに10得点を許す。法大のオフェンスは相手キーパーに阻まれ思うように得点することができない。その後前田亮太(スポ2)、佐々木隆太(社2)とフレッシュな面々を投入し、起死回生を図ろうとするも一度広がった点差を埋めることは容易ではなく前半を11-18で折り返す。
後半も開始とともに橋口博隆(社2)などを次々と投入。「入ってすぐのプレイを大事にしていた」と語った橋口は後半開始早々に3連続得点を決め有言実行の活躍を見せる。松岡寛尚(経4)や山本晃大(スポ健4)の得点で点差を何とかして縮めたい法大だったが、昨日の中大戦と同様に松岡にマンツーマンでのマークを仕掛ける。得点力の中心である松岡を封じ込められ、自分たちの攻撃スタイルをくみ上げることができなくなった。点差を詰めることもできずにそのまま試合終了のブザーがむなしくも鳴り響いた。27-37と大きく差をつけられ敗北した。
ディフェンスから崩れていき、それがオフェンスへと波及してき両面で歯車がかみ合わなかった法大。前日の中大戦でボールが目に当たった影響でキーパーの高木アレキサンダー(経済1)が欠場するなどの要因はあったものの、攻守がうまく機能していたとは言えない。まだまだ始まったばかりに秋リーグ戦。上位進出にはまだまだ期待がかかる。毎試合浮き彫りになる課題を一つ一つ着実に払しょくできるかが、チームの真価が問われるところだろう。
(青木義貴)
選手インタビュー
松岡寛尚
—今日の試合を振り返って
ディフェンスで崩れて、それが攻撃にも影響するという自分たちの典型的な負け方でした。
– 昨日の勝利から一転、二桁得点差をつけられるシーンもありました
ディフェンスで足が動いておらず、攻撃でも足が止まってしまう部分がありました。動きの中でシュートを打たないので、ディフェンスに止められ、うまいコースに投げられないという状況でした。
-ご自身のラストシーズンとなる今シーズンの目標
やはり3期連続の得点王です。チームのしては優勝を目指しますが、最低限インカレのシードを取れるように上位進出していきたいです。
– 次節早稲田に向けての意気込み
早稲田も立教と同じで、勢いがあるチームなので、ディフェンスからこっちが崩れたり、雰囲気に飲まれたりすることなく修正して戦っていきたいです。
橋口博隆
—今日の試合を振り返って
前半で出たミスが後半にも響いて、それをズルズル引きずって、自分たちのプレイができませんでした。前半のミスが痛かったです。
-今日は後半からの出場でした。そして出場直後に三連続得点も決めました。
チームの流れを変えるために、交代の選手が声出して粘り強くプレイしていき、流れを引き寄せることのできるように、入ってすぐのプレイを大事にしてました。
– 秋リーグの序盤2試合を終えて、春からの成長は感じますか
チームとしては山本祐輝さんの存在が大きいです。ディフェンスが安定してきたと感じます。個人としては春はディフェンス中心でしたが、祐輝さんが戻ってきてオフェンスに専念できるようになりました。またオフェンスでも(柿沼)健吾さんがいるという安心感もあり、自分らしいプレイが春よりもできるようになった気がします。
-次節早稲田に向けて一言お願いします。
ミスが響き後半に追いつけなかったので、一本一本踏ん張ってプレイしてミスを減らしていき、チームの雰囲気を作っていけるといいです。
フォトギャラリー
- 毎試合着実に得点を決める佐々木
- シュートを放つ宮腰
- 後半開始早々に3連続得点の橋口
- 復帰二試合目にして感覚をつかみつつある山本祐
- 今節4得点を決めた柿沼
- 攻守その両面でチームを大きく支える山本晃
- チーム全体で勝利を誓う