【バドミントン】関東大学バドミントン秋季リーグ戦 最終戦

バドミントン

【バドミントン】関東大学バドミントン秋季リーグ戦 最終戦

関東大学バドミントン秋季リーグ戦 最終戦
2015年9月21日(月)
日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館

女子は東日本インカレ(東カレ)決勝で激闘の末、敗れた筑波大と対戦した。勝負の行方は第3シングルスまでもつれるも、窓場由加奈主将(人4)がストレート勝ちしマッチカウント3-2で勝利。見事東カレでの雪辱を果たした。一方、男子も東カレの準々決勝で対戦し敗れた日大と再戦。こちらは、マッチカウント1-4で敗れた。

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約1年ぶりに筑波大に勝利し喜ぶ女子部員

試合結果

総合試合結果(男子)

法政大学

1

日本大学

4

詳細結果(男子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス  ○西川裕次郎2-1原口拓巳(9-21,19-21,23-21)
第2シングルス ●桐田和樹0-2間瀬亮介(13-21,19-21) 
第1ダブルス  ●日光凌・西智寛0-2岡村翼・山村祐樹(9-21,14-21) 
 第2ダブルス ●藤野琢人・西川裕次郎1-2間瀬亮介・原口拓巳(15-21,21-19,13-21) 
 第3シングルス ●一ノ瀬力瑠0-2猪熊心太朗(15-21,15-21) 

総合試合結果(女子)

法政大学

3

筑波大学

2

詳細結果(女子)

試合 試合詳細(後者が対戦相手)
第1シングルス ○上野亜実2-0奥幸那(21-15,21-16) 
第2シングルス  ●前田悠希0-2大久保敦美(17-21,18-21) 
第1ダブルス  ●窓場由加奈・宮浦玲奈0-2加藤美幸・柏原みき(15-21,18-21) 
第2ダブルス  ○樋口帆渚実・長谷川由季2-0井上亜沙美・綿矢汐里(21-16,21-15) 
 第3シングルス ○窓場由加奈2-0加藤美幸(21-15,21-15) 

 

戦評

男子

  マッチカウント1-4で敗北し、リーグ戦を2勝3敗の5位で終えた。

 「出だしからしっかりやらないとダメだと思った」と第1シングルスを任された西川裕次郎(社2)は試合後に語った。その言葉通り、1ゲーム目は序盤からシャトルアウトを連発し、ビハインドを背負う苦しい展開となる。後半になっても、ミスからの失点が止まらず結局9-21と大差で落とした。続く第2ゲームは気持ちを切り替えて臨みたいところだったが、第1ゲームと同じく序盤から失点を重ね相手にインターバルを先行されてしまう。だが、それでも西川は諦めなかった。インターバル直後から一挙に連続で得点し、8点差を4点差に詰めると、その直後にもスマッシュを中心に6連続得点。一気に逆転に成功した。ここからは互いに点の取り合いとなるも、最後は西川がこれを制した。次の第3ゲームは開始早々から点の奪い合いとなったが、9-11で西川が6連続で得点を奪い主導権を握る。だが、相手も負けじ必死に食らいつき点差を縮めていく。そして、18-16の場面から同点に追いつかれるとこのまま勝負は延長戦となった。その延長戦でも双方点の取り合いとなり緊迫した展開となる。そして、21-21の場面。西川が得点すると、最後はヘアピンを成功させこの試合に勝利した。

 このままの勢いで勝利に突き進みたい法大。次の第2シングルスで桐田和樹(経1)が出場した。しかし、第1ゲームで1度もリードを奪えずに落とすと、続く第2ゲームも接戦をものにすることができず、ストレートで敗れた。

 第1ダブルスでは日光凌(現3)・西智寛(経2)ペアが出場するも、1ゲーム目前半から西がネット際のミスを連発してしまう。中盤には6連続失点を喫すなど以降も精彩を欠き、このゲームを落としてしまう。すると、続く第2ゲームも序盤からリードを許し、主導権を握れぬままストレートで敗れた。

 あとがなくなった法大。続く第2ダブルスを任されたのは藤野琢人(経3)・西川ペアだ。開始早々連続失点を喫してしまうも、そこから西川のプッシュなどで得点し、7-7の同点に追いつく。ここからは点の取り合いとなるが12-13の場面で4連続で失点し、リードを許してしまう。 これにより一気に苦しい展開となり、ここから逆転できずに15-21で第1ゲームを落とした。なんとか巻き返したい第2ゲーム。序盤からさながらシーソーゲームの様相を呈する。勝負が動いたのは12-13の場面。ここで、藤野のスマッシュなどで4連続得点し、一気に相手を突き放しにかかる。だが、相手も負けじと粘りを見せ、20-19と1点差とされてしまう。それでも、最後は西川がスマッシュを決め、なんとかこのゲームを奪取した。勝負が決まる第3ゲーム。開始早々に3連続で点を失うも、直後に西川のショットを皮切りに5連続得点し、逆転に成功する。だが、直後にミスもあり再度逆転を許してしまう。このままリードを奪い返したいところだったが、インターバル以降は相手ペースとなる苦しい展開となる。そして、最後は西川が相手のスマッシュを返球できず、13-21で敗北。同時に法大のリーグ3敗目も確定した。

 最後の第3シングルスでは、関口直挙(経4)に代わり、一ノ瀬力瑠(経1)がリーグ戦初出場を果たす。だが、一ノ瀬は1ゲーム目序盤から相手にリードを許し落とすと、続く第2ゲームも相手のペースを抑えることができず敗れた。

 この結果、法大は1-4で日大に敗れ、東日本インカレでの雪辱を果たせなかった。また、勝利数では日大、日体大と並ぶ2勝を挙げるも、取得マッチ数の差で5位となった。

 試合後のミーティングで須賀隆弘監督が「団結する力が足りない」と選手たちに語った。その言葉通り、応援などといったプレー以外の面でも大きな課題が浮き彫りとなったといえる。次の大会はチームの集大成となる全日本インカレ(10月9〜15日 大阪)。チームはまとまりを見せ、目標の優勝を獲得できるだろうか。その命運は、この課題を解決できるかどうかにかかっているだろう。(松本凌太)

女子

 最終日は筑波大戦。先日の東日本インカレ決勝で敗れており、因縁の対決となった。

 第1シングルスを任された上野亜実(人3)は、第1ゲーム開始早々に6連続得点を記録する幸先の良いスタートを切る。その後も、序盤で築いたリードを守り切り第1ゲームを先取。続く第2ゲームは序盤から点の取り合いとなるも、9-10の場面で試合が動く。上野がヘアピンで得点すると、そこから一挙に6連続得点。ここから一気に相手を引き離すと、最後は相手のスマッシュミスで勝利。法大に勝ち点をもたらした。

 第2シングルスは前田悠希(営2)。第1ゲームを取られもう後がない状況で臨んだ第2ゲームは、前半から点差を引き離されてしまう。後半18-18と追いつくも、その後はポイントを奪うことができないまま試合を終えた。

 続く第1ダブルスには窓場由加奈(人4)主将・宮浦玲奈(国2)ペアが出場する。相手は東日本インカレで優勝した加藤美幸・柏原みきペア。「技術的にもダブルスの実力的にもすごく差を感じた」とひとりひとりのショットは決まるも、相手ペアに動かされなかなか二人のリズムが合わない。第2ゲームは、互いに点の取り合いとなり17-17まで接戦となるもその後に奪えたポイントは1ポイントに留まり、ストレート負けを喫した。

 第2ダブルス樋口帆渚実(営4)・長谷川由季(法3)ペアは昨日からの好調を見せる。1-2ともう後がない場面でも攻める姿勢を忘れないプレーを展開した。後半まで接戦となるも最後は相手のアウトなどもあり4ポイント連取で第1ゲームを先取する。第2ゲームも終盤、相手が対応できないようなスマッシュ、プッシュで攻め続け4ポイント連続で奪取し21-15とストレートで勝利した。

 2-2と次で勝負が決まるという場面で最後の第3シングルスを任されたのは、キャプテンの窓場。対する相手は先ほどのダブルスで敗れた加藤。「冷静に焦らないで1本ずつ」とスマッシュなど1本で決めることを意識しすぎずに、不意をつくクロスネットや相手が取りづらいバックの後ろへ狙っていく。第2ゲームも、その流れのままペースを持っていく。後半も相手のアウトやネットへの引っかけで点を稼ぎ21-15で試合を終え、法大は約1年ぶりに筑波大戦勝利を手にした。

 法大は4勝1敗で大会を終えることとなった。優勝には惜しくも手が届かず、3位という結果に終わったが「有意義な大会だった」と宮監督が言うように、3年の上野や1年の勝俣莉里香(営1)の活躍など来年に繋がるもの要素が発見できた。そして、ようやく筑波大に勝つことができたということがなにより選手たちにとって大きな収穫となったであろう。次の戦いは全日本インカレ。東日本インカレ、秋季リーグ戦と大会が続き疲れが抜けない中での大会となるが、今年いまだ一度も取ることができていない「団体戦優勝」をつかみ取り、有終の美を飾ってほしい。(羽根田萌)

監督・選手インタビュー

須賀隆弘監督(男子バドミントン部監督)

 ー日大戦を振り返って
出だしはいい線いってたんですけど、そこからいい流れにならなかったという点では、ちょっと残念なところはありますね。ですが、毎回毎回同じことを言っているんですけど、我慢するしかないです。

ー両ダブルスとも、インターバル後に点差をつけられる場面が多く見られましたが…
一言でいうと全体的に気持ちの面で押されていましたね。

ー一ノ瀬選手がシングルスで初出場しました
ポイント差とか勝敗に関わるところなんですけど、昔からそんなことは関係無しに選手の育成という立場においては、どんどん新しい選手を使っていこうと思っていたので…。今回少しでも、勉強になればよかった試合かなと思いますね。

ーミーティングでは「他の人のための応援が足りない」とおっしゃっていました。やはり、団結面でも勝負に影響したのでしょうか
そうですね。私自身法大は(監督として)9年目なんですけど、いままで飛び抜けた選手がいない中で、常にインカレで上位を狙えたということについては、やはりチームワークであったりとか、「仲間に頑張ってもらいたい」というみんなの強い思いがあったから勝ってきたのだと思います。ただ、ベンチとかを見ると、選手がバラバラの状態になっているので、そこがきっと敗因の一つかなと思いますね。

ーリーグの総括
そうですね。またキャプテンの佐野がけがしたりとか、うまくいかなかった時にも多く課題が見えてきましたね。まあ、今更課題と言うのもおかしいんですけど膿を出せる状況になったので、膿を出してまた頑張っていきたいです。

ー課題が山積していますが、3週間足らずで開幕するインカレに向けて
みんなで目標が何かを明確にして、意識直しして頑張っていきたいと思います。

宮康二監督(女子バドミントン部監督)

 -筑波大戦を振り返って
何回か負けていたので久しぶりに勝つべき人間が勝て勝利したことは、2週間後のインカレに向けて大きな力だったかなと思います。

-昨年の東日本インカレでの勝利以降筑波大に勝利することができていませんでしたが
勝っても優勝はありませんでしたが、負けて悔しいという思いから、とにかく今日の一戦をなんとか勝とうということで勝つことができたのが要因かもしれないですね。

-秋季リーグの総括を
キャプテン窓場の腰の状態があまり良くなかったので、どう窓場を使おうかなというところですごく悩みました。結果的には、その窓場の代役として1年生が何回か試合に使えたので来年のためにも、有意義な大会になったと思います。本当は優勝が1番ですが、負けたにしても先に繋がる内容の負けだったのかなと思います。

-樋口・長谷川ペアが昨日と今日で調子が良くなってきましたが
一昨日があまりにも不甲斐ない試合だったので、発破をかけました。その発破をかけたことが功を奏したのかわかりませんが、昨日と今日で力を出してくれたのでこのままインカレでも頑張ってもらえればと思っています。

-課題や収穫はどのようなことが見つかりましたか
ダブルスの勝ったとしても中身、試合展開など、シングルスは窓場以外の選手が取れたのにこぼしてしまったような試合があったかなというところが課題です。収穫の部分でいうと、筑波大に勝ったことというのもありますが、上野は良いところで大事な試合をしていますし、その辺りはインカレや来年に繋がっていくのかなと思います。

-インカレまでに取り組んでいくことは
あと10日くらいしか練習できないですし、終わったばかりなので気持ちと選手の身体ですよね。あとは大会当日に体が動かないとだめなので、どうやってピークをそこに持っていくかというのを考えながら、トレーニングや羽打ちなどをやっていきたいと思います。

-インカレに向けて
正直たぶんどこも紙一重です。今回でも4勝1敗で筑波大、早大とうちが並んでいますし。法大が勝った試合でも紙一重で、負けている試合でも紙一重です。今日もそうですが、どこかが一歩間違えたら代わってしまいます。そのような状況なので、最後まで集中して諦めずに優勝目指してやっていくしかないなと思います。

佐野拓磨主将(男子バドミントン部主将)

 ーリーグ戦の総括
自分がまたけがで1試合しか出場できなくてチームにとっては申し訳なく思っています。ですが、勝てなかった日体大や明大に勝てたことは、(チームが)成長しているかなと思います。あとは、インカレで勝てるかどうかは気持ちの持ちようだと思います。

ーその出場した試合ではストレート勝ちを収めました
第2シングルスで競った状況で自分に回ってきて、1ゲーム目取ったたのはいいんですけど、2セット目に最後追い上げられたので…。ああいう相手に勢い付くよう内容で終わったんですけど、そういう状況になる前に、第1ダブルスに回せればもっと内容も違ったのかなと思います。

ー日大に敗れましたが、自身としては敗因はどのように思いますか
力的にはあまり変わらないんですけど、やはり気持ちとかは相手の方が一丸となっていたのかなと思います。

ー精神面での課題は山積していますが、技術面の課題はどうでしょうか
課題はありますけど、この2週間で技術を高めることは難しいですね。なので、気持ちの面をしっかり強化して、技術面でも向上というよりは(ショットの)精度を上げなければいけないです。

ーインカレまでに主将としてどのようにチームをまとめていきたいですか
今回試合を見て、(話し合っても)分からない選手がいるので…。そこは話し合ってまとまれば、下もまとまらざるを得ないと思うので、しっかりまとめていこうと思います。

ーインカレに向けて
個人戦よりも団体戦で優勝したいという気持ちがあるので。監督さんやコーチ、OBの方々のためにも優勝できるようにチーム一丸となって頑張っていきます。

窓場由加奈主将(女子バドミントン部主将)

 -今日の試合を振り返って
ダブルスは、東日本インカレでも優勝している相手で、自分が見る中でも大学の中では一番強い相手だったと思うので、向かっていこうという気持ちでやりました。ですが、やはりそう簡単には勝たせてくれないというか、技術的にもダブルスの実力的にもすごく差を感じて、もっとダブルスに対してしっかりと練習をしていかなければならなかったなと思いました。シングルスは、2-2で回ってくる可能性があって、第2ダブルスが勝ってくれて、それで自分に回ってきたのですがいつもシングルスは自分のプレーをするだけと思っているので、冷静に焦らないで1本ずつという意識でやってそれが上手く2ゲームともはまって勝てて良かったです。

-秋季リーグ戦の総括を
4勝1敗で、早稲田戦を0-5で負けていて、そこがすごく反省すべき点でもあるのですがあの0-5で負けたことがあったからこそ、その反省をしっかり生かして後半戦とても良い結果に繋がったという考えとして捉えることもできるのかなと思います。

-筑波大戦での勝利は約1年ぶりとなりましたが
やはり筑波大に勝つことで、自分たちが一番の目標としているインカレ優勝という目標に一歩自信に繋がると思ったので、その思いをぶつけることができたのは良かったと思います。それでもコーチには気持ちでバドミントンをしすぎということを言われてしまって、それも一理あるかなと思いました。気持ちで勝つというのも大事ですがそれだと限界が見えてくると思うのでやはり練習でやってきたことを出して勝つということを、気持ちだけじゃなくて普段からの試合でも、していかないといけないと思いました。インカレも同様ですね。

-腰の調子が良くないとのことでしたが、プレー中はやはり違和感などはありましたか
一応試合なので周りの人にはばれないようにしていたのですが、やはりそれも最終的にはばれてしまっていました。痛くてもできる方なので回ってきたらやるしかないなと、腰が痛いなら痛いなりにバドミントンのやり方があると思うので…。それを意識していた訳でもなく、痛くなったら痛くなったで考えながらやろうと思っていましたが、そんなに影響はなかったです。

-秋季リーグで得た課題、収穫は
課題はやはりダブルスです。樋口と長谷川はすごく頑張ってくれて覚醒してくれたのですが、自分たちは覚醒できずというか成長できないまま終わってしまいました。あと2週間で技術が変わる訳ではないので、気持ちを作っていかなければいけないなと思います。収穫は、筑波大に勝てたことと、樋口と長谷川が早稲田戦終わってから後半2戦は相手のエースに勝ったり、自分たちが東日本インカレで負けた相手にも勝ってくれたことです。自分もインカレの団体で戦うのに安心して後に任せたりコートに立てるなと心強さをもらいました。

-インカレに向けて意気込みを
もうこのチームでできる最後の団体戦、試合なので自分としては悔いが残らないようにコートでシャトルを打っていくことと、自分が卒業してからは新チームになるので、その新チームに勢いをつけてあげられたらなという思いで後悔しないようにやっていきたいと思います。

樋口帆渚実・長谷川由季

 -今日の試合を振り返って
樋口:初戦は苦しかったのですが、お互いに話し合い、2人で戦うことを意識して攻めた結果が勝ちに繋がったと思うので良かったです。
長谷川:今日は1-2とひとつ取られたら終わりという苦しい状況で回ってきて、そこでも自分たちの力を勝つということを意識しすぎずに出せて良かったです。

-昨日からの連勝となりましたが
樋口:すごく嬉しいというのが1番ですが、これで終わらずに次のインカレに向けて、同じ良い思いをできるように頑張っていきたいです。
長谷川:インカレに繋がる良い勝ち方だったので、これを機にインカレでもしっかり勝って優勝できるようにしたいです。

-秋季リーグ優勝は逃してしまいましたが、やはり悔しさはありますか
樋口:悔しさはありますが、最後にインカレで勝って終わりたいのでインカレ優勝に向けて頑張ります。
長谷川:インカレで勝つための負けだったと思って、これからの練習をしっかりしてインカレで頑張りたいと思います。

-第1、2ゲームともに最後は連続ポイントでゲームを取りましたが、そのときプレー中に特に意識していたことはありましたか
樋口:決まった瞬間から次のプレーに早く入るために、自分たちの流れを持っていくために早くサーブを打つようにしました。
長谷川:流れを切らさないように、自分たちで攻めの姿勢を貫いていけたことが良かったと思います。

-今日の試合で得た課題・収穫は
樋口:レシーブのときに止めるのではなくて押し切るということを学んだので、今後の練習に活かしていきたいです。
長谷川:自分たちの攻めるプレーというのが相手にはまってしまったときに、どう対処するのかが今後の課題だと思います。

-これからどのようなことを中心に練習していきますか
樋口:攻めた側が勝つので、攻めきれる形に持っていけるように練習していきたいです。
長谷川:攻めるのはもちろんなのですが、攻め方というのがただスマッシュを打つだけではなくて、ちゃんと相手を揺さぶって自分たちの思うようにプレーを展開できるようにしていきたいです。

-インカレに向けて意気込みを
樋口:最後は優勝して終わりたいのでみんなで頑張って、優勝に向かって頑張りたいです。
長谷川:団体、個人とどちらも優勝できるように頑張りたいです。

西川裕次郎

ー今日の試合の振り返り
第1シングルスはチームに勢いをつけるための試合なので、勝ち負けとかではなくて出だしからもっとしっかりやらないとダメだなと思いました。今回は勝てたからまだマシだったんですけど、自分で勝手に崩れて、あれがチームに大きく影響したのかなと。あのまま負けたりしたら、相当雰囲気が悪くなって、今日の負けの原因にもなりますので…。
ダブルスはもっと積極的にもっとやっていければいいんですけど、どうしても引いたりするところがありましたね。勝てる試合を落とした感じです。

ーシングルスで勢いが大事とおっしゃっておりましたが、1ゲーム目では序盤からミスを連発してしまい落としてしまいました。
自分自身がけっこう精神的に弱いので…。自分がリードしている時もスイッチが入らないとよくなかったり、自分から声を出してやったりできないので、そこを大人になってやっていけたら大崩れせずに勝っていけると思います。

ーインカレまで3週間切りましたが、改善していきたいところはありますか
もっとチームに勢いを付けるのもあるし、あと、ベンチの雰囲気も(試合に)出ている選手が良くしていかないとダメですね。ベンチだけで盛り上がることは絶対にできないので、でている選手がどういうガッツポーズをするかとか、そういう動作の一つ一つで雰囲気が違ってくるので…。声を出さずにやるのもいいんですけど、ベンチの雰囲気を盛り上げることが一番大事ですからね。そういうところも意識して、もっと練習していけたらいいと思います。

ー逆に応援するときは西川選手が積極的に応援していましたが…
どうしても応援で引っ張ったりする人がおらず、みんな応援に付いていくという人が多いので…。それに自分が勝っても負けても、応援してほしいからもっと応援してあげたいという考えはありますね。団体戦なので、やっぱり応援は重要でその勢いで勝ったりできるので、自分のためにも声出してしっかり応援しないとダメだなと思います。

ーリーグ戦2勝3敗となりましたが、自身としてはどう思いますか
春リーグよりもシングルスに自信持って試合に入れたように思えたので、その点では成長しているのかなと思います。ただ、シングルス・ダブルス両方やるとなったときにどっちかに注力するという思いが強かったので、両方に賭けるという思いでやっていきたいです。まず、シングルスを頑張って、次「あ、ダブルスもあるな」という考えで試合に入っちゃうので…。それで、今日の(シングルス)1ゲーム目みたいになっちゃうのかなって…。

ーインカレに向けて意気込みをお願いします!
ちょっとチームがばらけつつある感じですからね…。自分の役割をその場その場で考えてやっていけると思うので、いろいろな人のケアをしながらしっかりやっていけたら、チームも安定するんじゃないかなと思います。

フォトギャラリー

  • victoryonsep21約1年ぶりに筑波大に勝利し喜ぶ女子部員
  • nishikawaonsep21秋季リーグ戦でただ一人シングルスに全戦出場し4勝を挙げた西川
  • higuchiandhasegawaonsep21前戦に続き勝利を収めた樋口(写真奥)・長谷川(写真手前)ペア
  • madobaonsep21窓場主将は腰に不調を抱えながらも、第3シングルスでしっかり勝利を得た
  • nikkoandnishionsep21日光(写真手前)・西(写真奥)ペアはリーグ戦全戦に出場
  • fujinoandnishikawaonsep21藤野(写真手前)・西川(写真奥)ペアは第2ダブルスで熱戦を演じるも敗れた。
  • uenoonsep21上野は前田とともにシングルスの柱として活躍した
  • ichinoseonsep21リーグ初出場を果たした一ノ瀬
 

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