2021年07月09日(土)、13日(水)
「アミノバイタル®︎」カップ2022 第11回関東大学サッカートーナメント大会
1回戦 対立教大、2回戦 対慶大
【サッカー】「アミノバイタル®︎」カップ2022 第11回関東大学トーナメント大会1回戦 対立教大・2回戦 対慶大 マッチレポート
試合結果
トータル試合結果
1 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 0 立教大学 |
---|---|---|---|---|
1 | 後半 | 0 |
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 | 学部・出身校 |
GK | 21 | 近藤壱成 | 経済4・ジュビロ磐田U18 |
DF | 2 | 堀江貴大 | 社会4・昌平 |
DF | 14 | 萩野滉大 | 現福4・名古屋グランパスU18 |
DF | 5 | 白井陽貴 | スポ4・矢板中央 |
MF | 7 | 若林龍 | 現福4・桐蔭学園 |
MF | 8 | 渡邉綾平 | 経済3・前橋育英 |
MF | 16 | 細谷航平 | 社会3・サンフレッチェ広島ユース |
MF | 17 | 中川敦瑛 | 経済2・横浜FCユース |
MF | 25 | 吉尾虹樹 | 現福3・横浜F・マリノスユース |
MF | 30 | 青木俊輔 | 社会3・東福岡 |
FW | 22 | 久保征一郎 | 経済3・FC東京U18 |
サブメンバー | |||
---|---|---|---|
GK | 12 | 伊藤琉偉 | 現福2・モンテディオ山形ユース |
DF | 27 | 大迫蒼人 | 経済1・FC東京U18 |
DF | 31 | モヨマルコム強志 | 現福3・東福岡 |
DF | 32 | 竹内豊 | 現福2・新潟明訓 |
DF | 33 | 木村恵風 | 社会2・横浜F・マリノスユース |
MF | 6 | 佐野陸人 | 現福4・清水エスパルスユース |
MF | 15 | 廣渡優太 | 現福3・浜松開誠館 |
MF | 19 | 髙橋馨希 | 社会3・常葉大学附属橘 |
FW | 18 | 石井稜真 | 経済2・アビスパ福岡U18 |
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
61分 | 交代 | 法大 | 久保征一郎→佐野陸人 | |
67分 | 交代 | 法大 | 吉尾虹樹→髙橋馨希 | |
90分 | 交代 | 法大 | 若林龍→大迫蒼人 | |
90+1分 | 得点 | 法大 | 髙橋馨希 | 1-0 |
90+2分 | 交代 | 法大 | 青木俊輔→石井稜真 |
マッチレポート
関東大学リーグ戦から1週間、真夏の決戦「アミノバイタル®️」カップがついに開幕。前回大会、決勝で敗れ涙をのんだ法大にとって、1年越しの借りを返す時がやってきた。負けたら終わりのトーナメント戦。そんな一発勝負の初戦の相手は立大。前回大会でも対戦し、その時は法大が2-1で勝利している。法大はリーグ戦からスタメンを4人入れ替え、細谷航平(社3=サンフレッチェ広島ユース)や吉尾虹樹(現3=横浜F・マリノスユース)らが名を連ねた。
キックオフの笛が鳴り、まずファーストシュートを放ったのは立大。サイドからのクロスにフリーで合わせられるも、これはゴール右上に外れる。法大も21分、渡邉綾平(経3=前橋育英)のCKからニアに走り込んだ白井陽貴(スポ4=矢板中央・Vファーレン長崎内定)が頭で合わせるも、これはゴールポストに弾かれてしまう。その後も法大は細かいパスやサイドを起点に攻撃を組み立てていくが、初戦の硬さもあってか、なかなかフィニッシュまで持ち込めない。42分には立大にサイド攻撃から再びダイレクトで合わせられるも、ゴール上に外れピンチを逃れる。このまま前半が終了し、両者譲らずスコアレスで後半へ折り返す。
後半、開始早々から仕掛けたのは法大。49分、相手ゴール前で細かくパスを繋ぐと最後は吉尾がシュート。しかしこれはゴール右にわずかに外れる。立大も直後にサイドからのクロスにヘディングでシュートを放つ。その後も立て続けにシュートを放たれる。なんとしても1点が欲しい法大は、ボールを保持し攻撃の糸口を見出そうとするが、立大の堅い守備の前になかなかチャンスを作り出せない。このままスコアレスで延長戦に突入かと思われた後半ロスタイム、CKを起点に渡邊の放ったシュートが相手選手に当たりゴール前で混戦となるも、最後は途中出場の髙橋馨希(社3=常葉大学付属橘)が左足を振り抜き、ボールはポストに当たりながらゴールに吸い込まれ、待望の先制点を奪う。その後は最後までしっかりと守り切り、試合終了のホイッスル。最後の最後に1点を決めた法大が勝利し、辛くも2回戦に駒を進めた。
初戦ということもあり全体的に硬さもあったが、チーム全員が粘り強く戦ったことが最後のゴールを呼び込み、勝利につながった。また、1試合1試合が総力戦となるトーナメント戦において、途中出場の選手がゴールを決めたというのは、今後の戦いにおいてもプラスになってくる。チームの総合力で勝利し、初戦を突破した法大。今季の目標『5冠』のうちのひとつでもある今大会の制覇に向け、まずは順調なスタートを切った。
(記事・板倉大吾)
リーグ戦からスタメンを4人入れ替えて臨んだ(写真提供・法政大学体育会サッカー部)
【2回戦】
試合結果
トータル試合結果
1 法政大学 |
0 | 前半 | 0 | 0 慶応義塾大学 |
---|---|---|---|---|
0 | 後半 | 0 | ||
1 | 延長前半 | 0 | ||
0 | 延長後半 | 0 |
スターティングメンバー
ポジション | 背番号 | 選手名 | 学部・出身校 |
GK | 1 | 中川真 | スポ3・徳島市立 |
DF | 2 | 堀江貴大 | 社会4・昌平 |
DF | 14 | 萩野滉大 | 現福4・名古屋グランパスU18 |
DF | 20 | 白井陽貴 | スポ4・矢板中央 |
MF | 6 | 佐野陸人 | 現福4・清水エスパルスユース |
MF | 8 | 渡邉綾平 | 経済3・前橋育英 |
MF | 16 | 細谷航平 | 社会3・サンフレッチェ広島ユース |
MF | 19 | 髙橋馨希 | 社会3・常葉大学附属橘 |
MF | 27 | 大迫蒼人 | 経済1・FC東京U18 |
MF | 31 | モヨマルコム強志 | 現福3・東福岡 |
FW | 17 | 中川敦瑛 | 経済2・横浜FCユース |
サブメンバー | |||
---|---|---|---|
GK | 12 | 伊藤琉偉 | 現福2・モンテディオ山形ユース |
DF | 3 | 松岡迅 | 経済3・前橋育英 |
DF | 24 | 日高華杜 | 経済1・大津 |
MF | 7 | 若林龍 | 現福4・桐蔭学園 |
MF | 25 | 吉尾虹樹 | 現福3・横浜F・マリノスユース |
MF | 26 | 揖斐俊斗 | 経済2・柏レイソルU18 |
MF | 28 | 中村翼 | 経済2・横浜F・マリノスユース |
MF | 30 | 青木俊輔 | 社会3・東福岡 |
FW | 22 | 久保征一郎 | 経済3・FC東京U18 |
試合スタッツ※交代は法大のみ記載
時間 | 経過 | 大学 | 選手名 | 得点経過 |
---|---|---|---|---|
54分 | 交代 | 法大 | 渡邉綾平→吉尾虹樹 | |
65分 | 交代 | 法大 | 大迫蒼人→青木俊輔 | |
71分 | 交代 | 法大 | モヨマルコム強志→若林龍 | |
86分 | 交代 | 法大 | 髙橋馨希→中村翼 | |
93分 | 得点 | 法大 | 細谷航平 | 1-0 |
107分 | 交代 | 法大 | 佐野陸人→久保征一郎 |
マッチレポート
試合終了間際の劇的ゴールで2回戦進出を決めた法大。中三日で迎える2回戦は慶大と対戦した。スタメンは1回戦から大幅に変更。GKには中川真(スポ3=徳島市立)を起用。モヨマルコム強志(現福3=東福岡)や大迫蒼人(経1=FC東京U18)らフレッシュなメンバーが名を連ねた。
小雨が降りしきる中試合はキックオフ。序盤は一進一退の攻防を見せる。前半7分、スルーパスに抜け出されPAに侵入されるもキャプテンークを巻く萩野滉大(現4=名古屋グランパスU18)が冷静な対応を見せシュートは打たせない。前半10分には右サイドの突破からCKを獲得。CKのこぼれ球を細谷航平(社3=サンフレッチェ広島ユース)が左足でシュートを放つも枠を外れる。徐々に法大が主導権を握り始めると前半19分、PAでパスを受けた中川敦瑛(経2=横浜FCユース)が角度のないところから強烈なシュート。しかしポストに阻まれ得点ならず。その後も果敢に相手ゴールへと迫るも決定機は迎えられず0-0で前半を折り返す。
後半も試合の主導権は法大が握る。後半3分、PA外から渡邉綾平(経3=前橋育英)が強烈なシュートを放つも惜しくもゴール上に外れる。後半21分には最終ラインからのロングボールを受けた青木俊輔(社2=東福岡)がクロス。途中出場の若林龍(現4=桐蔭学園)がダイレクトで合わせるもボールにミートせず。後半アディショナルタイムには相手にCKを与えピンチを迎えるも集中力を切らさず耐え抜き、10分ハーフの延長戦に突入した。
試合が動いたのは延長前半3分。CKの流れから白井陽貴(スポ4=矢板中央)がループシュート。一度はGKに弾かれるもこぼれ球を細谷が頭で押し込み待望の先制点を奪う。延長後半4分、PA外から相手の強烈なシュートがゴールを襲う。しかしここはポストに助けられる。その後も粘り強い守備で1点を守り切り試合終了のホイッスル。苦戦するも3回戦進出を決めた。次戦は中三日で迎える専大戦。勝って準決勝進出及び総理大臣杯の切符を獲得できるか、真価が問われる一戦になりそうだ。
(記事・二瓶堅太)
初スタメンながら存在感を示した大迫(写真提供・法政大学体育会サッカー部)