最初のひと回りは王者のプレッシャーからか6射3中と精彩を欠く。2巡目は横皆中で持ち直したかと思われたが、3,4射目を最上級生の落前・柴田拓実(文4=島田商業)、大落・渥美柊弥(営4=豊橋東)が連続で抜き反撃ならず。優勝を果たした前回大会で大いに貢献した2人(柴田はトーナメントで全射皆中、渥美柊は予選で同中競射含む8射皆中)が今大会では思わぬ不調に陥った。今大会同様優勝候補として期待される6月29日の全国選抜での復調が期待される。
女子団体戦
予選
12射6中(同中競射4中) 予選通過!
的中が振るわなかった中、同中競射では6射4中。見事通過し2年ぶりの決勝トーナメント進出となった。
決勝トーナメント1回戦 対東農大
●法大 8ー10 東農大
足利有花(法2) | 〇〇〇〇 | 4中 |
塚本真生(営2) | ×〇〇× | 2中 |
三橋結子(デザ工) | 〇××〇 | 2中 |
全4巡で全て3射2中。崩れることこそなかったが12射10中と高的中を残した東農大に敗れた。昨秋1部リーグ復帰を果たした法大女子に対し、東農大は現在2部リーグ。全関東ならではのトーナメント戦かつ全12射のみという試合形式の恐ろしさを感じさせる一戦となる。そして足利有花(法2=新屋)は、この試合で4射皆中と起用に応えた。高校時代も今大会と同じ大前で全国大会に出場している足利は、この名門・法大でもその適性を発揮している。
個人戦
男女とも4選手ずつが出場した個人戦決勝。今大会の個人戦は、最も長く連中し続けた者が勝者となる方式だ。
男子は法大の4人全員が初めの3射を詰め、8寸的(通常の尺二的よりサイズダウンしたもの)を射抜く必要のある4射目へと突入した。そこでインターハイ個人準優勝に輝いた経歴を持つ森岡優介(営3=津山商業)、先日の都学連100射会にて1年生ながら2位タイ入賞の坂本翔(人1=足利大付属)の2人が失中。残った石川、沼宮内はともに6射目を抜き7ー9位決定のための遠近競射(対象者が同じ的に矢を放ち、中央に近い順で順位を決定する)へ進む。ここで2人はともに中心近辺に的中も、筑波大・小竹がそれらを上回る位置に的中し石川が8位、沼宮内が9位という結果に。思わぬ伏兵の勝負強さに両者は思わず苦笑いを浮かべる。とはいえ、多くの好選手が参加する今大会で2年生2人の入賞は大変名誉な結果と言える。
対する女子は、団体戦で落を務めた三橋結子(デザ工3=都立桜修館)の上位入賞が期待されたが、序盤で悔しい失中。個人、団体ともに高校一年次からインターハイ出場を経験した天才も、独特の雰囲気を醸す全関東の舞台で散った。そんな中で爪痕を残したのは 髙橋玖海那(法1=白河)。1年生ながら3連中を記録し、あと一歩で入賞も見える位置まで勝ち残った。迫る全国選抜の登録メンバー入りは逃したが、秋のリーグ戦での活躍が期待される。
(記事:嘉藤大太、写真:嘉藤大太、田邊伊吹、宮下柚華)
6月29ー30に行われる全国選抜。速報結果はスポーツ法政新聞会公式Xをチェック!同大会は後日、選手インタビュー付きの戦評記事も公開予定です!
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