【バスケットボール】第19回東京六大学バスケットボールリーグ戦 対明大 未来の法大を担う新戦力が奮闘!
▼試合結果
⚪️法大 67{15-14、14-16、16-18、22-10}58 明大⚫️
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)、#14 佐藤正樹(社4=法政第二)、#18 八重沢連(法3=八王子学園八王子)、#32 菅野汰樹(人環3=法政第二)、#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)
戦評
相手は昨季の1部入れ替え戦で惜敗した明大だ。第1Q。法大は#75 柳田 の得点で先制すると、#18 八重沢の3ポイントもあり、法大が序盤からリードを奪う。さらに#14 佐藤の得点で7-2とさらに点差を広げたが、徐々に明大が追い上げを見せる。明大の#91 塚田のゴール下での得点や、#12 千葉のレイアップで7-6と1点差になると、#12 針間のジャンプシュートでついに逆転を許してしまう。その後はシーソーゲームな展開となったが、#18 八重沢の3ポイント、#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)の得点でリードを奪い返した。しかし、明大も#7 湧川の3ポイントや#55 石川のゴール下の得点で粘りを見せ、15-14と法大が1点リードで第1Qを終えた。
第2Qは、法大の#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)の華麗なシュートで17-14とリードを広げる形でスタート。対する明大は#31 岩下のゴール下での得点で反撃し、一進一退の攻防が繰り広げられる。法大も#8 本山のシュートで再びリードを奪ったが、明大の#91 塚田がバスケットカウントで応戦する。その後、法大はタイムアウトを取り、立て直しを図ると、#32 菅野の3ポイントが決まり22-22の同点に持ち込む。法大はメンバー交代を行いながら反撃の機会をうかがうも、なかなか相手との点差が広がらない。だが終盤、法大の#75 柳田がインサイドで得点、さらには#14 佐藤が連続で得点を重ね、残り51秒で29-30と1点差に迫る。しかし、この場面で明大がタイムアウトを要求し、1点ビハインドで試合を折り返す。
▲#32 菅野
第3Q。#7 本山のファストブレイク、#32 菅野の3ポイントなどがあったが、その後はスコアが動かない時間が続く。福大大濠出身の明大の新1年生#7 湧川には同じ高校出身の本山、鍋田がマッチアップ。先輩としての意地を見せるディフェンスで特に#25 鍋田は8秒オーバータイムを勝ち取る。だが、法大は終盤にターンオーバーを連発。明大の連続3Pで逆転され、3点ビハインドで勝負は第4Qへ。
第4Qでチームを引っ張ったのは下級生だった。#55 佐渡の豪快なブロックや#31 西海土成嘉(法1=北陸学院)のスピード感あふれるドライビングレイアップで1点差まで詰め寄る。試合時間残り7分、#31 西海土は4点プレイを成功させ、逆転に成功する。さらには#8 野田凌吾(国文1=藤枝明誠)が、プレッシャーをかけるディフェンスで明大を圧倒。最後は#25 鍋田の連続得点で試合を決め、67-58と昨季のリベンジを果たした!
▲#31 西海土
試合後インタビュー
佐藤俊二監督
ー今日慶大戦、明大戦を振り返って
2試合とも勝ち切れたってところがチームとしてはすごく良かったです。昨日、一昨日の東大と早稲田戦で、特に早稲田戦ではあまりいい形でゲームを進めることができなかったので、そういう意味では今日はチームで全体でしっかり勝つことができました。慶應戦はかなり途中離されてしまいましたが、そこからチームを立て直して最後勝ち切ることができたし、明治戦もいいゲームを展開しながら最後勝てたので、いい1日だったと思います。
ーゲームプランなどは
練習でやっていることをとにかく表現するっていうことですね。けが人が多かったからこそ、次に出てくる子たちを楽しみに使う感じでやっていて、一年生もプレータイムの中で頑張っていたので、練習でやっていることが今日は表現できていたと思います。
ー新チームについて
バスケット的には外部コーチとして、國吉くんが来ていただきました。去年、一昨年と入れ替え戦には行っているけれども、勝てないっていうことが続いています。やっぱりそこにプラスアルファをしないと上にはいけないっていうことで、そういう意味で國吉くんにオフェンスの整備というところ手伝ってもらっていて、去年まで培ってきたチームで戦うところとか、ディフェンスのところとかをやりつつ、さらにレベルアップできるようにしたいなと思っています。今はいい流れになっているなと思います。
ー新一年生には、去年のウィンターカップにも出場した#8 野田凌吾(国文1=藤枝明誠)選手がいらっしゃいます
これまで藤枝明誠とは縁がなかったんですけど、本人から法政に来たいって話をしてくれました。 野田は個人の能力としても色々できる選手だと思っています。彼は高校時代、チームに留学生がいてウイングもいい子たちが揃っていた中でプレーしていたと思うけど、法政はそこまで他大学の選手たちとアドバンテージを取れる選手が揃っていないので、高校の時とは違う戦いをしなければいけないから、そこは彼が成長しなきゃいけないところだと思います。これからガードとして成長していけば、面白い選手になると思っています。
ースプリングトーナメントに向けて
トーナメントも発表されて時間がないのですが、急ピッチでチームを作って勝利できるように頑張ります。
(記事・写真:髙瀬真帆、紺野真帆)