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【フェンシング】男子サーブル、昨年の雪辱を晴らし堂々の優勝で4冠達成!/2025年度全日本学生フェンシング選手権大会 4日目

2025年度全日本学生フェンシング選手権大会
2025年10月28日(火)
駒沢オリンピック公園屋内競技場

全日本インカレ4日目は男子サーブル団体、女子エペ団体、男子エペ団体の1回戦が行われた。
男子サーブルでは、昨年度の全日本インカレ準決勝で敗れた日大との再戦に挑み、見事勝利。雪辱を晴らし、決勝へ駒を進めた。勢いそのままに決勝では安定した試合運びを見せ、堂々の優勝を果たした。これにより、今年度4冠という快挙を達成した。
女子エペでは順調に勝ち進み、決勝に進出。決勝では、関東インカレと同様の顔合わせになり、リベンジをかけた1戦となった。しかし、明大の高い壁を突破することは叶わず。惜しくも準優勝という結果に終わった。選手たちは悔しさを見せながらも、次の試合へ手応えを感じさせる戦いを見せた。

試合結果

男子サーブル団体

順位 選手名
1 法政大
2 日本体育大
3 日本大

女子エペ団体

順位 選手名
1 明治大
2 法政大
3 日本大

写真館

表彰後の男子サーブル団体メンバー左から、山口李世(文2=法政二高)、伊藤遼志(営1=法政二高)、茶野友秋(営2=法政二高)、津森志道(営4=東亜学園)

敷根監督と女子エペメンバー 左上から、足立悠(国2=別府翔青)三好知里(デザ工2=高松北)金森朱咲(文3=法政二高)青木玲奈(社4=法政二高)四本明李(文4=鹿児島高)高山桐(デザ工3=富山北部)

ガッツポーズを見せる山口、伊藤、茶野と敷根助監督

男子サーブル・津森

敷根助監督と女子エペ3年生コンビ(金森、高山)

女子エペ・足立

選手インタビュー

女子エペ

ー全日本インカレを振り返って
高山桐(デザ工3=富山北部):最後の試合は本当に私たちらしい試合ができたと思いますが、明治戦はカンカレに引き続き負けてしまって、リベンジを果たず、先輩たちを優勝させることができなかったので、来年こそはしっかり優勝していきたいです。基本的にはメンバーも変わらないと思うので、しっかりこのメンバーで強くなって絶対にリベンジできるように頑張ります。
金森朱咲(文3=法政二高):私はリザーブとして皆さんを支えるという位置がほとんどでしたが、今回のカンカレやインカレを通して出場機会ももらえて少しでも力になれたかなと思います。このメンバーでまた来年も戦えるということはすごく恵まれていることだと思いますし、この悔しい気持ちはこのメンバーでしか晴らせないと思うので。また1年かけて、次こそは優勝旗を持って終わりたいなと思います。
三好知里(デザ工2=高松北):決勝までチームで戦えた試合やみんなで盛り上げた試合が多くてよかったと思うのと、決勝は悔しい結果になりましたが、来年こそは絶対に1位を取るぞという気持ちで練習に挑みたいです。
足立悠(国2=別府翔青):今回こそは明治大学に勝ちたかったですが、あと一歩及ばず悔しい結果になってしまいましたが、また来年同じチームなので引き続き頑張りたいと思っています。

ーこれからの目標など
高山:来年は4年生なので全てが最後になってしまうので、個人も団体も優勝できるように頑張ります。
金森:優勝します。
三好:個人も頑張りますが、ますは団体戦で明治大を倒して日本一を取ります。
足立:打倒明治です。

 

男子サーブル

ー全日本インカレを振り返って
津森志道(営4=東亜学園):今回は4冠するという目標にこの1年間頑張ってきて、その目標を達成することができたことがすごく嬉しいと思います。
山口李世(文2=法政二高):昨年の団体戦では悔しい思いをしたので、絶対に優勝ということをみんなで目標としていたので、優勝できてよかったです。
茶野友秋(営2=法政二高):僕は個人戦では思うような結果は出なかったですけれど、この1年を通してチームで4冠を達成することができて、すごく嬉しいです。
伊藤遼志(営1=法政二高):個人戦では早く負けてしまってすごく悔しい思いをしましたが、団体戦では、今年4年生に津森さんがいて、上にも茶野と山口がいて、強いメンバーでこれまでの団体戦全部勝ってきたので、最後インカレは取らないといけないという覚悟でやってきました。自分は1年生で、去年先輩方がインカレで負けて悔しい思いしていることを知っているので絶対に勝ってやろうという気持ちで臨めて、途中動きは悪かったですが、最後の決勝は自分の中で最高のパフォーマンスをすることができたので、良かったと思います。

ー団体優勝という結果について
津森:去年すごく悔しい思いをしたので、その悔しさを晴らすという気持ちですごく頑張ってきたつもりではいるので、その結果が報われたというか欲しかったタイトルが取れたということに対してすごく嬉しい気持ちでいっぱいでした。
山口:今回はリザーブで全体の雰囲気を盛り上げる役割で自分はいましたが、みんなの心をひとつにして、団体はチームワークで優勝まで来れたので良かったです。
茶野:去年のインカレ準決勝の舞台で日大と当たって、その時も4冠がかかっていましたが、負けてしまって、今年全く同じシチュエーションで日大と当たって勝ち切ることができてすごく嬉しいです。
伊藤:大学の大会団体戦すべて取れたので来年も強いメンバーが揃っているので、ここから4連覇していきたいです。

ーこれからの目標など
津森:これから社会人になってもフェンシングを続けていくので、自分がフェンシングを始めたころからの1番大きな目標であるオリンピックの金メダルという目標に向けて日々精進してまいります。
山口:来年は津森さんがいなくなって、自分もメンバーとしてチームを勝利に進めていかなければならない立場になるので、この1年間で学んだことを来年にぶつけてまた優勝しようと思います。
茶野:来年からは4年生がいないフレッシュなメンバーではあるので、しっかり残りの期間で準備してまた4冠達成できるように頑張りたいと思います。
伊藤:今回の個人戦はあまり良い結果ではなかったので、来年のカンカレやインカレでは個人でも上位でメダルを目指せるように頑張っていきたいです。団体では、もちろん優勝を目指して頑張りたいです。

 

(取材・撮影:山鳥優里)

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