関東大学春季交流大会
対筑波大
2024年5月18日
CHUBU UT Field(筑波大学ラグビー場)
後半3トライを奪いスコアでは上回るも、前半6トライを奪われた差が大きく、今季初勝利とはならなかった。
試合結果
トータル試合結果
28 法大 |
7 | 前半 | 42 | 49 筑波大 |
---|---|---|---|---|
21 | 後半 | 7 |
ポイント詳細
1/3 | T | 6/1 |
---|---|---|
1/3 | G | 6/1 |
0/0 | PT | 0/0 |
0/0 | PG | 0/0 |
0/0 | DG | 0/0 |
T:宮下2、福本耀、嶋崎 G:田中4 |
※得点は法大のみ記載
法政大学メンバー
No. | ポジション | 選手氏名 | 学年 | 出身校 |
---|---|---|---|---|
1 | PR | 守安史成 | 3 | 桐蔭学園 |
2 | HO | 木本慶祐 | 2 | 尾道 |
3 | PR | 鈴木心温 | 1 | 公文国際 |
4 | LO | 山内滉太 | 3 | 昌平 |
5 | LO | 細川幹太 | 4 | 國學院久我山 |
6 | FL | 三浦幹太 | 3 | 秋田中央 |
7 | FL | 植浦慎仁 | 3 | 報徳学園 |
8 | NO.8 | 宮下晃毅 | 4 | 報徳学園 |
9 | SH | 小山田裕悟 | 4 | 桐蔭学園 |
10 | SO | 小林利仁 | 1 | 昌平 |
11 | WTB | 立山一希 | 3 | 静岡聖光学院 |
12 | CTB | 田中大誠 | 4 | 國學院栃木 |
13 | CTB | 渡辺圭祐 | 2 | 中部大春日丘 |
14 | WTB | 福本亘 | 1 | 報徳学園 |
15 | FB | 北川拓来 | 4 | 昌平 |
16 | Re | 花澤祐太 | 2 | 法政二 |
17 | Re | 小笠原吉宗 | 4 | 大津緑洋 |
18 | Re | 澤村勇介 | 3 | 尾道 |
19 | Re | 森将太郎 | 1 | 國學院久我山 |
20 | Re | 嶋崎汰星 | 4 | 法政二 |
21 | Re | 野島大翔 | 3 | 東海大相模 |
22 | Re | 佐川一眞 | 2 | 専大松戸 |
23 | Re | 鈴木颯太 | 3 | 秋田工業 |
24 | Re | 大沢空 | 2 | 秋田工業 |
25 | Re | 福本耀 | 2 | 報徳学園 |
26 | Re | 芦川海琉 | 4 | 法政二 |
戦評
前節の慶大戦では上手く流れを掴みきれず、連続トライを奪われ敗北を喫した法大。今季初勝利を目指して筑波大戦に臨んだ。
今節では、北川拓来クラブキャプテン(4)が先発に復帰。SO小林利仁(1)は10番で公式戦初先発、立山一希(3)もWTBとして今季初先発となった。また、リザーブメンバーにはU20日本代表戦で先発出場を果たした、HO花澤祐太(2)、FL大沢空(2)、CTB福本耀(2)らが名を連ねた。
序盤は筑波大のペースで試合が進んだ。2分に相手ボールスクラムから左サイドに展開され、そのまま先制トライを許すと、続けて7分、13分と3連続トライを許した。一方法大は、キックしたボールが50:22となり、相手ゴール前でマイボールラインアウトのチャンスを得たが、上手く獲得できずトライには至らなかった。ハイパントで攻撃を仕掛けるが、逆にボールを取られてそのまま30分にトライを追加される。ハイタックルによるシンビンがあり、数的有利となった法大は35分にNo.8宮下晃毅(4)のトライ、ゴールも成功し7点を返した。

No.8宮下晃毅(4)
その後も、WTB福本亘(1)のナイスタックルで相手のスローフォワードを誘うなど良いプレーはあったが、スクラムやラインアウトが安定せず、さらに2トライを追加され、7-42で前半を終えた。
後半はU20日本代表の3人を含め、一気にに5人を入れ替えてスタートした。低いタックルで相手のノックオンを誘うなど、上手く流れを掴んだ法大は後半6分、WTB福本耀(2)のトライで先に得点を奪う。

福本耀(2)
その後、No.8宮下(4)を中心としたFWの大きなゲインでチャンスを作るも、SO佐川一眞(2)からWTB福本耀(2)へのパスが繋がらず、トライとはならなかった。ディフェンスでは筑波大に2度の50:22でチャンスを作られるも、粘りを見せ、トライを許さなかった。後半から入ったスクラムに定評があるHO花澤祐太(2)や、嶋崎汰星(4)を中心とした選手らの声出しでチームが奮い立ったのか、スクラムは徐々に安定感を見せ始めた。29分に宮下(4)が2つ目のトライを奪うと、41分には筑波大にトライを許すが、後半ラストは嶋崎(4)のトライでさらに点差を縮めた。後半だけで見ると21-7でスコアは上回ったが、前半奪われた6トライの差が大きく、28-49で今季初白星とはならなかった。

嶋崎汰星(4)
(記事:堀川風和里、写真:朝長亜依)
インタビュー
田中大誠 ゲームキャプテン (4年、CTB、國學院栃木)
ーー今日の試合を振り返って
疲れましたね。ここ最近の練習ではそれほど暑さを感じていなかったのですが、今日急に暑くなったので本当にきつかったです。暑さに加えてアウェイだったということもあって、筑波大のテンポの速いアタックに押されてしまったのが悔しいですね。でも後半スコアで勝てたのはよかったです。
ーー次戦に向けて
今回の試合でまた色々と課題が明確になったので、次戦までの2週間でしっかり修正していきます。3連敗してしまっているので、気持ちを新たに切り替えて、残り2戦全力で「勝ち」に繋げていけたらと思います。
(インタビュー:堀川風和里)
北川拓来 クラブキャプテン(4年、FB、昌平)
ーー今日の試合を振り返って
試合の目標にしていたアタック、ディフェンスの両方ともコネクション(連携)を意識して試合に臨んだのですが、前半では意識していたコネクションができずに筑波大の速い展開によって自分たちのディフェンスの間を抜かれてしまい、思うようなプレーができませんでした。しかし後半ではU20日本代表で活躍しメンバーたちが入ってきたことで、コネクションが生まれてコミュニケーションをとり、優位に戦うことができました。
ーー次戦に向けて
今回の試合と同様にコネクションを意識していき、後半からすることのできた連携したプレーを初めから行っていきたいです。そして、今季の交流戦で初勝利を掴みたいと思います。
(インタビュー:平野雅季)