【バスケ】熱戦制し入れ替え戦へ前進!/ 第101回関東大学バスケットボールリーグ戦 対順天堂大学(2巡目)
対順天堂大学 @国士舘大学多摩キャンパス
▼試合結果
⚪️法政大学 85-81 順天堂大学⚫️
34<1Q>29
18<2Q>19
16<3Q>14
17<4Q>19
▼スターティングメンバー
#7 本山 遼樹(法4=福大大濠)PG
#10 坂本 温人(現4=法政第二)PF
#14 佐藤 正樹(社4=法政第二)SF
#25 鍋田 憲伸(法3=福大大濠)PG
#75 柳田 大斗(営4=國學院久我山)C
▼ベンチ入りメンバー
#2 首藤 怜(文3=仙台大明成)PF
#8 野田 凌吾(国文1=藤枝明誠)PG
#12 伊藤 舷人(法1=法政第二)PG
#18 八重沢 連(法3=八王子学園八王子)PF
#26 伊藤 遙志(経1=福大大濠)PF
#31 西海土 成嘉(法1=北陸学院)SF
#32 菅野 汰樹(人環3=法政第二)PG
#55 佐渡 樹也(法2=中部第一)SF
#80 武川 暖(理工3=法政第二)SG
#91 オディギェ プレシャス 恵(法1=湘南工科大附)SF
戦評
法大ボールから始まった第1Q。#10 坂本温人(現4=法政第二)の得点で先制すると、それを皮切りに#25 鍋田憲伸(法3=福大大濠)、#75 柳田大斗(営4=國學院久我山)などが次々とシュートを決める。さらには#75 柳田のパスに鋭く反応した#14 佐藤正樹(社4=法政第二)がカットインからシュートを決め、キャプテンとしての意地を見せる。法大が得点を重ねる一方、今期3部との入れ替え戦がかかっている順大も、驚異的な3P成功率で点差を離させまいと猛攻を始め、徐々に点差が縮まっていくが、第1Qは34-29で5点リードで終える。
第2Q。なんとかリードを広げたい法大だったが、またも順大の3Pに苦しむ展開となる。#14 佐藤が力強いフィジカルでシュートを決め、終盤には#18 八重沢連(法3=八王子学園八王子)がペイントエリアに出したパスを#25 鍋田が決めるコンビネーションプレーで会場を沸かせる。だが相手に連続得点を許す場面も多々あり、点差は開かないまま52-48で前半を折り返す。
第3Q。#7 本山がこの日初の3Pを沈めるも、その後順大に3連続得点を許してしまう。立て直しを図るも、さらにシュートを決められ59-62と逆転され窮地に立たされる。しかし、このタイミングでコートに入った#25 鍋田が爆発的なプレーで一気に法大に流れを引き寄せる。まずはゴールネットを一切揺らさない完璧なフローターを決めると、続けて連続でシュートを決めていく。さらにディフェンスを潜り抜けるシュートでバスケットカウントを獲得し、フリースローも確実に決めて第3Qは終了。68-62と6点リードで最終Qへ臨む。
第4Q。ルーキー・#12 伊藤舷人(法1=法政第二)の3P、2Pシュートを決め序盤から点差を離しにかかる。しかし両者ともにファールが目立ち、フリースローによる得点が続くと、点差は徐々に縮まり試合時間残り2分で順大に逆転を許してしまう。負けられない法大は残り時間1分29秒、後半初めてのタイムアウトを取る。タイムアウト後は#25 鍋田が土壇場で逆転となるシュートを決め、さらに相手からファールをもらうと、プレッシャーの中フリースロー1/2を決める。その直後、順大はタイムアウトを取るも、法大は得点させる隙を見せず、#7 本山がフリースロー2/2を決め切り85-81で試合終了。両者ともに入れ替え戦がかかる緊迫した試合展開となり、意地のぶつかり合いを感じられる一戦を法大が制した。
(記事:真中咲輝)
選手インタビュー
#32 菅野汰樹(人環3=法政第二)選手
ーー本日の試合を振り返って
今日は一つ上の先輩が脳震盪でいなかったんですけど、そんな中でも自分たちのやらなければいけないことをしっかりとやって勝てたので、良かったと思います。
ーー順天堂大の3Pにおされていた場面もありましたが、チームで一貫していた考えは
3Pはチームとしても警戒していたんですけど、前半何本か打たれてしまったので、自分たちもしっかりハードにディフェンスをして、打たせないっていうところは意識していました。
ーー前半攻守ともに目立っていたがコート内で意識していたことは
自分は前からディフェンスをついて、相手のやりたいことをやらせないところが強みなので、そこを継続してやっていました。
ーーリーグも残り3戦、まだ強敵校との試合が残っていますが意気込みお願いします
自分たちのやるべきことをしっかりとやって勝ちたいと思います。
ーーファンの皆様へ
一部昇格に向けて勝って、昇格戦にも勝つので応援よろしくお願いします。

#32 菅野(写真は山梨学院戦)
#12 伊藤舷人(法1=法政第二)選手
ーー本日の試合を振り返って
今日の試合はリーグ戦残り4試合で、一部との入れ替え戦がかかっている中でした。相手も3部との入れ替え戦がかかっている試合だったので、自分たちも受け身にならないで、走れるところは走ってトランジションから点数を取ろうっていうのを意識していました。
ー1年生ながら前半からコンスタントに得点を重ねていたが、本日のご自身のコンディションは
いつも自分たちは夜練習をしているので、朝からの試合は結構タフではあったんですけど、その分気持ちの面で強く行こうと思いました。あと4年生の先輩が一人試合に出れない中で、自分のプレータイムが長くなるというところで強気でやっていこうと思っていました。
ーー点差の開かない試合となったが法大の打開策としては
相手のシュートが入りすぎたり、自分たちのファールが重なっていたりして、厳しくはあったんですけど、そこは自分たちのやっているディフェンスや走るところとか、打たれてもシュートが落ちた時に取るとか、基本的なところを常に続けていくことを大切にしていました。
ーー残りのリーグ戦3試合について
1試合1試合勝つことが大切だと思っていて、明日は国士舘との試合で相手のホームコートでもあるので、今日よりも気持ちを強く持って頑張っていきたいなと思います。
ーー最後にファンの皆様へ
自分たちはあと3試合あるんですけど、この調子で勝ち一部昇格を目標にやっているので、これからも応援よろしくお願いします。

#12 伊藤(写真は山梨学院戦)
(インタビュー・真中咲輝)


