第86回日本学生氷上競技選手権大会 ２回戦　対 同志社大
2014年１月７日（火）
帯広の森第二アイスアリーナ

1回戦を快勝で飾り、2回戦へ進んだ法大。この試合も力の差を見せつけ圧勝。同日夜に行われる準々決勝へ弾みをつけた。

いざ、決戦へ！

戦評

　第1ピリオド開始早々試合が動いた。1分50秒、ゴール右からFW山田淳哉が打ったシュートのリバウンドをFW中口郁弥がゴールに放り込み先制。その後は法大がパックを支配し、相手にシュートチャンスを作らせない。早い段階から4セット目も投入し、4セット回しで試合を進めていく。ところが8分手前、アタッキングゾーンでのフェイスオフ直後にパックが同大に渡ると、そのまま一気にディフェンディングゾーンへ。ゴールを決められ、ミスから同点に追いつかれてしまう。しかし10分ごろ、FW磯田祥平が放ったシュートのリバウンドをゴール付近にいたFW吉田厳介が叩き、すぐさま勝ち越しに成功する。さらにPPとなった直後の14分46秒、左サイドからのパスを受けたFW岩槻翔悟がゴール。第1ピリオドで2点のリードを奪う。

　続く第2ピリオドは相手キーパーの守備にも阻まれ、なかなか得点することができない。しかし中盤から法大の猛攻が始まる。10分ごろ、右から上がってきたFW木戸啓太のパスを受けFW間山慎也がゴール左からシュート。15分24秒にはゴール左裏からFW村上亮が5点目を決めると、16分半ばにも吉田がリバウンドをゴール右へ放り、この試合2ゴール目を記録。18分にも木戸が1回戦に続くゴールを決め6点差、同大を大きく突き放した。

　最終ピリオドは反則も目立ち守備の時間が多くなるも、失点を許さず試合終了。ベスト8入りを決め、早大が待つ準々決勝へ駒を進めた。（熊谷優）

試合後の選手のコメント

DF酒井大之

―今の試合を振り返って
昨日の試合、ちょっと法政の動きが悪くて、それを修正しようと思ってやったんですけど、あんまり良くなくて、早稲田戦しっかり気持ちを切り替えてやっていけたらなと思います。

―その悪かった点とは具体的には
相手にパックをカットされすぎとか、本当に簡単なことだったんですけど。法政が相手に合わせてたというか。

―リーグ戦からの怪我から復帰しましたが調子は
怪我の影響はありますね、やっぱり。テーピングしながらやっているんですけど、まだ本調子ではないというか、６０分出ることに不安はないんですけどスピードとか早稲田は速いんで。ついていけるかどうかが不安ではありますね。

―早稲田戦までの間、短いですがどのように過ごされますか
そんながちがち生活しないで、今の試合も４つめとかも出ていたんで、そんなに疲れとかもないんで何も気にしないで早稲田のことだけ考えて過ごせたらいいなと思います。

―ベスト８の壁を壊すためにどのようなモチベーションでいきたいですか
自分は４年目ですけどベスト４とかいったことないんで今回も早稲田に勝って夏に負けた関大にリベンジして決勝行きたいと思います。