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【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 1日目 男子シングルス・ダブルス1回戦レポート

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【テニス】関東学生新進テニス選手権大会 1日目 男子シングルス・ダブルス1回戦レポート

関東学生新進テニス選手権大会 1日目 男子シングルス・ダブルス1回戦
2014年2月28日(金)
青山学院大学緑が丘グラウンド内テニスコート、創価大学内ビクトリーコート

雨の影響で開幕が1日遅れた関東学生新進テニス選手権大会。初日は男子シングルス、ダブルスの両方が行われた。シングルスからは塚越雄人(経1)の1人、ダブルスには4組が出場。温かな気候のもと2014年のテニスシーズンが幕を開けた。

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激闘を制し喜びの雄叫びをあげる塚越

試合結果

 

男子シングルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
 塚越 雄人 6-2,3-6,7-5 須田 恭平(順大)

男子ダブルス1回戦

勝敗 選手名 スコア 対戦相手
小林 理久(スポ2)・長田 和典(スポ1)  3-6,3-6 野田 哲平・権 大亮(慶大) 
 大塚 拳之助(経3)・竹内遥丞(社3)  4-6,7-5,5-10 今諒哉・切詰魁(明大)
杉本 椋亮(社2)・ヘルナンデス匠(青学大) 6-4,6-1 前島克哉・鈴木純(立大)
羽倉克樹(経2)・村上彰啓(経1) 7-6(4),4-6,4-10 由井健人・関谷颯汰(青学大)

戦評

 第1シードとして今大会に挑んだ小林・長田ペア。しかし、初戦から苦戦を強いられる。出だしは好調も徐々に相手のペースの呑まれていく。第1セットを落とし、第2セットも自分達のテニスをすることが出来ない。終わってみればまさかのストレート負けを喫した。第3シードの大塚・竹内ペアは第1セットを落とし、迎えた第2セット。劣勢のまま進んでいたが、第7ゲームで幾度となるデュースの末、このセット初のキープ。ここで流れを掴むと逆転でセットを奪い返す。ところが、迎えたスーパータイブレーク、後半に5連続ポイントを奪われ、巻き返すことなく敗れてしまった。第1、3シードが共に1回戦で姿を消す波乱の展開になった。

 敗れたペアと対照的に輝きを見せたのは杉本。今大会は法政の選手ではなくヘルナンデス匠(青学大)とペアを組んだ。高校時代にダブルスを組んでいたという二人は相性抜群。大胆に攻めていき、圧倒的な強さでストレート勝ちを収めた。(青山学院大学会場:芳野史征)

 

 羽倉・村上ペアは第1セット、競りながらもタイブレークを7-4で制し、流れに乗ると思われた。第2セット3-3で迎えた第7ゲーム、村上のサービスゲームだったがブレイク。ここから流れは一気に相手に。「ズルズルいってしまった」と、第2セットを奪われると、スーパータイブレークも圧倒され、初戦敗退となった。

 今日シングルスで唯一の出場となった塚越は、第1セット持ち前の安定感のある試合運びで、6-2と圧倒。しかし第2セット、ミスが出始める。第4ゲームをブレイクされると、展開を変えられず3-6で奪われる。迎えたファイナルセットも0-3と、リズムにのれない。第4ゲーム、長いラリーを制し、ブレイクしたのは塚越だった。相手の足が動かなくなったのを塚越は見逃さず、反撃。5-4と逆転する。その後追い付かれるも、最後は「あきらめないでやった」と、気持ちで上回った塚越に軍配があがった。

雪による練習不足で、納得のいくプレーが出来ない選手が多いが、その中でも自分を信じて戦ってほしい。(創価大学会場:渡邉大地)

 

選手コメント

羽倉克樹・村上彰啓(フルセットの接戦を惜しくも落とす)

―今日の試合振り返って
羽倉:ファースト取って、勝てる試合だったけど、ブレイクされてから何かしら変えようかなと思ってたけどそのままズルズルいってしまってダメでした。
村上:要所要所、大事なところでミスしたのがもったいなかったし、簡単なミスだったので、なおさらです。

ー合宿で取り組んだことは試せましたか
羽倉:ボレーとか強化してきたのですが合宿終わってから雪で練習できてなくてっていうのもあって、あまり出来なかったです。ボレーで前につめて打つのが、出来なかったです。
村上:自分は、合宿期間中捻挫していたので合宿に参加してません。

ー春関に向けてどんなことを取り組んでいきたいですか
羽倉:春関では本戦出て勝てるように、試合に多く出て技術もメンタルも今よりは強くしたいです。
村上:とにかくたくさん試合に出たいです。

塚越雄人(2時間半の激闘を制す)

ー今日の試合振り返って
合宿をやって、そこで体力とかトレーニングをしていたんですけど、雪で全然練習出来なかったっていうのは言い訳になるんですけど体力的にキツかったです。でも、最後は相手よりも足が動いていたのでよかったなと思います。

ー長い試合でしたね
しんどかったです。応援に先輩とかいたのであきらめないで、簡単には負けられないなと思い頑張りました。

ー合宿ではどんなことを強化してきたのですか
体幹とかダッシュを安田さんのトレーニングで鍛えて、いい感じの体はできたのかなと思いました。

ー新進の目標は
第4シードがついちゃったので、早くには負けられないので、一つずつ集中して優勝を目指したいです。

ー次の試合に向けて
次も同じ1年が相手で、同期には絶対負けたくないので厳しい試合にはなると思いますが、勝ちたいです。

フォトギャラリー

  • 02281激闘を制し喜びの雄叫びをあげる塚越
  • 02282サーブを放つ塚越
  • 02283高校コンビ復活!
  • 02284ボレーを決める杉本
  • 02285力及ばず無念の初戦敗退
  • 02286主将・副将ペアも勝利ならず
  • 02287フルセットを戦い抜いた村上(手前)・羽倉ペア
 

 

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