【特集】第8回体育会卒業生を送る会

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【特集】第8回体育会卒業生を送る会

2014年3月23日(日)

法政大学外濠校舎薩埵ホール

今回で8回目を迎える「体育会卒業生を送る会」が3月23日、市ヶ谷キャンパス薩埵ホールにて開かれた。

 第1部は表彰式となっており、法政大学総長兼、体育会会長の増田壽男氏や、この会の主催者である法友体育会会長の五明公男氏から卒業生への祝辞が述べられた。卒業生代表のお礼の詞では、陸上競技部に所属し日本選手権で優勝の経験を持つ矢澤航が、緊張の面持ちで挨拶を行った。

 第2部の懇親会は各部活動の記念撮影や、部活動の枠を超え4年間切磋琢磨してきた仲間たちと笑顔で談笑しあう時間となった。最後は応援団、吹奏楽部、チアリーディングによるアトラクションで会に華を添える。全員でスクラム校歌を熱唱し、感動の雰囲気で体育会卒業生を送る会は幕を閉じた。

 法政で学んだことや、体育会での思い出を胸にそれぞれの道へ巣立っていただきたい。卒業生全ての方々にエールを込めて。(宮城風子)

 

卒業生のコメント

鈴木世奈(スケート部アイスホッケー部門・ソチ五輪出場)

卒業生を送る会に出席しての感想は
この会に初めて出席してみて、私はインカレには出れなかったんですけど、4年間お世話になった法政を背負って戦えたことがすごく嬉しいです。4年生の最後に法政の名前を背負ってオリンピックに出場できたことが1番嬉しいです。

4年間を振り返っての思い出は
スケート部だけではなく「チーム法政」の一員として、ラグビー部など他の部からも刺激をもらってトレーニングに励めたことです。

今後の抱負は
また冬季オリンピックが4年後にありますが、一度気持ちを切り替えないとオリンピックで勝てないと思います。一度自分を見つめ直して、新たな環境で法政大学での4年間を生かし、オリンピックに向けて頑張りたいと思います。

 

 

 

 

田子祐輝(陸上競技部・駅伝部主将)

卒業生を送る会に出席しての感想は
自分は功労者賞を受賞して参加したのですが、この会に呼んでいただいて本当に感謝しています。

4年間を振り返って
小さい頃から「箱根駅伝」というものにすごく憧れていて、それを実現するために、自分の今までのスタイルに1番合うような大学はどこだろうと考えた結果、法政大学を選びました。高校生の時は大学に入れば簡単に箱根駅伝に出場できると思っていたんですけど、実際に入学して大学1、2年の時に予選会で落選してしまい、箱根駅伝は出るのでさえこんなに苦労する大きな舞台なんだなと実感しました。しかし、2年生の時は幸い、学連選抜という形で出場させていただいて、3年生の時は故障だったり、不調だったりで出場できなかったんですが、最後の4年生の時に再び出場することができました。大学で2回、夢で憧れの舞台だった箱根駅伝に出場させてもらったことに感謝しています。また、法政大学に入学させてもらって本当に良かったなという気持ちでいっぱいです。

卒業後、競技から離れられるということですが
もともと実業団に行くかどうかは、かなり悩みました。でも、自分の中で1番の夢は箱根駅伝というものしかなくて、それ以降の具体的な人生のプランというものがなかなか見出せませんでした。それなら箱根駅伝に向かって活動して、そこで一区切りをつけようと思っていました。その結果、卒業後に競技から離れて普通に就職という道を選びました。

今後の抱負は
全く競技とは違う道に進むんですが、中学から大学までの陸上競技を通しての10年間は今後も色々な意味で糧になると思うので、それを生かして新しい舞台で飛躍できるように頑張っていきたいと思います。
 

矢澤航(陸上競技部・日本選手権優勝)

卒業生を送る会に出席しての感想は
毎年この会には呼ばれていますが、実際自分が卒業する立場になって、特別な場だなと思いました。

4年間を振り返って
法政大学の環境が素晴らしかったということが挙げられます。寮生活や高校からの仲間に囲まれて競技ができたことは、今後の人生でおそらくないくらいに濃密な4年間だったと思いますし、素晴らしい学生生活だったと思います。

今後の抱負は
世間では東京オリンピックのことが騒がれていますが、僕自身、行く気でいたロンドンオリンピックに自分の失敗で行くことができなかったという背景がありますので、今の段階では東京オリンピックというより、2年後のリオオリンピックに向けてトレーニングしています。まずは来年の世界陸上に出場して、2年後のリオでは決勝に進めるような選手に成長したいと思います。
 

玉城安剛(重量挙部・インカレ個人連覇)

卒業生を送る会に出席しての感想は
最高です。それだけです。

法政大学での4年間を振り返って
法政に来て、本当に良かったという喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。

ー一番の思い出は
4年間の毎日の寮生活で部員のみんなと過ごしてきたことです。

今後の抱負は
今後競技を続けるのですが、法政大学という誇りを持ち続けて、将来は世界で活躍できる選手になりたいと思います。

 

フォトギャラリー

  • 1x会場全員がスクラム校歌を熱唱
  • 2n表彰されるアイスホッケー部門鈴木
  • 3hお礼の詞を述べる陸上競技部矢澤
  • 4j元法大総長の増田氏(左)と法友体育会会長の五明氏(右)
  • 5th法政大学応援団がエールを送る
  • 6mjチアリーディング部によるパフォーマンス
 

 

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