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【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第1節 vs東農大 開幕戦を白星発進で飾る!長山新体制上々の船出

【サッカー】関東大学サッカーリーグ 第1節 vs東農大 開幕戦を白星発進で飾る!長山新体制上々の船出

JR東日本カップ2014 関東大学サッカーリーグ戦2部
第1節 対東京農業大学
2014年4月6日(日)足利市総合運動公園陸上競技

今年も関東大学サッカーリーグ戦が始まった。12チーム合計22試合で行われる本リーグ戦。10年の2部降格以来、法大は今年で4年目のシーズンを迎えることとなる。OBの長山一也新監督が掲げる「最多得点・最少失点での2部優勝」を達成するための第一歩は、見事1-0での完封勝ちを収めた。

試合結果

トータル試合結果


法大
0 前半 0 0
東農大
後半 0

得点とアシスト

時間 大学 得点者 アシスト
86分 法大 伊藤 航希

警告

時間 大学 選手名
23分 法大 宗近 慧
24分 東農大 村山 翔
54分 法大 宗近 慧
60分 東農大 矢口 隆行

警告

時間 大学 選手名
54分 法大 宗近慧

戦評

 この日の足利市の天候は晴れ、時折強い風が吹くものの、良好な気候の中今シーズンの開幕の笛が鳴った。序盤から積極的にボールを動かし、東農大陣地に攻め込む法大。サイドハーフの白石と三田を中心に積極的に仕掛け、前線では高橋・清水の2トップが運動量豊富にチャンスを伺うが中々決定機を生むことはできない。13分、三田の仕掛けからコーナーキックを奪う。左からのCKは西室がニアサイドを狙うが、これも決定機にはつながらない。その後も15分に西室がCKで今度はファーサイドを狙うなど、様々な形でセットプレーのチャンスを活かそうとするもゴールを奪うことはできない。一方守備では、全員が継続的に東農大へプレッシャーをかけ続け、チャンスを与えなかった。膠着状態が続いた30分、中盤で高橋のパスを受けたFW清水がドリブルで持ち込みエリア左からミドルシュート。ゴールの隅を狙ったシュートは決まったかと思われたが、東農大GK矢口のパンチングではじかれる。この後はお互いチャンスらしいチャンスを作れないまま前半終了。勝負は後半へ持ち越された。

 エンドが変わった後半。メンバーを入れ替えずに臨むが、立ち上がりは東農大ペースになってしまう。しかし7分、白石の突破からCKを奪う。得点のチャンスを思われたが、逆に競り合いにおいて宗近のプレーに対してイエローカード。この厳しい判定で2枚目を受けた主将が退場することとなり、法大は数的不利の苦境に立たされる。長山監督はMF三田に代えてDF山田を投入。清水を右サイドに下げ、高橋のワントップの布陣に代えて対応する。あくまで「勝ちに行く」姿勢はこの後のメンバーチェンジにも表れ、75分には高橋に代えて実践で調子を上げている相馬を、86分には清水に代えて長山監督が「(ミドルの)強烈な一発を持っている」と話す青島を投入して、数的不利ながらあくまで勝ち点3奪取のため戦い続ける。するとこの思いが通じたか、91分に左からのCKのこぼれ球をこの日リーグ戦初出場の伊藤が押し込み待望の先制点をあげる。この後は、この貴重な一点をDF田代を中心に死守し、見事に勝利をもぎ取った。

 開幕を白星で飾った法大。次節は主将の宗近が出場停止となりベストな陣容で臨むことはできないが、1部昇格のため、そして「最多得点・最少失点での優勝」という目標達成のため負けられない戦いが続く。

コメント

長山監督

-白星発進おめでとうございます、今日の試合の総括をお願いします
開幕戦なので、今日は堅い試合になると思っていました。また、グラウンドのコンディションもあまり良くなく、いつも人工芝でやっている分そこは対応しきれていないところもありましたね。宗近キャプテンが退場して、逆にいい意味で吹っ切れてプレーできたのが良かったです。

-どのようなゲームプランで臨みましたか
いつも通りサイドを使いながらボールを回そう、ボールを動かしてゴールを目指そうということを伝えていました。時々そういったプレーもありましたが、中々多くの回数作ることはできませんでした、自分たちのプレーができていませんでしたね。

-0-0で迎えたハーフタイムにはどのような声掛けをされましたか
今日は試合をやる前に「楽しんでプレーしよう」というテーマを伝えていました。開幕戦のメンバーを彼らが勝ち取れたのは、彼らのそれまでの取り組みだったりのおかげなので、そこをリスペクトしながら楽しんでほしかったので。しかし、固さのせいで前半はそういった部分を感じられなかったので「もうちょっとダイナミックに思い切ってやっていいんじゃないの」と伝えましたね。

-引き分けも見えてきた中で清水選手から青島選手と攻撃陣に変化を入れたのは、「点を取りに行け」というメッセージか
アオシ(青島選手)は練習でもトレーニングマッチでも、力強いミドルシュートでの一発があるので、それを期待していました。今日も一本惜しいのがあり、彼も試合後行ったと思ったと話してましたね。そういったイメージもありますし、彼は試合の途中からアクセントをつけられる選手ですね。

-高橋選手と相馬選手の交代については
相馬もずっと調子が良かったので、今日もずっとだそうというプランを元から持っていました。その中で健哉(高橋選手)が数的不利後ワントップになっていたこともあり、体力的にキツくなって彼のところでボールが落ち着かなくなっていたので交代しました。

-次戦に向けて
今日は非常に粘り強くプレーでき、それは彼らのここまでの取り組みの賜物ですね。ただ、まだまだ質だとかやりたいサッカーには程遠いので。勝ってこういった反省ができるのは非常にいいことなので、強いチーム・面白いチームを目指して今後も頑張っていきたいと思います。

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