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【サッカー】第95回関東大学サッカーリーグ戦 第10節 法大 0-1 早大 後半の反撃もあと一歩及ばず。セットプレーから痛恨の失点で4試合ぶりの黒星。

2021年06月20日(日)
JR東日本カップ2021 第95回関東大学サッカーリーグ戦 1部 法大ー早大
三ツ沢陸上競技場

前節宿敵明大を2-0で下し、単独首位の座を死守した法大。今節も上位対決となる早大との一戦に臨んだ。前半31分。ショートコーナーからピンチを迎えると、クロスを頭で合わされ先制点を献上し、一点ビハインドで前半を折り返した。前半とは一転し、法大がボールを支配し猛攻を仕掛けた後半。77分。田部井涼のフリーキックのこぼれ球を松井蓮之が押し込むも、ゴールはオフサイドとみなされ、得点は認められず。その後も早大守備を崩すことは出来ず試合終了。0-1で黒星を喫した。

わずかな時間ではあったが田部井ツインズのマッチアップも実現。後期でのリベンジを誓う。

試合結果

トータル試合結果

0
法政大学
0 前半 1 1
早稲田大学
0 後半 0

試合スタッツ※交代は法大のみ記載

時間 経過 大学 選手名 得点経過
31分 得点 早大 大西翔也 0-1
58分 交代 法大 飯島陸→中井崇仁
交代 法大 安光将作→中川敦瑛
74分 交代 法大 佐藤大樹→大塚尋斗
79分 交代 法大 田中和樹→伊藤綾汰

スターティングメンバー

ポジション 背番号  選手名 学部・出身校
GK 12 中川真 スポ2・徳島市立
DF 29 今野息吹 経済2・三菱養和SCユース
DF 3 宮本優 現福4・清水エスパルスユース
DF 34 落合毅人 経済3・新潟明訓
DF 16 萩野滉大 現福3・名古屋グランパスU18
MF 6 松井蓮之 スポ4・矢板中央
MF 7 安光将作 社会4・ジェフユナイテッド千葉U18
MF 11 田中和樹 社会4・浦和学院
MF 14 田部井涼 経済4・前橋育英
FW 10 飯島陸 経済4・前橋育英
FW 20 佐藤大樹 経済4・北海道コンサドーレ札幌U18
サブメンバー
GK 21 近藤壱成 経済3・ジュビロ磐田U18
DF 23 市川侑生 現福2・浜松開誠館
DF 26 高嶋修也 経済3・明秀日立
MF 8 伊藤綾汰 現福3・尚志
MF 25 吉尾虹樹 現福2・横浜Fマリノスユース
MF 36 中川敦瑛 経済1・横浜FCユース
FW 4 中井崇仁 スポ4・尚志
FW 9 久保征一郎 経済2・FC東京U18
FW 19 大塚尋斗 社会3・矢板中央

 試合後順位表

順位 大学名 勝点 試合数 勝-分-負 得点/失点 得失点
1位 法政大 20 10 6-2-2 16/9 7
2位 駒澤大 18 9 6-0-3 19/18 1
3位 明治大 18 10 5-3-2 15/14 1
4位 早稲田大 17 9 5-2-2 11/8 3
5位 順天堂大 14 9 4-2-3 19/18 1
6位 流通経済大 13 8 4-1-3 21/13 8
7位 筑波大 12 10 4-0-6 16/18 -2
8位 慶應義塾大 11 10 4-0-6 13/16 -3
9位 立正大 10 10 3-1-6 11/16 ‐5
10位 桐蔭横浜大 10 10 3-1-6 17/23 -6
11位 拓殖大 8 9 2-2-5 12/14 -2
12位 国士舘大 8 8 2-2-4 9/12 -3

 

前期リーグ途中経過

日付 対戦校 結果 会場
1 4月3日 駒澤大 ○3-1 江東区夢の島競技場
2 4月10日 流通経済大 △0-0 流通経済大学龍ケ崎フィールド
3 4月25日 立正大 ○1-0 レモンガススタジアム平塚
4 4月28日 慶應義塾大 ○4-2 非公開
5 5月2日 国士舘大 ○1-0 非公開
6 5月15日 順天堂大 ●1-3 東金アリーナ陸上競技場
7 5月29日 筑波大 ○4-2 駒沢オリンピック公園陸上競技場
8 6月5日 拓殖大 △0-0 非公開
9  6月13日 明治大 〇2-0 非公開
10  6月20日 早稲田大 ●0-1 三ツ沢公園陸上競技場
11  6月26日 桐蔭横浜大 非公開

マッチレポート

前節宿敵明大を2-0で下し、単独首位の座を死守した法大。今節も上位対決となる早大との一戦に臨んだ。前節からスタメンを3人変更し、DFには今野息吹(経2=三菱養和SCユース)、FWには佐藤大樹(経4=コンサドーレ札幌U18・町田ゼルビア内定)、前節今季初ゴールをマークした飯島陸(経4=前橋育英)が起用された。

前半試合を支配したのは早大であった。激しいプレスからボールを奪われ何度もピンチを迎えるも、GK中川真(スポ2=徳島市立)を中心に集中した守備で得点は許さない。先制点を奪いたい法大であったが、早大の圧力を前になかなか自分たちのリズムをつかむことができず。試合が動いたのは前半31分。ショートコーナーからピンチを迎えると、クロスを頭で合わされ先制点を献上してしまう。その後も法大は、同点ゴールを奪うべく果敢に攻めるも、早大のコンパクトな守備に苦しみ決定機を生み出すことは出来ず。一点ビハインドで前半を折り返した。

後半、法大が逆襲を仕掛ける。前半とは一転し、法大がボールを支配し猛攻を仕掛けるも相手GKのファインセーブなどもありなかなかゴールを割ることができない。77分には田部井涼(経4=前橋育英)のフリーキックに大塚尋斗(社3=矢板中央)が頭で合わせ、そのこぼれ球を松井蓮之(スポ4=矢板中央)が押し込むも、ゴールはオフサイドとみなされ、得点は認められず。その後、何度もチャンスは作るものの早大守備陣を崩すことは出来ず、試合終了。早大に0-1で黒星を喫した。

優勝に向けて痛い敗戦となった今節だったが、試合後長山監督が「内容の所は向上している」と語ったように収穫も多い試合となった。4月に開幕したリーグ戦前期も残り一試合。この敗戦を糧に前期最終節を勝利し、首位でリーグ戦を折り返すことができるか。

(取材/二瓶堅太・山口裕暉)

セットプレーから痛恨の失点

選手コメント

長山一也監督

―試合を振り返って
連勝できるように準備をしてきた中で、内容はすごく向上しつつあり、チャンスの回数も増えてきているので、仕留められるようにしていかなければならないなと思います。

―前節ベンチスタートだった佐藤大樹、飯島陸を今節はスタメンに起用しましたが狙いは
前節(飯島は)途中から出て点を取ったというのもありますし、一週間常に競争させている中でパフォーマンスが良かったので起用しました。今日も途中から入った中井とか大塚も、効果的にチャンスは作ってたんですけど、最後決めきるというところが欠けていたので、そこは修正していく必要があるかなと思います。

―途中出場した大塚選手の調子は
週中でフロンターレさんと練習試合をする機会があって、その時に(大塚)尋斗も決めていて、調子の良さが見えたので途中からですけど起用しました。シュートの本数も多かったと思いますし、惜しいシーンもあったんですけど、なかなかゴールにはならなかったので、次は得点に期待したいですね。

―早大のコンパクトな守備に苦しみましたが
前半のところで、もう少しトップ下の選手が狭い中でも前を向ける状況を作りたかったんですけど上手くいきませんでした。後半はそうした中でも、中井などが(ボールを)捌ける状況だったのでチャンスを作れていたかなと思います。チームとして打開できるような攻撃を今後身に着ける必要があるのかなと思っていますし、これからブロックを敷いてくるようなチームが出てきたり、研究されてくると思うので、そこを崩せるだけのクオリティが求められてくるのかなと思います。

―この敗戦を次の試合にどう生かしていくか
足を振るタイミングだとか、後はシビアな状況でボールを捌いてマイボールにする、最後の所で完結するようなプレーが出せるように、クロスの所とヘディングのクオリティも含めて、最後の所はもう少し上げていく必要があるのかなと。ゴールになりそうなシーンでしっかりと叩いてヘディングシュートをしたりだとか、基本なんですけどそこがやっぱり徹底できないとゴールが割れないと思います。もちろん思い切って足を振るのも大事ですけど、シュートの中でもこだわり持って打つことによってこぼれが出てきたりだとか、ゴールの確率は増えると思います。いいところまではボールを運べるようになってきていて、その回数は明らかに開幕当初より増えてきています。その中でしっかりと決める作業とリスク管理の所で、数少ない相手のチャンスでそのまま決められてしまうような状況がセットプレー含めてあったと思うので、そこの部分をもう一回やっていけるようにしたいと思います。

―次で前期折り返しですが、首位で折り返すことに監督自身意識はしていますか。
特にはしていないです。毎試合毎試合しっかり準備してというところなので、前期もちろん首位で折り返すのがベストだとは思うんですけど、前期終わった時の順位が最後の順位、優勝が決まるわけではないので、しっかりと前期ラスト勝ってアミノバイタルカップに行けるようにしたいです。最終的に後期の終わるときに頂点に立てるように、一つ一つの積み重ねだと思うので、次連敗しないように勝ち点3取れるように準備していきたいと思います。

田部井涼

―今日の試合を振り返って
押し込む時間が長い中で決めきれなかったというのが一番の反省です。やっぱり練習から切羽詰まった状況でやりたいなと感じましたし、そこは修正していきたいなと改めて感じた試合でした。

―セットプレーからの失点でしたが
何個かピンチはありましたけど、締めるべきところを締められなかったというのは、チームとしてサッカー面でもそうですし、それ以外の所でもまだまだ隙があったのかなというのは感じています。セットプレーの練習はトレーニングでもあるんですけど、そこの集中力をもっと上げないと、早稲田さんはそういう所で力を発揮してくるチームだったので。そこを今後生かしていかないと今日の負けは意味がなくなってしまうので、しっかり生かしていきたいなと思います。

―終盤も詰め切れるようなチームにならないといけないということですか
そうですね。本当にその通りで、突き詰める作業が一番かなと感じています。前期の初めのころというのはどっちに転がるかわからないという試合を物にしてきた感じだったんですけど、最近はゲームを握る展開が多くて、拓殖戦もそうですけどどちらかというと勝つべきゲームを落とす試合が増えてきています。やっぱり内容に満足するのではなくて、突き詰めるべきところはもっともっと突き詰めないと5冠にはたどり着けないなと改めて痛感した試合でした。

―終盤には田部井悠選手との共演が見られましたが
同じ背番号だったのでちょっとびっくりしました(笑)。14番つけるみたいな話を前にしていたんですけど、本当につけるとは思っていなくて。もっとプレー時間が長ければお互いマッチアップできたかなとは思うんですけど、入ってきたときは素直にうれしかったです。後期にも試合がありますし、早稲田というのは自分の中で悠もいるというのもあってライバル意識が強いので、しっかり借りを返せるように、リベンジしたいという気持ちが負けた後すぐに出てきました。それくらい悔しさが残る試合ではありました。

―来季加入予定の横浜FCの本拠地三ツ沢での試合でしたが
自分の中でモチベーションは高かったですし、プレー自体も何個かイメージ通りと言うか、今自分が意識していることを出せた部分はありました。ただ、やっぱり勝たせないと意味がないというか、横浜FCも今は苦しい状況で、それを考えたときにやっぱりいいプレーももちろん大事なんですけど、(結果に)直結するプレーと言うか勝利に貢献できるプレイヤーにならないと評価されないなと自分で感じていて、チームの結果は個人の結果ととらえてまだまだ上手くなりたいなというのが第一ですね。

―現在一位ですが、キャプテンとしてどう捉えていますか
順位的にはまだ下と詰まっていますし、こういう試合を落としてしまったというのはまだまだ弱さがあると思います。一位だからすべてOKというわけではないですが、自分たちの良さというのを改めて確認できた試合でもあったので、でもその中でもなぜ自分たちが一位になっているのかというのも見つめなおして自信を持ってやっていきたいです。やっぱり最後に首位になっているというのが大事なので、課題に対しては突き詰める作業をこれからしていきながら頑張っていきたいと思います。

―監督が攻撃の形は良くなっているとおっしゃっていましたが、中盤から見ていて手ごたえというのは感じていますか。
そこは会話量というかコミュニケーションを増やしていて、自分と蓮之が中心になってやるというのは意識しています。今までだと型にはまりすぎているところがあったんですけど、そこを(今年は)柔軟にというか、自由に僕と蓮之がボールを引き取って前に着けるという作業をするようになってから、ビルドアップからバイタルエリアに入るまではすごい良くなってきていると思います。それに加えて陸とか大樹は背後や足元ががすごくいいバランスでやれていると思うので、後はやっぱりバイタルの中でいかに勝負できるかと言うのがこれから強くなるうえで間違いなく欠かせないところだと思います。そこはもう一つギアを上げてやっていかなければならないなと感じています。

フォトギャラリー

試合の写真は、スポーツ法政新聞会の公式ツイッター、また公式インスタグラムに掲載いたします。

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